絵画のわき道
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週末まで上野で開催された、レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像 を観てきました。 この展覧会はアンブロジアーナ図書館絵画館の所蔵するいわゆるアトランティコ手稿、ダ・ヴィンチのノートですね、これがメインの展覧会です。 当たり前なんですが、レオナルドの油は大きな大聖堂や協会にありますから、簡単には運べないです。 美術館にあるのはナショナルトレジャーですから、めったに出てきません。 今回も友人の音楽家を描いた一枚だけでした。 しかし、このアトランティコ手稿、 なんと素晴らしいことか! 時を超えて、レオナルドから 「芸術は科学である」 と、教えを請うた気がしました。 偶然性に新世界を見出してきた、20世紀美術ですが、レオナルドの予測範囲を超えていないという事実。 素晴らしい展覧会でした。 ところで、横にいたカップルが、 「イエスのお母さんって誰だっけ?」 「頭の輪っかは何?」 と言っているのが耳に入ったので、老婆心ながら教えて差し上げました。 レオナルドが金冠を描かなかった岩窟の聖母の原形の正確な模写の話も。 二人の若者は知識欲を満たすように、聴いてくださいました。 芸術教育というか、表現教育を捨ててしまった日本ですが、彼らを見ると、まだまだ挽回できる気がします。
Jul 1, 2013
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