高倉健は、外見と雰囲気で魅せる俳優なのでしょうが、私はちょっと苦手です。    
演出上のことなのでしょうがないのかもしれませんが、「これが男だぜ!」という価値観を押し付けてくるような....

夕張市が財政破綻する前でしたか、テーマパーク的な施設を建設しましたが、見事失敗してしまいました。
同様に、地方の過疎化に悩む自治体が、様々な客寄せのための箱モノを作ったし、今でも作っていますが、何か違う気がします。
かろうじて残って暮らしている住民に対しての、より現実的な施策が最重要だと思うのですが、都会人の傲慢でしょうか..... (2023.12.14 03:51:09)

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2023.12.13
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カテゴリ: TV

放送年度: 1992 年度

山田太一の脚本で実現した、高倉健の数少ないTVドラマ主演作。鉄道会社の技術部長・立石は、テーマパーク「チロリアンワールド」の建設責任者に任命され、北海道の田舎町へと単身赴任するが、そこには自分と娘を捨てて駆け落ちした妻が住んでいた・・・。生き方を変えることを迫られる男を、高倉健が寡黙に演じた。

作:山田太一 音楽:日向敏文 

土曜ドラマ チロルの挽歌|番組|NHK アーカイブス

ビデオあり




ストーリー:

以前は炭鉱で賑わったが、相次ぐ閉山で現在は過疎に悩む北海道納布加野敷(ぬぷかのしけ)市。市長の山縣( 河原崎長一郎 )は、東京にある関東電鉄から資本参加を受けてテーマパーク「チロリアンワールド」の建設を進め、市の活気を取り戻そうとしていた。

関東電鉄の技術部長である立石(高倉健)は、チロリアンワールド建設・運営の責任者として、娘の亜紀( 白島靖代 )を東京に残して北海道に赴任する。その街には以前、立石が自殺を思いとどまらせた菊川( 杉浦直樹 )と駆け落ちして行方知らずだった、立石の妻・志津江( 大原麗子 )が菊川と衣料品店を経営して暮らしていた。

立石の赴任を知り、菊川は逃げ回る。偶然顔をあわせたとき、立石は菊川に志津江を取り戻す意思があることを伝える。ますます立石の存在に耐えられなくなった菊川は立石に、この地から出て行ってほしいと頼み込む。志津江に未練を秘める立石は、三人で話し合うことを提案する。志津江も了承するが、事実上の「夫婦」として生活している二人の姿を見て、立石はチロリアンワールドの完成を見ずに職を辞して北海道を去ることを考え始める。

しかし、意図せず三人が顔をあわせることになった席で出された結論は、意外なものだった。

チロリアンワールドと妻への想いに揺れる立石。思いがけず再会した三人の悩みと新たな生活への模索、立石が赴任した理由、チロリアンワールド完成までの苦難と喜び、これらの話を軸に、爽やかな夏と厳しい冬の街に暮らす人々の人間模様と、時代の変わり目を迎えた街の姿を描く。
(ウィキ)






脚本家の山田太一が亡くなったのを機に、NHKが再放送したので見ました。
初見です。

上記以外にも、岡田英二や佐野浅夫、金子信雄、西岡徳馬などが出ていてなつかしかったです。
チョイ役で阿部寛も出ていたようですが、気付きませんでした。

高倉健は、声が小さく活舌も悪いのでセリフが聞き取りにくかったです。
字幕が必要な俳優でした。
大原麗子はきれいですね。
さびしく亡くなったのが残念です。






大原麗子は本作を自身の「生涯の代表作」と自負していた [1] 。大原は 2009 年に死去するが、遺品整理をした大原の弟によると、 DVD プレイヤーには『チロルの挽歌』が入ったままだったという。弟は「他の出演作は封を切っていないものもあった中、この作品は繰り返し見ていたんでしょう」と語っている [1] 。(ウィキ)


登場人物のやり取りが面白い山田太一ワールドを、楽しませていただきました。






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Last updated  2023.12.13 12:00:11
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Re:土曜ドラマ チロルの挽歌(12/13)  
クロンシュタット さん

Re[1]:土曜ドラマ チロルの挽歌(12/13)  
クロンシュタットさんへ

このドラマは、武骨な男が妻に逃げられたことを契機に変わろうとするところがミソです。
テーマ建設への出向も、車両整備の技術畑からサービス業へと自信が希望したと語られています。
最後の開業の場面での風船を持った(作り)笑顔が面白いです。


テーマパーク開業はファーストステップ、次はホテルとスキー場、最後は炭鉱博物館というのが、町のプランです。
北海道には似たような町おこしがあり、決め手は東京の大手資本の参加の有無と語られます。

夕張がモデルかと思いましたが、カナディアンワールドの芦別市が舞台だそうです。

当地にも新潟ロシア村やトルコ村というのが作られましたが、今は見る影もありません。
今は、佐渡の世界遺産のようです。
地方のさがでしょうか。 (2023.12.14 08:10:05)

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