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1983年生まれのカントリー歌手ミランダ・ランバート(Miranda Lambert) の3rdアルバム『Revolution』(2009年9月) からの3曲目のシングル・カット(2010年3月)。彼女にとって初の、曲作りに参加していないシングルです。本来は、当時交際していた(2011年結婚、2015年離婚)ブレイク・シェルトン(Blake Shelton) のために書かれた曲でしたが彼女が気に入り、レコーディング。彼女にとって2曲目のプラチナ(100万枚)・シングル初のカントリー・チャート1位。グラミー賞においても最優秀楽曲ノミネート、最優秀女性カントリー・ボーカル獲得と彼女のキャリアにとって大きな1曲となりました。 YouTube の Miranda Lambert 公式チャンネルhttps://youtu.be/DQYNM6SjD_o 歌詞の和訳https://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023/#house歌詞のポイントは、もちろんタイトルになっている the house that built meというフレーズ。the house が目的語(たとえばthe house S built)ではなくme に対する主語になっています。この家が私という存在を形成した、ということですね。僕自身、2009年の秋に生家を人手に渡しているのでこの曲を聴くたびに心を揺さぶられます。(性格的に再訪する気にはなれませんが――逆に心が壊れそうだから)今回、この記事を書くために YouTube を繰り返し観ていたらコメント(1.3万件!!)にこんな一文が 私の家はシリア内戦で破壊されました訪れるかどうか別にしてthe house that built me が地上に存在するだけで幸せなのでしょう
2019/08/15
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プロローグマイケル・ウィリアム・マッサーは1941年3月24日、イリノイ州シカゴ生まれ。独学で音楽への情熱を膨らませつつも、両親の意向に従いビジネスの世界へ。若くして株の仲買人として成功し、ニューヨークの一等地(パンナムビル)のオフィスに通い、9部屋の高級アパートメントに妻子と暮らし、農場を所有。しかし彼の心は満たされず、それらすべてを捨て音楽の世界に飛び込む。デモテープがハリウッドの大御所作詞家ジョニー・マーサー(「ムーン・リバー」「酒とバラの日々」など)に認められ、カリフォルニアにある彼のゲストハウスに身を寄せる。1.Touch Me In The Morning / Diana Ross (1973)作詞:Ron Millerレーベル:Motownジョニー・マーサーに連れられて行った業界関係のパーティーでデトロイトから西海岸に拠点を移していたモータウンに声をかけられ、モータウンの金看板であるダイアナ・ロスへの楽曲提供というチャンスをつかむ。主に60年代(少年期)のスティービー・ワンダーをサポートしていたモータウン専属のソングライター、ロン・ミラーと組んだこの曲で作曲家デビュー。ダイアナ・ロスにとってスプリームスを脱退後のソロとして2曲目のビルボード1位となる。数多くの候補曲の中から選ばれる必要性からか、スタンダード志向の彼には珍しく非常に凝った曲構成となっている。2.Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To) / Diana Ross (1975)作詞:Gerry Goffinレーベル:Motownダイアナ・ロス作品の作曲家としての実績を着実に積み上げ、彼女の2作目の主演映画「Mahogany(マホガニー物語)」の音楽担当に抜擢。キャロル・キングとのコンビで60年代にヒット曲を量産したジェリー・ゴフィンが作詞を手がけた主題歌はダイアナ・ロス3曲目のビルボード1位となり、アカデミー賞の主題歌部門にもノミネート。作曲家としての地位を確固たるものとする。マイケル・マッサー楽曲の特徴がみごとに花開いた曲でもある。3.Ali Bom-ba-ye / Michael Masser & Mandrill (1977)(※Instrumental)レーベル:Arista「マホガニー物語」の音楽を高く評価したトム・グリース監督に声をかけられ、モハメド・アリの自伝を基にした本人主演(!!)の映画「The Greatest」の音楽を担当。アフリカのリズムと高らかに鳴る管楽器で気分が高揚するこの器楽曲は、前年に異種格闘技戦をおこなったアントニオ猪木に寄贈したとされ、猪木のテーマ曲「炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~」として日本では有名。「ボンバイエ」はザイール(現コンゴ)の首都キンシャサでのジョージ・フォアマン戦(もちろん、この1974年"キンシャサの奇跡"が映画のハイライト)での声援「Boma ye」(リンガラ語「やっちまえ」)が訛ったものと言われている。サウンドトラックの発売元はアリスタ。これを機にアリスタとの関係が深まる。4.The Greatest Love Of All / George Benson (1977) → "Greatest Love Of All" / Whitney Houston作詞:Linda Creedレーベル:Arista映画「The Greatest」主題歌。捨て身で飛び込んだ音楽の世界で幸運なスタートを切り、成功を手に入れた。しかしそれは多くの作曲依頼をこなすことに追われ消耗する日々の始まりでもあった。彼は疑念を抱き、リフレッシュするために旅に出る。向かった先はエルサレム。ユダヤ系である自らのアイデンティティを再確認し、そして他人の考えではなく自らの考えで行動し何よりも自分自身を愛さなければならないことに気付く。オリンピックで金メダルを獲得しても故郷のケンタッキーでは黒人であるというだけで差別されることに怒りメダルを川に投げ捨て、ベトナム徴兵を拒否したためにヘビー級チャンピオンの座とプロボクサーのライセンスを剥奪されても自らをグレイトの中のグレイト「ザ・グレイテスト」と呼び戦い続け王者に返り咲いたモハメド・アリ。マイケル・マッサーから作詞の依頼を受けたリンダ・クリードは、アリの生き方とマイケル・マッサーがイスラエルで得た考えを重ね合わせる。一方で、70年代前半にスタイリスティックスの「誓い(You Make Me Feel Brand New)」「You Are Everything」をはじめとするフィリーソウルの若き作詞家として成功を収めた彼女は、この直前に当時まだ20代で乳癌を告知される。残り少ないかもしれない人生への決意、あるいは残していく家族へのメッセージとも読み取れる。 信じてる 子供たちは俺たちの未来だ うまく教えて 道案内して 示してあげて 彼らが内に有するすべての美 自尊心を与えて そしたら楽になるさ 子供たちの笑いで 自分がかつてどうだったか思い返し 誰もがヒーローを探してる 人々は尊敬できる誰かが必要 俺はそれを満たす人は誰も見つけられなかった 孤独な所にいる だから自分に頼る術を学び はるか昔に決めたよ 決して誰かの影を歩かないと もし失敗したって もし成功したって まがりなりにも 信じるように生き たとえ何を 俺から奪ったとしても 尊厳を奪い去る事はできない なぜなら グレイテストな 愛情 が、起きている 俺に 見つけたよ グレイテストな 愛情 自分の中に グレイテストな 愛情 を獲得するのはたやすい 自分自身への愛を学ぶ それが グレイテストな 愛情 (繰り返し) そしてもし偶然 あの特別な所 お前が夢見ていた所が お前を孤独な所へ導いたなら 強さを見つけるだろう 愛の中1984年。アリスタ・レコードは契約した大型新人を業界関係者にお披露目するためのライブを拠点とするニューヨークでおこなう。そこに招かれたマイケル・マッサーは、自らが作った曲を耳にする。ホイットニー・ヒューストンが歌う「The Greatest Love Of All」に強い感銘を受けプロデュースを引き受ける。新人ホイットニー・ヒューストンのバージョン(The の取れた)「Greatest Love Of All」は、彼が手がけた中で最大のヒット曲となる。ホイットニーのミュージックビデオの舞台はニューヨーク、ハーレムにあるアポロ・シアター。黒人ミュージシャン(特にNY郊外と言っていいニュージャージー州出身のホイットニーにとっては)憧れの舞台。スターとしてその舞台に立った現在のホイットニーが夢に向かって走っていた幼い頃を回想するという筋書き。実の母親であるシシー・ヒューストンが温かく見守る母親役を演じている。5.Saving All My Love For You (すべてをあなたに) / Marilyn McCoo & Billy Davis Jr. (1978) → Whitney Houston (1985)作詞:Gerry Goffinレーベル:Columbia→Arista60年代に人気を博した5人組男女混合コーラスグループ、フィフス・ディメンションから夫婦そろって脱退したマリリン・マックーとビリー・デイビス・ジュニアのデュオに提供した、ジャズの要素の強い曲。しかし脚光を浴びたのは1985年のホイットニー・ヒューストンのカバー。この曲から7曲連続ビルボード1位という快進撃となる。家族のいる男性との不倫を歌うには35歳のマリリン・マックーよりも22歳のホイットニーの方が当然インパクトがあるのだが、イメージ悪化という親族の懸念を跳ね飛ばすほどのホイットニーの歌唱(グラミー賞 Best Female Pop Vocal Performance 部門を受賞)が、この流麗なメロディーを不朽のものとした。6.Some Changes Are For Good / Dionne Warwick (1981)作詞:Carole Bayer Sagerレーベル:Arista顧問弁護士としてコロムビア・レコード入りし、人材獲得で辣腕を発揮し社長に登りつめたクライヴ・デイヴィス。1973年に解任されるが翌年にはベル・レコードに迎え入れられ、アリスタ・レコードと改称。彼の力により多くの大物歌手が移籍してきます。60年代を代表する存在であるディオンヌ・ワーウィックも、そのひとり。マイケル・マッサーも曲を提供しますが、さらっとした歌い方が持ち味の彼女と壮大な楽曲の相性が良いとは言えず結果は残せませんでした。しかし彼女の姪(移籍組の最大の大物であるアレサ・フランクリンのバックコーラスも経験したゴスペル歌手シシー・ヒューストンの娘)ホイットニー・ヒューストンの存在を考えると、めぐり合わせの数奇さを感じます。7.Tonight, I Celebrate My Love (愛のセレブレイション) / Peabo Bryson & Roberta Flack (1983)作詞:Gerry Goffinレーベル:EMI「愛は面影の中に」(1972)「やさしく歌って」(1973)で2年連続のグラミー賞の最優秀レコードという史上初の快挙をなしとげ、ダニー・ハサウェイとの数々のデュエットもヒットさせたロバータ・フラック。ダニー・ハサウェイが1979年に亡くなった後、デュエット相手に抜擢したのは12歳下のピーボ・ブライソン。完璧を求めるマイケル・マッサーの厳しい指導の結果、ピーボ・ブライソンはデュエット歌手としての地位を確立し、「美女と野獣」(1991)「アラジン」(1992)とディズニー映画のデュエット主題歌に欠かせない存在となる。8.Hold Me / Teddy Pendergrass (duet with Whitney Houston) (1984, 1985) ← "In Your Arms" / Diana Ross (1982)作詞:Linda Creedレーベル:"In Your Arms" / RCA, "Hold Me" / Asylum→Aristaハロルド・メルヴィン&ブルーノーツのリード・シンガー、あるいはソロとして、70年代にセクシーなソウル歌手として人気を集めたテディ・ペンターグラス。交通事故で下半身不随となり、そこからの復帰作のプロデュースをマイケル・マッサーに依頼。ダイアナ・ロスに提供した曲をデュエット曲に作り変え、正式デビュー前のホイットニー・ヒューストンを(レーベルをまたいで)相手役に抜擢し、みごとヒット。ホイットニーのデビュー・アルバムにも再録される。9.You're Still My Man / Whitney Houston (1987)作詞:Gerry Goffinレーベル:Aristaデビュー・アルバム『Whitney Houston(そよ風の贈りもの)』では10曲中もっとも多い4曲の作曲・プロデュースを担当。セカンド・アルバム『Whitney(ホイットニーII〜すてきなSomebody)』は11曲中7曲を担当したナラダ・マイケル・ウォルデンが中心となりますが、マイケル・マッサーも質の高い2曲を提供。より高い評価を受けたのは通算5曲目の1位となりグラミー賞の最優秀楽曲にノミネートされた「Didn't We Almost Have It All」ですが、個人的な好みで、シングル・カットされていないこちらを選曲。楽曲は小粒な感じだが、どこまでも伸びて行くようなホイットニーの素晴らしい歌声は彼女のレコーディング作品でのベスト。10. Nothing Gonna Change My Love For You (変わらぬ想い) / Glenn Medeiros (1986,1987) ← George Benson (1984)作詞:Gerry Goffinレーベル:Warner→Mercuryジョージ・ベンソンの名作アルバム『20/20』(ワーナー)に収録されたシンコペーションの心地よい曲。ハワイのタレント・コンテストで当時15歳のグレン・メデイロスが歌い優勝。翌年に同曲でインディーズ・デビュー。ラジオで人気を呼び、メジャー・レーベルのマーキュリーと契約。ビルボード12位(1987年)、イギリスでは4週連続1位(1988年)の大ヒットとなる。11. Miss You Like Crazy / Natalie Cole (1989)(Preston Glass との共作)作詞:Gerry Goffinレーベル:EMIナット・"キング"・コールの忘れ形見という話題性とその名に恥じぬ実力で70年代半ばに華々しくデビューするも、その後低迷したナタリー・コール。ブルース・スプリングスティーンのロックンロール「ピンク・キャデラック」を流行のディスコサウンドに乗せてカバーというなりふり構わぬ形で前年に息を吹き返し(ホップ)、この曲では一転してポップ・バラードを歌いヒットを飛ばす(ステップ)。ビルボードのR&B部門とアダルト・コンテンポラリー部門で1位(総合チャート7位)、全英2位。マイケル・マッサーの厳しい指導とそれに見合う成果が2年後の特大ジャンプ、偉大な父という切り札を使った(生前の録音とのデュエットを含む)ナット・キング・コールのカバー集『アンフォゲッタブル』での栄冠(ジャズとしては異例のビルボード(5週連続)1位およびグラミー賞主要3部門独占)につながる。12. Greatest Love of All ("That's What Friends Are For : Arista Records 15th Anniversary Concert") / Whitney Houston (1990)作詞:Linda Creedレーベル:Aristaエイズ・チャリティを兼ねたアリスタ・レコード創設15周年記念イベントにおける圧倒的な歌唱。イベント名はエイズ基金へのチャリティーとして1985年にアリスタから発売された<ディオンヌ&フレンズ>名義(ディオンヌ・ワーウィック,エルトン・ジョン,グラディス・ナイト,スティービー・ワンダー)の「That's What Friends Are For (愛のハーモニー)」に由来(ビルボード4週1位・年間1位,グラミー賞最優秀デュオ/グループ部門受賞)。(それだけの逸材だったからではあるが)周囲のお膳立てで一気に大スターになったせいか、ホイットニーのライブの出来にはムラがある。しかしそうやって手塩にかけて育てられたレーベルへの恩返しの場であり、なおかつチャリティという最高の舞台での超本気モードは圧巻。原曲にちなんで例えるならばスポーツ選手のタイトルマッチのような、抜きん出た才能を持つ若者のみが放つ輝きに満ちた(そして短い後半生を考えると、なんと儚い)7分間です。エピローグリンダ・クリード…1986年4月、37歳で死去。ホイットニー「Greatest Love Of All」はアルバムが1985年、シングル・カットされたのが1986年の3月。リンダ・クリードが作詞した曲として初のビルボード1位になったのは亡くなった翌月の5月。ダイアナ・ロス…「ビリー・ホリデイ物語」、前述の「マホガニー物語」、主要なスタッフ・キャストがすべて黒人という”オズの魔法使い”「ウィズ」(かかし役のマイケル・ジャクソンと音楽監督のクインシー・ジョーンズという『スリラー』コンビはここで出会う)。拠点をデトロイトからロサンゼルスに移してまで取り組んだモータウン=ダイアナのハリウッド進出は、4作目の企画をダイアナが拒否したことで途切れてしまう。流れた企画は転々とし、ケビン・コスナーの手に渡る。コスナーは自らもプロデューサーの一員に加わり、演技未経験のホイットニー・ヒューストンをヒロイン役に招く。それが「ボディガード」。ホイットニー・ヒューストン…1992年公開の『ボディガード』およびサウンドトラック(マイケル・マッサーは関与していない)で絶頂を迎え、同年のボビー・ブラウンとの結婚を経て90年代までは人気を維持するが、2000年代に入るとドラッグや夫の暴力などスキャンダルばかり目立つようになる。2006年に離婚が成立し、ドラッグのリハビリもおこない、2009年にクライヴ・デイヴィスがプロデュースし持てる力を注ぎ込んだアルバムを発売して復活を印象付ける。しかしかつての伸びやかな声は失われ、私生活のトラブルも続く。2012年2月11日、クライヴ・デイヴィスが主催するグラミー賞授賞式の前夜パーティに参加するため滞在していたホテルで、コカインによる心臓発作により浴槽で溺死。48歳。ひとり娘ボビー・クリスティーナ・ブラウンも3年後に同じ死因により22歳の若さで亡くなる。クライヴ・デイヴィス…1987年、アリスタはRCA(旧ビクター)と共にドイツのベルテルズマンに買収され、BMG(ベルテルズマン・ミュージック・グループ)の一部門となる。辣腕ゆえか敵も多く、自ら立ち上げたアリスタを親会社BMGの意向で2000年に解任。しかし実力は折り紙つきで、別部門Jレコードを立ち上げ成功しBMGの重役となる。。CD売上げ減少に伴う大規模な業界再編(BMG売却)に伴うリストラにより、2011年にアリスタ・Jレコードともにソニー・ミュージックに吸収され、消滅。現在はソニー・ミュージックのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務める。マイケル・マッサー…ヒップホップおよび その影響下の音楽が主流となり、彼の持ち味である(彼はユダヤ系なので当然なのだが)黒人らしさの少ない万人受けするブラック・ミュージックは90年代以降は過去のものとなってしまう。2007年にソングライターの殿堂入り。2015年7月9日、3年間の闘病の末、74歳で死去。
2016/07/09
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ラグビー日本代表がラグビーワールドカップで南アフリカ代表に勝利しました。ラグビー好きのひとりとして狂喜乱舞し、ネットで記事を漁りました。その中で、ひとつ気になる記事が。共同通信の配信記事として各新聞に転載されている、こちら。ラグビーW杯:日本、南ア破る 相手国も称賛 命懸けのタックル、勇敢な桜たち(毎日新聞)http://mainichi.jp/shimen/news/20150921ddm041050100000c.html南アメディア、エディーJを「勇敢な桜たち」 健闘をたたえる(サンスポ)http://www.sanspo.com/rugby/news/20150920/jap15092016390003-n1.html共同が元ネタ(のひとつ)にした「南アフリカのニュースサイト」の記事は、これだと思いますがLeitch overshadows De Villiers in Japanese winhttp://www.sport24.co.za/Rugby/WorldCup/Leitch-overshadows-De-Villiers-in-Japan-victory-20150920(Michael Leitch が日本代表キャプテン。高校の時来日し、現在は日本国籍の"リーチ マイケル"。De Villiers が南アフリカのキャプテン。)・そもそもAFP通信の配信記事じゃん(AFP→NEWS24→共同→日本各紙)・共同通信は日本代表の愛称("侍"とか"なでしこ"みたいなやつ)である"ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms)"を知らないらしい。もし知らなくてもカッコでくくって頭文字を大文字にしてたら固有名詞として使ってるって分かるだろ。-----------ラグビーの世界で日本が南アフリカに勝つ事が日本どころか世界ラグビー史に残る快挙だというのはこういう非専門家の雑談の方が分かりやすい。ラグビー日本代表の歴史的快挙を生放送しなかった 日本テレビ、歴史的失態(市況かぶ全力2階建)http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65840668.html
2015/09/21
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「Do They Know It's Christmas?(2014)」でBono が歌う「あの」パートの歌詞変更のことですよ。 (1:37~) (1:52~)従来の歌詞は、もちろん不遜で不快です。しかしその不快さというのは、チャリティーという行為の現実と限界がむき出しになったものであっていわばパーティーのテーブルに七面鳥の内臓を乗せられたような感じ。場をわきまえろとは思うけど、あたかもそれが存在しないかのように取り繕うのも欺瞞であり偽善の最たるものなんですよね。で、改変した歌詞はといえばあまりにも凡庸。あまりにも陳腐。思うに30年経って曲も人も(叙勲したりね)権威化して無難な方に流れてしまったのかな。せっかく歌い出しの(つかみはOKみたいな)旬な若手枠と双璧をなす、楽曲的においしい部分を割り振られ、しかも30年後もその位置をキープできるというのは、ポピュラーミュージックの世界で稀有なことなのに30年かけての表現がこの程度とは情けない。考える時間はそれこそ30年あったわけでしょ。そもそも、ひとたび世に出した創作物はみだりに改変すべきではないし(批判には新たな別の創作で答えるべき)もし人口に膾炙したものを、それでも変えるのであれば相応の物が求められるはず。そのハードルの高さにまったく届いていないというのが僕の結論です。
2014/12/24
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またもやマイケル・マッサー(Michael Masser)作品です。だって好きなんだもん。デビュー・アルバム『Whitney Houston (邦題:そよ風の贈りもの)』からのシングル・カットで3曲目のビルボード1位。オリジナル曲ではなく、カバー曲です。-------------------歌というのは、作り手側の様々な想いも経て生まれます。原曲は、数々の伝説を残したプロボクサーモハメド・アリ本人が主演(!)する伝記映画『The Greatest (アリ ザ・グレーテスト)』(1977年)*のサウンド・トラック(もちろんアリスタ・レコード)収録。歌っているのはマイケル・マッサーと関係の深いジョージ・ベンソン(George Benson)。(いかにも彼らしい、マイルドに語りかけるような歌唱です)その時のタイトルは、The の付いた「The Greatest Love Of All」。映画「The Greatest」でのモハメド・アリの生き方が当然、反映されているわけです。作詞はリンダ・クリード(Linda Creed)。スタイリスティックスの「誓い(You Make Me Feel Brand New)」、「You Are Everything」の作詞で知られる彼女はこの曲の依頼があった時には若くして(当時まだ20代)乳癌に冒されていました。残り少ないかもしれない人生への決意あるいは残していく家族へのメッセージとも読み取れます。1986年4月、37歳で死去。ホイットニーのバージョンはアルバムが1985年シングル・カットされたのが1986年の3月作詞した曲として初のビルボード Hot100 の1位になったのは亡くなった翌月の5月です。歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023/#greatestミュージックビデオの舞台はニューヨーク、ハーレムにあるアポロ・シアター。黒人ミュージシャン(特にNY郊外と言っていいニュージャージー州出身のホイットニーにとっては)憧れの舞台。スターとしてその舞台に立った現在のホイットニーが夢に向かって走っていた幼い頃を回想するという筋書きです。母親役は、本当のお母さんシシー・ヒューストンです。YouTube Whitney Houston VEVOhttp://www.youtu.be/IYzlVDlE72wそして、アリスタ・レコード創設15周年記念 兼 エイズ・チャリティのイベント(1990年3月)における歌唱は圧巻。手塩にかけて育てられた歌姫がレーベル、スタッフ、社長のクライヴ・デイヴィスに恩返しする最高の舞台での超本気モード。スポーツ選手で言えば、まさにタイトルマッチのような抜きん出た才能を持つ者のみが放つ輝きに満ちた(そして後半生を考えると、なんと儚い)7分間です。http://www.youtu.be/NeiW3Cob0nM-------------------ちなみにアントニオ猪木の入場曲「炎のファイター 〜INOKI BOM-BA-YE〜」も元々は『The Greatest』サントラ収録の「Ali Bombaye」の猪木バージョン(アリと猪木の関係性は分かりますよね?)「ボンバイエ」はザイール(現コンゴ)の首都キンシャサでのジョージ・フォアマン戦(もちろん、この"キンシャサの奇跡"が映画のハイライト)での声援「Boma ye」(リンガラ語「やっちまえ」)が訛ったものと言われています。-------------------* 同タイトルのドキュメンタリー(1974年)との混同に注意
2013/02/12
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25周年にあたる今年に新作(8枚目)が出たスペシャル・オリンピックス支援のためのクリスマス・アルバム『A Very Special Christmas』シリーズ。その第1作『A Very Special Christmas (クリスマス・エイド)』(1987年)に収録されシングルカットされたのがRun–D.M.C.の「Christmas in Hollis」です。クラレンス・カーターのソウル・クリスマスソング「バック・ドア・サンタ」(1968年。アレンジを完全に変えたボン・ジョヴィによるカバーが『A Very Special Christmas』に収録)のイントロをサンプリングしたもの(BPMは落としてある)をループさせ「ジングル・ベル」「フロスティ・ザ・スノウマン」「Joy to the World(民みな喜べ,もろびとこぞりて)」という定番ソングを散りばめています。前年(1987年)にエアロスミスとの『Walk This Way』を大ヒットさせヒップホップとロックの大きな壁(特に人種的な意味で)をぶち壊した彼らおよびプロデューサーのリック・ルービン(デフ・ジャム創業者。ユダヤ系)にとってヒップホップとクリスマス・キャロルの融合というのは、おあつらえ向きのテーマですね。 ミュージック・ビデオ(YouTubeのRUN-DMC VEVO)http://www.youtu.be/OR07r0ZMFb8前半はヒップホップのメンタリティである一攫千金をクリスマスに絡め後半は彼らの地元ニューヨーク、クイーンズ区ホリーズ(ホリス)の黒人家庭のクリスマスの情景をライムにしています。 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023/#hollis------------------------ヒップホップのクリスマス・ソング、しかもハッピーな内容ということで使い勝手がよいのか、映画やテレビでしばしば使われています。最も有名なのは翌1988年公開の映画「ダイ・ハード」。バブル期の日系企業(!!)がロスに建てたハイテク・ビルが舞台。キャリア・アップのために別居して勤務する妻に会うため会社のクリスマス・パーティーにラフな服装で訪れるニューヨークの刑事。カリフォルニア気質に面くらい社長が用意したリムジンの後部座席にふんぞり返ることもできず助手席に座る。運転するチャラい黒人の兄ちゃんがかけたクリスマス・ソング(と彼には思えなかった)が「Christmas in Hollis」です。ブルース・ウィルスが演じるジョン・マクレーンは場違いな所に招かれそしてそのまま武装した集団との孤独な闘いに巻き込まれるのですがその場違い感を表す小道具としてこの曲は使われています。(エンディングでは、めでたしめでたしという感じでヴォーン・モンローのスタンダード・ナンバー「Let It Snow」が流れます。)
2012/12/24
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朝食を摂りながらロンドン・オリンピックの開会式を観ていたのですがこれから仕事です。。。------------------ミューズ、オリンピック公式ソングに(BARKS)http://www.barks.jp/news/?id=1000080933国際オリンピック委員会による公式動画(YouTube の IOC Media チャンネル)http://youtu.be/66molzUEkWI歌詞の和訳Survival (Official Song Of The London 2012 Olympic Games) / Muse (2012)words & music by Matthew Bellamytranslation by Miya_Jyuryouhttp://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023#survival
2012/07/28
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All at onceI'm drifting on a lonely sea. Wishing you'd come back to me. And it's hurt me more than you know. All at once. 突然私は漂っている 孤独の海願いは あなたに戻ってほしいそしてその痛みはあなたの理解を超えるの突然...All At Once / Whitney Houston (1985)---- --------2月11日(日本時間12日)。グラミー賞発表の前日の日曜日だったので僕は過去のグラミー賞関連のブログに手を加えようと思って昨年7月に若くして亡くなった(後にアルコールの過剰摂取による事故死と検視官が発表)エイミー・ワインハウスが席巻した4年前を見返していました。(今回のグラミーで遺作となったトニー・ベネットとのデュエットが受賞。エイミーの父とトニーが感動的なスピーチを行いました。)それが終わり、ブラウザのホームボタンを押して表示されるトップページのニュースでホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の訃報を知りました。極東の一市民である僕とホイットニーには別に因縁も何もありません。因縁と言えば、ホイットニーが亡くなったのがクライヴ・デイヴィス(Clive Davis)(コロムビア・レコード社長→アリスタ・レコード創設者→J Records創設者→RCAミュージック・グループ社長→現在はソニー・ミュージックエンタテインメントのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)。ロックの殿堂入り)主催のグラミー直前パーティー(Clive Davis Pre-Grammy Party)に出席するために滞在していたホテルだということ。世界最高の音楽イベントであるグラミー賞には音楽関係者が終結します。そのプレ・パーティーですからただシャンパンを飲むというのではなくビジネスの話をしたり業界の大物であるクライヴがプッシュするアーティストのショーケース・ライブをしたりするわけです。ホイットニーにとっても、近年で言えば2009年の<復帰アルバム>に向けて2008年2月,2009年2月のこのパーティーでメイン・ゲストとして登場。結果的にビルボード1位を獲得するアルバム発売に向けてクライヴ・デイヴィスが仕掛けたプロモーションの一環としての華やかなアピールとなったパーティーです。(ただしグラミー賞の対象期間ギリギリに発売時期を合わせたけど、残念ながら1部門もノミネートされませんでした)それから、わずか3年後。こういう形でニュースになるとは...---- --------訃報後に改めて聴いた曲の中から2曲いっぺんにやります。1曲目は(上がオリジナルのジャケットで、下は僕も持っている日本盤独自のジャケット)ファースト・アルバム(1985年)収録の「All At Once」です。同じアルバムの「Saving All My Love For You (すべてをあなたに)」 セカンド・アルバム(1987年)収録の「You're Still My Man (愛の絆)」に続いて、またまたマイケル・マッサー(Michael Masser)作曲となってしまいました。(主にコンビを組むジェリー・ゴフィンではなく、作詞はジェフリー・オズボーン)しかも本国アメリカやイギリスではシングル化されず「すべてをあなたに」のB面。(日本を含めシングル発売された国もあります)僕の好みで選んでいるので偏った選曲ですがポップ寄りの楽曲においてはマイケル・マッサーとの組み合わせが最高なんだからしょうがないでしょ。「All At Once」視聴(ソニーミュージック)http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/BV/whitneyhouston/BVCM-37774/index.htmlホイットニーと言えばアリスタ(Arista Records)ですが<アリスタ略年表>1974 クライヴ・デイヴィスがColumbia Records系のいくつかのレーベルを統合、アリスタ(Arista Records)を創設1979 BMG(Bertelsmann Music Group)の傘下に(1979 ディオンヌ・ワーウィック加入)(1980 アレサ・フランクリン加入)(1985 ホイットニーのデビュー)(1992 『ボディガード』大ヒット)(1994 ディオンヌ・ワーウィック離脱)2000 クライヴ・デイヴィス退任。BMGの出資でJ Records創設。(2002 BMGがJ Records吸収。クライヴ・デイヴィスはBMG系列RCAの社長に)(2003 アレサ・フランクリン離脱)2004 BMGがソニーミュージックと対等合併しSony BMGとなる2008 ソニーがBMGの持ち株分を買収して、ソニーの完全子会社Sony Music Entertainmentになる2011年10月 アリスタレーベル(J Recordsも)の閉鎖を発表。所属アーティストはRCAレーベルへ転籍ですから、2012年現在での所属レーベルはアメリカは「RCA Records」http://www.rcarecords.com/artists/whitney-houston日本だと「ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル」http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/BV/whitneyhouston/index.htmlです。「All At Once」歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023#allatonceファースト・アルバムが『Whitney Houston』セカンド・アルバムが『Whitney』何かしらのコンセプトを付けるわけではなく伝えたいのはホイットニーの魅力。そういう意図を感じるアルバム・タイトルですね。日本盤の『そよ風の贈りもの』『ホイットニーII』(←はマトモだけど、リイシュー盤からは「すてきなSomebody」というサブタイトル付き!!)という、収録曲(しかも邦題)を冠したアルバム・タイトルは蛇足だと思います。---- --------1963年生まれのホイットニー。ファースト・アルバムの前に、御披露目も兼ねてテディ・ペンターグラス、ジャーメイン・ジャクソンというアリスタ所属の大物とのデュエット相手に抜擢されたのが1984年。(いずれもファースト・アルバムに再録)デビューからの3枚のアルバムが1985,1987,1990年。歴史的名唱と言われた、スーパーボウルでの国歌が1991年。そして『ボディガード』が1992年。20代のホイットニーの歌は、見事としか言いようが無い。ただ、そのホイットニーより更に若かった僕は当時はそんな事は考えてもみませんでしたが(ただただウットリするだけでした)彼女の歌ってアスリート的なんですよね。持って生まれた才能を本人の努力と周囲の手厚いサポートで花開かせたわけですけどそれを爆発させたのは若さの力あったればこそ。いずれは(特に伸びやかな高音は)衰えていたのでしょう。不摂生が加速させたのは間違いありませんが。(長くなったので、2つに分けます)
