misty247

misty247

2011.05.27
XML
テーマ: 点字・点訳(23)
カテゴリ: 点字・点訳
 点字図書館で得たアドバイスのおかげで、点字を書くことは、もう般若心経を写すよりも敷居の低いことに思われた。安心しきった私は、その後忙しくなったこともあり、この作業を中断してしまった。
 結局、点字器を調達するよりも、ハガキを出す期限が先に来てしまい、当の視覚障害者には墨字(点字の対義語)のみの情報で投函した。
 点字は意外と簡単に書けることが分かったとはいえ、実際に、伝えたいことの点字凸面のついたハガキを作成するというのは、それなりの努力がいるということだ。

 当初の使用目的には手遅れとなってしまったが、その後、点字器を入手した。日本点字図書館製 N632小型点字器 6行×32マスである。『 点訳のしおり 』という、基本的な点訳規則が書かれてある教本も手に入れた。

N632 小型点字器の写真

 おそらく届いた郵便物は視覚障害者が手にする前に、ご家族の方や介助者の方が仕分けして、必要な事柄は墨字であっても伝わるだろうから、点字でないと困らせるということはないと思う。しかし、伝達事項が墨字で書かれていても、要点や日時など後から再確認したい内容や、「ありがとうございました」の一言だけは、点字を書き添えておきたい。
 そういう機会が今後あるかどうかは分らないが、準備に手間取って怠慢してしまった今回の失敗を繰り返さないために、点字器だけは持っておくことにしたのだ。
 これで、いつでも点字付きのハガキを出すことができる。  <つづく>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.05.27 14:55:10
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: