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2007.10.07
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カテゴリ: Figure Skating
TBSの『日米対抗フィギュア2007』を見た。各選手ともこのイベントに合わせた調整には、まったくといっていいほど力を入れていないと見えてジャンプはひどい出来だった。シーズン初めだし、今後のもっと重要な試合のスケジュールを考えれば、まあ、こんなものかなと思う。

安藤選手の転倒は心配だ。試合前日にも転倒して古傷の肩を痛めたというし、怪我が多くなってきている。特に安藤選手の場合は、試合直前にどこかを痛めることが多い。よくない徴候だ。怪我が多くなると引退が近くなる。世界女王になったことでショーも含めてスケジュールもハードになりがちだ。去年よりスリムになって、本人の努力がうかがわれるだけに、うまく試合を選んでいい演技を見せることができるように周囲もバックアップしてあげてほしい。

ジャン選手は、やはり14歳とは思えない。だが、現時点では、クワンとコーエンを足して2で割ったような演技にはあまり魅力を感じない。あの特異なスピンがあるにもかかわらず、表現に新鮮さがないのは、トム・ディクソンの振り付け(スパニッシュジプシー)のせいなのか、アメリカでの指導というのが、表現力まで一定の型に当てはめて行うせいなのかはよくわからない。

さて、注目の浅田選手だが、演目は今季ショートプログラムの「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー 」(映画『ラヴェンダーの咲く庭で』から)だった。振り付けがあの超名コーチ、タチアナ・タラソワということで注目していたが、期待以上に素晴しい作品だった。

タラソワが「振り付け」を行うのは珍しい。タラソワはずっとコーチであり、そのタラソワ・チームの一員だったモロゾフが振り付けを行うというのがこれまでのイメージだった。ヤグディンなどはその好例だし、荒川選手が世界選手権で優勝したときも、コーチがタラソワ、振り付けがモロゾフだった。

荒川選手がオリンピックで金メダルを獲ったときのコーチはモロゾフだったが、実はこれはモロゾフが直前にタラソワ・チームから独立したことから、荒川選手が「実際に氷の上で教えてくれるコーチにつきたい」という意向でコーチをタラソワからモロゾフに変えたという背景がある(タワソワはモロゾフとの2重のコーチ体制を許さなかったので、荒川選手はどちらかを選ばなければならなくなったのだ)。モロゾフがタラソワ・チームを離れたのは、直接的には高齢だったタラソワが、それまで拠点をおいていたアメリカから健康問題を理由にロシアに帰郷したからだが、裏には、当時のタラソワの教え子のライバルの振り付けをモロゾフがタラソワに黙って引き受け、タラソワの逆鱗に触れたといういきさつもある。

モロゾフはコーチとして独立してすぐに結果を出す。荒川選手にはオリンピック金メダル、安藤選手には世界チャンピオン、高橋選手には世界選手権銀メダルをもたらすという快挙をなしとげた。荒川・高橋選手はもともとタラソワが見ていたから、タラソワのまいた種をモロゾフが開花させたという側面も否定はできない。荒川選手のオリンピック直前の曲変更についても、タラソワは「荒川選手は曲を『カルメン』に変えたがったが、彼女にカルメンは合わない。変えるなら『トゥーランドット』にするよう手紙を書いた」と主張している。つまり、トゥーランドットへの曲変更は、タラソワのアイディアだったというのだ。

タラソワの主張が本当かどうかはわからないが、確かに「クールビーティ」荒川静香にカルメンは役不足だ。彼女にはやはり、「恋に目覚めて心を開く氷のお姫様」こそふさわしい。そのタラソワが今シーズン、日本女子スケート史上最高の(といって差し支えないだろう)才能のために選んだのは、「ラヴェンダー」という花にまつわる曲の世界だった。

このショートプログラムを見るのは今回初めてだったが、「素晴しい」の一言だった。タラソワとモロゾフの氷上の世界は、過去ほとんど一体だった。だからタラソワ対モロゾフの振り付けが見られるなんてことは想像していなかった。浅田タラソワと安藤モロゾフ(あるいは高橋モロゾフ)を見ると、やはりタラソワはモロゾフとは違う。一言でいえば、タラソワは「音と音の透き間」の表現に重きをおいている。こうした叙情性は、やはりモロゾフより高い次元にあるようだ。



ショートを通じて表現するのは「強い鳥」だという。だが、浅田選手の表現は、さらに見る者のイメージを刺激し、表現世界の印象を広げてくれる。Mizumizuは、むしろ風にそよぐラヴェンダーの花を浅田選手の演技に見た気がする。出だしのところで、素早い回転のあと、浅田選手が投げキスをするような手のしぐさをみせる。これは花が風に送る愛の挨拶だ。そして、2度めのジャンプ。規定にそっていえば「ステップから直ちに跳ぶ単独ジャンプ」の後で、顎の下で手首を合わせ、それから両腕をぱあっと広げる動作があるが、それはまるで花が開く瞬間のようだ。そして、そのポーズを決めたすぐあとに、素早い回転動作が入る。こうしたポーズは「音と音の透き間」になされ、その後に続く動作は音楽のリズムに乗って行われる。だからまるで、その一瞬の美しい仕草は夢か幻であったかのように次の早いモーションの中に、旋律とともに消えていくのだ。そこにタラソワ独自の叙情的な世界が垣間見える。

後半のストレートステップ以降の動作も、実にタラソワらしい。素早くターンし、回転方向を変えてスピンする。そしてその間に、上体を折り曲げたりのばしたり、あるいは腕を閉じたり開いたりといった上体のモーションを混ぜるのだ。こうした一連の身体の使い方は、アイスダンスのグリシュフ&プラトフの動きを彷彿させるようでちょっと懐かしくもあった。