2012/02/19
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(承前)2曲目は「I Look To You」。早すぎるラスト・アルバム(年齢的にもリリースから間が開いたという意味でも)となった『I Look To You』(2009年)のタイトル曲です。訃報を知って最初に聴いたのが、このアルバムです。その時はいいアルバムだと思うんですよね。リリース時に買って聴いた時もそうでした。「あの」ホイットニーという事をいったん意識の外に置けば。しかし、そこから改めて過去のアルバムを聴き直して比較すると声の劣化に愕然としてしまいます。その印象をダメ押しするのが、この曲。トリッキー・スチュワート(Christopher "Tricky" Stewart)とハーヴィー・メイソン・ジュニア(Harvey Mason, Jr.)の共同プロデュース。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンの最後のビルボード1位曲も手掛けたR・ケリー(R. Kelly)。 (葬儀で歌った!!)磐石の布陣ですがアレンジがシンプルなので、誤魔化しようがないんです。(ほかの曲は、その辺りを巧く処理している)かつて聴き手に幸福感をもたらした美しく艶やかで強さのある、「あの」歌声はどこにも無くざらついて不安定な苦しさを感じてしまいます。「I Look To You」ミュージック・ビデオ(YouTube Whitney Houston VEVO)http://www.youtube.com/watch?v=5Pze_mdbOK8楽曲の良さやアルバムにおける位置づけはともかくとしてこういう歌唱の重要度が高い曲をどうしてリード・シングルにしたのか訝るほどでしたが何度も聴き返して(なぜか心に残る)ようやく納得しました。それこそが、この歌のメッセージなんだと。墜ちるところまで墜ちてたいせつな物を失ってしまって。そこから前に進むために必要なものを苦しみながら求めている姿をありのままに晒しているんだと。「I Look To You」歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023#looktoyouしかし、他人の書いた歌詞とはいえ最終的に彼女の命を奪った心の弱さを露呈しているとも言えます。(20代までが、あまりにも恵まれ過ぎだったのかもしれません)彼女と同時代に脚光を浴びたソロ歌手で現在まで常に第一線を走り続けているのはおそらくマドンナだけですがマドンナがそうである大きな要素としてハートの強さがあると思います。もともとの路線の違いはもちろんありますが下から這い上がって来たマドンナは、たとえ低迷したとしてもこういう歌詞は歯牙にもかけないでしょうね。---- --------After I lose my breatheThere's no more fighting leftSinking to rise no moreSearching for that open door息が切れてしまって闘う力はもう残ってなくて沈んでもう浮かべないの抜け出る所を探しているのI Look To You / Whitney Houston (2009)ホイットニー・エリザベス・ヒューストン(Whitney Elizabeth Houston)August 9, 1963 - February 11, 2012。 エグゼクティブ・プロデューサー Clive Davis (1932-) 母 Emily "Cissy" Houston (1933-) 従姉(シシーの姉の娘) Dionne Warwick (1940-) 名付け親(ホイットニーが生まれた頃、シシーがバックコーラスを勤めていた) Aretha Franklin (1942-)父 John Russell Houston,Jr が2003年に亡くなったくらいでみんなご存命ですよ...
2012/02/19
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2月11日(現地時間)に死去した、ホイットニー・ヒューストン。彼女の葬儀について。自分のための覚え書きの意味合いが強いので、箇条書きで。・EST(アメリカ東部標準時)2月18日(土)正午から。JST(日本標準時)だと2月18日(日)午前2時から。・ニュージャージー州ニューアークのニュー・ホープ・パプティスト教会にて。(幼少期に通い、聖歌隊にも所属。)・その後、2003年に亡くなった父ジョン・ヒューストンの横に埋葬される。・1500人の招待者のみの葬儀。ファンの参列は遺族の意向で取りやめ。混乱を避けるため、近辺は通行規制される。・その代わりテレビカメラが入ることが許され、生中継をおこなう。・CNN(日本でもケーブルテレビやスカパー!などで放送)2月19日(日)01:00-04:00http://www.jctv.co.jp/cnnj/program/program.php?pid=367・ネット生中継AP通信が撮影し、ストリーミングサイトUstreamの自社チャンネルで配信2月19日(日)02:00~http://www.ustream.tv/aplive・主な参列者母エミリー(ゴスペル歌手シシー)・ヒューストン、いとこディオンヌ・ワーウィック、など親族アレサ・フランクリン(母の知人で、ホイットニーの名付け親)クライヴ・デイヴィス(所属レコード会社の社長。エグゼクティブ・プロデューサーとして彼女のキャリアを築き上げる)ケヴィン・コスナー(「ボディーガード」共演者)チャカ(シャカ)・カーン(ホイットニーはデビュー前に彼女のバック・コーラスをつとめる)キム・バレル(主演映画「天使の贈り物」で歌ったI Believe in You and Meをカバー、今回の葬儀でも歌う)ブランディーとレイ・J(離婚後に交際していると噂された相手)姉弟オプラ・ウィンフリー(彼女の番組でホイットニーは離婚やドラッグについて赤裸々に語る)スティーヴィー・ワンダーなど。・元夫、ボビー・ブラウンが参列するかどうかは、おそらく直前まで揉める。現在は二人の間の娘ボビー・クリスティーナと共にいる。
2012/02/18
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昨年と同様、今回のグラミー賞も仕事の合間にWOWOW(洋楽部署)のTwitterで結果を確認しました。ちなみに昼休みはホイットニー・ヒューストン(CDをmp3に落としたもの)を聴いていました。とりあえずホイットニーの事は日を改めて。54th Annual GRAMMY Awards 1. Record Of The Year[Winner]「Rolling In The Deep」AdelePaul Epworth, producerTom Elmhirst & Mark Rankin, engineers/mixersTrack from: 21[XL Recordings/Columbia Records]2. Album Of The Year[Winner]『21』AdeleJim Abbiss, Adele, Paul Epworth, Rick Rubin, Fraser T. Smith, Ryan Tedder & Dan Wilson, producersJim Abbiss, Philip Allen, Beatriz Artola, Ian Dowling, Tom Elmhirst, Greg Fidelman, Dan Parry, Steve Price, Mark Rankin, Andrew Scheps, Fraser T. Smith & Ryan Tedder, engineers/mixersTom Coyne, mastering engineer[XL Recordings/Columbia Records]3. Song Of The Year[Winner]「Rolling In The Deep」AdeleAdele Adkins & Paul Epworth, songwritersTrack from: 21[XL Recordings/Columbia Records; Publishers: Universal-Songs of Polygram/EMI Music Publishing]4. Best New Artist[Winner]Bon Iver公式サイトgrammy.comhttp://www.grammy.com/YouTube Adele VEVOhttp://www.youtube.com/user/AdeleVEVOYouTube Bon Iver Official Channelhttp://www.youtube.com/user/boniverアデルが主要三冠含めノミネートされた6部門すべて受賞(今回の最多受賞)。結果は1週間前の予想通りと言っていいでしょう。なぜ「最優秀楽曲」を外したかは後で書くとして予想の時に書いた「いろんな意味」について。まずは売上が圧倒的だった点。もちろんその年の売上1位が主要部門にかすりもしない例は山ほどあります。ただし、去年の大きなニュース・アメリカの市場規模が史上初めて日本に抜かれた(日本が伸びたのではなくアメリカが著しく減少。為替の影響もあるだろうけどね)・メジャーの一角、EMIが分割され売却と、市場規模が縮小する中での記録はインパクト(業界への貢献)があります。そして、なぜそんなに売れ、しかも評価も高いのか。大晦日のNHKみたいな表現になりますけど「歌の力」を改めて知らしめたという事ではないでしょうか。失礼ながら外見で彼女のファンになる人ってあまりいないと思います。(なんか実年齢の倍くらいに見えません?)肌を露出したり派手な格好をするわけでもない。踊るわけでもない。歌だけ。しかも猛威を振るったオートチューンのような加工した声ではなく生の声。ビジュアル的な表現はレディー・ガガで行き着くところまで行っちゃいましたし何か新しい音楽のムーブメントが出てくるわけでもない。(日本じゃ売りつけるテクニックばかり発達するし)そんな中、マイク1本サラシに巻いてじゃないけど彼女のような歌本来の力で説得力を持たせる存在がどれだけ貴重なことか。ちなみに僕はセカンド・シングル「Chasing Pavements」(2008年)のビデオで彼女の存在を知りましたが「Rolling In The Deep」のビデオ(今回「77. Best Short Form Music Video」受賞)もそうですけどおそらく意図的にCGなどは使わず現実の物体・生の身体表現で高い芸術性を獲得しています。ただ、ね。さすがに評価がインフレ気味な気はします。だから「最優秀楽曲」の予想には入れませんでした。歌唱抜きの作詞作曲賞ですからね。受賞したのは雪崩れ現象かな。言い回しに気をつけなければいけないけど「白人補正」のような気がしないでもない。こういう黒っぽい歌い方ならば、それこそホイットニーじゃないけど(授賞式でホイットニー追悼の熱唱をしたジェニファー・ハドソンも含め)黒人に素晴らしい歌い手が何人もいるじゃないか、と。-------------みたいな事を授賞式後に携帯電話でポチポチ打っていました。まじめに仕事しろよ、俺。
2012/02/13
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ホイットニー・ヒューストンが亡くなられたそうですね。 Whitney Houston, pop titan, dies at 48(ロサンゼルスタイムス紙)http://www.latimes.com/news/obituaries/la-me-whitney-houston-20120211,0,3736921,full.storyデビューからずっと所属しているアリスタ・レコードの総帥クライヴ・デイヴィス主催の(グラミー賞前夜)パーティーに参加するために滞在していたビバリーヒルズのホテルで急死したそうです。マイケルが亡くなった時以来のショックです。とりあえず、過去のブログをリストアップしました。(更新順ではなく彼女の時系列で)(1)すべてをあなたに (Saving All My Love For You) --- 1985年の曲 http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200611020000/(2)You're Still My Man (愛の絆) --- 1987年の曲http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200507040000/(3)オールウェイズ・ラブ・ユー(I Will Always Love You) --- 1992年の曲http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200602050000/(4)ホイットニー・ヒューストン、離婚へ。--- 2006年http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200609150000/僕は上2つ、1枚目(1)・2枚目(2)のアルバムの瑞々しさが大好きでその2つ程ではないけれど『ボディーガード』(映画およびサントラ(3))はやはり素晴らしいし彼女のキャリアの頂点でしょう。夫のDV・アルコール・ドラッグによる低迷(4)から立ち直った復帰作『I Look To You』(2009年)も、もちろん買いましたがブログで書いてませんね。タイトル曲などは近年の彼女を思うと感動しましたし、全体的に良いアルバムだと思うけどかつての声が出ていなかったのが悲しかった。2010年の来日公演も、迷いつつも行きませんでした。もちろん彼女なりにキャリアを立て直そうとしていたようですし昔とは違っていても長生きしてほしかった。
2012/02/12
