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昨年の夏ご紹介いただいた、『日本の森から生まれたアロマ』の著者、稲本正さんの飛騨高山の森の中で、大きなくわの木の下の精油の体験イベントに参加しました。精油の抽出工場も見学させていただきました。オークヴィレッジといえば、素敵な家具も作っておられますがそれだけでなく、日本産精油を抽出され、森の再生のための活動もされていると知ったのは、1年前です。あれから、・・・・被災地への支援活動でも、精油を提供いただくなど応援していただきましたがこうして、5月13日の私たちのアロマのNPO総会で稲本正さんの講演を開催させていただきます。飛騨高山で水蒸気蒸留で抽出された精油たちも当日の参加者さんに、特別価格で販売もして下さることになりました森のことなら何でもご存じの植物学者?北川さんも、精油の販売ブースに来られます。植物のことなら何でもご質問くださいとても、楽しく教えてくださいますよ~私もオークヴィレッジの森を案内してもらいました。参加して下さる方へ、ひのき精油5mlのプレゼントもご準備して下さっています日本の復興と、日本産精油、そして森の再生、仕事の創出へ日本ではどんな精油が採れているのかどんな作用がわかっているのか日本人には日本の香りどんな香りが皆様を包みますでしょうか・・・総会でご紹介する、日本産の精油たちを、私のブログでもご紹介していこうと思います是非、関西アロマセラピストフォーラムの総会講演会にも、お立ち寄りくださいね。
2012年05月03日
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日本タッチケア協会のホームページが新しくなりました。私も2年前に、指導者認定証を頂きました今年、6月10日、東京の日本赤十字看護大学内において第一回日本タッチケア学会が開催されます。タッチケアというと、母から子へのマッサージという親子のイメージになりがちですが皮膚は、発生学的には、脳および中枢神経系と同じ外胚葉から形成され下界からのさまざまな刺激を受けとめる”露出した脳”ともよばれています。人との境界線でもある皮膚に、優しく触れる行為は子どもの成長を促進し、社会性を育むだけでなくおとなにも、不安や抑うつの軽減や気分の改善自尊心が増すストレスホルモンの低下ナチュラルキラー細胞が増加するなど心身両面にわたる健康な生活へと導いてくれます。東日本大震災での被災地でのアロマボランティアでもハンドマッサージというタッチケアを通して被災された方の心が少しでも癒されるようにとこれまでに5回アロマのボランティア活動を行ってきました。昨年5月と6月に岩手県の大槌町と花巻市の避難所へ7月に福島の最大の避難所だった「ビックパレットふくしま」へ12月と今年3月に宮城県の南三陸町と女川町の仮設住宅の集会所へこれまで、述べ28名のボランティアで、合計431名の方にハンドマッサージを行いました。被災後の5月、6月では、被災時のつらい状況を細かく語る方が多く、7月には、避難所でのコミュニケーションのストレスや、仮設の話題が多くなり、12月には個人の体調不良や将来への不安について話される方が増えるなど、お一人30分くらいの短時間のハンドマッサージではありましたがスムーズに自身を振り返る語りにつながったことは、周りにいた、心理カウンセラーや傾聴ボランティアを驚かせました。タッチケアの、人の境界線に優しく触れるという行為から信頼関係を結ぶのも早く、温かな手をとおして、瞬時にラポールが形成されました。五感に響くアロマオイルを使ったハンドマッサージは、今ここを思い出すマインドフルネスの要素もあり自然にその方の語りが始まるという効果を実感しました。対面で優しく手にふれ、触れられる心地よさから、思わず被災時の恐怖を語り始め、家族を失くした哀しみを吐き出されます。喪失感や恐怖と不安が入り混じる中、触れられることから、自分や人とのつながりを取り戻していかれる姿を何度となく見せてもらいました。第一回タッチケア学会では、今回は親子のタッチケアだけでなくタッチケアをふれあいの基本として、一般演題を募集されているので私たちの被災地でのハンドマッサージボランティアについてを発表しようかな~と考えています。でも、もうすぐ締切だし・・・抄録間に合うかな~今年もゴールデンウィークは、仕事三昧です
2012年04月30日
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ホリスティック医学という言葉に出会ったのは、帯津先生の著書からでした。身体を分解して細分化して診ていく現代医学と違って心身一如を主眼とした医療がとてもやさしくて新鮮で・・・これこそが受けたい医療だと、わたしのやりたい分野だと心がわくわくと動きだしました当時、アロマセラピーを学び、資格を取り勤務する産婦人科で、患者様からの評判が良い事から、院長に認められてアロマルームを開設させてもらいました。そして、日本ホリスティック医学協会が主催するセミナーには毎回大きな感銘を受け、欠かさず参加するようになっていました。そして、2004年、日本ホリスティック医学協会さんが後援で全国のホリスティックドクター17名の先生が協力して下さった『自然治癒学プロジェクト』ここで、たくさんの人間味あふれる素晴らしい医師たちの活動を知ります。すばるクリニック「生きがい療法」で有名な伊丹仁朗先生「笑い学会副会長」の産婦人科医、昇幹夫先生 免疫学の阿保徹先生緩和ケア医であり、心の治癒力を提唱された関西地方会長の黒丸尊治先生「ヒーリングボディ」CAMNet/代替医療利用者ネットワーク副代表の上野圭一先生自然治癒力、自己治癒力をキーワードに集まった他にもたくさんの先生方に大きな刺激を受けました。そして、これはもっと身に着けたいと学びはじめ日本ホリスティック医学協会『生活習慣病予防指導士』の認定をとりました。この受講中に、出会ったのが『自然治癒学プロジェクト』の発案者で『生活習慣病予防指導士』の授業でワークを担当してくださった“おのころ心平”さん。おのころ心平さんのワークでは、これから具体的に何をするのか?将来のビジョンを明確しシェアするワークがありました。私が発表したのは、日本中のセラピストを集めてさまざまな補完代替療法を紹介する『治しと癒しフェア』のようなイメージでしたそんな私の発表は覚えておられないでしょうが・・・ホリスティックと自然治癒、代替医療という世界に招いてくれたきっかけともなった『自然治癒学プロジェクト2004』あれから8年経ち、その発起人でもあった、おのころ心平さんを講師にお招きしてホリスティック医学協会関西支部の、第108回フォーラム 『病気は才能』が開催されます。http://www.holistic-kansai.com/mf.html日時: 平成24年5月27(日) 1:30~4:00(講演) 4:00~4:30(懇親会)場所:関西医科大学(京阪電車「滝井駅」徒歩2分) 関西医科大学第一講堂2階 参加費:会員 2,000円 一般 2,500円 おのころ心平さんは淡路島にお住まい。18年間に2万件にも及ぶカウンセリングを実施、病気の背景にあるココロについて、ケースを通してお話してくださいます。現在は、自然治癒力学校の理事長さんとして、こころとからだの関わりについてのセミナーを全国各地で開催されています。私も認定講師3期生として学んでいます~ココロとカラダの関係が教えてくれること大きいですよ~皆様のご参加お待ちしています!
