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2005年12月21日
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カテゴリ: セカンド冒険紀
【――集結する仲間達――】

黒龍との決戦を明日に控えるハンター達の前に、突如出現したラオシャンロン。その巨大な龍は城に向かって侵攻を開始。それを阻止すべくROADらが立ち向かう。以前に二度の出現を見せたラオシャンロンだが、しかし今回は姿が異なり、岩山龍と思われる強化した姿になっていた。巨龍を追い返すべく、ROADらは必殺の龍殺しの武器で対抗するが、しかし岩山龍の侵攻は止まらず。果たしてROADらに勝機はあるのか。

《グオオオオ》砦・エリア3で再び咆哮が鳴り響く。ROADらももう一度ラオシャンロンを追い払う術を試みるが、しかしダメージは確認されない。「もう一度、爆弾を」リゾットがそう言った。4人は迷わず残りの大タル爆弾をセットした。巨龍の頭がその上に来た瞬間、リゾットのヘビィボウガン・ハニーコーマーが銃口を揺らし、通常弾で着火した。《ドカーーン》激しい爆発が巨龍の頭部を爆破する。さすがのラオシャンロンもダメージが蓄積され、怯みをよく見せるようになっていた。すかさずROADは封龍剣【滅一門】を両手に振りかざすと、強力な龍属性を帯びたその刃部を巨龍の頭部に叩き付けた。《グオォオ》巨龍は再び体を揺らし、その痛みに悲鳴を上げた。「食らえっ」今度はブレイブの槍・ロードオブドラグーンが岩山龍の堅い皮膚を突きつける。防具のスキルによって斬れ味の上昇したその槍は、軽くその堅い皮膚を貫いた。さらに怯みを見せた岩山龍の足下を、黒鬼の赤いハンマー・ドラゴンブレイカーが叩きつけ、爪先を砕く。そしてリゾットのハニーコーマーが再び火を噴いた。《ドカーーン》拡散弾が背中に命中し、それによって背中の一部が欠けた。順調に巨龍の侵攻を妨げている様子であったが、しかし巨龍の一歩は大きく、その侵攻は予想以上に早い。この龍を進路から外すことは不可能に近かった。もちろん侵攻が止まる気配も全くない。「くっ、これで・・」《ガチャッ》高台からリゾットは武器を構えた。銃口部にセットされた弾は滅龍弾だ。龍殺しの実を含んだその弾丸はその名の通り、龍に絶大な効力を発揮する。「食らえっ」ハニーコーマーの銃口からそれが放たれた。狙いは巨龍の背中。ラオシャンロンの最も苦手とする背中の部分に見事にその弾丸が命中した。《グオォオ・・》巨龍の叫びは今までにないものだ。もちろんそれほど効果があったのだろう。《グオォオ・・・》「?!おいっ、倒れるぞっ」黒鬼がそう言ってすぐ、その巨大な龍の頭部が大地に倒れ込んだ。「なっ・・倒れた・・。やったのか?!俺達・・」ROADもその状況にただ驚いた。「おぃおぃ・・まさか・・この龍ってのはこんなに弱いのか?」ブレイブもやっと余裕様々の様子を見せた。がしかし、それも一瞬のことであった。「いやっ違うっ」リゾットはすぐさま巨龍の頭部に拡散弾を撃ち放った。《グオォオオ》爆煙の中から再び岩山龍の咆哮が鳴り響く。「ちっ」立ち上がったその巨龍はかなりの巨大さだ。その気迫はどの飛竜の比でもない。「全く・・とんでもない野郎だな・・」4人も呆気に捕らわれていた。《グオォオ》4人を敵意したかの様に巨龍の瞳が睨みをきかせる。《ドシャーーーン》すると岩山龍は巨大な尾を振り回し、崖を崩し始めた。それもROADらに向けて攻撃するかのように。「くっ、こりゃあやばいぜ・・」ブレイブもとっさに突進でその場を離れ、すかさず巨龍の腹部にロードオブドラグーンを突き立てた。ROADも回避でなんとかその攻撃を避け、反撃を試みる。黒鬼は先へ走り、鬼人笛を吹き鳴らした。「もう一発っ」リゾットも高台から滅龍弾を放つ。4人の攻撃が再び岩山龍を怯ませる。―――一方、ギルド城。マスターの前に多くのハンターが立ち並んでいた。「ふむ、ROADらはやってくれておるようじゃのぉ・・。さて、問題はあやつの侵攻が止まるか否か・・。ROAD達には黒龍戦に向けてそれ相応の力を与えた・・。せっかく黒龍との戦いを前に備えた戦力や設備が欠けるのはつらい・・。彼らの活躍に期待したいのは山々じゃが、しかし・・このままでは砦の設備や城までもが崩壊する・・。やはり・・そなたらにも強力を要するな・・。ここの掟ではクエストへの参加は4人一組と決まっておるが・・。じゃがて、この状況じゃそんなことも言っておられんじゃろう。頼むぞ皆の者・・」その言葉は目の前にいる全ハンター達に言い渡された。もちろんそれはROAD達に加勢しろと言うことであった。「よっしゃぁ、みんな行くぞぉ!!」この街で暮らす大勢のハンター達が走り出した。