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グラミー賞が1週間後に迫ったのでまずはサクッと予想しておきましょうか。・最優秀レコード 「Rolling In The Deep」アデル ・最優秀アルバム 『21』アデル ・最優秀楽曲 「The Cave」マムフォード&サンズ・最優秀新人 ボン・イヴェール基本的に今年はアデルだと思うんですよね。色んな意味で。ただ、アデルの独占にせよ僕の予想にせよ、主要3部門がUKばかりになるからボン・イヴェール、あるいはグラミー常連のフー・ファイターズあたりが切り崩すかも。----------------------------------54th Annual GRAMMY Awards (第54回グラミー賞)対象:2010年10月1日~2011年9月30日にリリースされた作品授賞式:2011年2月12日夜(日本時間13日午前)、Staples Center(Los Angeles, California) にて公式サイトgrammy.com http://www.grammy.com/(グラミー博物館 http://www.grammymuseum.org/)アメリカでの生中継CBShttp://www.cbs.com/specials/grammys/日本での生中継・テレビ WOWOWhttp://www.wowow.co.jp/music/grammy/・ラジオ(首都圏) Inter FMhttp://www.interfm.co.jp/grammys/General Field(主要部門) ノミネート●Category 1 - Record Of The Year(最優秀レコード)(最優秀の「録音(record)」に対する賞なので、アーティストだけでなくプロデューサー・技術者にも贈られる)「Rolling In The Deep」Adele (YouTube Adele VEVO)「Holocene」Bon Iver (YouTube Bon Iver Official Channel)「Grenade」Bruno Mars (YouTube Elektra Records Official Channel)「The Cave」Mumford & Sons (YouTube Mumford And Sons VEVO)「Firework」Katy Perry (YouTube Katy Perry VEVO)●Category 2 - Album Of The Year(最優秀アルバム)(最優秀の「アルバム」に対する賞。Record Of The Year 同様、プロデューサー・技術者も対象)『21』Adele (YouTube Adele VEVO)『Wasting Light』Foo Fighters (YouTube Foo Fighters VEVO)『Born This Way』Lady Gaga (YouTube Lady Gaga Official Channel)『Doo-Wops & Hooligans』Bruno Mars (Elektra Records Official Website)『Loud』Rihanna (YouTube Rihanna VEVO)●Category 3 - Song Of The Year(最優秀楽曲)(作詞・作曲に対して贈られる賞)「All Of The Lights」Kanye West (YouTube Kanye West VEVO)「The Cave」Mumford & Sons「Grenade」Bruno Mars「Holocene」Bon Iver「Rolling In The Deep」Adele●Category 4 - Best New Artist(最優秀新人)(「新人」とは、「For a new artist who releases, during the Eligibility Year, the first recording which establishes the public identity of that artist」だそうです。その年度にデビューではなく、その年度にブレイクした、という感じでしょうか。) The Band Perry (YouTube The Band Perry VEVO) Bon Iver (YouTube Bon Iver Official Channel) J. Cole (YouTube J. Cole VEVO) Nicki Minaj (YouTube Nicki Minaj Official Channel) Skrillex (YouTube Skrillex Official Channel)部門数第52回の110部門、第53回の109部門から今回は78部門に縮小された。多部門ノミネート7部門 カニエ・ウェスト6部門 アデル、フー・ファイターズ、ブルーノ・マーズ5部門 リル・ウェイン、スクリレックス日本人のノミネート大野和士(フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者)●Category 75. Best Classical Vocal Solo『Diva Divo』Joyce DiDonato (Kazushi Ono; Orchestre De L'Op?ra National De Lyon; Choeur De L'Op?ra National De Lyon)投票 NARAS=National Academy Of Recording Arts & Sciences (The Recording Academy) の投票メンバーによる。 投票メンバーになるには、市販された6曲において製作者あるいは技術者としてクレジットされていること(あるいはそれ相当)が条件 投票用紙は12月14日に送付され、1月11日の締切までに、世界四大会計事務所のひとつであるデロイト(Deloitte Touche)に返送。 同社の集計は2月12日の発表まで誰にも知らされない。----------------------------------さて、ようやく本題。僕としては、予想は予想として、ノミネート曲の中で一番好きなのは「Firework」Katy Perry なんです。ただ、2010年10月26日リリースだから対象期間内とはいえちょっと時間が開きすぎてるかな。収録アルバム『Teenage Dream』は前回の最優秀アルバム候補ですし。過去にそういう例での受賞もあるけど、まぁやっぱり今年はアデルかな。いずれにせよ、タイミングを逃していたのでこの曲について書いておきます。『Teenage Dream』(2010年)からの3rdシングルで「California Gurls (feat. Snoop Dogg)」「Teenage Dream」に続きビルボード1位。その後も「E.T. (feat. Kanye West)」「Last Friday Night (T.G.I.F.)」と続きマイケル・ジャクソン(『Bad』)と並ぶ史上最多タイ1枚のアルバムから5曲のシングルで首位を勝ち取ります。 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3023#fireworkタイトルでもある「Firework」の訳は難しいですね。いや、もちろん「花火」としか訳しようがないんですけど「花火」という字面は情景めかしていて「Firework」の字面が持つ能動的な燃焼作用というニュアンスが抜け落ちてしまいます。少なくともこの歌の詞の趣旨としては、能動的じゃないと困りますよね。そこら辺は日本人お得意の、言外の言を察する能力に委ねるしかないですね。 Music Videoの視聴(YouTube Katy Perry VEVO)http://www.youtube.com/watch?v=QGJuMBdaqIwビデオもメッセージがあり、しかもすごく美しい映像だけどこの人は巨乳に何か仕込むのが好きですねぇ。まぁ、胸が大きいのも何かと大変みたいだからhttp://www.barks.jp/news/?id=1000064403http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/5/nid/5063.htmlhttp://www.glam.jp/celebrity/2011/06/27/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%81%E5%B7%A8%E4%B9%B3%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%A8%E9%A1%98%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8/それでも自分の胸の大きさを前向きにとらえるのが彼女にとっての「Firework」なのかもしれませんね。
2012/02/06
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1944年封切のMGMミュージカル映画(アーサー・フリード製作、ヴィンセント・ミネリ監督)「Meet Me in St.Louis (若草の頃)」の挿入歌。邦題が「若草~」なのは4姉妹だから「若草物語」にちなんだものでしょう。内容は全く違いますが。1904年の万国博覧会の開催を控えたセントルイスの中流家庭(真の意味での中流。今の日本の金持ちより豊かな生活)の物語。映画のタイトルでもある(実際の)万博テーマソングが流れる活気のある街、うかれる人々。テクニカラーが描く美しい四季。ヒロインのジュディ・ガーランド(波乱万丈の私生活を感じさせない!)や姉の恋愛模様。当時の流行歌を演奏し踊るホーム・パーティー。そんな中マーガレット・オブライエン(天才子役!)が大活躍したハロウィンの夜、父親のニューヨーク栄転・一家移住の話が決まる。ほぼ引越しの荷造りが済んだクリスマスの夜、大好きなセントルイスの街を離れるのが悲しいマーガレット・オブライエンに自身も恋人と別れなければならないジュディ・ガーランドが語りかけるように歌う...ヒュー・マーティンとラルフ・ブレインによるオリジナル曲です。 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#merrylittlechristmasgarland1944年の映画であることにも注目。大恐慌、それが遠因となり起きた第二次大戦(相手はドイツと、日本!)に倦む観客にはそれらを知らなかった40年前(「坂の上の雲」の頃!)はノスタルジーを痛いほど刺激したでしょうしこの曲の歌詞に落ちる非常時の影も敏感に感じ取ったでしょう。(当時の日本はこのような映画を作る余裕すらなかったのですが...) さて、この曲にはもうひとつの(そして、より知られた)バージョンが存在します。フランク・シナトラがクリスマス・ソング・コレクション『A Jolly Christmas from Frank Sinatra』(1957年、画像左)(63年にタイトルとジャケットを変更した『The Sinatra Christmas Album』(画像右)としてリイシューされ、復刻盤の『Jolly~』と現在は並存しています。RIAAプラチナ(100万枚)認定。日本でのタイトルは、どちらも『クリスマス・アルバム』。)に収録するにあたりネガティブさを感じさせる歌詞(未来に望みを託しているのですがね)の変更を要求。詞を書いたラルフ・ブレインは不本意だったようですが(背後の存在も含めて)最盛期のシナトラに逆らえるはずもなくポジティブな(現在肯定の)歌詞に変更します。(変更していない部分だけど ♪a merry little Christmas now の now の意味合いが変化するのは興味深いし、作者の才能を感じる。あるいは意図的にそうしたか?) 歌詞の和訳(変更部分を赤字で記載)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#merrylittlechristmassinatra変更の経緯はともかく普遍的なクリスマス・ソングにするならばこちらの歌詞の方が妥当でしょうし(1944年と1957年、アメリカの状況の違いもある)ゴードン・ジェンキンス編曲・指揮によるオーケストラ40代を迎え深みを増した<The Voice>。『クリスマス・アルバム』は現在でもクリスマス・ソング・コレクションの最高峰と言ってよいでしょう。以後、ジュディ・ガーランド版よりも主にフランク・シナトラ版が数多くカバーされています。(最近有線で両方の歌詞が混在している珍品も聴きました。歌い方から想像すると日本のジャズ歌手)どちらを聴くか(どちらの歌詞を味わうか)はお好み次第。今年の僕はジュディ・ガーランド系統(たとえばエラ・フィッツジェラルド)。来年は(♪Next year, ~)シナトラ系統の気分(♪From now on, ~)になりたい願望を胸に...
2011/12/24
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クリッシー・ハインド率いるプリテンダーズ(後にTheを取るけど当時は The Pretenders 名義)のクリスマス向けシングルとして1983年11月にUKでリリース。最高15位。(USや日本ではシングル「Middle of the Road (情熱のロックン・ロード)」のB面)翌1984年の3rdアルバム『Learning to Crawl』(UK;11位、US;5位)に収録。ライブ・アルバム(1995年)および映像作品『The Isle of View』でのアコースティック・バージョンも良いですよ。派手だったり強烈なインパクトがある曲ではありませんが心に沁みる曲です。コールドプレイやKTタンストールといった、UKの(自ら曲を作る)ミュージシャンが好んでカバーしています。切ないけれども、かといってメソメソした湿っぽさに堕ちてしまわないのはクリッシー・ハインド(間近で見たけど、めちゃめちゃカッコ良かった)の芯の強さと包み込むような優しさを持つ声(濁りのないストレートな声質だしシャウトもしない)によるものでしょうか。この曲に限らず、プリテンダーズのバラード曲が持つそんな感じが好きです。 試聴(ワーナーミュージック)http://wmg.jp/artist/pretenders/WPCR000075142.html遠く離れた場所にいる恋人がクリスマスに帰ってくるのを心待ちにしている...という体裁の歌詞ですがオリジナルメンバーの相次いだ死を悼んだものだと言われています。・ドラッグによる素行不良で他のメンバーと軋轢を生じたベーシスト、Pete Farndonを解雇(1982年6月)。・そのわずか2日後にギタリストJames Honeyman-Scottがコカインによる心臓発作で死去。・新しいバンドを組んだPete Farndonも結局、翌年(83年4月)バスタブで溺死。一方、私生活では憧れの存在だった(デビュー曲はキンクスのカバー)レイ・デイビスと交際、83年1月には女の子を出産するものの、ほどなく別離。84年にシンプル・マインズのジム・カーと結婚します。命の終わりと始まり。愛の終わりと始まり。活動休止とメンバー補充によるプリテンダーズの再生。様々な形の'死'と'生'を経験する中で『Learning to Crawl』("這い這いを覚える")は製作されました。 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#20002000マイルというのが現実としての距離(3200km)なのか十万億土的な幻想の彼方なのかを判断するのは聴き手の裁量ですが「●● Miles」というタイトルで真っ先に連想する(はずの)「500 Miles」より遥かに遠い距離になっているのは60年代初頭のフォーク・ソング「500 Miles」(=800km)における移動(生活苦によるアメリカ大陸の放浪)が列車であるのに対して1983年の「2000 Miles」が現実としての距離であるならば当然、飛行機が想定されるでしょうし、あるいはクリッシー・ハインド自身、USオハイオからUKロンドンに渡り(アルバムには「My City Was Gone」という故郷オハイオの変貌を歌った曲も収録)、その後ミュージシャンとしてデビューしたそういう距離感の違いがあるのでしょう。
2011/12/23
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【重要】トラックバックの受付機能を廃止いたします(楽天ブログ StaffBlog)http://plaza.rakuten.co.jp/hirobastaff/diary/201104120000/>楽天ブログでは、2011年4月19日をもってトラックバックの受付機能を廃止いたします(実施は午前10~11時を予定)。>>mixi や Twitter 、 Facebookなど外部サービスを通じたブロガー同士のコミュニケーションの広がりといった現状を踏まえ、また楽天ブログに送られてくるトラックバックの多くが迷惑トラックバックであることに伴うユーザ様のご負担を鑑みて、トラックバックの受付機能のみを廃止することにいたしました。>>なお、トラックバックを受け付けているサイトへの、トラックバック送信機能はこれまで通りに利用することができます。>>今後、楽天ブログに対する反応については、コメント機能やメッセージ機能をご活用ください。>>またトラックバック機能に代わる、ブロガー様とブロガー様、ブログとブログ、ブログと他サービスをつなぐ機能については、先日リリースさせて頂いた mixi や Twitter 、Facebook との連携機能と同様に、今後も引き続き開発を推進し続けて参ります。>>これまでトラックバック機能を利用されていた方にはご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。>>また今回の告知において、ユーザの皆様の混乱を招いた事を重ねてお詫び申し上げます。>>今後とも、楽天ブログをよろしくお願いいたします。>tbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtbtb5年(も)前、高機能化するブログサービスへの違和感から>「もっと簡単に使える 楽天広場Lite」とか出てきたりしてなんてことを冗談半分で予想してみました。「便利って、なんて不便なんだろう」(2006年4月7日)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200604070000/それは Twitter などの(ブログとは別の)サービスで現実のものとなりました。迷惑トラックバックにも激しい怒りを感じていました。「エロ・トラックバック」(2006年1月14日)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200601140001/しかし、だからといってトラックバックの受付をすべて廃止してしまったらブログが普及し始めた時に感じた、つながる楽しさというものがかなり目減りするのではないでしょうか。エロDVDや嫌いな政党のチラシが投げ込まれても郵便受けは閉鎖しません。振り込め詐欺がいるからといって電話そのものを否定したりはしません。良いトラックバックもたくさん来てますよ。それに、受付は拒否しといて送信機能は残すっていうのも、ひどい話です。コミュニケーションは他所でやってよ、楽天ブログはそれ用の(長文)ネタを垂れ流すツールにするから、ってことかね。運営さん、ブログはオワコンですか?