2012年04月26日
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愛のあるタッチをすべてのこどもたちに!!というキーワードで始まった、ラヴィングベビータッチ・インストラクター講座初日と、4日目の最終日に、試験官として参加しました自分自身が、愛されていると感じた、深いタッチの体験ふれられる体験を通して、愛を感じ、生きる喜びになったり温かで穏やかな気持ちになったり、誰かに優しくしたいと思ったりまずは自分自身がタッチに対してのエピソードを通して人にふれるということを考えていきます。その体験が、インストラクダーとして誰かに伝えるときに、言葉や態度や表現力を通して表れてきます。ラヴィングという、愛と思いやりにあふれた状態でのタッチで社会を変えることができるかもしれないそんな受講生さんの大いなる意志を感じる、すばらしい最終日でした。ベビーマッサージのインストラクターとしての説明や実技など実際にお母さんどう伝えていくか、何をつたえるのか、どんな思いで話すのか、1時間かけて、実際の場を想定して行ってもらうのですがこの1週間で、それぞれが最高の完成度で、行ってくれました。試験官として採点していましたが、見ているだけでも、思わず引き込まれて微笑みがこぼれたり、胸が熱くなったり、一緒に歌ってしまったりベビー人形も、愛をこめて大切に扱ってもらっていると赤ちゃんとしての命が与えられて、それぞれの表情が出てきているようにも見えました。それぞれの、この1週間をどう過ごされてきたのか・・・仕事をしながら、日常生活もあり、忙しい中、ラヴィングの説明文を自分の言葉でつくったり出産後のお母さんへのストレッチ法を考えたりタッチのさまざまな効果の側面を自分の言葉で話せるように6名の受講生さん、それぞれが苦労と工夫をしてくれましたがみなさん、幸せな1週間だっと話してくれました最後のシェアでは、これからの生活や、仕事で、そして子育て支援としてさまざまな現場で、ラヴィングを伝えていきたいと、感動の涙に包まれました。愛を伝えるラヴィングベビータッチ教室のブログでも、これまでの歩みをご紹介しています。http://harmony-lovingbaby.blogspot.jp/ご興味のある方は、時期は秋ごろ開催予定で準備を進めています。是非、愛を伝えるラヴィングベビータッチにご期待くださいね~(産婦人科医の大門先生と、メイン講師のはやしひろこさんと、受講生のみなさんと・・ピース)
2012年04月24日
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5月13日の総会に向けて、実行委員会を開催。日曜の夕方からなのに関わらず、有志のメンバーが集まってくれましたいつもながら、小さな団体ですから、自分たちだけでは運営できず多くのセラピストさんに助けてもらっています。今日も、朝からのラヴィングベビータッチの講座の最終日6名の方の修了試験で、試験官として立ち会いましたが皆さんのレベルの高さに感動しましたタッチの深い気づき、これまでの人生さえ違ってみえたよろこび感動の涙でつつまれた最終日のようすは、また次に報告するとしてその感動冷めやらずで、総会実行委員会・・・そして終わってからも理事会と続きましたが13日の総会大成功の美酒を創造しながら、なんて・・日々充実~みなさま、ありがとうございました~総会、大成功ですね
2012年04月22日
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5月13日は、母の日ですね~普段から親孝行もせずに過ごしていますが今年も、忙しく過ごすことになっていて、何もできないので何かプレゼントをして喜ばせたいな~と思っています。5月13日は、関西アロマセラピスト・フォーラムの第5回総会です。兵庫医科大学構内にて開催します。大きな地震と津波という猛威に襲われ、多くのものを失い、絶望の中で未来を見失いかけても、希望の灯りをみつけだして生きてきたわたしたち被災地でのアロマボランティア活動を通して、アロマセラピストとして私たちに何ができるのかと考えた1年でした。連日、NPOの総会準備に追われていますが活動報告をまとめていて、この1年を振り返ってみると、さまざまなことを気づかされ、学び、考えさせられたな~と感慨深いです。生きていること、いのちについて、今ここで自分として暮らしていることさえ・・・息吹への不思議な愛しさを感じました2011年度~2012年春までの、私達NPOの活動は多岐にわたりました。今年度は、3月の東日本大震災の発生により、急きょ被災地への心のケアとして支援活動を5月より開始しました。有り難いことに『日本財団』様の助成金をいただくことができ、現地への交通費や宿泊費、材料費の自己負担はありませんでした。岩手県、福島県、宮城県と5回、被災地でのボランティアに出かけました。新年度は、被災地でのアロマボランティアに加えて、それだけでなくセルフケアとなるハンドマッサージの指導や、お互いに支援しあえるようなアロマのタッチケアを通してのコミュニティの場つくりになるように被災地の支援者へのタッチケア講座などを開催する企画に対して『JR西日本あんしん社会財団』様の公募助成に採択され活動を継続することができました。そして、「緩和ケアでのアロマセラピー講習会」や、「介護分野でのアロマセラピー講習会」循環器のドクターより、静脈瘤への下肢マッサージの方法をお教え頂いたり柔整師さんより、アロマトリートメンに役立つツボについて教えて頂きました。さまざまな医療の現場において、治療をいろんな角度から支えることができるホリスティックで補完代替療法としてのアロマセラピーをみつめてきました。介護施設でのアロマセラピーの雇用も始まっています。認知症のグループホームでのアロマセラピーも始まります。新年度は、介護分野でのアロマを展開できると思います。また、理事長で産婦人科医である大門美智子先生が心を痛めておられた児童虐待。子育てに一人で悩み、マタニティーブルーや産後うつ、育児ノイローゼになる人は少なくありません。虐待の中でも、0歳児への児童虐待が7割近くに増えている昨今。虐待を防ぐためには、妊娠・出産期を含めた早い時期からの支援(予防)が必要なのかもしれません。そのため「妊娠等の悩み相談窓口」として妊産婦支援として電話相談や広場つくり、助産師やアロマセラピストによるストレスケアやタッチケア、胎教を含めたプレママ講座の開催などの支援事業を企画しています。こちらも、大門先生の2年越しのご尽力で助成金を頂けることになりました。5年目を迎える、NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラムは人の健康とこころを支えるアロマセラピストさんを応援しています。第5回総会では、日本の森から生まれたアロマもご紹介します。総会と講演会で、私たちに会いに来てください。一緒にアロマの未来をひろげていく仲間になってくださいね。こころよりお待ちしています
2012年04月20日
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自然治癒力学校 2月から始まった6回連続講座『代替療法ことはじめ』『マッピングマスター講座』最終日を迎えました~理事長のおのころ心平さんの Road to 2018 に共鳴、賛同して学んでいます。「自然治癒力」を活かすためのさまざまな生活情報を、 国内外、古今東西を問わず、広く集めていき、実用的な知識として発信する。 そして、自然治癒力を活性させる多くのセラピー、代替療法を紹介し また、そうした仕事に従事する方々をさまざまな形でサポート日本における代替医療、セラピー分野の健全な成長に貢献していきたいと開設された“自然治癒力学校”その“代替医療コーディネーター認定”に向けて、さまざまな療法とこころとからだの相関について学んでいますよ~最終日は、それにふさわしく新たな思いにワクワクしてきました。食べ物が身体を作っていると言っても過言ではありませんが食物が口腔の中に入ってから、どう分解されて移動していくのか実際の映像を交えた映像を見ました。どんどん消化されて、アミノ酸1個、グルコース1個、ブドウ糖1個に分解され小腸の微絨毛から、いよいよ身体の内部へと栄養素が取り込まれます。この微絨毛が、身体の中と外との境界線と考えられるかも食物の経験をいただく、という発想が大いに気に入りました。呼吸だってそうですね。人の見えないからだは8m四方に広がると言われていますがその8m四方にまで、自分の思いや感情が場を創っていると意識をもてているか。私たちは、息を引き取るまで休むことなく呼吸を続けています。大気を吸いこみ、息を吐く、呼吸を通じて宇宙とつながっている。一回の呼吸で500mlの大気を吸い、1分間に約16回として800mlの大気を交換している。酸素を取り込み肺胞を膨らませ、血液中のヘモグロビンと酸素分子が結合して体内の全ての細胞へと運ばれていく・・・呼吸すると、酸素が血液中のヘモグロビンに結びつくために雨のように落ちてくる映像は、生きていることの凄さを実感させました。大きな呼吸をすると、酸素が大きなビートとなって降り注ぎます。私たちは、そうしてエネルギーを活性しているのですね。新鮮な大気を吸って、要らないものを吐き出す。自分の吐く息が、自分の周りの環境を作っているのかもしれません。どれだけ、周囲や環境に影響を与えていることを意識して暮らしているでしょうか。宇宙空間には、人の意識とつながり知恵を生み出す電波のようなものが流れていて呼吸を通しても、つながっていけるのかもしれません。潜在意識を顕在意識に浮かび上がらせたり、マイナスのエネルギーを吐き出して、再生したりできるのかもしれません。どんな世界を見ているのかも自分次第。どこにチャンネルを合わせるのかで、見える世界も違ってきますね。自分の吐き出すものが環境を作っていることに責任を持ちながら人の優しさにふれるチャンネルに合せておこうっと~
