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高校同級会出席のため、墓参りも兼ねて開催の日本三景松島へ行って来ました。今春、開通した常磐高速道を初めて利用しての帰郷です。先の東日本大震災や原発事故現場を通過しますから、現役に国道を200回以上も走り回り、代理店巡回や発電機の据え付け工事、誘われて釣りやゴルフに興じ、温泉に浸った地の復興を確認したい思いがありました。いわきICを過ぎてしばらく北上するとそこは双葉・富岡・大熊町の原発事故最前線、田畑には枯れた雑草が背高く広がり、戸締りしっかりの家屋は住む人もおらずゴーストタウン、荒れ放題でした。高速道路の電光掲示板では放射能濃度4μsv/h以上を示しており、高濃度ですからPAやSAなど休み処はありません。更に北へ向かうと勇壮な野馬追いを見物した南相馬市(旧浪江市)、船遊びした相馬市松浦を過ぎて亘理町へ。真新しいいちごハウスが列を成して林立、津波に浚われた跡が見事に復活していました。そこでICを降りて、投げ釣りをしたことのある海岸線を北上しようと向かいました。が、残念なことに4年前と同じで、道路は閉鎖されて近づくことが出来ません(前回は警官に制止された)。遠目に津波になぎ倒された松林が、無残な姿を晒したままになっています。他県ナンバーも混じった大型トラックの工事車両が頻繁に往来しています。仙台平野の美田は、地盤沈下もあって水はけが悪い状態のようで区画整理中、一部では塩害もあって作付されていない様子。その美田の真ん中に防波堤を兼ねているのか、嵩上げしようと道路工事が延々と続いていて思わずうなってしまいました。ここは大津波に襲われた地区なのに、新築と飲み込まれなかった住宅が混在していて、その明暗はどこで分けたのか不思議に感じられました。全体の印象はまだまだの復興、でも仙台市内の繁華街は人通りが多く、以前より綺麗に化粧され、地下鉄東西線が12月に開通とかで、震災を受けた面影はどこにも残っていません。 同級会の翌朝は思いがけなく快晴無風、Tさんとデートした思い出の福浦島を散策してみました。観光客が少なく照葉樹繁る島を周遊45分、小鳥(ヤマガラが近くまで)がさえずり、藪柑子の群生、松島湾の水面は陽を浴び輝き感激です。それを見せたくて駅で待ち合わせの家内を何気なく装い誘い、再度、島一周の案内というおまけ付き。当然、前日には半世紀以上も昔のTさん自宅跡や、私の住んでいた所も探索、当時の面影が辿れない変貌を実感して帰ってきました。
2015.11.26
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