2011/04/19
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国連ピース・メッセンジャー、スティービー・ワンダー氏のメッセージ(YouTube の国連広報センター(UNIC)公式チャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=aw56GAQaUEA----------------- -----------今回の曲は、スティーヴィー・ワンダーが1995年の「ナチュラル・ワンダー・ツアー」日本公演で披露した「即興曲」です。僕は会場に足を運んでいませんがテレビ東京(だったと思う)で放映された時に観て強く印象に残っています。海外では(おそらくオフィシャルではない)DVDが売られているようです。(「Japan I'm Gonna Miss You」というタイトルはこのDVDで使用。冒頭の歌詞から便宜的に付けられたものだと思います。)これがどの程度の「即興」かは本人にしか分かりませんがいざ歌う時に心に強く浮かんでいたのは同年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の被災者のことなのでしょう。ツアーのライブ・アルバム『Natural Wonder』(2005年11月)に大阪公演の音源を使用したことからも(この曲は未収録ですが)彼が当時、何に関心を寄せていたかを窺うことができます。You will always be in my heart... 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#japan
2011/04/11
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手を取りあって/クイーン初のセルフ・プロデュース作『A Day At The Races (華麗なるレース)』(1976年)収録。作詞・作曲はブライアン・メイ。(鍵盤を弾いているのもフレディ・マーキュリーじゃなく、彼。)「ボヘミアン・ラプソディ」を含む前作『A Night At Opera (オペラ座の夜)』で揺るぎなき存在になったクイーンですがそれ以前、いくつかのヒットはあるものの批評家に酷評されたり(キワモノ扱いされていた)全米ツアーが満足のいかない出来だった苦しい時から彼らのユニークな個性に対して熱い支持をしてくれた日本のファン。そのことに対する感謝の念を賛美歌風のこの曲で表明しています。ポイントはやはり日本語で歌っている部分。陳腐な日本語、珍妙な歌い方ではなくきちんとした言葉遣いの美しい表現だし(韻も踏んでいる)日本在住経験のない英語話者としては申し分のない発音で(アドバイザーがいたのでしょうが)日本のファンに対する彼らの誠実さが伝わってきます。あえて難点を挙げるとすれば「愛しき教えヨ(を)抱き」という表現を使う日本人は敬虔なクリスチャンだけでそれは日本の中では少数派だということでしょうか。1979年、日本武道館でのライブ映像(YouTube)http://www.youtube.com/watch?v=ddnn3nX_mwc歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#teotorriatteTeo torriatte konomama ikoAisuru hitoyoSizukana yoi ni hikariwo tomosiItosiki osiewo idaki「pretty eyes」(好意的な外国人が日本人の身体的特徴として挙げる表現のひとつ)の心に対して敬意や愛情を示してくれたことに同じ日本人として逆に改めて感謝します。Thanks a lot !!
2011/03/24
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まずはタク・マツモト(松本孝弘)さん(10. Best Pop Instrumental Album)内田光子さん(101. Best Instrumental Soloist(s) Performance (with Orchestra))松山夕貴子さん(43. Best New Age Album)上原ひろみさん(44. Best Contemporary Jazz Album)受賞おめでとうございます!!--------------------アメリカの日曜夜という時間設定なので毎度の事ながら受賞式は仕事中。でも、ちょくちょくサボって(←ダメじゃん!)WOWOWのツイッターをチェックしていました。情報ツールの進歩は良いものですね(僕は社会人として劣化してますけど)。--------------------さて、事前に予想を立てていた総合部門(General Field)ですが堅いと言っていたアルバムと新人を完全に外しちゃいました…特にアルバム!!ん~、アーケード・ファイアですか~他が票の割れた中、ロック系の投票メンバーの票が集まって漁夫の利を得たという感じなのでしょうか?昨年も最大のサプライズがキングス・オブ・レオンだったからグラミー賭博の予想屋(いたとしたら)は当てているかも知れません。レディー・ガガは派手なパフォーマンスができれば彼女の存在意義のかなりの割合を果たすことができるからまっ、いいか。ジャスティン・ビーバー君の方はいかにも「賞」という物が似合うタイプのエスペランサ・スポルディングを選んだんでしょうかね。(彼女は「新人」なのかなぁ?とは思いますけど)女性ファンは怒ってるんじゃないの!?「有り得る」と予想していた(予防線を張っていた!?)レディ・アンテベラムの二冠(今回最多の5部門受賞)はお見事!!逆にエミネムは残念!!まぁ総合部門に関してラッパーは分が悪いですからね。アカデミー賞でコメディーの扱いが悪いのと同じでグラミー賞の傾向ではありますね。--------------------公式サイトgrammy.com(写真、ビデオ、受賞者一覧、など)http://www.grammy.com/--------------------さて、ここからは今回最も輝いた曲、Lady Antebellum の「Need You Now」のこと。antebellum というのは「戦前の」という意味ですけどアメリカ(南部)では「戦前」といえば「南北戦争以前」のことですね。京都の「この間の戦(いくさ)」が「応仁の乱」を指すようなものかな?4年前に三冠王に輝いた「ディクシー・チックス」同様こういうグループ名が付いていると(南部保守層が主なターゲットである)カントリー畑なんだなとあちらの人には分かるんでしょうね。とはいえ、この「ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる」(邦題の後半は蛇足だよね。洋楽聴こうと思う人で「Need You Now」程度の英語が理解できないなんて有り得ないでしょ)音符の持って行き方などをよく聴くとやっぱりカントリーだなぁと思うけどサウンドの処理なんかはロック(ないしはロック登場以降のポップス)のものですね。素(す)の楽曲の良さはもちろん(メロディーは完璧と言っていい)その辺のさじ加減が大ヒット(ビルボード年間2位)の要因でしょうか。カントリーに興味がない人にもビンビン伝わる感じ。男女それぞれの立場で同時進行する世界を歌うボーカル2人(Charles Kelley と Hillary Scott)だけじゃなく3人組のもう1人(Dave Haywood)がイントロで弾くシンプルなピアノの旋律もこの曲のテーマである寂寥感に大きく貢献していますね。ミュージック・ビデオのフル試聴(You Tube の Parlophoneレーベル(EMI系列)公式チャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=1OfsZyYPLoI--------------------このブログの方針として、新譜に属する曲の和訳はワン・コーラス程度にしております。僕が男だから、男パートね。Need You Now / Lady Antebellum (2009)Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwritersLady Antebellum & Paul Worley, producersClarke Schleicher, engineer/mixerAnother shot of whiskeyCan't stop looking at the doorWishing you'd come sweepingIn the way you did beforeもう1杯ウイスキードアを見るのを止められないよ駆け込んで来てくれたらと願う昔君はそうしていたよAnd I wonder if I ever cross your mindFor me it happens all the time僕は君の心によぎるのだろうか僕はいつだってそうなんだIt's quarter after oneI'm a little drunkAnd I need you nowSaid I wouldn't callBut I've lost all controlAnd I need you now1時15分僕は少し酔った君が今必要なんだ電話しないと言ったけどぜんぜん抑えられないよ君が今必要なんだAnd I don't know howI can do withoutI just need you now分からないよ、どうすれば(君)なしでやれるかどうしても 君が今必要なんだ(translation by Miya_Juryou)
2011/02/14
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主要部門(General Field)はこんな予想をしてみました(◎印)。Record Of The Year(最優秀レコード) Nothin' On You / B.o.B Featuring Bruno Mars The Smeezingtons, producers; Ari Levine & Mike Wilson, engineer/mixers Track from: The Adventures Of Bobby Ray Love The Way You Lie / Eminem Featuring Rihanna Alex Da Kid & Makeba Riddick, producers; Alex Da Kid, Eminem, Mike Strange & Marcos Tovar, engineers/mixers Track from: Recovery F*** You / Cee Lo Green The Smeezingtons, producers; Manny Marroquin & Graham Marsh, engineers/mixers Empire State Of Mind / Jay-Z & Alicia Keys Angela Hunte, Jane't "Jnay" Sewell-Ulepic & Shux, producers; Ken "Duro" Ifill, Gimel "Young Guru" Keaton & Ann Mincieli, engineers/mixers Track from: The Blueprint 3◎Need You Now / Lady Antebellum Lady Antebellum & Paul Worley, producers; Clarke Schleicher, engineer/mixer Track from: Need You NowAlbum Of The Year(最優秀アルバム) 『The Suburbs』Arcade Fire Arcade Fire & Markus Dravs, producers; Arcade Fire, Markus Dravs, Mark Lawson & Craig Silvey, engineers/mixers; George Marino, mastering engineer 『Recovery』Eminem Kobe, Lil Wayne, Pink, Rihanna & Slaughterhouse, featured artists; Alex Da Kid, Mark Batson, Boi-1da, Nick Brongers, Dwayne "Supa Dups" Chin-Quee, DJ Khalil, Dr. Dre, Eminem, Jason Gilbert, Havoc, Emile Haynie, Jim Jonsin, Just Blaze, Magnedo7, Mr. Porter, Robert Reyes, Makeba Riddick & Script Shepherd, producers; Alex Da Kid, Dwayne "Supa Dups" Chin-Quee, Kal "Boogie" Dellaportas, Dr. Dre, Eminem, Mauricio "Veto" Iragorri, Just Blaze, Brent Kolatalo, Ken Lewis, Robert Marks, Alex Merzin, Matthew Samuels, Joe Strange, Mike Strange, Marcos Tovar & Ryan West, engineers/mixers; Brian "Big Bass" Gardner, mastering engineer 『Need You Now』Lady Antebellum Lady Antebellum & Paul Worley, producers; Clarke Schleicher, engineer/mixer; Andrew Mendelson, mastering engineer◎『The Fame Monster』Lady Gaga Beyonc?, featured artist; Ron Fair, Fernando Garibay, Tal Herzberg, Rodney Jerkins, Lady Gaga, RedOne, Teddy Riley & Space Cowboy, producers; Eelco Bakker, Christian Delano, Mike Donaldson, Paul Foley, Tal Herzberg, Rodney Jerkins, Hisashi Mizoguchi, Robert Orton, Dan Parry, Jack Joseph Puig, RedOne, Teddy Riley, Dave Russel, Johnny Severin, Space Cowboy, Mark Stent, Jonas Wetling & Frank Wolf, engineers/mixers; Gene Grimaldi, mastering engineer 『Teenage Dream』Katy Perry Snoop Dogg, featured artist; Ammo, Benny Blanco, Dr. Luke, Kuk Harrell, Max Martin, Stargate, Chris "Tricky" Stewart, Sandy Vee & Greg Wells, producers; Nick Chahwala, Steve Churchyard, Mikkel S. Eriksen, Serban Ghenea, John Hanes, Sam Holland, Jaycen-Joshua, Damien Lewis, Ian MacGregor, Chris O'Ryan, Carlos Oyanedel, Paris, Phil Tan, Brian Thomas, Pat Thrall, Lewis Tozour, Miles Walker, Emily Wright & Andrew Wuepper, engineers/mixers; Brian Gardner, mastering engineerSong Of The Year(最優秀ソング) 「Beg Steal Or Borrow」 Ray LaMontagne, songwriter (Ray LaMontagne And The Pariah Dogs) 「F*** You」 Brody Brown, Cee Lo Green, Ari Levine, Philip Lawrence & Bruno Mars, songwriters (Cee Lo Green) 「The House That Built Me」 Tom Douglas & Allen Shamblin, songwriters (Miranda Lambert)◎「Love The Way You Lie」 Alexander Grant, Skylar Grey & Marshall Mathers, songwriters (Eminem Featuring Rihanna) 「Need You Now」 Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwriters (Lady Antebellum)Best New Artist(最優秀新人)◎Justin Bieber Drake Florence & The Machine Mumford & Sons Esperanza Spaldingビーバー君は鉄板かな。ガガは主要3部門では最優秀アルバムだけのノミネートだけなのでこれも堅いでしょ?実体験を髣髴とさせるドメスティック・バイオレンスを扱った曲(エミネム&リアーナ)とアメリカで根強いカントリー(レディ・アンテベラム)は逆の賞あるいは両取りも有り得るけど、会員が投票したくなりそうなこの2曲を本命推しで。でも、最優秀レコードはどれが来てもおかしくない。5曲全部が好きな曲なんだよなぁ。結果論での印象はまた別になるだろうけど現時点では群雄割拠なグラミー賞です。去年強い印象を残した1人であるブルーノ・マーズが予想に入れられなかったのは残念。ドラッグ報道がどんな結果をもたらすのか?シー・ロー・グリーンが受賞して日本の"ピー音"に相当する無音処理連発も期待はしてるんだけどね。で、ケーシャがハブられてるのは何で?第53回グラミー賞対象:2009年9月1日~2010年9月30日にリリースされた作品授賞式:2011年2月13日(日本時間14日午前)、Staples Center, L.A. にて公式サイトgrammy.com http://www.grammy.com/(グラミー博物館 http://www.grammymuseum.org/)アメリカでの生中継CBShttp://www.cbs.com/specials/grammys/日本での生中継・テレビ WOWOWhttp://www.wowow.co.jp/music/grammy/・ラジオ(首都圏) Inter FMhttp://www.interfm.co.jp/grammys/多部門ノミネート10部門 エミネム7部門 ブルーノ・マーズ6部門 ジェイZ、レディ・アンテベラム、レディ・ガガ日本人のノミネート松本孝弘(B'z)Best Pop Instrumental Album『Take Your Pick』Larry Carlton & Tak Matsumoto喜多郎Best New Age Album Vocal or Instrumental『SACRED JOURNEY OF KU-KAI, VOLUME 4(空海の旅4)』Kitaro投票 NARAS=National Academy Of Recording Arts & Sciences (The Recording Academy) の投票メンバーによる。 投票メンバーになるには、市販された6曲において製作者あるいは技術者としてクレジットされていること(あるいはそれ相当)が条件
2011/02/05
