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日暮れ時、動物たちが寂しさを覚え、遠吠えし、鳴くように、人間の4,5歳の子供たちは、理由もなく突然泣き出すことがあるらしい。人間も動物で、同じ感性を持っているのだ。昔の映画で主人公の少年が、ノートのページに夕暮れ、夕暮れ、夕暮れと書きつぶすシーンがあった。まさに青春を象徴するシーンだと思う。夕暮れの赤く染まった空が目に焼きついている。年の暮れも同じだ。一年という年が、一周期終えて暮れようとしている。生き物は皆、夕暮れ時には寂しい。だから大人は仕事で忙しくしてそれを忘れようとする。年の暮れも行事や仕事で忙しくあっという間に過ぎる。孤独なのは子供たちだけだろうか?不良たちや、遊びを覚えた年齢の子供たちは、自分で忙しさを作り出して、気を紛らわすこともできる。あるいはごく普通の子供たちも、学校や親からテストや、学期末行司や、塾なんかで忙しさを与えられるのかもしれない。いつか見たドキュメンタリーで、若さとは、誰にも必要とされていないんじゃないかという恐怖と戦うことだと外人のスペシャリストが言っていた。そう、誰も望まれずに生まれてきた人はいない。誰も、人生に目的がなしに生まれてくる人はいない。好きなことを見つければ、目的もおのずと分かるはず。それが他人にはつまらないことでもいい。だから誰にも必要とされていないんじゃないかなんて、怖がることはない、って。大人も子供と違って忙しいとはいえ、心の片隅では理由のない寂しさを子供や動物と同じように誰もが抱えている。家庭の主婦も、OLも、老人たちも、自分だけが抱える秘密の感情は持っているはず。それが、表に出るか出ないかの違いだ。狂気や嫉妬などの悪い形で出ることは人間として許されない。しかし、人間には孤独や寂しさも必要なのだ。誰でも”動物”?”人間”らしい幸福な問題を抱えている。いくら殺人的な仕事に追われていても、いくら押し付けられた勉強や、せつな的な遊びに忙しいとしても、人間、そうであって欲しいと思う。
2004.11.30
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今日の朝日新聞だったと思う。家族のない男性の自殺率が、同居する家族が一人でもいる男性と比べると、自殺率が確か6.8倍も高いことが調査で分かったそうだ。しかもその男性が独身である場合、独身でない男性の1.5倍くらいだったか、違うことが明らかになった。悲しい現実である。孤独死とはちょっと違うが、彼らが、孤独が原因で死を選んだことはほぼ間違いなかろう。何年か前だったが、私の尊敬する素潜りのチャンピオンのフランス人、ジャック・マイヨールが、孤独のうちに自殺した。彼は、カリブの孤島に、一人、イルカの楽園を作り住んでいた。話し相手はもっぱらイルカのみだったのだろう。それでも彼なりの人生哲学を貫き、楽園で幸福に暮らしているのだと思い込んでいたのに、突然の死に、唖然としたのを覚えている。やはり、社会生活上の比喩とかでもなんでもなく、言葉どうりの意味で、人間は一人では生きて行けないのだ。いくら動物好きでもイルカでは人間の変わりは効かなかった。猫や犬に囲まれている、最近ルーザーと呼ばれている女性たち(別に差別ではありません、今マスコミで言われていることだから、男も同じです)彼女たちにしてもその気持ちは結局は変わりないだろう。しかし、ちなみに、女性は独身であろうがなかろうが自殺率に大きな差はなかったそうだ。女は強し!
2004.11.22
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最近習い事を取材する必要があって行ってみたがやみつきになった。ミイラ取りがミイラになって老人ばかりの中一人、英語を習いにいっている。区や市や県が運営していたりする無料のカリキュラムがあるでしょう?それだ。英語など義務教育で受けているし、外国人と話す機会など何度もあるし、英会話教室にも大量?の金をつぎ込んで通った口なので今更無料の、しかも老人ばかりの基礎的な内容の教室に通う必要など何もない、そう思っていた。ところが意外と面白い。まず発音を徹底的に基礎から練習する。知らないでしゃべっていた今までの私の英語は、ネイティブにとってはおかしなゲテモノ発音だったに違いない。そのことにまずショックを受けた!いつの間にか映画の英語に惑わされて?(米南部とかスコットランドとか訛りがあるので)歪んだ発音を身につけてしまっていた。それを一から直せる。そして実際の受け答えの状況を設定してお互いにペアになってしゃべりあったり、ネイティブの先生について繰り返したり。ホントにつまらない単語や文を何度も繰り返す。それも意外だったのは考えないで言葉が出てくるようになるのだ。もちろん複数とかSがつくとか過去形だとか考えてはいるがそんなに考えなくてもミスもなく出てくるようになる。もちろんこんなどこの馬の骨か分からない格好をした男がおじいちゃん相手に「ちょっといいですか?」とお互いテレながらやった!それが意外と悪くない気分だった。こんなことバカバカしいと思われるだろう。私もそう思っていた者の一人だった。でも、楽しいのだ。英語だけでなく経済の授業もいっている。そのうち中国語やボランティアもいきたい。なんでもいい、自らを高めるということは気分のいいものだ。わざわざ朝早く出かけていくのにも何か特別な自分だけの秘密を持ったようで苦にならない。学生の頃の勉強は、どちらかというと苦しいことが多かった。それがどうだ、習い事とはこんなにも爽快感と、充実感をもたらしてくれるものだったとは。とまあ、バカな男の独り言でした。