2012年04月19日
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ラヴィングベビータッチNPO法人関西アロマセラピストフォーラム(KAF)の、親子の絆作りの事業であるラヴィングベビータッチ・インストラクター養成講座 第5期が始まりました。大阪京橋で、『つむぎの森』を主催する、はやしひろこさんは、2008年のNPO開設時より、ハートあふれるまなざしであらゆるタッチや心理療法を学び成功しているアロマセラピストの代表として、是非KAFの理事にと、仲間になってもらいました。いつも数か月先まで予約で一杯、予約のとれないアロマケアルームを運営されています。都会の喧騒を忘れさせてくれる庭園と緑の広がるエントランスの高層マンションの1室に、『つむぎの森』という素敵な空間が広がります。その場をお借りして、第5期の認定コースが始まりました初日、私のKAFを代表してご挨拶にうかがいましたが6名の参加者の皆さんの参加動機など、自己紹介をお聞きしているだけで感動です。肢体不自由児施設で働く方子育てサークルに関わっておられる方思春期の息子さんへのマッサージを通して、タッチの大切さを実感された方全ての子に愛のあるタッチを届けたい!と熱意を語られた方他のベビマの講座を受けたけど、更にラヴィングベビータッチを体験したいと受講された方「ラヴィングな状態とはどんなときですか?」「思わずほほえみがこぼれるような状態」大きなことや何かをするのではなくて、どれだけ心を込めたかが大切ですタッチは行動の1つではなく、身体や心理面に作用するセラピー言葉ではなく愛のあるタッチからは、理解を超えるはるかな情報をもたらしますその意外な反応に驚くこともあるでしょう皮膚の感覚受容器としての解剖生理やふれることの、生理面だけでなく心理面や、社会性への影響を丁寧に学びます。母と子のふれあいの姿も、社会の発展とともに変化してきました。じっくり4日間、産婦人科医、助産師、保健師、鍼灸師、子育てコーチングなどさまざまな現場の実践者から、タッチがもたらす効果その大いなる気づきについて学びつくし最終日の22日は、認定試験があります。実際にベビマ教室をしている様子で、お母さんへの説明とデモを行ってもらいますのでこれは、かなりの難関ですよね。でも、これまで受講された方の真剣さには、胸が打たれるくらいです。たくさんの学びの中で、一番身に着けてもらいたいのはタッチの感動を自分のものにしてもらうこと。ラヴィングな場を創りだしてもらうこと。最終日を楽しみにしていますね。第5期のベビーちゃんたちです。
2012年04月17日
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金曜日は、産婦人科医院に併設のアロマルームです。宝塚歌劇へ向かう花の道も、ちょうど桜が満開でした1年前から月に2回通って下さっている方は、時事ネタや、地域で見聞きした話を話題に持って来てくれます。足の静脈瘤で、足が重だるくて困っておられますが「アロマを受けるようになって、足だけでなく、心も軽くなって気分がいいのよ~」と「帰りは、階段が軽い軽い・・」と笑顔で帰っていかれます。今月は、浮腫改善効果が期待できるサイプレスとクラリセージとグレープフルーツのブレンドです。足だけでなく、心も軽くなるアロマセラピー春は、旅立ちちともに、新たな出会いの季節新緑と色鮮やかな命の息吹を感じとりながら気持ちも前えと軽やかに進みますね~
2012年04月14日
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桜が心を和ませてくれていますね~自宅近くの須磨裏公園に行ってきました。ここは一の谷の合戦があったところです。敦盛塚もあります。今年は、素敵なイラストで表現された敦盛に胸が躍ります平家物語に語り継がれる悲運の若武者「平敦盛」平清盛の甥として、笛の名手として、美男子の誉れの高い敦盛は義経との一の谷の合戦で、わずか16歳で須磨浦の海に散りました。源氏に追われた際、大切な家宝の笛を忘れたことに気づき海上に浮かぶ船に乗り遅れてしまった敦盛は源氏の武将、熊谷直実に、覚悟を決めて勝負を受けます。直実は、そのあまりの若さと、自身の息子も16歳で戦で命を落としていることから首を討ち取るのを躊躇しますが敦盛は、「お前のためには良い敵だ、名乗らずとも首を取って人に尋ねよ。 すみやかに首を取れ。」と答え、潔く最期を全うしました。直実は、その後、世を哀れんでこんな歌を詠みます。 『人間五十年、化天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり 一度生を受け、滅せぬもののあるべきか』直実の、悲しみや哀悼だけでなく、命に対する慈しみや武将として生きた日々の中でみつけた、命への畏敬の念を感じます。桜は、そんな私たちの日々の心情を知る由もなく今年も満開を迎えました
2012年04月11日
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自然治癒力学校認定講師2年目のスクールが始まって、3か月『代替医療ことはじめ講座』と、カウンセリングのスキルアップにと 『マッピングマスター講座』 を受講しています『代替医療ことはじめ講座』 では代替医療って何だろう?そんな素朴なところからスタート現代医療のよいとこ、よくないところ。代替医療のよいとこ、よくないところ。医療のしくみを知り、数々の代替療法を知り、クライアントさんの個性にマッチングした、健康プログラムを計画・立案できたら・・・そんな想いで参加しています会場は神戸お昼休みには、リフレッシュに海と港の活気を眺めています。代替医療は、まだ日本では医療として認められていません。なので、関連法規や安全性、信頼性などもしっかり知っておく必要があります。さらに、日本における代替医療や統合医療の全体像を俯瞰することが求められます。 また、適切にマッチングをするには、クライアントさんの体質や個性を知り、カウンセリング能力に加え、幅広い知識も必要ですがこの講座で、いつも教えられることは、偏りのない大きい視点、俯瞰力と自己開示力です。講座中、何度もこの言葉が出てきます。セラピストは、どうしても、自分のしているセラピーについては知識も情報もあり信頼、いえ過信してしまう面もありますが他の療法についても、視点を変えてみてみる柔軟性や俯瞰力視覚や、聴覚や、自分の感覚についても、人と違う個性を持っていることを知りクライアントさんの個性を受け入れるさまざまな療法を提唱してきた重要人物の療法と概念を一挙に俯瞰していくと代替医療の歴史がみえてきて現在のさまざまなセラピーや療法へとつながっていきます。来週は、いよいよ最終回です。次期の『代替医療ことはじめ講座』では、私がアロマセラピーの時間を担当することになりました。日本におけるアロマの歴史や位置づけ、さらに精油の効果についても体感してもらえるように楽しい授業にしますので、宜しかったらご参加くださいね。次期の案内は、まだ発表されていませんが自然治癒力学校のホームページまで、ご確認くださいね。そして、ココロとカラダのつながりについて博識な、おのころ心平先生の4月15日は、東京で「奇跡のコラボセミナー」その名も『答』というセミナーが開催されます。とってもユニークな内容ですよ~
2012年04月10日
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滋賀県にある介護施設内のデイケアでアロマセラピーを取り入れて半年が経ちました。週に3日、アロマセラピストを雇用したいとお話をいただいて大津市在住の当NPOの会員さんをご紹介しました日本人の記憶には、日本の木の香りと、日本産精油と無農薬の米ぬかオイルを使用するなど日本の植物にこだわったアロマセラピーを行っています。昨日、導入半年の感想をうかがいに行ってきました。週に3日1日、7~12名の方が継続して受けておられます。「アロマの後は痛みもなくなり気持ちいいから、 午後からの歩行訓練の前にしておくと、 足がほかほかになって 足が軽くてやりやすくなる。」とリハビリの前のアロマが気に入っておられる方。浮腫んだ足が良くなった方もおられます。いつも足が冷たいという方は、アロマの後は温まって気持ちいいよ~と満面の笑顔で教えてくれました。職員さんからは、利用者さんはセラピーさんと呼んで楽しみにしている。アロマは個別にゆっくり話を聴いて、深く関われる時間があることが利用者さんにとっても良いですね。PTさんからもアロマでほぐして、筋緊張をやわらげ動きやすくしてからリハビリを行うのもいいしリハビリで疲れた部分をアロマでリラックスさせることで、精神的な満足もあって、リハビリの前後のどちらにもアロマは効果を発揮していますよ。リラックスと、関わりの深さに対して、評価してもらって嬉しく思います。今後、介護施設でのアロマ導入のお話も頂いているのでこのような施設が、もっと増えることを期待していますこの日は、Yuicaさんの新しい精油日本産のレモン、生姜、ダイダイ、柚子も納品してきました~ヒノキの香りにダイダイを加えると・・・温かな初夏の森の風の香りがしますよ~ 日本の記憶にやさしい日本産アロマ『日本の森から生まれたアロマ』については 5月13日の総会で、オークビレッジの稲本正さんがご紹介してくれます。日本の香り、国産無農薬のアロマについてご興味のある方は是非、ご参加下さいね~
2012年04月07日
