森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

細分化すると New! かめおか ゆみこさん

Profile

森の声

森の声

2024.04.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
世の中には子どもを管理し、思い通りにしようとしているお母さんがいっぱいいます。でもその逆に、子どものいいなりになっているお母さんも結構います。

そのようなお母さんは、食べるものも、着るものも、行くところも、習い事も、子どもが「これがいい」と言えばそれに従います。
子どもを説得しようともしないし、戦うこともしません。お菓子が食べたいと言えば食べさせ、ゲームがやりたいと言えば自由にやらせます。

そして、そのような自分の子育てについて、「子どもの自分で判断する力を育てるため」とか、「自由に生きる能力を育てるため」とか、「自主性を育てるため」などと説明しています。
また、そのような人は積極的に子どもに色々と教えたり、関わろうともしません。他の子や周囲の人が困るようなことをしていてもただ見ているだけです。まるで子どもの従者のようです。

そのようなお母さんの話を聞くと「どうしていいのか分からない」と言います。
また、「自分に自信がないので何を教えたらいいのかも分からないし、叱ることも褒めることも出来ない」とか、「こんな自分に似て欲しくないので、自分の価値観を押しつけるようなことはしたくない」とも言います。
そのようなお母さんは「子どもの世話」はしていても「子育て」をしていないのです。

「自分で判断する力を育てるため」とか、「自由に生きる能力を育てるため」とか、「自主性を育てるため」などという説明は、そんな自分の子育てを肯定するためのものなんでしょう。



そのような子は、他の子とつながることが出来ません。仲間作りも出来ません。人間関係のルールや社会のルールも分からないので色々な所で人とぶつかります。そして、やりたいことがあっても思い通りに行きません。叱られることもあるでしょう。
でも、叱られても「なんで叱られているのか」が分かりません。それが「いけないこと」だということ自体を知らないのですから。

youtubeなどに困った行為をして炎上する動画を上げている人もいますが、それが事件になってみんなから非難されると「悪いことだって知らなかったんです」という言い訳をする人もいます。

そんな「自分勝手」を受け入れてくれるのは「お母さん」や「自分の家の中」だけです。その結果、家から出て行くことが出来なくなってしまう子どももいます。

また、これとは正反対の「子どもを管理し、支配する子育て」を受けた子もまた似たような状態になります。そのような子育てを受けた子が学ぶことが出来るのは「お母さんルール」だけだからです。「何でも許されて育った子」と同じように、普通の人間関係のルールや社会のルールは学べないのです。

じゃあ、どうしたらいいのでしょうか。

<続きます>







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.04.28 06:33:10
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: