THE MANZAIの感想

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2011年12月19日

カテゴリ：笑い

WHATSMAN@NNN

昨年最終回を迎えたＭ－１に引き続き、
今年は、THE MANZAIが開催された。

往年のお笑いチェッカーとしては
マジで見るしかない。

とはいえ、
子どもの面倒を見たりが忙しく、
オンタイムでは集中してみることもできないため、
HDDに録画し、

今日はその感想を少々。

正直なところ、
俺も３７歳で、
感性的には既に古いジャンルに区分けされるわけで、
今の最前線の笑いについていけないところもある。

少々批判めいたことも書かせていただくが、
好きなコンビについて
俺が否定的なことを書いたとしても、
所詮は３７のオッサンのたわごとにすぎん。
人それぞれ。

とりあえず、グループごとに

Aグループ
1:囲碁将棋
2:チキチキジョニー
3:ナイツ
4:磁石

ダントツやった。

つうか、全般的に、
各コンビのこの大会に対する思い入れ、
みたいVTRが流れるんだが、
マジで重い。
売れてるの一部で、
その他大勢が下積み生活が長く、
そのまま消えていく人たちも多いのは
十分に分かるが、
そこはコアなファンがDIGればいい部分じゃないのか、
ってところ。

ナイツ以外も
別に悪くは無いんだが
全く記憶に残らん。
外野席のコメンテーターで
申し訳ないが
このレベルが決勝に上ってくることに
疑問を感じるしかない。
ちなみにAUは
紅一点のチキチキジョニーが
クソ面白かったらしいので、
まぁここも好みの問題なんかもしれん。

Bグループ
1:Hi-Hi
2:テンダラー
3:スリムクラブ
4:ハマカーン
死のBグループとか言われてたが、
別にそうでもない。
実際はHi-Hiが決勝に上ったが、
個人的にはスリムクラブで決まり。
冒頭の宗教のくだりで、クソ笑った。
例の「間」を生かしきったネタで
完全にスタイルが出来あがっとる。
面白かった。

Hi-Hiに関しては
好みの問題か、
俺的に全くハマらんかった。

テンダラーも３票入ったが、
どうなんか、ってところ。
芸歴１８年とかで確かに
昔からいるのは知っているし、
ネタを見たこともあるが、
俺の感覚では、
ネタ感が古い。

神田うのの弟ってことで
注目されたハマカーンも問題外。

Cグループ
1:学天即
2:博多華丸・大吉
3:アルコ＆ピース
4:パンクブーブー

はっきり言って、
このグループに
華丸大吉とパンクブーブーが
一緒に入ったってのが
マジでもったいない。
共に福岡吉本出身。

結果としては、
パンクブーブーの圧勝で
問題なんだけど、
個人的に華大が良かったので、
残念としかいいようがねえ。

にしても、
パンクブーブーの実力は
まじでクソ高い。
すげえレベルやろ、あれは。

上記のとおり、
華丸大吉も良かった。
個人的に、
スピートとスカートは～
のくだりにクソ笑った。
Bグループに入ってたら、
決勝に行ったんやねえかとさえ思う。
余裕もクソあったし。
ちなみに華大はナイティナインと同期で、
あそこに勝負したのもすげえ。
しくじった際に失うものを考えると
出ない、という選択肢も十分にあったはず。
優勝はできなかったが、
爪痕は残したと思うし、
俺的にも面白かったのでよかった。
守りに入ってくると
やっぱ出らんわけで、
あそこで勝負したことに
マジで頭が下がるのみ。
RAMBCAMPのフリーズが
フリースタイルバトルに出るのもすげえけど、
同じ感覚。

R-1で華丸がブレイクし、
アメトークで大吉がブレイクしてるわけで、
ここでコンビとして、
さらなる飛躍を期待するしかねえ。

Dグループ
1:エルシャラカーニ
2:千鳥
3:ウーマンラッシュアワー
4:銀シャリ

まぁ千鳥やろう。
智弁和歌山を出してくるあたりは
さすがのチョイス。
だいたい決勝等の大舞台で
とんでもねえネタをもってくるのが
彼らの定番なんだが
今回は結構普通なネタ出来てたし、
まぁ順当な決勝進出やろう。
紅引き、という言葉は実際に使われてそうな言葉だが、
彼らの創作なら、またすげえ。

このグループでは、
ウーマンラッシュアワーが良かった。
もうちょっと点が入っていいんじゃないか。

あと、ワイルドカード、とかいう
敗者復活で、銀シャリが上がってきてたが、
個人的にはスパローズが見たかった。

俺が大学生のころ、
オリジナルN9のサトリズムと
漫才活動をしてて、
素人お笑い大会みたなのに参加してたりしてた。
その流れで、福岡吉本に誘われて
見学等に行ったんだが
そこにおったのがスパローズ。
確か年齢的には１個か２個下やったはず。
福岡吉本をやめて東京にいったという話を
何かで見てたんだが、
どうなったか、マジで見たかった。
あのまま福岡吉本に入ってたら、同期か。＞サトル
ちなみにその同期にはパンクブーブーの佐藤もいるみたい。

決勝
1:Hi-Hi
2:ナイツ
3:パンクブーブー
4:千鳥

ナイツも面白かったが、
パンクブーブーの優勝で異議はない。
ネタ、スキルともマジで申し分ない。
パンクブーブーはマジで伸びた。
実力通りの優勝といっていい。

ネットでは、
ノリピーネタに配慮して
ナイツに優勝させなかったのでは、
なんてことも書かれたりするわけだが、
まぁ確かにナイツが優勝でも問題はないのは間違いない。

千鳥は、
なんで一回戦と同じジャンルのネタをしたのか、
意味が分からん。
面白いのは面白いが
こういう大会であれはないやろう。

Hi-Hiについては
一回戦同様、まったくはまらんかった。

ナイツの一つ屋根の下のクダリには
爆笑問題の太田もクソ笑ってて、
確かに、太田がクソ好きそうなネタ。
そういえば、
ああいう毒舌系は東京に多いが
大阪にはあんまりおらんな。

優勝者はテレビのレギュラーが増えるみたいやけど、
パンクブーブーがバラエティ等で活躍できるか、が
今後の鍵になるやろう。
サンドイッチマンの富沢みたいにならないことを
祈るのみ。

全体的な話として、
審査員の問題は今回もあった。
木村や高須の明らかな吉本贔屓には
辟易するしかない。
特に大阪吉本への肩入れ。
まぁ純粋にああいう大阪の笑いのみが
好きなんかもしれんけどね。
木村を入れるよりも
ウンナン内村を入れた方がいい。

あと、視聴者からの得票システム。
ナイツのようにガシガシボケていくタイプには有利だが
スリムクラブのように間を生かしてくるタイプに不利やねえか。

来年もたぶん開催されることを期待するが、
できればブラマヨ、笑い飯あたりには出てほしい。
おぎやはぎ、とかも出たらいいのに。

とにもかくにも
年末の風物詩がまた始まり
楽しみが増えた。

ではまた。

ピース。

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