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医療現場でアロマを取り入れたいんだけどどこでアロマセラピーを学べばいいですか?という問い合わせや、どうすれば、アロマセラピーを院内で行うことができますか?という相談をいただくことが増えてきました。精油の特性や、作用など一般的なアロマセラピーを学んだあと医療でどう取り入れられるか?アロマの安全面や、患者さんにとっての危険性を知った上で医療現場での特殊性や、法規的な側面や、院内での適性を考えて行いますがその前に、研修制度のようなものがあるといいのにな~と思っていました。関西アロマセラピスト・フォーラムでも、緩和ケアや、介護施設での研修が行えるようになってきましたよ~ 医療でのアロマを学ぶなら、まずは日本アロマセラピー学会のセミナーなどにご参加くださいね。そして、出来れば医療者の書いた本を読んで欲しいです。アロマ学会・看護研究会編の『ナースのためのアロマセラピー』や『アロマセラピー入門~日々の看護に活かすホリスティックアプローチ』他にも、薬剤師さんや鍼灸師さんが書かれたものもありますよぉ。どうしても一般的なアロマセラピーと違って、病をもたれた方へのアロマではまずは安全面が重要になってくるので、海外で使われている療法をそのまま使用するわけにはいきませんね。日本の医療現場では、それに則したアロマが開発、実施されています。5月13日(日)は、兵庫医科大学にて、10時~17時恒例の関西アロマセラピスト・フォーラムの総会を開催します今年の目玉は、そんな『院内でのアロマ導入の取り組み』について知りたい方必見の分科会をご用意しました当会理事の村田正典先生は、近畿中央病院で2年にわたってアロマ導入のサポートをされてこられました。400床の急性期病院で、がん拠点病院と、地域医療支援病院でもありながら2010年から看護部の活性化の取り組みの一環として、院内アロマセラピー研修を実施。アロマセラピーの基礎アロママッサージの方法患者サービスの適用を考えるなど、2時間ずつ6回の講義のあと、2年目には、基礎の復習や、精油の効果・成分に着目したアロマの効果などを検討病棟での芳香浴や、患者さんへのアロママッサージも実践しているそうです。患者さんや、医療者からも癒しになり、コミュニケーションツールになると喜んでもらっているそうです。看護部活性化の一環としてアロマ導入に取り組まれその実践の効果について報告してもらいます。医療現場でのアロマ導入について、興味のある方は、是非ご参加下さいね。直接、相談できるチャンスですよ~チラシはこちらです。⇒http://aroma-kansai.org/%E7%AC%AC5%E5%9B%9E%E7%B7%8F%E4%BC%9A%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%E8%8D%89%E6%A1%88%E6%94%B9%E8%A8%8208.pdf
2012年04月05日
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ここのところ、朝起きたら目やにが・・・・どうしたんだろう?と気になっていたので昨日、眼科受診なんと涙量チェックの結果、かなりのドライアイでしたパソコン作業は1日中だし自覚はなかったけど、そうなっても仕方ない状況だったな~と反省しばらく目薬を1日6回コンタクトは厳禁になり明日からメガネで外出??とがっかりしていたら、駅にあるお店の開店記念で、かなり安いメガネがあるではないですか・・このお店・・・http://www.jins-jp.com/あの人も・・・かえたみたい・・・のCMのようにイメチェンといこうかな・・・と、さっそく選びました~でも、いつもの定番のやつに落ち着いてしまいました・・仕事柄、あんまりメガネが目立つもの変だしね~しばらくメガネ姿で仕事をしていますが、そんな訳ですので目を労わっていきますね。今日は、午後からFM宝塚の取材を受けますよ~
2012年04月03日
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昨日は、『ホリスティック・コミュニケーション実践セミナー』のお手伝いに行きました~講師の黒丸尊治先生は、日本ホリスティック医学協会常任理事・同関西支部長 日本統合医療学会CAM(補完代替医療)部門評議員 日本サイコオンコロジー学会代議員日本死の臨床研究会世話人 日本フィトセラピー協会理事などなど、心身医学の分野で数々兼任されておられますが当、NPO法人「関西アロマセラピスト・フォーラム」の顧問も引き受けて頂いていてアロマセラピストに、『ホリスティック・コミュニケーション』 を教えてもらっています。黒丸先生の『ホリスティック・コミュニケーション』 のホームページはこちらです。⇒ http://holicommu.web.fc2.com/昨日は、無料体験セミナーということもあって、30名を超える参加者さんで会場も一杯になりました。遠方からも参加されていて、関心の高さがうかがえます。私も数年前、第一期生として受講してから、1年間再受講で学びました人が本来持っている自分を癒す力や、問題を解決し困難を乗り越える力をうまく引き出すような「心の治癒力」にスイッチが入るようなアプローチ法です。何が問題なのか、どこに本音のテーマがあるのか、語ってもらいながら整理し困っている中でも、うまくやれていることをあげてもらったりどうなりたいか、肯定的な言葉で語ってもらったりそれが可能になったら、どうなっているかと問題解決後の状況を想像してもらったりそんなやりとりを通して、どんな悩みや問題も解決に結び付けていきます。セミナーでは毎回、カウンセリングの実践を見せてもらうのですがどんなに大きな悩みや、こんがらがった問題でもあっという間に整理して、クライアントの意識を変えていきます。傾聴力反応力質問力対応力そんな4つの技術を使って短時間でも、目標設定と意識の変容へと向かって進むので毎回、そのみごとな解決思考に感動します今回もう1つ感動したことがあります。昨年1月のテレビ『アンビリバボー』で紹介された、天国の母からのメッセージ。絵本”りなちゃんきいて”の作成に関わりホスピスでアロマをしている私の映像を見て、看護師になろうとこの春から看護学校に社会人入学した方が来てくれました受付をしていたので、気づいてくださってなんと、一緒に写真を撮らせてください~・・・って写真は恥ずかしいですが・・・私もこんな仕事がしたいと、あこがれて看護師とアロマセラピストを目指していますって教えてくれました嬉しいですね~人の想いが創造を生み出します。
2012年04月01日
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JR西日本あんしん社会財団様より、被災地でのアロマボランティアの活動に向けて助成金をいただきました昨日は、贈呈式でした。76件の応募があり、活動助成は19件、研究助成には7件が採択されました。私たちが企画したのは『香りとタッチの応援隊』(アロマセラピストが身体とこころをほぐします)審査委員の方たちに、どのようにアピールしたらいいか・・・・とひたすら考え誰が→ アロマセラピストがおこなうということを明確にアロマというと香りだけ?と思われるようなので→ 香りとタッチは引き離せないし、カラダとココロに触れるということをイメージしてもらえるようにそして、被災された方たちを、応援する活動ということをわかってもらえたらと言葉を紡ぎ合わせて、こんな活動テーマになりました。これまで1年間に5回、岩手、福島、宮城県の被災地に入り、アロマオイルを使ったハンドマッサージのボランティア活動をしてきました。JR西日本財団様よりの助成をいただき、またこれから1年間被災地でのアロマセラピーを継続することができます。感謝で一杯です。スピーチでは、ドキドキ・・緊張しました~JR西日本のこの財団は、2005年4月25日のJR福知山線脱線事故で107名の尊い命を一瞬にして奪い、500人を超える方にケガを負わせたことから被害に遭われた方々の深い悲しみや苦しみに触れ心身両面にわたる長期的なケアの重要性を痛感したことから重大な事故を惹き起こしたことの反省の上に立ち「安全で安心できる社会づくり」の一端を担いたいとの思いで将来にわたり持続的、安定的に社会に役立つ取り組みを行っていこうと「JR西日本あんしん社会財団」を設立したそうです。普段なら直接お話できるわけもなかっただろう財団の理事長さん、取締役常務で財団の常務理事さんとお話をさせてもらうチャンスをいただきました。自ら、大きな事故を引き起こしたと語られ、ヒューマンエラーに対して目を背けずこれからも心身のケアに取り組んでいきたいと語られ福知山線の事故を風化させない活動にも、助成を継続されています。その物腰の柔らかい真摯な姿勢に、しばし感動したくらいです。そして、ハンドマッサージも体験してくださり人に優しくふれられる・・・触れあいの効果についても理解を示してくれました。懇親会の席では、同じく被災地でのコミィニティサポートを研究されている先生や関西へと避難されている方への支援活動をされている大学の先生作業所の復興支援をされている方子どもへの応急手当法のサポートや救急救命の教材やテキスト作りセラピードックの育成と派遣子どものサバイバルキャンプ(防災訓練)を企画しているグループなどなど、さまざまな活動を提唱されている方との交流で刺激を受けました。ハンドマッサージを支援活動に加えたいので、教えに来て欲しいとの話も頂きました~助成金をいただいたことで、アロマセラピーが心のケアとして役立っていることを社会に知ってもらうチャンスでもあります。来年度の秋には、実際にとても役立ったという声を報告してまた次年度も継続して支援してもらえるように、希望を持ちながらガンバリます。これも陰ながら支えてくださっている皆さまのお陰です。ありがとうございます
2012年03月30日
