縦横比はやや異なるものの、左上の鉢3、左中の有孔鉢9、右中の鉢18のシルエットが似ているようにおぢさんは感じる。数が少ないので断定はできないが、やや小さく弱く突出する底部、弱く内湾する口縁という形態が当時の一般的な鉢の形だったのかもしれない。鉢19はおぢさんの使用している類型では分類不能だった。頸部輪積み、口縁部縄文の特徴から吉ヶ谷系と推定し、新類型、鉢Fとして分類し、赤彩を表す b を付した。鉢2点で赤彩が見られるのは、時代推定の手掛かりになりそうだ。全体の土器数が少ないためかもしれないが、器台はやや少なく、まだ定着していない段階だろうか。