元・三十路迷走日記

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2016年08月29日
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日本の一般的な夏ソングって、
アゲアゲ系(死語)のものが多いけど、
若くないのでそういうのはもう結構。
ユルめの心地いい音楽でまったり夏を楽しみたい。


季節:夏
シーン:街中でも自然の中でもどこでも。夕方

スライドギターの名手、ライ・クーダーに見いだされた
キューバのお年を召したミュージシャンの集まり、
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。


日本でも大ヒットしました。

サルサは今やダンスや音楽の1ジャンルとして確立されて
キューバ以外でも愛されているわけですが、
元々は庶民が一日の仕事を終え、酒でも飲みながら
日々の鬱憤を晴らすために楽しむもので、
彼らの生活の一部みたいな、DNAに刻み込まれた音楽ですよね。
個人的には、どんなに楽器や独特のリズムパターンなんかを
マスターしても、結局、本場には敵わないんじゃないかと。

じいちゃんたちの奏でるサルサには、肩の力の抜けた脱力感と
日本のサラリーマンが仕事終わりに生中をグビッと飲んで
「ぷはー!このために生きてるよなー!!」って

そんなものが詰まっています。

そしてとことんまで熟成されたグルーヴは
ゆったりとしながらもやはり情熱的で官能的、
どこか物悲しさもあり、人を酔わせる魅力があります。

ワーって騒ぐんじゃなくて、

ユラユラ体を揺らしたい、という意味では
踊りたくなるアルバム。

たぶん向こうは年中夏だから、日本みたいに
夏を謳歌しようという気迫がないんでしょうね。
暑さをやり過ごすための音楽だから、気持ちいいんだと思う。

どこか日曜の終わり的な物悲しさもあって
夕方に聴くと最高にしっくり来ます。





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Last updated  2016年08月29日 18時22分05秒
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