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エサレン?ボディワーク公認講師、 シャー・ピアス先生の来日ワークショップ TRE(緊張とトラウマを解放するエクササイズ)の 1dayを受講しましたhttp://www.piasoma-japan.com/kansai-workshop3.htmlTREは、David Berceli博士によって開発され、 25年間、世界中で効果的に使われてきました。Berceli博士は兵士・消防隊員・警察官とTREを行い、彼らのPTSDによる多くの症状を軽減し、ストレスと緊張を和らげてきました。また、彼は世界36カ国において、戦争、地震、その他トラウマ的な出来事からの生存者に対しても、TREを行ってきました。アメリカでは、イラク・イラン・ベトナムからの帰還兵をサポートするために、軍がTREを採用しています。TREのホームページはこちら → http://www.tre-japan.com/TREは、優しくシンプルなテクニックによって、身体組織の深部の緊張を解放し、リラックスを促すエクササイズです。TREは、大腰筋に働きかけ、そこに蓄積されている緊張や余剰なエネルギーを解放します。 大腰筋はとても厚く、腹部の深いところにある頑固な筋肉で、私たちの下腹部の守護者として機能し、私たちの内臓の守護者として人生の大小様々なトラウマに応じて緊張し、収縮したり固くなったりします。固くなった大腰筋は、坐骨神経痛や腰痛など多くの問題をもたらします。 TREのエクササイズでは、脚や腹部の筋肉を使って、大腰筋から身体中に広がる”穏やかな振動”を引き起こします。 その振動が、脊髄を通って脳につたわり神経細胞(ニューロン)に働きかけ、脳内に新たな神経ネットワークを創りだし、脳内から送り出される化学物質(ホルモン)の分泌にも影響を与えます。さて・・・どんなワークなのか、興味しんしんでの参加それも、20日にピアス先生とは、布引ハーブ園で一緒にランチもとらせてもらいエサレンにもお誘いを受けた仲ですので、ピアス先生の講義や声、そして生き方そのものにも関心が湧きたちボディワーカとして、あんな風に年を重ねられるといいな~とあこがれの存在でもあります。初めの講義では、アフリカのスーダンでの戦争時の大人と子どもの動きを観察爆撃機の音に、大人は、周囲の子どもを抱えてシエルターへ逃げるでも、子どもは立ちつくし、恐怖にガタガタ震えているのに気付いた。何故、大人は震えないのか??との疑問からBerceli博士は気づきます。わたしも、大腰筋を意識し、緩め、震わせるワークから不思議な体験をしました。そして、身体がすっきりしました。古い疲れやよどみが、身体の外に出たような感じです。ストレスケア、トラウマケアとして認められているTRE簡単で、素晴らしいテクニックだと気づきました。是非、一度体験してみてくださいね。自身の身体と心のつながりを感じるワークです。
2012年03月29日
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今夜9時から、TBS系で放送される『奇跡のホスピス』http://www.mbs.jp/hospice/日本のホスピスの草分けといわれる「淀川キリスト教病院」で主任看護課長を務める田村恵子さんは、日本におけるがん看護の先駆者。「どんな時も、人は希望を持っている。人にはそれを見つけ出す力がある。」という信念のもと、常に患者に寄り添うサポートを目指し続けておられます。「奇跡のホスピス」は、実在のナースの体験を元にしたオリジナルストーリーで出演される方も、淀川キリスト教病院のホスピス病棟で田村さんの看護を実際に見学、研修も受けたそうです。ホスピスというと、死を待つ場所と思われていて死を連想するから考えたくないという方も多いようですがホスピスは、最後まで希望を持って生ききる場でもあります。私も、2002年からホスピスに毎週アロマのボランティアに伺っています。もう10年になりますね。先日、看護雑誌から、緩和ケアでの実技の執筆依頼がありました。がん看護の専門誌ですから、足がすくむようでもありまだまだおこがましいようでもありこれまでNOを言わずに来ましたが、初めてお断りすることになるかと・・・迷っています。ホスピスで、苦悩の中におられる人に寄り添う伴走者として、わたしは日々を送りたいと思っています
2012年03月28日
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ホリスティック医学の5つの定義には1.ホリスティック(全体的)な健康観に立脚する2.自然治癒力を癒しの原点におく3.患者が自ら癒し、治療者は援助する4.様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う5.病の深い意味に気づき、自己実現をめざすがありますが、日曜日に行われた『ホリスティック医学概論セミナー』ではこのうちの、2題2.自然治癒力を癒しの原点におく4.様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行うについて、彦根市立病院緩和ケア科部長の黒丸尊治先生と大阪市立総合医療センター耳鼻咽喉科部長の愛場庸雅先生の二人の講師が、それぞれの考え方に基づいた講義を行いました。お互いがどんなお話をされるのか、打ち合わせもされないままに、第1部は、『自然治癒力を癒しの原点におく』について黒丸先生が45分間話し、愛場先生が15分話す。そして、第2部では、『様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う』について、愛場先生が45分話し、黒丸先生が15分話す。その上で、第3部として、参加者からの質疑応答やディスカッションへと進みました。それぞれの先生方の切り口の違う内容に、多様な考え方や価値観があることへの気付きがあります。ホリスティック医学とな何なのかホリスティックな医療をどうしたら受けられるのかホリスティックな医療をどう提供していくのか参加者さんからも、“現代医学VS代替療法”として、どう考えているのかいろいろな思いを発言していただきながらホリスティックな医療への理解を深めていくことが出来たと思います。とっても、新鮮で面白い切り口のセミナーとなりました。
2012年03月27日
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最近困っていること・・・忘れものが増えたことそして、記憶があいまいになってきたこと連日忙しいのは、仕方ないとして忙しいのを言い訳にしたくないし心を亡くしている訳ではないのですがどういう訳か・・・人の名前と顔が一致しなくなってきたし実は、先週被災地へのボランティアバスに乗る時も心臓が口から出そうなくらいビックリしたのですがな、なんと、自分の荷物を病院に忘れてしまったのでしたボランティア用のアロマ材料や記録用紙や、バスタオル類多くの善意が集まった寄付の品それらのたくさんの荷物を病院から車に乗せて宝塚市役所へと向かったのですが、荷物をバスに積み込み出発式に参列すると・・・あれっ・・・自分のカバンの記憶が無い。病院へ電話すると、「置いてありますよ~」ってなんとか、市役所までタクシーで飛んできてもらって出発には間に合ったのでした。現地でも、みんなには話してませんがお風呂に入ろうと立ち寄った石巻の道の駅で財布を置き忘れてしまう惨事もあり(探しに戻ったら置いたままでホッとしましたが・・・)このところ、何度も肝を冷やす体験をしております。やっと、被災地でのアロマボランティアの報告書を完成させて提出人の記憶は、マジックナンバー7と言われています。一度に覚えられることは7つ以内。きっと、それを超えているんだろうな~と実感。今日は、在宅ホスピスの患者会さんで、ハンドマッサージのボランティアをさせていただきました。ご主人を亡くされたばかりの方がこられていてその悲しみの深さをうかがいました。「もしご主人がここにいるとしたら、今の奥様になんて話し掛けると思います?」そんな問いかけに、ご主人の普段の口癖を思い出されて笑顔を見せてくれましたさて、今は明日の準備に追われています。明日は、ホリスティック医学協会関西支部の『第2回医療塾』とhttp://www.holistic-kansai.com/iryoujyuku.html午後からは、『ホリスティック医学概論セミナー』(対話シリーズ第一弾)です。詳細は、こちらから→http://www.holistic-kansai.com/gairon-seminar2012-3.pdf午前の医療塾は、満席になりましたが午後からの講座は、当日参加もOKですので、京阪滝井駅から2分の、関西医科大学、1号館第一講堂においでくださいませ。彦根市立病院緩和ケア科部長の黒丸尊治先生と大阪市立総合医療センター耳鼻咽喉科部長の、愛場庸雅先生による第1部 「自然治癒力を癒しの原点におく」とは第2部 「様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う」とは第3部 「ディスカッション・質疑応答」の3部構成となっています。代替療法家や、セラピストにとっては、医療の中での統合医療の位置づけや代替療法に医師が求めているもの統合医療をどう進めていくかそんな興味のある内容だと思います。もしピンときたら、ご参加下さいね。昨年2月には、私もアロマセラピーについて話をさせてもらいました。http://www.holistic-kansai.com/11-02.htmlあれから、もう1年経ったのですね~って。何だか懐かしい緊張感。http://www.holistic-kansai.com/11-02.html>受付けにおりますので、宜しかったら声を掛けてくださいませ。くれぐれも、お名前と顔が一致しなくても、許してくださいね~
2012年03月24日
