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めげぞう@ Re[2]:「体験格差」(子どもの育ちに必要な体験について)(11/04) 森の声さんへ そうですよね。 私が仲間作…

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森の声

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2017.10.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「腰痛」というのは多くの人が煩っているそれほど珍しくない現象ですが、実はその原因は千差万別で、中には原因不明のものもあるようです。

内蔵の病が背中や腰の痛みの原因になることもあります。

ですから、ここのところ私が書いていることは、本来そんなものとは無縁なはずの子どもの「腰痛」に関してであって、大人も含めた全ての腰痛を対象にしたものではありません。

また、「さえの部屋」さんのように、「椎間板ヘルニアだから腰が痛い」という言葉をよく聞きますが、ネットで色々な専門家の記事を読んでいると、レントゲンを見ると椎間板ヘルニアになっているのに、腰痛を訴えない人もいるようです。

逆に、レントゲン的には何の異常もないのに腰の痛みを訴える人もいっぱいいます。

そもそも「腰痛」そのものは病気ではありません。
単に、「腰が痛い」という状態に過ぎません。

それは「辛いものを食べたら舌がヒリヒリする」というのと同じで、何らかの原因の結果に過ぎません。

ですから、腰痛だけを消しても、原因がそのままなら簡単にまた再発します。



それは当たり前のことなんですが、何回も何回も、その「当たり前」を繰り返す人が多いのです。

実は、私は20年ぐらい前にギックリ腰をやりました。
腰痛で悩んでいた友人がいたので、何らかの腰痛体操を考えようと、色々と腰をねじったり、不自然なことをしていたら翌日動けなくなりました。

それはそれは痛いものです。
三日間は寝たきり状態で、寝返りもうてないし、トイレに行くのも難しいくらいです。
おしっこする間ですら立っていることが出来ないのですから。

それでも少しずつ動けるようにはなったのですが、三年ぐらいはちょっと歩いただけで足がしびれ、棒のように固まり、腰が痛くなってしまいました。

そんな時は、しゃがんだり、腰を動かしたり、体操のようなことをして腰を緩めれば痛みが消え、また歩けるようになったのですが、またしばらく歩くと同じ状態になりました。

それを繰り返していたのですが、ある時気付いたのです。

それは、「腰を緩めるような体操をして痛みが和らぐのなら、最初から腰を緩めるような歩き方をすればいいのではないか」ということです。

逆に言うと、腰を固めた状態で歩いていたから腰が痛くなったのです。



すると、次第に腰が痛くならずに歩くことが出来るようなりました。

「友人のために」と考えていた時は、「どうやって腰の筋肉を鍛えるか」という発想でしたが、それが間違っていたのです。

必要なのは「鍛えること」ではなく「緩めること」だったのです。

ただし、筋肉は必要です。でも、その場合でも必要なのは「鍛えて作った固い筋肉」ではなく「動きを通して育てた柔らかい筋肉」なんです。

アスレチックで鍛えた筋肉ではなく、野山を歩き回って育てたような筋肉です。


そうしたら、腰痛は消えました。

以降、大きな再発はありません。中学生ぐらいの子どもをオンブしても、10人ぐらいの子どもを布に乗せて引っ張っても大丈夫です。

時々、「今日はちょっと痛いかな」と感じることはありますが、そんな時でも、横になって腰を緩めるエクササイズをすると痛みはすぐに消えます。

今、子どもだけでなく、子育てをしているお母さん達でも腰痛に苦しんでいる人がいっぱいいます。お父さんも同じです。

「腰が痛いから」とだっこしてもらえない子もいます。
でも、子どもにはその痛みは分かりませんから、悲しいそうな顔をします。

また、自分自身が腰が痛くなって分かったことですが、腰が痛いときには待てなくなるのです。とにかく待てないのです。

また、心のゆとりもなくなります。

ですから子育てにも大きな影響があります。

それと、腰痛とは全く関係がないことなんですが、この出来事を通して、「分けてやろうとするから問題が解決しないのだ」と、考えるようにもなりました。

多くのお母さん達が、「家事」と「子育て」、「家事」と「子どもとの遊び」、「子育て」と「自分の人生」を別のものとして扱おうとしています。

子育てをしていない人達も、「仕事」と「娯楽」も分けています。

でも、それをしようとすると忙しくなるばかりなんです。心の余裕もなくなります。

私は一人しかいないのですから、全部まとめて「私の生き方」として処理してしまえばいいのです。

「私の生き方」として家事をして、「私の生き方」として子育てをして、「私の生き方」として子どもと遊び、「私の生き方」として仕事をすればいいのです。

そうすれば楽になります。

また、子どもの「遊び」と「勉強」も分けない方がいいです。

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今日は、お友達の ガンダーリ松本さんの本を紹介させて頂きます。










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Last updated  2017.10.30 09:24:57
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