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2007.10.18
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カテゴリ: Travel
フュッセンを拠点にノイシュバンシュタインを見たあとは、オーバーアマガウとリンダーホーフ城をみて、その日のうちにミッテンバルトへ抜ける計画だった。

朝8時に鉄道でフュッセンを出発。1度乗り換えて1時間半ちょっとでオーバーアマガウの駅につく。宗教劇で有名な村だが、思った以上に田舎だ。駅で荷物を預けられるところを探したが、見つからない(本当はホームの入り口にコインロッカーがあったのだが、気づかなかった)。

オーバーアマガウからバスでリンダーホーフ城まで行くつもりだったので、ちょっとアセる。個人旅行は「自分で荷物を持って歩かなければいけない」というのが最大のネックなのだ。この日のように、どこかを見学をして別の町のホテルまで移動するという場合が一番困る。泊まるホテルに置いていくということができない。リンダーホーフのあたりに荷物を預ける場所があるとは思えない。城や庭園を見て歩くのに、こんなものを持っていくのは大変すぎる。

同じような日本人の男性がいて、「コインロッカーないですね」と話しかけてきた。「ホントに…」と答えて、ふとみると駅のすぐ横にカフェがある。田舎なんで人が親切かも… とアタリ(?)をつけたMizumizuはさっそく、開店直前のカフェにはいって、マスターに交渉開始!

「今ここに着いて、リンダーホーフをみて、夕方には戻ってくるんだけど、この荷物を預けられるところが見つからない。よければ預かってもらえませんか? 貴重品は何も入ってないから」
床掃除をしていた、素朴で実直そうなマスターは、快く「Ja!」。店舗の裏のスペースを指差して、「そこなら置いていっていいよ」。

ラッキー! さすが信仰の村。親切だなぁ。案外こういうことを頼んでくる観光客は珍しくないのかもしれない。さっそく置かせてもらってバス停に行くと、さっきの日本人男性もリンダーホーフ行きのバスを待っている。
「あれ? 荷物は?」
 と聞くので、

 こういうとき、日本人のオバチャンだと、あつかましく「私のも頼んでぇ」などと言ってくることが多い。中には「こういうところで荷物って預かってもらえるんだ~」などと勘違いする人もいる。とんでもないことだ。荷物預かり所でないかぎり、交渉してみなければわからない。「ダメ」と言われることも、もちろんある。それに下手に頼んで、荷物がなくなっても文句はいえない。

が、さすがシャイな日本男児、「へええ」と感心したようにつぶやいただけで、自分の荷物を預けに行くようなことも、こちらに通訳を頼むようなこともしなかった。

リンダーホーフ城行きのバスが来て乗り込む。オーバーアマガウだって相当の田舎だが、そこからまた人里離れた山へ分け入っていく感じ。さすがバイエルンの狂王、ルードヴィッヒ。辺鄙なところに城を作ってくれたこと。

「ヴェルサイユ宮殿内のトリアノンを模して作った」リンダーホーフは、こじんまりとまとまっていて、案外よかった。やはり山に囲まれた清涼な空気がすばらしい。

ヴィスコンティの映画「ルードヴィッヒ」では、月明かりの夜、雪の積もったリンダーホーフに馬車が到着する冷たくも美しいシーンがあるが、実際のリンダーホーフは白昼の明るい光の中でみると、ハリボテ感が強調されてしまう。この「やっぱりどこか安っぽい城」をあれだけ幻想的に撮れるヴィスコンティはさすがだと思ったりした。

ところで、例の日本男児は、バスをおりてからも、コロつきのソフトケースをひきずってリンダーホーフ城まで歩いてきた。城に入ったところで、係員から何事か言われ、別室を指差されている。「あっちの部屋で預かるから」というような話をしてるらしい。

ところが、この日本男児、よっぱど警戒してるのか、はたまた迷惑をかけると思ったのか、手を振って断っているではないか。オイオイ、小国バイエルンのヘンな王様の小さな城とはいえ、文化遺産の中をみて歩くのに、コロをひきずって、何かをキズつけたら大変じゃないか。預けなさいよ、と思ったのだが、さすがにそこまでしゃしゃり出るわけにもいかず、成り行きをみていた。

案の定、城の最初の居室に入ったところで、再度係員がやってきて、今度は強い調子で荷物を預けるよう指示する。ようやく納得した日本男児が荷物を手ばなしてくれて、Mizumizuとしてもヒヤヒヤせずに見学ができたというワケ。

日本男児は城の見学を終えたところで荷物を返されていた。Mizumizuたちは手ぶらなのでゆっくりと庭園を見て歩くことができた。駅の横のカフェのマスター、ありがとう!

帰りはバスでオーバーアマガウの町(駅の少し手前)でおり、そこで家屋の壁画などを見ながらぶらぶらと駅まで歩いた。オーバーアマガウもちょっと壁画で有名なのだ。

オーバーアマガウ
Oberammergau - Il mondo della fantasia sull'esterno muro di casa



夕方、駅のそばのカフェに戻り、お礼を言って多少のチップを払い、そのまま鉄道で、ムルナウ乗り換えでミッテンバルトへ向かった。本当はカフェのおじさんにはもっと感謝の念を伝えたかったのだが、とてもシャイなおじさんで、すぐ向こうを向いてしまい、あまり話ができなかった。これがイタリア人相手なら、オーバーにお礼をまくしたてて、向こうもノってニコニコするような場面なのだが… う~ん、やはりつつましくもまじめな信仰の村の村人であった。








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最終更新日  2007.10.18 03:57:46
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