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先週、南三陸町から女川町へ向かうときに石巻市内を通りました。沿岸部の瓦礫の山や、津波の傷あとは、目を覆いたくなるばかりですがあちこちで工事も始まっていて、勢いを感じる街でした。あれが石巻工業高校・・・と教えてもらって車の窓から見ていたのに高校野球での選手宣誓に選ばれたのは、石巻工業高校でした。力強く温かな、素晴らしい宣誓で、感動しましたいろんな思いを抱えながら、これだけの言葉を選び、こころの叫びを、静かに胸にぶつけながら、代表として立ち日本中に感謝の想いを伝えた。選手宣誓は、抽選で決まるそうです。偶然ではなく、見えない力が働いているとしか思えませんでした。この子たちが、成長して社会を創っていくその時に何を見せてあげられるのか何が残せるのか問われているような気がします。宣誓東日本大震災から1年、日本は復興の真っ最中です。被災をされた方々の中には苦しくて心の整理が付かず、今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず、悲しみに暮れている方がたくさんいます。人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて、つらいことです。しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして、笑顔。見せましょう、日本の底力、絆を。われわれ高校球児ができること、それは全力で戦い抜き、最後まであきらめないことです。今野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々プレーすることを誓います。平成24年3月21日選手代表 宮城県石巻工業高等学校 野球部主将
2012年03月23日
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3月20日 春分の日 神戸布引ハーブ園で「NPO法人タッチケア支援センター」さん主催の第二回タッチケア・フォーラム 『タッチ、その癒しと祈り』 で“東日本大震災における避難所・仮設住宅でのアロマ・マッサージ支援報告”をさせて頂きました。東日本大震災への支援活動へ17年前の神戸の震災では、さまざまな形態のボランティアが生まれ、ボランティア元年と呼ばれました。私自身も、少し落ち着いてからは、在宅避難者として半壊の家と避難所への往復の暮らしのあと、夏には、神戸市西区の仮設住宅で、3人の子ども達と1年暮らしました。被災当時、看護学生だったことから、避難所での足湯隊というボランティアも始め、そこで“人のこころを開く温かな関わり”という支援方法に気づき、医療の中で五感を癒すアロマセラピーを使ったタッチケアを行っています。1年前の3月、日本全土を震撼させた東日本大震災では、自分自身が17年前のトラウマを感じていることを知る事となりました。テレビの映像を見る度、恐怖と共に哀しみが押し寄せて、大泣きしていました。早くから避難所でのボランティアを始めた私は、被災された方たちの苦悩を聴くうち自分の被災時の体験や、その後の生活の不安や悲しみをも語る場を失いいつまでも被災者でいてはいけないと、封をすることになったのです。被災者としての自分がみじめに思え、敢えて見ないようにと支援者としての活動を選んだのでした。その頃、支援活動の場としてつくられた“女たちの家”でも、わたしよりもっと悲惨な体験をされている方のためにとお話をうかがい、御手伝いをしていました。病院での仕事が始まり、ボランティアをする余裕もなくなり夏には、ボランティアにもいかなくなりました・・・もっと何かできたのではないか、もっと続けて誰かの役に立たないといけないのではないかそんな風にも感じて自分を責めていました。でも、温かな人の関わりが人のこころをひらき、問題を解決していく力を引き出せることをボランティアを通して感じていました。その経験が、産婦人科で働き出した私に、新たな道を拓いてくれました。人の記憶や感情に揺らぎを与え、神経を和らげ豊かさを取り戻させる精油の力を借りながら人のこころとからだ優しくふれるアロマのマッサージが人との信頼関係や、自分自身とのコンタクトも可能にし自己治癒力のスイッチが入り、他者を受け入れ、その人らしさを取り戻す内側から湧き出すような変化を発動させます。そうしたダイナミックな変化に感動しつづけアロマナースとなった私は、この度の被災された方たちのこころに触れるタッチを行いたいと、5月の連休から岩手県に2回、夏には福島へ、そして12月には宮城県南三陸町へとアロマとタッチケアという、温かな関わりを届けるボランティアを行いました。また3月17日、18日に、南三陸町と女川町へと5回目のアロマボランティアに向かい現地から帰ったばかりでの発表となりました。1年経った被災地の現状を踏まえ、被災された方々の想いをお話したいと考えていました。3月11日の夜に放送された、映像‘12の“生き抜く~南三陸町の鎮魂と復興の一年”に同じ職場で働く妻を亡くされた辛さを語っていたSさんは12月に伺った時に、集会場で出会った方でした。妻との数々の思い出を語り、これからの育児の苦悩を語りながら冗談を言い合いながらユーモア一杯に笑ってそして一緒に涙を流しました。何度語っても奥さんは戻ってこないし、喪失感は幾度となく襲ってきます。どれだけ哀しく辛いことでしょう、癒せることが出来るとは思えません。それでも、人の中に育まれている生き抜く力を信じたい。人を思う気持ちや人とのつながりの中に、ケアのこころが見えかくれしています。“あなたの中にわたしがいる”人のこころとからだに触れるタッチケアを行っているということは出会った方たちの人生の物語の1ページに触れていること。そんなお話をしました。 震災で心身が傷ついた時、私達はどのように“ふれあい”支え合いながら癒し、回復していくのか?午後からの第二部では、心療内科医師の明石麻里先生と エサレン研究所のシャー・ピアス先生をお迎えして 古来からタッチや祈りが私達の癒しにどのように用いられてきたのか? そして、”祈りとともにふれる”こととはどのようなことなのか? 講義と瞑想誘導、そして、気功を取り入れたワークショップもありました。『My body is the temple~♪』シャー・ピアス先生の穏やかで温かで深い静寂に導いてくれる声が耳に焼き付いています。このフレーズを口ずさむだけで、こころが落ち着いていきます。タッチを通じての心の癒し・魂への祈りをテーマに、素敵なフォーラムとなりました。震災から1年目のお彼岸・春分の日にこの神戸の地で、被害にあわれた方達のことを思い、共に祈る時間を皆様とご一緒できて、よかったです.
2012年03月21日
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今朝、南三陸町から、第9次宝塚希望応援隊18名が無事に戻りました。金曜17時に宝塚市長さんから、被災地へ向けての温かなメッセージをいただいた出発式たくさんの市役所職員さんに見送ってもらったバスで14.5時間後には南三陸町の志津川中学グランド仮設に到着。バスの中で、アロマセラピストと体育指導委員さんとで急いで活動準備初日は、アロマは4つの班に分かれての活動となるのでそれぞれの班のリーダーさんに、準備の仕方を打ち合わせてすぐに、それぞれの場所へと移動です。わたしは、ボランティアが手薄だという女川町へと向かいました。朝イチの仕事は、災害ボランティアセンターに活動報告からはじまります。この日は、たくさんの大型バスがやってきていて、大勢のボランティアさんが到着されていましたよ~女川へは、石巻を通って1時間半宝塚市から出向している市職員さんに迎えに来てもらって午前中は小乗地区、午後からは針浜地区へとうかがいました。こちらでは、これまであまりボランティアが入ってこなくて他の仮設の方と比べて寂しい思いをされていたそうで集会所には、次々に「宝塚からよくきてくれたね~」 ってやって来てくれました。この仮設に暮らす“こころとからだの専門員”をされているケアマネさんからご自身が担当している、ここよりもっと大規模の仮設にもぜひ来て欲しいとご紹介いただいたりアロマのハンドマッサージと、輪投げのゲームとで、みなさん和気あいあいと大賑わいとなりました~まわりがにぎやかになることで、アロマのタッチの心地よさやリラックスすることから始まる自分史の語りが妨げられるのではないかと心配していましたが、まわりの賑やかさに紛れて、日ごろ言いにくい否定的な感情などを話してくれる方もおられました。仮設に暮らすストレスの感じ方も、ひとそれぞれですから誰かに打ち明けることは、感情を吐き出すことになりその役割を担うことも、大切なんです。初日は、柔整師を含む10名のセラピストで、69名の方に触れてお話をうかがうことができました。2日目の活動については、またにします。夜行バスではさすがに眠れないので、ちょっと休憩してからに・・・
2012年03月19日
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さぁ出発です。何とか自分の荷物と、アロマの材料などの準備はできました。後は市役所から出発するバスまで運び込むだけですがこれからも難関が待っています。仮設の集会所にお届けするCDとお茶の葉、石鹸、ハギレの寄付をお願いしたら思っていた以上にたくさん集まったので、3階から車まで運ぶだけでも、大変そうです。初日に使うもの、2日目に使うものを分けてバスに積まないといけないし4つの班に分かれて、アロマのハンドマッサージを行うので、各班用に材料を分けておかないといけないし関係各機関への連絡なども、あれこれ考えていたら、頭が一杯になってしまいました。直前にセラピストの都合でキャンセルもあったり、行き先の変更があったりその度に、現地の自治会や、紹介機関や、たくさんの方に何度もなんども変更をお願いしたりその申しわけなさと、感情をコントロールできないところもありコーディネート役が一番大変なのを実感しました。大所帯だと、いろんなことがあって当たりまえ。きっと今、いろんな変化にも対応できるように、柔軟な心を求められているのでしょうね。明日から笑顔で活動できるように、心も整えていきますねバスで、ゆっくり眠れるといいのですが、気配や物音ですぐに目が覚めるタイプなのでバスがサービスエリアに入ると、すぐに起きてしまいます。不安な緊張を緩めるリラックスの香りとほっと温めるアイマスクなどを持ち込んで、2日間の活動に向けてエネルギーを高めますね。私のブログをご覧になって、震災後のボランティアについて相談したいとメッセージを下さった方が、5月の連休の際に、岩手でのボランティアに参加して下さいました。今回、再び仙台から2時間半もかけて日曜日に合流してくれることになりました。こうして支援の輪は確実に結ばれていますし、広がっていますね被災地の仮設集会所に飾って欲しいと、曼陀羅画も20枚近く届いています。ありがとう・・・と小さな文字が数珠つなぎにつながっています。見ているだけで穏やかな気分になります。言葉では表現できない宇宙や、祈りの気持ちが込められているのですね送って下さった皆さま、ありがとうございます。明日と明後日、お届けしてきますね~