「ふむ、良い仲間を持ったのものじゃ・・。それにしても・・お主まで来てくれるとはのぉ」するとマスターの後ろに見慣れた一人の老人が立っていた。それはROADも良く知っている。村長だ。「ホッホッホ。何、以前から村にも不可解なことが起きておっての、それが黒龍の仕業と聞いてはこちらもじっとしておれんわい。それにじゃ、ROADのいる街が危機に陥っていると聞いて、動かぬ者は誰一人おらんかった。・・皆、ROADのことを誇りに、村の英雄に思っておる。彼の力になれることが、村の人々の喜びなのじゃよ」村長はそう言った。すると片隅でベッキーが嬉しそうに笑みを浮かべた。しかしマスターはまだ不安で一杯の様子だ。「じゃがてこの戦いは危険を要するわい。村の人々に何が起こるかも知れん。わしには少し荷が重すぎるかものぉ・・」「ホッホッホ、心配せんでよい。彼らは立派じゃ。わしらの全盛期よりも遥かにのぉ。村の者らも足手まといにはならぬ。ROADが側にいるのならばな・・」「その通りです」すると村長の背後から一人の青年が姿を見せた。全身リオソウルの防具で身を包み、オベリオンと呼ばれる村では持つ者の少ない強力な武器を背負っていた。「マスター、お会いできて光栄です。僕はゲイル。自分で言うのも何ですが・・村一番の剣士を努めています。・・ROADさんのお力になりたく、この場にやってきました。村の英雄と呼ばれるROADさんの力になりたい。それは村の誰もが思っていることです。僕らにも協力させてください」彼はそう言うと深く一礼した。マスターは彼の思いを受け止めたかのようにただ頷いた。それによって信頼なる多くの仲間が、今この街に集結した。全てはROADを知る者達。―――「くっ、こいつ一行に止まる気配が見えねぇ・・」「・・城に眠る黒龍の素材や、過去に出現した老山龍の素材に導かれているのかもな・・。こいつにとっちゃ・・それらは敵か・・。あるいはこいつ自信、黒龍に恐れているのかもしれない・・」「そんなこと言われてもなぁ・・。俺らにとっても黒龍は敵なんだ・・。今ここでこいつに城を破壊されちゃぁ、明日の決戦に勝機はない・・。」「とにかく、これ以上こいつを城に近づけるわけにはいかない!」《グオォオオ》だが激闘の中、岩山龍がついにエリア5・砦メインエリアに侵入した。「くっ、止まれぇ!!」ROADは必死に剣を振るった。諦めず、ただひたすら攻撃する。「食らえぇ!!」ブレイブも黒鬼も全力で攻める。《グオォオ》だが、もはや城を前に岩山龍はROADらを敵意している様子はなかった。目前にある敵を前にラオシャンロンの闘志は向けられていた。「頼むっ、止まってくれっ」《ドカンッドカンッドカンッ》《パシュパシュパシュッ》《グオオォオオ》「?!何だ?!」それはもちろん急なことで、ROADらも驚くしかなかった。ついにそこに辿り着いたのだ。大勢のハンター達が。「おまたせぇ!!ROAD!!みんなぁ!!」《ウォオオオオ》城の丈夫には紛れもない、大勢のハンターが立っていた。「なっ・・みんな・・」《ドカンッドカンッドカンッ》四方八方から拡散弾が放たれる。城上部からはバリスタ・大砲が放たれ、それら全てがラオシャンロンに命中していく。「まさか、みんな来てくれるとはな・・。これほど頼もしい助っ人はないぜ・・」「ROADっ暴れるぞ!!!」ブレイブもいつもと変わらぬ自信に満ちた表情に戻っていた。黒鬼もリゾットも。するとROADの元へと一人のハンターが駆けてきた。「あなたがROADさんですねっ。お会いできて光栄です」先ほどの青年、ゲイルだ。「あっあぁ・・そうだけど。君は?」「村のハンター、ゲイルと言います。村のみんなもROADさんのお力になりたいと思い、加勢に来させて頂きました。もちろん危険は承知の上ですっ。マスターに許可も頂きました。あのっ僕、頑張りますんでっ」「そうか・・。なら、よろしく頼むゲイル!行くぞっ、こうなったら・・全員でラオシャンロン初討伐だ!!」「はいっ!!」《ウォオオオオ》ついに希望が見えた。街と村のハンターが一つに。ラオシャンロンの侵攻を阻止することはできるのだろうか。『続く』

◎ついにラオシャンロンは砦・エリア5へ。ここで阻止しなければ確実に城は落とされる。街と村のハンターが協力し、岩山龍へ一斉攻撃を開始。ついに激闘は最終戦へ。そしてついに動き出すは邪神、黒龍・ミラポレアス。そしてそれに対すは火竜の民、銀色のリオレウスが舞う。果たして世界の行方は。





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最終更新日  2005年12月21日 20時32分50秒
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