ラヴェンダーの花にふさわしく浅田選手は薄いブルーにラヴェンダー色を効かせたコスチュームを着ていた。細くのびた可憐な浅田選手のプロポーションは、スリムなラヴェンダーが風にそよぐさまを演じるのにぴったりだ。タラソワは重厚な感情表現を選手に教えるのを得意としているが、全体的にあまり重くない、こうした「ファンタジー」世界の表出も、浅田選手という素材を得て可能になったのかもしれない。風と花の織りなすファンタジー、今季の浅田選手のショートプログラムのテーマはそこにある。

やはり、というべきか、このプログラムの「振り付け」の評価は7点台とダントツだった。浅田選手の大きな上体の動きは、これまでにない進化を感じさせる。だが、同時に欠点も見えたかもしれない。浅田選手は、たとえばキム・ヨナ選手に比べると肩の関節の可動域が広くない。「キム・ヨナの表現力」というとき、それは身体的にはほとんど肩の柔らかさを指しているといっても過言ではないのだが、浅田選手は特に肩の前後の動きが浅いようだ。腕のつけ根である肩の関節が柔らかいからこそ、キム・ヨナ選手は誰にもマネのできないような独特のムードをもつ、前後にも深い腕の動作を行うことができる。浅田選手の場合は、その部分の身体能力に限ってはキム選手には及ばない。だが、一方では、キム選手にない明るさや華やかさ、スケール感ももっているのが浅田選手だ。だから、肩の関節の柔らかさの優劣はあまり大きな問題にはならないと思う。むしろ、浅田選手の懸念は、自他ともに「最大の武器」だと認めるそのジャンプにある。

今回の演技では、最初のコンビネーションジャンプが見事に抜けた。セカンドジャンプが入らなかったのだ。というより、やめてしまったように見える。これは非常にマズい。浅田選手のショートプログラムのコンビネーションのセカンドジャンプは、安藤選手と同じくトリプルループだ。ループは足を交差させるようにして跳ぶジャンプで、これを二度目のジャンプで行うためには、一瞬スピードを止めなければならない。スピードを止めた状態からジャンプを跳ぶのだから、難しい。事実、キム選手、ジャン選手など、セカンドジャンプを3回転にする選手の多くは難度の低いトリプルトゥループにしている。トゥループなら多少下りてくるときの姿勢が悪くても、勢いで跳べる(ジャンプの難度は、低い順にトゥループ→サルコウ→ループ→フリップ→ルッツ→アクセルとなる)。

今回の浅田選手の最初のジャンプは、やや斜めになって下りてきた。それが迷い、というか不安になってセカンドジャンプを跳ぶことができなかったようにみえる。実は先シーズンから、浅田選手はショートのコンビネーションのセカンドジャンプでしばしば失敗をしている。これはジュニア時代にはあまり見なかった光景だ。

トリプルアクセルに関しては、昨シーズンはステップから跳ぶという難しい技にチャレンジしたせいもあって、ほとんど公式試合できれいに決めることができなかった。一見成功したかに見えた世界選手権でのトリプルアクセルも、実はよく見ると着氷が両足だった。163センチという長身の彼女が、トリプルアクセルを跳べること自体が奇跡に近い。浅田選手が出てくる前、トリプルアクセルを女子選手で本当の意味で身につけていたのは、伊藤みどり選手だけだと言っても差し支えないだろうが(ほかの選手は、たとえばハーディング選手にしても、中野選手にしても世界選手権のような大きな試合ではほとんど成功していない)、彼女は140センチ台という小柄な身体だった。ジャンプを跳ぶなら小柄で軽いほうが有利だ。

浅田選手は現在17歳。トリプルアクセルも今なら跳べるのかもしれない。だが、20歳近くになったとき、浅田選手が今と同じようにジャンプを跳べるのだろうか? そうした不安を抱かせるのが、最近のショートプログラムでのセカンドジャンプの失敗だ。ジャンプに関しては、浅田選手の周囲が目標とすべきは技のアップよりもむしろ、「20歳になっても今のジャンプのレベルを保つ」ことだ。女子ならばそれで十分だ。

最後の世界ジュニア選手権で、浅田選手は自滅してキム選手に敗れたが、あのときも山田コーチによれば「マオは4回転にこだわっていた」という。ヘタに高い技に固執すると、すべての調子を崩す。それがフィギュアのジャンプの怖いところだ。安藤選手がトリノオリンピックで惨敗したのも、すでに調子を崩しているにもかかわらず、4回転に固執しすぎたためだ。

浅田選手のジャンプの調子がどうか、現時点では判定するには早すぎる。だが、今季もトリプルアクセルの確率が昨シーズンのように悪いなら、本当にマズい。そのときはアルトゥニアンコーチはさっさと解任すべきだろう。だいたい彼を「クワンを育てたコーチ」などとテレビで紹介するのはやめてほしい。クワンを育てたのは、フランク・キャロルだ。キャロルは10年以上にわたってクワンの指導をし、世界選手権4度優勝というカタリナ・ビットに並ぶ偉業を成し遂げさせた。アルトゥニアンはクワンとキャロルが不仲になって別れた後、つまりクワンが十分成長したあとにコーチの座についたにすぎず、実際、その後クワンはもう一度世界チャンピオンに返り咲いたものの、怪我続きで事実上の引退に追い込まれている。

そういえば、読売新聞は、今回のイベントの結果について「 浅田はノーミスでまとめたが、合計得点は伸びなかった

















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最終更新日  2007.11.04 20:44:29


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