2012年03月16日
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いよいよ南三陸町へのアロマボランティアの日が近づいてきました。今回はとても大役をいただき、その調整にハードな日々を過ごしています。総勢19名となった、『第9次宝塚希望応援隊』そのうち、関西アロマセラピスト・フォーラムからは11名の参加です。セラピストさんは、関西からだけではありません。岐阜県からも参加して下さるという意気込みです。アロマセラピスト以外にも、柔整師さんやクリスタルヒーリングをされる方も同行します。参加して下さる皆様、ありがとうございますそして火曜日、宝塚市役所の中川市長さんから記者発表があり、同席させて頂きました。初めての経験なので緊張しました~翌日、産経新聞にも掲載されましたよ~宝塚市の体育指導委員さんが開発された『アトム体操』のチームと共に南三陸町の、志津川小学校、中学校、高校の仮設集会所戸倉、大久保、入谷へと入ります。12月にうかがった場所なので、再会できる人たちがいることが楽しみです。女川町の仮設にも初めて伺います。集会所で必要とされている、お茶の葉や石鹸、CDの寄付を呼びかけたところCDは200枚以上も集まりましたアロマセラピストの皆さんの大切なシーンを共にしてきた音楽 「大好きなCDを急いで全部パソコンに入れました。役立ててもらいたいです」 「辛いとき哀しいとき、励ましてくれたお気に入りのCDたちを被災地の方に贈ります。」 「一番大切な、長い苦楽を共にした思い出のCDですが、誰かの役に立つなら嬉しい。」そんなメッセージと共に、思い出や、お気に入りや、それぞれの誰かを想う気持ちを乗せて訪問する13か所の仮設にお届けしてきますね宝塚市職員さんたちも被災地へ贈るCDを300枚も集めてくださっていました。ありがたいですね~石鹸もお茶の葉も、思っていた以上にたくさん送っていただきました。送って下さった皆様、ありがとうございます16日の夕方より被災地へ向けて出発、バスで運び、お届けしてきますね。
2012年03月15日
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こころがふるえた・・・東日本大震災から1年目を迎えた日神戸で 「LOVEフェス3.11 ~神戸から東北へ笑顔の架け橋を」というチャリティーイベントが行われました。ハンドマッサージのブースを出展して、たくさんの方と交流することができました。1年前の大きな震災と、その痛みと哀しみを忘れないと誓った多くの方がこの同じ時をつむぎたいと集まって来られたのです。私たちが今週末に向かう、南三陸町でボランティアを続けておられるユナイテッドアースのエイタさんともお会いしました。「来週お世話になりますね」とご挨拶他にも、定期的に物資の提供をされている方やおでんの炊き出しを続けておられるグループ関西に避難してこられた方への集いの場を提供している方歌手や芸能人さんたちから、被災地へ向けてのメッセージを乗せて走るバスや長期化した避難所では、食と衛生面を守るのが必須ですが普通の生活シーンの1つであるのに、困難だった洗濯物を預かってきれいにしてお返しする、そんな貴重な洗濯ボランティアをされていた方もそんな、さまざまな形で被災地支援のボランティアを続けておられる方や自分にできることをしたいと、この日のスタッフとして参加された方たちそんな温かな思いに包まれたLoveフェスに集まりました。桑名晴子さん正博さん兄弟のステージも感動的な歌声に包まれて・・・そして、2時46分に会場全員での黙とうの瞬間被災地の子ども達の無邪気で満面の笑顔の傘も咲きました私たちのハンドマッサージのブースにも、子育て中の娘を気遣うお母さんが一緒に受けに来てくれました。母と娘、そして孫娘さんの3人が並んで座っているとほんわかとした家族の絆を感じずにおれません。その後は、ご夫婦にハンドマッサージお子さんをずっと抱いていたので、肩がこってね・・・とやって来られました。車椅子で来られた若い女性の腰や背中をさすると辛い日々から逃げたいと、ダイブして足の自由を失ったけどその間ずっと、そばにいてくれた彼に支えられている私より彼の方がマッサージが必要ですねと、優しく満ち足りた笑顔で話してくれました早朝からフェスの準備に取り組んだ学生ボランティアさんはハンドマッサージを始めると、すぐにスヤスヤ・・・安らかな顔で眠られたり食べ物のブースで1日働いた方も、終了間際に来てくれました。特別な思いを持って挑んだこの日多くの方の思いとふれあえたことが一番のプレゼントです。家に帰ったら、震災のニュースや報道ばかりで否応なく、こころが痛みます。ボランティアでうかがった仮設も映し出されていました。あの場所、あの道、あの人、この人・・・こころが震えて、わんわん泣いてしまいました。昼間は、みんなと過ごせてよかったな~みんなと共有できる時間とひとりの時間それぞれの場面で私の思いも交差しますがさて、南三陸町へ向けての準備も大詰めです。12月に伺った仮設集会所にも行くので、懐かしい親戚に会いに行くような気持ちです。
2012年03月12日
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今日は、震災後関西に避難されてこられた方の月に一度の「お茶っこカフェ」ここ宝塚NPOセンターでは、2011年5月から月に1度開催してます。私たちアロマセラピストは、避難して来られた方やボランティアさんたちにリラックス系とリフレッシュ系のアロマオイルを使ったハンドマッサージを継続しています。先月下旬に発行された、朝日ファミリーでも紹介されました今日は、アロマセラピスト科の生徒さんもボランティアに参加してくださいました。アロマと出会って心を軽やかにするアロマや心をリフレッシュさせるアロマや人の健康を守るアロマや人の心の支えになるアロマや対人援助のケア技法としてのアロマやさまざまな顔を持つアロマセラピーに出会ってこうして、ボランティアにも参加しながら日々の出会いと発見にも喜びを感じる日々時を重ねていきながら今を生きていることの倖せを噛みしめています。さて、明日は・・・午前中は、介護施設でのアロマでお世話になっている日本産精油のYuicaさんのお手伝いと午後からは、復興支援の『LOVEフェス3.11』にNPOのブースを出します。被災地でのアロマセラピーの活動の報告の場でもありハンドマッサージの体験もしていただけます。たくさんの方の思いが、とても大きなフェスとなりました。明日の出会いも楽しみです
2012年03月10日
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~神戸から東北へ笑顔の架け橋を~復興チャリティイベント LOVEフェス3.11のスタッフミーティングに参加してきました17年前の神戸の震災で、関東からヒッチハイクで神戸にやってきてからずっと震災支援の活動を継続している、筋金入りの方から17年前は子どもだった30代くらいの若い面々・・・とても、フレッシュでエネルギッシュな会議でした~復興支援として、どんなことをしたらいいのかどんな内容にしたらいいのか迷い悩みながら語り合い、いろんな方を巻き込みながらこのLOVEフェスに辿り着いたことを、お話されていました。 >明日を変えるのは、この一瞬の選択の積み重ねですね。震災を通して失ったもの、得たものはそれぞれですが同じ時を共有することも、大切な一歩になると思います。来週に迫った南三陸町へのアロマボランティアの調整で、毎日ヘトヘトですがそれでも、「来てくれて嬉しい」と言ってくれるその笑顔に会いたくてガンバッテしまいます11日、日曜日は、三ノ宮でお待ちしています~ハンドマッサージのブースを出展していますのでいらしてくださいね。
2012年03月09日