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クリスマス・シーズンというのは欧米で1年で最も音楽を聴く時期だそうで。このブログも、ここ何年かクリスマスには一時的に冬眠から目覚めるのが恒例になりました。23日が休みだから準備もできるしね。 さて今年は、ギルバート・オサリバン(Gilbert O'Sullivan)のその名も「Christmas Song」。1974年のクリスマス前(11月)にシングルリリースされ(オリジナル・アルバム未収録。ベスト盤に入っています。)活動の拠点UKのチャートで12位、故郷アイルランドのチャートで5位。(ちなみにこの年のUKクリスマス・ウィーク1位は Mud の「Lonely This Christmas」)「アローン・アゲイン」(1972年)「クレア」(同)「ゲット・ダウン」(1973年)とヒットを飛ばし70年代前半のシンガー・ソングライター時代の一翼だった彼が徐々に売り上げを落としていく時期です。この曲も、なんかインパクトに欠けますね。あっさりした曲があっさり2分45秒で終わり子供たちのかわいらしいコーラスはあるもののクリスマスポップスの浮き立つような華やかさという点では物足りない。平和へのメッセージを発しているけどジョン・レノン「ハッピー・クリスマス」(1971年)のような力強さもない。まあ、どちらとも(良くも悪くも)彼の個性の発露ではあります。派手にぶちかますタイプではないからね。でも、僕はこの曲が大好きですよ。楽曲のセンスはやっぱり素晴らしいし聴くたびに童謡に似た心地よさに浸ることができます。そしてI'm not dreaming of a white Christmas というフレーズ。ポピュラー系クリスマス・ソングの最高峰であるビング・グロスビー「ホワイト・クリスマス」(1942年)の歌い出しI'm dreaming of a white Christmas をひっくり返してそこから自らの考えに着地させるあたり自分の本名 レイモンド・エドワード・オサリバンと19世紀のオペラ創作コンビの苗字(ウィリアム・S・ギルバート、アーサー・サリバン)を混ぜっ返して芸名にした彼らしい機知を感じます。 テレビ出演映像(公式サイト)http://www.gilbertosullivan.net/sound_&_vision/video_jukebox.htm 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#christmassong
2010/12/24
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ザ・ナック(The Knack)のフロントマン(ボーカル兼リズム・ギター)ダグ・ファイガー(ダグ・フィージャー)Doug Fiegerさん(画像の左から2番目)が2月14日、癌のためロサンゼルス郊外の自宅で亡くなられたそうです。享年57。記事は、こちら。(CD Journal.com)http://www.cdjournal.com/main/news/the-knack/29162彼らの公式サイトにも追悼の言葉が載せられています。http://www.knack.com/home.html大好きなこの曲(ギターのBerton Averreとの共作)のビデオを繰り返し見て、ご冥福を祈ります。そう、もちろん「My Sharona」(1979年)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200506300000/PV(YouTube の EMI Music 公式チャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=bbr60I0u2Ng2007年にリリースされたライブDVDの映像(アメリカのYahoo! Music)http://new.music.yahoo.com/knack/videos/view/knack-my-sharona--44696927ライブの方は、すでに癌に冒された後だと思います(参考記事)。声の出し方は聴いていて悲しくなってしまいます。(関連記事)「マイ・シャローナ」のドラマー、死去。http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200608250000/
2010/02/15
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音楽業界ではハイチ救済のチャリティが盛んになっていますが大本命の登場です。----- ----- ----- ----- -----1985年。前年の<バンド・エイド>に触発されアフリカの飢餓救済のため豪華ミュージシャンが集まって製作された「We Are The World」。http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200609140000/関連商品を合わせて昨年までに6300万ドル以上を売り上げ、アフリカの飢餓救済に当てられたそうです。 ----- ----- ----- ----- ----- 今年(2010年)。1985年のプロデューサー、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)と共に曲を作ったライオネル・リッチー(Lionel Richie)この2人を中心として25年前のレコーディング日である1月28日に同じレコーディング・スタジオハリウッドの<A&Mスタジオ>(現在は<Henson Recording Studio>と改称)でリメイクをしようという企画が持ち上がっていました。 ----- ----- ----- ----- ----- そんな中で起きたのが、20万以上の死者が出たハイチ大地震。リメイク企画を急遽ハイチ救済プロジェクト「We Are The World - 25 for Haiti」に変更。クインシー、ライオネルと共に、今回はハイチ出身で救援活動の先頭に立っているワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)とレディ・ガガを手がけて飛ぶ鳥を落とす勢いのレッドワン(RedOne)も共同プロデュース。レコーディングは2月1日。グラミー賞授賞式の翌日に設定し(25年前は、参加者の多くが出席したアメリカン・ミュージック・アワード授賞式後の夜中に集まり翌朝まで行うというハード・スケジュールでした。その時の反省からか、今回は翌日になったようです)80名以上の豪華なメンバーが参加しました。(ファミリーネームのABC順)Akon, India.Arie, Patti Austin, Tony Bennett, Justin Bieber, Bone Thugs-n-Harmony, Ethan Bortnick, Brandy, Jeff Bridges, Toni Braxton, Zac Brown, Kristian Bush,Natalie Cole, Harry Connick Jr., Kid Cudi, Miley Cyrus, Celine Dion, Snoop Dogg, Drake, Earth Wind & Fire, Faith Evans,Melanie Fiona, Jamie Foxx, Sean Garrett, Tyrese Gibson, Josh Groban, Anthony Hamilton, Keri Hilson, Julianne Hough, Jennifer Hudson, Enrique Iglesias, LL Cool J, Janet Jackson, Randy Jackson, Taj Jackson, Taryll Jackson, TJ Jackson, Al Jardine, Joe Jonas, Kevin Jonas, Nick Jonas, Rashida Jones,Gladys Knight, Adam Levine, Jimmy Jean-Louis, Benji Madden, Joel Madden, Mary Mary, Katharine McPhee, Jason Mraz, Mýa, Jennifer Nettles, Orianthi, Freda Payne, P!nk, A. R. Rahman, Nicole Richie, Raphael Saadiq, Carlos Santana, Nicole Scherzinger, Isaac Slade, Trey Songz, Musiq Soulchild, Jordin Sparks, Barbra Streisand, T-Pain, Robin Thicke, Rob Thomas, Usher, Vince Vaughn, Lil Wayne, Kanye West, Will.i.am, Ann Wilson, Brian Wilson, Nancy Wilson, BeBe Winansレコーディング風景映像(YouTube の AP通信公式チャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=jOuJ4tJ4mts同(参加者の1人、セリーヌ・ディオンの YouTube 公式チャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=NXUk__bhkmY----- ----- ----- ----- -----25年前と今回とでは思いきって完全にメンバーを入れ替えました。どちらについても感じるのはメンバー選定の(あらゆるリスナーを惹き付けるための巧妙な)幅の広さとそれを可能にするアメリカ音楽界の層の厚さ。この25年の間に次々に登場した、新たなスターはもちろんトニー・ベネット、アース・ウインド&ファイア、グラディス・ナイト、カルロス・サンタナ、バーブラ・ストライサンド、ビーチ・ボーイズ(抜けたブライアン・ウィルソンと残ったアル・ジャーディン)なんて、25年前に参加していても不思議じゃない(当時すでに名声を確立していた)でしょ。そして時代の変化を反映し、曲調も変化。ラップのパートも新たに加えられました。----- ----- ----- ----- ----- レコーディング風景を使用したミュージックビデオが3D映像の形式でバンクーバー冬期オリンピックの開会式(現地時間2月12日夜。NHKの生中継は日本時間2月13日(土)10:55-13:30)で初めて公開されます。----- ----- ----- ----- -----また、それとは別にカナダ出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサーであるポール・ハギス(Paul Haggis)がミュージックビデオの撮影をしています。 製作されたシングルやビデオの売り上げはクインシー、ライオネル、ワイクリフ、ハギスらが立ち上げたNPO<We Are The World 基金>を通じてハイチ大地震の救援にあてられます。 ----- ----- ----- ----- -----(追記2010.2.13)僕がトイレに行っている僅かの間だったら、ごめんなさい。開会式(少なくともNHKの放送)では「We Are the World 25 for Haiti」登場しませんでしたよね!?ま、それは別にいいでしょう。「We Are the World 25 for Haiti」いよいよ公開・iTunesストアによるダウンロード販売が開始されました。僕もすぐに公式サイト経由で購入しました。 「Official Site of We Are the World 25 for Haiti」http://wearetheworldfoundation.org/(PVをフル試聴できます)日本のiTunesストアではサウンド(6:56)が150円ビデオ(13:54)が300円です。メンバー総とっかえ、と上で書きました。しかし(以前からの情報で知っていましたが)1985年のものを使用するという形で、マイケルは今回も歌っていますね。そしてジェイミー・フォックスが参加している理由がよく分かった。さすがっオスカー受賞!
2010/02/11
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最優秀レコード「ユーズ・サムバディ」キングス・オブ・レオン最優秀アルバム『フィアレス』テイラー・スウィフト最優秀楽曲「シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)」ビヨンセ最優秀新人ザック・ブラウン・バンドキングス・オブ・レオンは意外でしたが(票が割れた?)僕としては面白みのない主要4賞でした。もちろん、それぞれ賞に値すると思います。(特にビヨンセは満を持してという感じだし)でも、ここ3年のディクシー・チックス(2007年、政治的発言に対するバッシングへのリベンジ)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200702130000/エイミー・ワインハウス(2008年、ハチャメチャな私生活が上質な音楽を生み出した)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200802110000/ロバート・プラント&アリソン・クラウス(2009年、60歳になったハードロッカーの穏やかな着地点)http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200902090000/というグラミー受賞がドラマのクライマックスになるような、そんな主要4賞ではなかったですね。そういう意味ではハイチの大地震、そして昨年の6月に亡くなったマイケル・ジャクソンへの追悼をした回というふうに僕は第52回グラミー賞を記憶するでしょう。だからレイ・チャールズ追悼となった2005年の第47回を連想しますがその時は遺作となった(たとえそうでなくても素晴らしい)『ジーニアス・ラヴ~永遠の愛』 がありました。今回のマイケルは賞を贈るべき作品がありません。(『This Is It』サントラは10月なので今回の対象期間外)とうことで功労賞(Lifetime Achievement Award)という正規の賞とは別枠の賞http://www2.grammy.com/Recording_Academy/Awards/Lifetime_Awards/で称えるしかありませんでしたね。--------------------------------------------------52nd Annual GRAMMY Awards対象:2008年10月1日~2009年8月31日にリリースされた作品授賞式:2010年1月31日(日本時間2月1日)、Staples Center (Los Angeles, California)にて投票:National Academy Of Recording Arts & Sciences (The Recording Academy) の投票メンバーによる。 投票メンバーになるには、市販された6曲において製作者あるいは技術者としてクレジットされていること(あるいはそれ相当)が条件公式サイトgrammy.com http://www.grammy.com/日本での独占生中継テレビ WOWOWhttp://www.wowow.co.jp/music/grammy/ラジオ(首都圏) Inter FMhttp://www.interfm.co.jp/grammys/General Field(総合分野)●Category 1 - Record Of The Year(最優秀レコード)(最優秀の「録音(record)」に対する賞なので、アーティストだけでなくプロデューサー・技術者にも贈られる)「ヘイロー」ビヨンセ「アイ・ガッタ・フィーリング」ブラック・アイド・ピーズwinner 「ユーズ・サムバディ」キングス・オブ・レオンJacquire King & Angelo Petraglia (producers)Jacquire King (engineer/mixer)「ポーカー・フェイス」レディー・ガガ「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」テイラー・スウィフト●Category 2 - Album Of The Year(最優秀アルバム)(最優秀の「アルバム」に対する賞。Record Of The Year 同様、プロデューサー・技術者も対象)『アイ・アム... サーシャ・フィアース』ビヨンセ『THE E.N.D.』ブラック・アイド・ピーズ『ザ・フェイム』レディー・ガガ『ビッグ・ウィスキー・アンド・ザ・グーグルックス・キング』デイヴ・マシューズ・バンドwinner 『フィアレス』テイラー・スウィフトColbie Caillat (featured artist)Nathan Chapman & Taylor Swift (producers)Chad Carlson, Nathan Chapman & Justin Niebank (engineers/mixers)Hank Williams (mastering engineer)●Category 3 - Song Of The Year(最優秀楽曲)(作詞・作曲に対して贈られる賞)「ポーカー・フェイス」レディー・ガガ「プリティ・ウィングス」マックスウェルwinner 「シングル・レディース(プット・ア・リング・オン・イット)」ビヨンセThaddis Harrell, Beyoncé Knowles, Terius Nash & Christopher Stewart (songwriters)(Track from: I Am... Sasha Fierce)「ユーズ・サムバディ」キングス・オブ・レオン「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」テイラー・スウィフト●Category 4 - Best New Artist(最優秀新人)(「新人」の定義は難しいですね。「For a new artist who releases, during the Eligibility Year, the first recording which establishes the public identity of that artist」だそうです。)winner ザック・ブラウン・バンドケリー・ヒルソンMGMTシルバーサン・ピックアップスザ・ティン・ティンズ
2010/02/01
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クリスマスに復活です。 (昨年も同じような事を言っていましたね) 毎年この時期にクリスマスソングをとりあげています。 今回は、Simon & Garfunkel。1966年の3rdアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム (Parsley, Sage, Rosemary and Thyme)』収録の「7 O'Clock News/Silent Night」です。クリスマス・キャロルの定番中の定番「きよしこの夜」(の英語版。原曲(ドイツ語版)、英語版、日本語版、すべて歌詞が異なる)が、ピアノだけのシンプルな伴奏と二人の美しいハーモニーによって唄われますがその背後では1966年8月3日に起きたニュースが読み上げられています。(レコーディングは8月22日。リリースはクリスマスを視野に入れた10月10日)これは実際のニュース音声のサンプリングではなくポール・サイモンが再構成し(ところどころケアレスミスがある)ラジオDJに読み上げさせた擬似ニュースですが難航する公民権運動、影響を受けた人物の訃報、連続殺人、ベトナム反戦への逆風。深刻なニュースばかりです。この対位法的表現を苦い皮肉と捉えることも可能でしょう。しかし、ポール・サイモンの切なる祈りだと思いたいですね。朝でも昼でも夜遅くでもない「イブニング・ニュース」にしたわけですからクリスマスの夜、せめてその一夜だけでも「Sleep in heavenly peace」であってほしいそういう意図ではないでしょうか。 試聴(Sony Music)http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/SimonAndGarfunkel/SICP-20142/index.html 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#silentnight今日の夜7時、どんなニュースが流れるのでしょうか。少しでも良いニュースでありますように。そして安らかな夜でありますように。
