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msk222@ Re[1]:まもなく発刊予定です(04/01) ポンボさんへ ところが、これは著作と編集…
ポンボ @ Re:まもなく発刊予定です(04/01) いいなぁ ご自分のご商売ですと、実費だけ…
msk222@ Re[1]:被災地支援(01/07) みちのくはじめさんへ ぼくの場合、感情の…
みちのくはじめ @ Re:被災地支援(01/07) こんにちは。みちのくはじめです。 私たち…
aki@ Re:被災地支援(01/07) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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2003.12.03
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カテゴリ: 日替わり日記
幸福の青い鳥を探して(その1)

とり


殺された外交官の悲劇に、人間の幸せとは何かということを漠然と考えている。
イラクで殺害された奥克彦参事官と井ノ上正盛イラク大使館3等書記官の不幸は、とてもやりきれない出来事だけれど、これは悲劇の始まりになるかも知れないと感じている人は少なくないだろう。
安全な場で「派兵論」をとなえる人とちがって、責任感や使命感の強い人は、職責を全うしようとすると危険の場であっても飛び込み、命を失う。
そのいっぽう、国内では何事もないかのように政治に全く関心を示さない若者が街に溢れている。
どちらが幸せであろうか。目的に向かっての死と、目的を見失ったまま漠然と生きることを比べるても、簡単には計れない。
「幸せ」というものを考えるときに思い浮かべるのにメーテルリンクの「青い鳥」という物語がある。誰もがよく知っている童話だが、簡単にあらすじを思い起こしてみよう。

貧しいきこりの子供チルチルとミチルは、クリスマスの夜に魔法使いの老婆に頼まれて、幸せの「青い鳥」を探しに、不思議な世界に旅立った。
夜の国、幸福の御殿、未来の国などをめぐって、ようやく捕らえた青い鳥は、どれも色が変わったり死んだりして、とうとうふたりは目的を果たすことができずに家に帰ってくるのだった。


ここで、皆さんにも考えてみてもらいたい。作者のメーテルリンクは、この物語から何を伝えたかったのだろう。
子供の頃考えたこたえと、大人となった今のこたえと同じであろうか、あるいは変わっているのであろうか。
ごく普通の考え方としては、幸せというものは実は家庭の日常のなかにあることを教えているように思う。
実際、幸福の御殿に行ったチルチルとミチルは「健康の幸福」、「よい空気の幸福」、「両親から愛され愛する幸福」、「だだっ子でいられる幸福」といった、家庭内の幸福を見つけた。
これらの幸福は、「金持ちのぜいたく」、「見栄ぼうのぜいたく」、「何もしないぜいたく」などより大事なものだと二人は気がついたのである。

では、僕たちが子供の頃、そして僕たちの子供たちが「幸せの青い鳥」が家の中にいるということに納得しただろうか。
むしろ、その正反対に、「幸せ」というロマンは家庭の中にはない、家の外側の世界にある、という漠然とした直感を感じていたのではないだろうか。
子供の頃の僕が、この物語を読んで感じていたことは、たぶんほかの子供たちと同じように、チルチルやミチルが気づいた「家庭の中にこそ幸福がある」こととは逆であり、二人が「青い鳥」を探すために歩いた未知の世界のほうに不思議な魅力を感じていた。早く大人になって未知の世界に旅立ちたいと考えていたのである。
ときとして、大人になっても家庭の外に「青い鳥」を見いだそうとすることさえ続いていたのかも知れない。

初恋1








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Last updated  2003.12.03 20:30:52
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