猫耳ずきんの らぶれび ぼうけいしょん  介護と猫と人生と

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ずれずれ書房やん

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2015年11月17日
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 こんな風に秋が深まり、寒くなってくると ちいこはいつも膝のうえに乗りたがった。

そうすると、私は、ひどい肩こりになるので、わざと入れないよう脇を締めると、肩先に立ち腰を据え、穴掘りの要領で、私の脇に前足を交互にぐいぐいと押し込み、何がなんでもこじ開けて、潜り込んだものだ。そして、脇に潜り込んだら、私の腕の付け根を枕にして、私に背を向けて横になる。これが彼女の定番の夜寝の姿勢。
 彼女は猫のくせに 全然臭くなくて、ビロードのようななめらかな背中からいつも、温かで優しげな女の人を思わせる良いにおいがした。そして、ゴロゴロと静かで穏やかな喉なりの音を聞くと、こちらの心も落ち着いて、安らかな眠りに落ちられるのだ。
 いつまだも本を読んでいたり、なかなか寝付けないでいると、起き上がって私の鼻を舌から上に。。。母猫が子猫を寝かしつけるときにするように、ザリザリとなめて「早く寝なさい」という仕草をしたっけ。
子猫の振りをして「おかあさん」と抱きついて、「ああ、小さくなって、ちいこのふかふかモフモフのおなかに抱かれて眠りたいなんて思ったりもした。
 さみしいときもつらいときも、いつもそばにいて、私の心を包んでくれていた あの子。

 でも、ちいこはもういない。ちいこが代わりに送り込んでくれた くまのぬいぐるみの湯たんぽはあるけれど、温めて抱いても心まではぬくもらない。寒いんだよね。足下にももうひとつ湯たんぽをしても全然暖まらない。


 朝、目が覚めて、一番にちいこと目が合って、「おはよう」と言い。鼻キスをしてもらっていたのに・・・。
それもないんだよね。
 鼻の頭を猫の舌で ザリザリされると、痛くてちょっと迷惑だけど、愛情だなあと満ち足りた気持ちになったものだ。さすがにお口の臭いは常食するカリカリや缶詰の臭いがしたけれど、それもいやじゃなかった。

 もうなくなって5ヶ月もたつのに、まだ慣れない。
ベッドから見えるところに、ちいこがベッドで寝ていた様子を写した写真を飾ってみた。ベッドでテンピュールの枕にあごをのせ、毛布の隙間から、薄目を開けて見ている写真。
 こんな姿、もっとずっと見ていたかった。ずっと一緒にいたかった。

 もう一度、ちいこのそばで眠りたい。
お前がいないと、ママはひとりぼちだよ。はやく迎えに来ておくれ。





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最終更新日  2015年11月17日 16時20分46秒
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 ここで紹介されている コウノメソッド こそがこれからの高齢化社会、認知症にとって救世主となるモノだと思います。これから、一人でも多くのお医者さんがコウノメソッドを採用して、本当に患者や介護者を救ってくださることを心から願っています。




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