2009/12/24
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「オクラ」って外来語なんですよね。右はスーパーで買ったオクラ。左の巨大なオクラは叔母夫婦からの頂戴品。叔母の夫の兄(農業)が育てたもので見た目と違って固くなく味も良い。もともとネバネバ系は苦手でオクラもダメだったんですけどこれを食べてからオクラが好きになりました。叔母の夫によれば一番おいしい食べ方はさっと茹でて、からし酢味噌を付けて、とのこと。祖父母の代までそうだったので分かるのですが農家の食べ方ですね。素材そのものを味わう、素材しだいの食べ方。僕なんかも、たとえばカボチャは茹でただけ(味付け、いっさい無し)が一番おいしいと思っています。それはともかく、僕の好きなオクラの食べ方はスライスしたのと鰹節を混ぜ、麺つゆで割って、刻み海苔を散らしたもの。冷や奴、ご飯、蕎麦。最高。
2009/09/03
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今日は朝早くに投票を済ませ(小選挙区・比例区、ともに民主党)、昼は酒を飲んで寝て、夜はずっと開票特番です。選挙権を手にしてから常に僕の投票行動は「政権選択可能な二大政党制」がテーマでした。(1)与党に不満があれば選挙によって政権交代を起こす。(2)代わった政党がダメだったらまた選挙で政権交代。ひとりの選挙民として、(与党の大勝か辛勝かを選ぶのではなく)与党か野党か、はっきりした選択権を持ちたかった。これで希望の第一段階は叶えられました。第二段階に進むには……あっ、自民党を応援しなきゃいけないのか。自分の信条を貫くには、そうしなきゃいけませんね。なんだか変な気分。
2009/08/30
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Larry Knechtel。今月20日、心不全で死去。69歳。1940年8月9日、カリフォルニア州生まれ。キャリアのほとんどをスタジオ・ミュージシャンとして過ごす。西海岸のピアニストといえば、すでにレオン・ラッセルという大きな存在があったため彼が自己名義の活動を活発化させる(スタジオ・ミュージシャンの仕事を減らす)まではオルガンや(もともと弾くことのできた)ベースに回ることも多かった。それが逆にキャリアの幅を広げることにもなります。たとえば、エルヴィス・プレスリーの<カムバック>TVスペシャル、バーズの『Mr. Tambourine Man』、ドアーズの『The Doors』などではベースをビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』ではハモンドを演奏。とはいえ、彼の名前を燦然と輝かせることになったのはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」における聖なるピアノ演奏。この演奏には彼のアイデアも採り入れられグラミー賞の「Best Arrangement Accompanying Vocalist(s)」(最優秀編曲賞)も受賞。それ以後も精力的な活動を続けLarry Knechtel RECORDING CREDITS(Musician's Guide at Milarus Mansion)http://home.cogeco.ca/%7Emansion3/larryknechtel.html近年だとディクシー・チックスの『Taking the Long Way』に参加。グラミー賞のステージでも演奏しました。
2009/08/25
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冒頭に海鳥と波の音が入るのでこの曲は夏を連想させます。実際、この曲がビルボード1位になったのが1963年の8月。フィラデルフィア出身、5人組の黒人コーラス・グループザ・タイムス(The Tymes)のデビュー曲にして最大のヒット。以後、この曲に匹敵するヒット曲を出すことはありませんでしたがこの歌を残したことで、永遠に語り継ぐべき存在だと思います。元イーグルスのティモシー・シュミット(1983)、山下達郎(1986)、アート・ガーファンクル(1988)、オール・フォー・ワン(1993)など、数多くカバーされています。 試聴(米amazon)http://www.amazon.com/Best-Tymes-1963-1964/dp/B000B8I8Z0/ 歌詞の和訳http://www.amazon.com/gp/product/B0000516WN/いやー、背中がかゆくなりそうな甘~い歌詞ですよね。でも僕はそういうのが大好物です-------おおっ、もうこんな時間だ。ようやく夏休みになりました。14(金)・15(土)・16(日)、たった3日間。ふだんの週末と大して変わんねぇじゃん。その3日間、あわただしく東京⇔実家の往復です。
2009/08/14
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東京ドーム、行ってきました。--------------------------------How terribly strange to be seventyどれほどすごく変な気持ちだろう 70になるって Old Friends / Simon & Garfunkelと1968年に夢想してから41年。ポール・サイモン(Paul Simon)---1941.10.13生まれアート・ガーファンクル(Art Garfunkel)---1941.11.5生まれあと2年ちょっとで70になる二人。自分のソロ・コーナーになると別人のように元気になるサイモンさすがに昔ほどは高音が伸びないガーファンクルそれでもやっぱり僕が生まれる前に(!!)解散した二人が距離を置いたり再結成したりを繰り返しながら今こうして「Old Friends ツアー」と銘打ってブックエンド(Bookends)のように並んで歌うのを目の当たりにすると感慨深いものがありますね。Preserve your memoriesThey're all that's left you思い出を保存しておきなさいそれら全てがあなたを残しておきます Bookends Theme / Simon & Garfunkel-------------------------------- Old Friends (旧友) ~ Bookends Theme (ブックエンドのテーマ) 試聴(ソニーミュージック)http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCP-2066 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#oldfriendshttp://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3022#bookends セットリスト(ウドー音楽事務所)http://www.udo.co.jp/News/index.html#090709今日も当日券がありましたし、明日以降もあるようです。情報はウドーのサイトでご確認ください。
2009/07/10
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ロサンゼルスの Staples Center でおこなわれたマイケル・ジャクソン追悼式の映像をMTV Japanのサイトで見ることができます。 マイケル・ジャクソン追悼特集(MTV Japan)http://www.mtvjapan.com/michaeljackson/------------------------マイケルに関しては6/28の記事で気持ちの整理をしたつもりでしたが追悼式におけるマライア・キャリーの胸元のぱっくり開いた黒いドレスを見て、気が変わりました。ああいう場でもセクシーさ強調(どう考えても特注品だよね)は顔面整形をくりかえしたマイケルにも通じる大スターの抱える業の深さを思わずにはいられません。------------------------まあ、それはさておき彼女が歌った「I'll Be There」。Jackson 5 の4枚目のシングル(1970年)でデビューからこの曲まで連続してビルボード1位。同年のサード・アルバムその名も『Third Album』(邦題は『アイル・ビー・ゼア』)に収録。Mariah Carey はMTVのライブ番組『MTVアンプラグド』(1992年)で披露。アコースティック縛り、ということもあってかこの曲の持つゴスペルからの影響を強調した解釈でカバーしました。この番組の音源を利用したシングル(同年)もジャクソン5同様、ビルボード1位を獲得。 Jackson 5『Third Album』試聴(米アマゾン)http://www.amazon.com/Third-Album-Maybe-Tomorrow-Jackson/dp/B00005N8V8/ Mariah Carey『MTV Unplugged EP』試聴(ソニーミュージック)http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/MariahCarey/SICP-8077/index.html 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#illbethereジャクソン5の原曲は手の込んだボーカル・アレンジが施されています。マライアのバージョンはバック・ボーカルのトレイ・ロレンツ(Trey Lorenz)をフィーチャー。彼はこの歌唱で名を売ってマライアのバック・アップでソロ・デビューも果たしました。今回の追悼式でも2人で歌っていますね。
2009/07/08
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1962年。ハリウッドにあるフィル・スペクターのスタジオでアシスタントを務める27歳のソニー・ボノ(Sonny Bono)はネイティブ・アメリカンの血を引く16歳の美少女、Cherilyn Sarkisian に出逢い2人は恋に落ち、結婚。通称シェール(Cher)はソニーのツテでスペクターがプロデュースする楽曲のバック・コーラスをつとめます。64年にいくつかの名義で曲を出しますが、ぱっとせず65年に改めて<Sonny & Cher>として再デビューシングル「Baby Don't Go」(8位)「I Got You Babe」(1位)アルバム『Look At Us』(2位)の大ヒットで一躍スターとなります。「The Beat Goes On」は1967年のヒット曲(6位)。同年のアルバム『In Case You're in Love』に収録。 視聴(米アマゾン)http://www.amazon.com/Case-Youre-Love-Sonny-Cher/dp/B0000064YZ/ 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#beatgoeson結果的にこの曲が60年代における最後のトップ10・ヒットとなります。60年代末になると、時代の風潮に合わなくなり人気は低迷します。起死回生となったのはテレビ出演。コメディータッチの音楽バラエティー番組『ソニーとシェールのコメディーアワー』が1971年に開始。背が低く(かかとの高い靴をはく)愛嬌のあるソニーと5cm長身でエキゾチックな美女のシェールこの2人の対照的なキャラクターが受け、いわゆるお茶の間の人気者になります。レコード・セールスも回復。しかし、残念ながら1975年に離婚し、それに伴い番組は終了。2人は別々の道を歩み始めます。シェールは歌手(グラミー受賞)・女優(ゴールデングローブ・カンヌ・オスカー受賞)として大輪の花を咲かせます。一方のソニーはレストラン経営で芽生えた問題意識から政治家に転身。カリフォルニア州パームスプリング(砂漠のオアシスにあるリゾート地)の市長(1988年-92年)そして連邦下院議員(1995年-)となります。下院議員在職中の98年1月、休暇中のスキー事故により死去。共同提案者のひとりとして名を連ねていた<ミッキーマウス保護法>として議論を呼んだ著作権延長法は彼を追悼して「Sonny Bono Copyright Term Extension Act」という通称で同年、成立。葬儀では「The Beat Goes On」が歌われ墓碑にはその一節「AND THE BEAT GOES ON」が刻まれています。
2009/07/06
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ネット上の追悼記事をいくつも読みましたが一番味わい深いのは、これ。 替え歌「Fat」のヤンコビックさん、追悼の「つぶやき」(毎日新聞→ウェブ魚拓) Eat It (1984)(YouTube の "Weird Al" Yankovic 公式チャンネル) Fat (1988)(同)2006年に「ドント・ダウンロード・ディス・ソング」という曲を無料ダウンロード限定でリリースしたりと、相変わらず面白い人です。マイケルに付けられた「King Of Pops」という表現を借りればまさに「King Of "Weird"(変な奴)」。本家マイケルのPVは、こちら。 MichaelJacksonMusic(YouTube の マイケル・ジャクソン公式チャンネル)そうそう、マイケル本人も彼のことを気に入って「リベリアン・ガール」のPVにも参加しています。「あれっ、マイケル?」と声をかけられて「違うよ。バブルスはいるみたいだけど」と言うカットとノリノリでアコーディオン(彼の特技)を奏でているカット。---------------------------今までにマイケル・ジャクソンについて書いたものを書いた順ではなく彼の年代順に並べてみました。ベンのテーマ/マイケル・ジャクソンソロとして初のビルボード1位。悪夢/スティーヴィー・ワンダー(feat.ジャクソン5)モータウンの、そして天才少年としての先輩スティーヴィー・ワンダーの曲にグループでゲスト参加。♪アウッ 今夜はドント・ストップ/マイケル・ジャクソン歌を歌わないファン感謝イベントが行われた時(2007年)に書きました。『オフ・ザ・ウォール』でいよいよクインシー・ジョーンズとコンビ結成。自作のディスコ・サウンド。<Thriller 25> 文字通りモンスター・アルバム『スリラー』25周年(2008年)。僕は歌詞にこだわる方ですが、マイケルのアップ・テンポの曲は歌詞をほとんど気にしない。出来がどうこう、じゃなくてダンスを含めた映像に目を奪われてしまうから。ビリー・ジーン/マイケル・ジャクソン「ムーンウォーク」初披露の曲!!マネしました。できなかったけど。Say Say Say/ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソンまさに相乗効果。どちらにとっても大成功。しかしマイケルがビートルズの版権に手を出し、仲たがいするきっかけともなる。 ウィ・アー・ザ・ワールド/USA・フォー・アフリカCD再発の時(2006年)に書きました。チャリティ・ソングの金字塔。ライオネル・リッチー(コモドアーズ時代はジャクソン5のバックバンドも経験)と共に曲を作る。 リベリアン・ガール/マイケル・ジャクソン『バッド』収録曲。『スリラー』で書いたような理由でこのブログでは意図的にタイトル曲を外しています。マイケル・ジャクソン(Heal The World)少年への性的虐待容疑の裁判の頃(2005年)に書きました。ブログを始めて間もない時期なので、書き方が今と違いますね。歌詞の和訳は、こちら。『デンジャラス』からのシングルカット。マイケルの繊細さが良く出ている。ユー・アー・ナット・アローン/マイケル・ジャクソンロンドンでのコンサート開催が発表された時(今年3月)に書きました。最後のビルボード1位。「ベン」と「リベリア」はこれまで書いたものと合わせて彼のキャリアをロンドン公演の時期にざっとおさらいしようと準備していました。まさか、こんな形で載せることになるとは......RIP(Rest In Peace)、Michael Jackson。
2009/06/28
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このアクセス数の変化マイケル・ショックの大きさですよね。追悼その2です。「リベリアン・ガール」は1987年リリースののアルバム『バッド』収録曲。(米本国ではシングルカットなし。英・豪のみ、ほぼ丸2年後に最後のシングルカットとしてリリース)マイケル(Michael Jackson)の自作曲です。前作は肝心かなめの「スリラー」が他人の提供曲だったりしましたがこの『Bad』では2曲を除いて自作。作曲能力が向上して他人に頼る必要が減ったわけですね。特に「Liberian Girl」がある事で作家としての幅の広さを印象付けています。この曲をひと言でいえば<異国情緒>。必ずしも「リベリア」である必然性はないですよね。仲の良いエリザベス・テイラーに捧げたと言われていますしむしろ彼女の代表作のひとつである「クレオパトラ」的つまり地中海アフリカ風でさえあります(リベリアは大西洋沿岸)。「リベリアン(ラィベリアン)・ガール」になったのは音の響きの良さと解放奴隷がアフリカ大陸で建国したというアフリカ系アメリカ人にとっての好イメージ(建国後の実情はともかく)が選ばせたのでしょう。TOTO のデヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロを含む5人がムードたっぷりにシンセサイザーを奏でています。美しい声でスワヒリ語を囁いているのは南アフリカ出身の女性シンガー、Letta Mbulu (レッタ・ムブール) PVフル試聴(Sony Music - MyPlay.com)http://myplay.com/video-player/michael-jackson/?bcpid=14508199001&bclid=18584191&bctid=13406403マイケルのビデオ(「ショート・フィルム」)は毎回、手の込んだ作りで驚かされましたがこの曲は、それ以上に彼と仲の良いスターがこれでもかとばかりに多数登場することで話題になりました。 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#liberian
2009/06/27
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さて......追悼特集です。ロンドンでのコンサート開催が発表された3月にマイケル(Michael Jackson)にとって最後のビルボード1位曲をやったのでhttp://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/diary/200903070000/今回はソロとして初のビルボード1位となった曲を。少年とネズミの友情をテーマにした映画「Ben」(1972年公開)の主題歌。当時14歳。ソロ歌手としてはスティーヴィー・ワンダー(「Fingertips (Part 2)」1963年)そしてジャクソン5の対抗馬としてデビューした白人兄弟グループオズモンズのリード・ボーカル、ダニー(ドニー)・オズモンド(「Go Away Little Girl」1971年)に次ぐ史上3番目の若さです。ちなみにグループを含めると彼がリードボーカルの Jackson 5 (「I Want You Back」1969年)(公称は8歳。実際は11歳)が史上最年少。試聴(HMV)http://www.hmv.co.jp/product/detail/1083547歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#ben14歳にしては驚異的に幼い感じです。もともと幼く見えるというのはありますがデビュー以来の、幼さを強調した商業戦略がまだ続いています。