2004.11.20
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最近、フェミニンな男の子が増えている。特殊な嗜好性を持った男の話ではなくて、ごく普通の男の子が、つまり、最近の男は頼りないと言われているたぐいの男の子たちが増えている。これはいいことだと思う。 まず第一、近代の仕事は昔のようにガテン系の男らしい肉体労働的な仕事より、きめの細かいサービス業、あるいは繊細さを要求されるクリエイテブな仕事が多くなっている。 これはある程度年齢がいった方なら誰でも知っている「第三の波」というベストセラー本にも語られていた通りの現象である。つまり、産業革命後の次の波は細分化されたサービス業だということである。男の子がフェミニンになり、繊細になることは時代の仕事のニーズに合っているのだと思う。 第二に、世界は男社会が通してきた白黒つけるやり方ではもう効かなくなってきたという事である。白黒つけるために男らしさを誇示して戦争を起こし、自分の家族だけ、自分の国だけを守るんだというカウボーイ的観念では世界に通用しなくなってきているのだ。 なにかに取り付かれたように他者を非難し、罵声して、誰かを悪者に仕立て上げてそれでオッケイという世界ではなくなっている。それでは世界全体を救うことはできない。世界全体が救われなければ、もはや我々は、自分勝手に一人では生きられない世界になってしまっている。こちらは、マクルーハンのグローバリゼイションでご存知のはず。 はっきりいって本来「愛」という考え方をできるのは女性であり、それは母性から発祥するものなのだ。男性的考え方が競争を作り、封建社会を築き上げてきた。今でも歳を取った人たちの物言いはかなり封建的だ。それは教育の結果でもある。 男性的考え方の社会が破錠をきたし、行きづまり感をむかえている今、いまこそ「愛」の考え方が世界の制度に必要なのだ。 それを発信するのは別に女である必要はない。男でもいいのだ。男が弱いのではなく、本当の強さを身につけ、優しさを身につけて発言し、世界を変えていくこと。それが今、この局面に少ないことであるが故に必要なことなのだ。 中東の局面やあらゆる世界の情勢が、一言では、あるいは一方向からのみでは決め付けることのできないかなりデリケートな状態に陥っている。 そのほつれた糸をほぐすには、力ではなく、優しい母性の知恵がうってつけなのであると、私は強く思う。
2004.11.14
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誠意とは、誠の意志。生命とは、生きようとする命。意欲とは結局のところ、欲。生命力とは、生きようとする命の欲。・・・欲がなければ、人は結局生きられない。死ぬことすらできない。
2004.11.09
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こんな空を見てると景気の悪いことは考えたくなくなる。人間として当然です。だれも嫌な思いや陰気くさい話はしたくないはず。空がきれいだ。で、この詩を書き込んでおきます。「ややこしいかけひきやねまわしや保障もいらない世界が、ここにある。無邪気でさえいれば、幸福が手に入る。よろこびさえあれば、こころ豊かに生きられる。『足りないもののない世界』へようこそ。」
2004.11.05
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ブッシュが選挙で接戦になっている投票前の時期に、ビン・ラディンが声明を発表し、またアメリカ人に恐怖を植えつけた。これは大変だと911の記憶がよみがえり、ブッシュ支持者が少し増えた。もし多くのインターネットのサイトで言われているように、ブッシュとビン・ラディンがぐるで、裏でブッシュが手を回しているのであれば、それも納得いくような出来事である。もう今頃はブッシュが当確、あるいは当選しているのかもしれない。ケリーが当選すれば日本の不利になるとか…。そんなことはない!今までも日本の不利になるのではないかといわれた候補者がいざ大統領となっても不都合はまったくなかった。イギリスのブレアでさえ、ケリーが当選しても、国と国のことは大統領が変わっても変わらない、と言い切っている。しかし残念だ。アメリカ人はさすがに約半数はまともだったようだが、残りのブッシュに投票した人々は、特に田舎の人が多いと思うが、彼らの言い分には驚かされた。「戦争はどっか遠くの国でやってくれればいい」これは「良いじゃん!自分たちさえ楽しけりゃ人の迷惑なんか知ったこっちゃない!」と、爆音を上げて暴走を繰り返す暴走族の論理と同じなのだ。アメリカ人もテレビ漬けになって洗脳され、程度が低くなったものだ。はっきり言って嘆かわしい。ブッシュはイメージ戦略でケリーに最終的に勝利した。民衆は、力強いイメージの方が好きなのだ。たとえバカのようにひとつのことを繰り返したとしても、ごちゃごちゃ解りにくいことを言うより効果的なのだ。シンプルで、力強いイメージ。これを多くの才能あるブレーンを持つ力のある、現役の大統領だからこそ持つことができたのだ。「私はアメリカを守ることができる」そしてビン・ラディンの映像…。それにアメリカ人はまんまと引っかかったといえる。洗脳されたのだ。日本は憲法第9条を守ろう。
2004.11.03
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