2009/06/26
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夫でもある作詞家ジェリー・ゴフィンとのソングライター・コンビで60年代前半に極上のアメリカン・ポップスの数々を生み出したキャロル・キング(Carole King, 1942-)。ビートルズなどの英国ロックの嵐に呑み込まれるような形で低迷し夫婦生活も破綻を迎えます。1970年にファースト・ソロ・アルバム『ライター』でシンガー・ソングライターとして再出発。質の高いシンガー・ソングライターを求める時代風潮と見事にマッチし翌1971年のセカンド・アルバム『Tapestry (つづれおり)』がメガヒット。この傑作は15週連続の1位を含む302週もの長きにわたりトップ100を維持し同年度のグラミー賞でも・最優秀レコード( 「It's Too Late (心の炎も消え)」5週連続1位、年間3位) ・最優秀アルバム ・最優秀楽曲( 「You've Got A Friend」) ・最優秀女性ボーカル・パフォーマンス という、主要三冠の独占を含む4つの賞を獲得します。歌姫タイプの着飾った歌声ではない洗いざらしのような彼女の歌声が評価されたというのもシンガー・ソングライターの時代を象徴するかのようです。そしてこのうち最優秀楽曲の「You've Got A Friend (君の友だち)」はビートルズのアップル・レコードとの契約終了後1970年のワーナー移籍で復活したジェームス・テイラー(James Taylor, 1948-)(名前の日本語表記には、ゆれがあります)によるカバー(同年)の評価によるものです。ビルボード1位、グラミーの最優秀男性ボーカル・パフォーマンスも受賞彼(本来はシンガー・ソングライター)の歌も優しく包み込むような感じで、いいなぁ。 『つづれおり』試聴(ソニーミュージック)http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/CaroleKing/MHCP-257/index.html 『Mud Slide Slim And The Blue Horizon』試聴(ワーナーミュージック)http://www.wmg.jp/artist/jamestaylor/WPCR000075388.html 「心の友」ソング、というのはポピュラー・ミュージックの欠かせない1ジャンルだと思います。喜怒哀楽のような人間の感情を言葉とメロディーで表現するのが、歌の本質だとすると悲しむ友の支えになりたい、という大切な感情は当然、歌にとって欠かせない題材だと言えます。その「心の友」ソングの中でもキャロル・キング、あるいはジェームス・テイラーが歌った「You've Got A Friend (君の友だち)」はその最高峰でしょう。しかし、この手の内容で使える表現というのは限られてるんですよね。相手は心に余裕のない状態だから下手こいて更に傷つけちゃダメだし、ひねりすぎて伝わらなかったら意味ないし。そもそも言いたい事は結局は「支えになりたい」だけだし。だからこの曲も歌詞の面で際立った特徴があるわけじゃないです。(もともと彼女は作曲主体の人だし)それでも心に残るのはシンプルで落ち着いたアレンジ、穏やかで美しいメロディーそして歌い手の声質、なんでしょうね。現実のそういう場面で重要なのが口先ではなく人柄なのと似ているのかもしれません。 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#youvegotafriendとりあえず主語(I)はなるべく省略して、必要な場合は僕が男という単純な理由で「僕」にしておきました。
2009/06/13
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昨夜おこなわれた、ケイティ・ペリーのミニライブのウェブ中継夜9時という遅い時間(さらに5分押し)だったので生で見ることができました。普段ライブをやらない会社&場所(服を売る店だもんね)のせいか(本職の人も関わってるんだろうけど)やりなれない感がしました。カメラはブレるし(カメリハ不足)マイクのシールドは抜けるし(ケーブルを捌く人の問題)。セミ・アコースティックの編成で、3曲。演奏は満足!!でした。現在、オン・デマンドで配信中です。 Katy Perry ライブ in 原宿(H&M) 14分20秒http://www.hm.com/jp/katyperry/#/katyperry/
2009/05/28
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彼氏がいるのに酔った勢いで女どうしキスをしたら、興奮しちゃったと歌う「キス・ア・ガール(I Kissed A Girl)」で大ブレイク(ビルボード7週連続1位)したケイティ・ペリー(Katy Perry)。来週、以下の日程でジャパン・ツアーをおこないます。5/25(月) 心斎橋CLUB QUATTRO5/26(火) 名古屋CLUB QUATTRO5/28(木) 新木場 duo MUSIC EXCHANGE5/29(金) 新木場 duo MUSIC EXCHANGE【問】creativeman http://www.creativeman.co.jpそして、日程の空いている 5/27(水) には昨年日本上陸したスウェーデンのファッションブランドH&Mが原宿店で開催する完全招待制チャリティ・イベント<ファッション・アゲインスト・エイズ>に出演。翌 5/28(木) から世界発売する彼女デザインのボディースーツ(\2,490、売り上げの25%をエイズ予防プロジェクトに寄付)のお披露目とあわせて、ミニ・ライブをおこないます。現在、H&Mのモバイル・サイト(mobile.hm.com)で特別招待客50名を募集中(5/25(月) 午前10時締切)そして、5/27(水)午後9時からのライブはH&Mのサイトで生中継されます!! Katy Perry ライブ in 原宿(H&M)http://www.hm.com/jp/katyperry/ H&M原宿店にて完全招待制ミニ・ライブ決定!リアルタイムで世界配信も!(EMIミュージック・ジャパン)http://www.emimusic.jp/intl/katyperry/news.php?rssno=92 「I Kissed A Girl」フルPV(Katy Perry - MySpace)http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=34301986 画質は落ちるけど日本語対訳の字幕入りPV(EMIミュージック・ジャパン)http://www.emimusic.jp/intl/katyperry/disco.htm
2009/05/24
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Coldplay は、北米を皮切りに5月15日からスタートする2009年<VIVA LA VIDA>サマー・ツアー(夏フェスは除く)の観客に市販されていないライブ・アルバム『Left Right Left Right Left』のCDを無料配布します。同時に、彼らのサイトhttp://www.coldplay.comでも、『Left Right Left Right Left』を無料でダウンロードできます!!ロンドン時間の15日午前9時(日本時間だと18時)から始まったようです。期間はツアーの最終日(ロンドン、ウェンブリー・スタジアム)の9月19日まで。曲目1. Glass of Water2. 423. Clocks4. Strawberry Swing5. The Hardest Part/Postcards From Far Away6. Viva La Vida7. Death Will Never Conquer8. Fix You9. Death And All His Friends当然ながら全世界からアクセスされているはずなので時間がかかります。まあ気長に。http://www.coldplay.comサイトのトップページから蝶の形のアイコン([free download])をクリックすると認証ページに行きます。Eメールアドレスの入力とCountry(国)の選択をしプライバシー・ポリシー(リンクがあります)に同意した上で[Submit] ボタンを押す必要があります。一番下にニュース・メール(英語です)を受け取るかどうかのチェックボックスがあるので、不要の人は外してください。[Submit] ボタンを押すと(ここが時間がかかる!)次に出てくる画面はシンプルです。[download] と [back] という文字だけ。[download] をクリックしてZip ファイル(54.5MB)をダウンロードしてください。Zip ファイルを開くと[leftright] というフォルダの中に上記の曲目の .mp3 ファイルが入った[LeftRightLeftRightLeft] フォルダと音楽プレイヤーのジャケット表示機能のためと思われる画像(.jpg ファイル)が入っています。
2009/05/15
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「ラスト・ダンスは私に」、今回あらためていろいろなバージョンを聴きました。他アーティストの分はひとまず置いておくとしてドリフターズの後継リード・シンガーや、近年のベン・E・キングの歌なんかも聴いて1960年のオリジナル・バージョンの良さを再認識しました。で、何が一番重要かというとサビ終わりの「ゥン~~~~」。Aメロでは寛大さを装っているのですがサビになると本音がポロリ。ボクの存在を忘れないでね、一線は越えないでね。異性にもてる人と付き合った経験があれば理解できる感情束縛はしたくない(束縛する奴だと思われたくない)、けれど一緒じゃない時の行動が気になって気になってしょうがないそういう微妙な男心(女心でも、もちろん可)が込められた「ゥン~~~~」なんですよね。後継リード・シンガーがベン・E・キングほどの名声を勝ち得ず近年のベン・E・キング自身(かつてあった声の色気が消えている)も往年の彼自身に及ばないのは「ゥン~~~~」(発音はそれぞれ異なりますが)の違いですね。
2009/05/10
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日本のバンド(1955年結成)→コント・グループ(「全員集合」)...じゃなくてアメリカのドゥ・ワップ系コーラス・グループ(1953年結成・デビュー)。リード・ボーカルも含め(現在まで!)メンバーの離合集散を繰り返していますが「Save The Last Dance For Me」がリリースされた1960年におけるリード・ボーカルはソロになってからの「スタンド・バイ・ミー」で知られるベン・E・キング。さすがの表現力です。 ♪ゥン~~~それ以降、Ben E. King 脱退後の The Drifters による再録だけでなく洋の東西や男女を問わず数多くカバーされます。 視聴(画像リンク先で聴くことができます。) 歌詞の和訳http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuryou/3019#lastdance...健気やなぁ。日本では越路吹雪がヒットさせました。訳詞は、名コンビの岩谷時子。(歌ネット)http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=66938僕は訳詞に対して点が辛いのですが、これは見事。元の詞をうまく整理(音節の違いや男女差があるからね)して上手にメロディーに乗せています。
2009/05/06
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またひとつ年をとりけり初鰹 寿陵
2009/05/03
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Rock'n Roll Showはもう終わりだったら終わりだこの街のRockは もうウンザリだなんだよいちいち めんどくさいんだギターを鳴らして歌いたいんだRock'n Roll Showは もう終わりだ/RCサクセション (1990)作詞・作曲 忌野清志郎 日本最高の「ロックスター」に黙祷。
2009/05/03
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卒業しました☆(椎名桃子ブログ@アメブロ)http://ameblo.jp/mechicha/entry-10252281797.htmlトレインチャンネルの天気予報(ウェザーニュース提供)の女の子が交代してしまった(1期4ヶ月)。新しい子には申しわけないけど乗りたくもない電車に乗る苦痛(電車が悪いんじゃなくて毎日決まった時間に通勤するのが苦痛)の、ささやかな慰めだったのに
2009/05/01
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探しものは何ですか?見つけにくいものですか?カバンの中もつくえの中も探したけれど見つからないのにまだまだ探す気ですか?それより僕と踊りませんか?夢の中へ 夢の中へ行ってみたいと思いませんか?(中略)探すのをやめた時見つかる事もよくある話で踊りましょう 夢の中へ行ってみたいと思いませんか?夢の中へ/井上陽水 (1973)---------------------------------------実印を押した書類と印鑑証明が必要な用件ができた。---4/6(月)朝、能天気なブログ更新。夜帰宅すると、書類が届いていた。4/7(火)仕事の後、区役所の出張所で印鑑証明を取る(大半の事務は17時で終了するが、住民票や印鑑証明の交付は20時まで延長)。手数料300円。帰宅して書類に記入し、さあ実印を押そう...無い!!時間を置いて冷静になろうと、今日のところは酒を飲んで寝る。4/8(水)朝、改めて探すが、やっぱり見つからない。もやもやした気分のまま出勤。帰宅後ふたたび探すが、やっぱり見つからない。平日のあわただしい中だから場所を思い出せないのだろうか。大至急ではないので週末に本格的に捜索すると決め、酒を飲んで寝る。4/9(木)・4/10(金)実印のことは、いったん意識から締め出す...というわけにもいかない。酒を飲んで寝る。4/11(土)・4/12(日)家宅捜索。だめだ...ある程度の年齢になって、人生が自分の思い通りにならないのはイヤというほど分かっていたつもりだけど、実印を紛失する事までは想定していなかった。イライラするので昼酒を飲み、夜も酒を飲む。さすがにもう諦めるしかない。4/13(月)事情を伝え、しばらく待ってもらう。実印を作り直し、印鑑登録の変更(これは平日の昼間のみ)をしなければならない。面倒だけど、道筋がはっきりしたので、精神的には平静を取り戻す。4/14(火)仕事の後、実印を注文。紛失した実印の半額以下。夜、能天気なブログ更新。---4/19(日)実印受け取り。さて、平日の昼間に区役所へ行かないと。5/1(金)は仕事が休みになりそうなので、その日にする。4/20(月)能天気なブログ更新。---4/26(日)実印がひょっこり出てきた!!見つかってようやく、そういえばここに隠したと思い出す。物が物だけに万が一を考えて手の込んだ隠し方をしてしまい、その結果自分自身が見つけられなくなっていたという最悪のパターン。もちろんヤケ酒。無駄になった新実印はどうしよう?4/27(月)力を込めて実印を押した書類と日付が少し古くなった印鑑証明(捨てなくて良かった)を封筒に入れ、投函。さすがにそれは忘れなかったが、二日酔いで頭がボーっとしている。忘れ物をしたのを駅についてから思い出し家に戻るが、肝腎の忘れ物をそのままにして、また家を出る。結局、遅刻と忘れ物のダブル・パンチ。吐き気が夕方まで続く。
2009/04/30
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「ピーター・バラカンの わが青春のサウンドトラック」(レコード・コレクターズ5月増刊)1951年ロンドン生まれ、というのが実に羨ましいと思わせる本。つまり多感な時期をおくったのが60年代から70年代初頭のロンドンなわけで、12歳の時に生まれて初めて行ったライブがビートルズのクリスマス・ショウ。キンクス、フー、ストーンズ、クリーム、ジミヘン、みんなデビューから知っている。そんな彼が1974年に(シンコー・ミュージックの海外著作権事務の職に就くため)来日する前日に買ったシングル「I Shot The Sheriff」(エリック・クラプトンがボブ・マーリーをカバーし、大ヒットする)までの音楽体験を語っています。漢字検定協会理事長 そういえば大久保昇の名による合格証書を持ってました。10年前かぁ。確かに、たかが漢字のテストで5000円は高いぜって思いましたよ。ランチはホットドッグホットドッグ(付け合せはカレー粉をまぶした千切りキャベツ)、ハッシュドポテト、(インスタント)カプチーノ。大学堂と朝マックとドトールを足して4で割ったような(4!?)感じになりました。
2009/04/20
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桜が散ればツツジの季節です。「久留米つつじ」で知られる久留米市の隣の市に実家があるのでツツジは馴染み深い花です。実家にも植わっていますし毎年ゴールデンウィークには家族で「久留米つつじまつり」(ツツジを中心にした大園芸市)に行っていました。とはいえ、個人的には(口には出せなかったけど子供の頃から)色の濃い花と色の濃い葉がモシャモシャしているツツジってそれほど好きじゃないんですけどね。
2009/04/14
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遺跡京浜東北線、某駅。撤去された喫煙所。申請書定額給付金の申請書が先週半ばに送付されて来た。週末に記入。今日、投函(予定)。炒飯定食日曜の昼食を作る。鮭フレークとセロリのチャーハン、「豆とヒジキの缶詰」と水菜のサラダ、インスタントのワカメスープ。
2009/04/06
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今日から(たった4駅の喫煙ルームを除き)首都圏のJR駅は全面禁煙になる。「受動喫煙の防止を望まれる多くのお客様」、だったら喫煙者が負担している国鉄の債務を代わりに支払ってください。……という意味が理解できないバカは自分の不勉強を恥じて黙っていてよ。JR東日本さん。自分の敷地で吸ってはいけないような物をこれからも売り続けて莫大な販売手数料を手にするのでしょうね。ヤラズボッタクリという言葉をささげます。
2009/04/01
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最近セロリをよく食べる。言葉本来の意味で「食わず嫌い」の時期が長かったけどいったん食べるようになると、あの独特の香りはクセになります。今が旬らしいですね。「セロリは春の味だ」と僕の舌も申しております。土筆や菜の花やノビルと同じ分類にしているようです。 育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ夏がだめだったりセロリが好きだったりするのねセロリ/山崎まさよし(1996) SMAP(1997) 作詞・作曲 山崎正義 山崎まさよし フルサイズPV(YouTube の Office Augusta チャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=M4sWFgBYNbI
2009/03/29
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