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3月1日のTV・”アンビリバボー”では ”幸せホルモンが生む奇跡”と題してAKB48のメンバーの一人が、子どもの時のがんが消えたことを紹介していましたそして私がタッチケアについてお話するときにいつも、キーワードとしてお話する”オキシトシン”について大きく取り上げていました今もっとも注目される脳内物質“オキシトシン”別名、絆ホルモン、幸せホルモン、愛情ホルモンともよばれています。人とのつながりや絆を感じた時に、脳の視床下部内で合成、分泌されます。1906年頃から、出産時に子宮筋を収縮させて分娩を促進したり母乳の出をよくする授乳ホルモンとして、医療で活用されてきました。でも最近の研究で、血流にのって全身にめぐることで、身体にさまざまな働きをしていることが分かってきたのです番組では、ストレスのたまる数学の問題を行った後で感じたストレスの対処法として母親と会話をしたり母親に電話をかけるとオキシトシンが分泌され、ストレスが軽減されるという結果を紹介していました。更にパートナーとハグした女性もオキシトシンが分泌され、ストレス値が下がります昨年9月にうかがった、桜美林大学の山口創先生の講座では7~16歳の少女61名に10分間壇上でスピーチしなさいというストレスを与えた実験が紹介されていました。スピーチの前に、1分間母親が抱きしめるスピーチの前に、母親と電話で話す何もしないの3群に分けて、オキシトシン値を計ったところ母親が1分間抱きしめた群が、一番オキシトシンが多く分泌されました。その他のオキシトシンの身体的効果としては、痛みの軽減免疫系の活性化血圧や心拍数の低下不安や抑うつの低下なども報告されています。つながりを感じたときだけでなくもっと能動的に、他人に対して親切にすると分泌したり誰かに優しい気持ちで接したときにも分泌することが分かってきました番組では、“情けは人のためならず”は、科学的にも正しかったのだと結ばれていました。アメリカでは、ボランティアスタッフは、うつ症状も少ないとの統計も報告されているそうです。『人間は人とつながる事で幸せになれる』スキンシップや、タッチケア、優しい気持ちで接することが自らの体内でオキシトシンを分泌させ心身両面にわたる健康へと導いてくれています3月11日、『LOVEフェス3.11~神戸から東北へ笑顔のかけ橋を~』に午後から、ハンドマッサージブースを出展しています。翌週16日から、神戸から南三陸町へ向けてのアロマセラピストのボランティアも募集しています。これまでの活動の写真も紹介していますので、是非わたしたちに会いに来てくださいね~
2012年03月03日
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3月11日神戸三宮のみなとのもり公園で行われる『LOVEフェス3.11~神戸から東北へ笑顔のかけ橋を~』にハンドマッサージのブースを出展することになりました私たちの被災地での活動を見てくださった会の代表さんからの電話一本で既に他の予定があったのですが、心が動きました~この想いは、17年前の神戸での経験から、東日本大震災の地にタッチケアを伝えたいと一緒にボランティアに向かったれーこさんと共有したいと、メッセージを送ったら彼女も即座に出展OKと特別な日をどう過ごすか・・・・漠然と考えていたことが、こうして、同じ想いを共有できる仲間と共に過ごすことができそうでそれも、神戸からできるボランティアに参加できることが出来て願ってもない一日となりそうです3月11日、三ノ宮にある「みなとのもり公園」で芸能人の方も参加して、ステージでは歌やトークライブもあるんだそうです。来場者の笑顔の写真やメッセージを映像でつないで東北に送ります。さまざまなボランティアの活動が分かるブースもたくさん出展しますし話題のB級グルメのお店もあり、楽しめそうです。更にステージ上では、・・・少しお名前をお聞きしただけでも、みんなが知っている、あの方も・・・でも、まだ言えませんので、ホームページで早くアップしてもらいたいです~来場者1万人を目指した集会です。神戸から出来る事を発信します。みなさまも是非いらしてくださいね。この『LOVEフェス3.11』の活動に賛同して下さった、桑名晴子さんも、兄の桑名正博さんと共にステージに立たれるそうですよ~HARUKOさんのブログでは、3.11への思いが公開されていました。http://ameblo.jp/halko369/entry-11154266344.html東日本大震災の支援をしたくても現地まで行くことは難しい。 どんな物資をどこに送ったらいいのかもわからない。 どうすれば被災者の人たちの役に立てるのだろう・・・・ って、思ってるなら 「ほんなら、ほんまに現地行って必死にがれきを撤去して道を作って やってる人がいるから、その人たちをサポートしよう。 そうやって支援してる人を支援して、みんなで支えていこう。」って話されたそうです 直接的な支援とか、募金だけでなく、間接的な支援もいっぱいやりようがある。HARUKOさんが、がれきを片づけながら見た海にかかる夕陽その黄金色の夕陽をじっと支援活動してる方々と一緒に見てて 『あ~~私はこれを歌わなアカン!!がれきの中に光を見つける』ってことや そんなハートフルなHARUKOさんの歌が、今から楽しみです。昨日突然決まった出展ですがこれまで被災地でも行ってきた、ハンドマッサージをさせてもらいます。お手伝いに来て頂ける方がありましたら、是非宜しくお願いします。 午前中は、れーこさんが代表の”NPO法人タッチケア支援センター”さんが担当ハンドや、背中のタッチケアもされますよ~午後2時からは、”NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラム”が担当します。神戸からできる被災地支援のボランティアに、ご賛同、ご協力いただけたらうれしいです
2012年03月02日
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NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラム 第5回総会をご案内します。 テーマは「寄り添う心、支える手~震災支援と日本復興へのアロマセラピー」 昨年3月11日の東北地方の大きな地震と津波、そして原子力発電所の事故という大きな大きな震災のあと、どうやって日本人が手を取り合って乗り越えようとしてきたかそれを忘れては語れない、この1年間でした。アロマセラピーという五感を使った癒しのツールをアロマセラピストという心理療法を学んだセラピストが癒し手となり寄り添う心で行ったボランティア活動について発表し今後の日本の産業や、環境や、人としての復興を考えられる場を共有したいと長い時間をかけて協議してきました。副題は、アロマセラピストだからできる被災者の心のケア。日本復興にむけたアロマセラピーとは・・・。としました。5月13日(日)10:00から17:00まで兵庫医科大学9号館5階講義室にて開催します。前売り価格は5000円 当日6000円NPO法人 関西アロマセラピストフォーラムの会員さんは、各1000円引きです。また、年会費と合せてお申込みの場合は、参加費が2000円となりますので是非、これからの関西アロマセラピスト・フォーラムの活動を支えて下さるお気持ちでご入会と継続をお願いしたいと思っています17年前、宝塚市民病院の副総師長であり、阪神淡路大震災でのボランティア活動をいち早く実践し、「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」を立ち上げられ現在も、世界各地での被災地に赴き看護を行っている災害看護の第一人者である黒田裕子さんの『災害支援におけるケアの役割』仙台在住で、震災後に災害支援ナースとしての活動をいち早く始め看護師・アロマセラピストとしてボランティア活動を続けてこられた八巻明美さんをお招きして『災害支援ナースとして~災害支援と補完代替医療』と題してご講義頂きます。私も『被災地でのアロマボランティア活動報告』として発表させて頂きます。お昼休憩時には、はやしひろこ理事より『ラヴィングベビータッチデモンストレーション&LBTカフェ』を開催日本産精油 Yuicaの紹介、販売ブースもお楽しみにしてください。午後からは、飛騨高山で「森と生きる」を合言葉としたオークヴィレッジを設立し『日本の森から生まれたアロマ』の著者でもあり、作家・工芸家としてご活躍されている稲本正氏と嵯峨御流の華道家、辻井ミカ氏をお迎えし日本復興へ向けて日本の自然や森を守るアロマについてお話を伺い"景色生け"の実際を拝見するなど日本の産業や環境、自然を守る観点に立ちながらこれからの日本の未来について、希望を感じられる内容になっております。また例年好評の、KAF理事による分科会では下記の魅力あふれる講座から、ご希望の講座を選択して頂きます。理事長の大門美智子先生からは『アロマのアクティビティを考えてみよう~介護、育児、マタニティ分野で』心療内科医の竹林先生からは『マインドフルネスとアロマセラピー』この5月に日本カラーホリスティック協会を設立準備中の春田先生からは『色彩と香りの関係:実践編』村田先生からは、近畿中央病院で行ってきた、ナースへのアロマ研修などを踏まえて『近畿中央病院におけるアロマセラピーへの取り組み』という、それぞれに実践して来られた貴重な内容となっていますお申し込みは、KAFのホームページから → http://aroma-kansai.org/お申込み先着100名様にYuica精油プレゼントがありますので日本の森の香りにご興味のある方は、是非お早目にお申込みくださいね。私もどの精油をプレゼントしてもらえるのか楽しみです皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2012年03月01日
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アロマを受けにこられるクライアントさんはいろんな健康情報にも興味を持たれています。先週のアロマルームでも、テレビで放送された情報についての会話が多くみられました。特に香りやアロマセラピーにまつわることは、セラピストに教えてあげようと話題にされることも多くこちらもいろんな健康情報にアンテナを張っている必要もありますね。私も健康情報の番組は録画して夜にも観ることにしています『冷え症に負けない腸作り』 腸のエキスパートで、「なぜこれは健康にいいのか」の著書もある、 順天堂大学 小林弘幸教授が、先日のテレビで話されていました。冷え症の原因は、腸内の悪玉菌の増殖や、副交感神経の機能低下。では、どうして腸が活発になると、冷え性が改善されるのか・・・それには、腸と血流の因果関係がありました。ポイントは2つ1.腸内環境2.副交感神経 (腸を収縮させ、腸内の食物を移動させるのは、副交感神経の働き)まず・・・血流が低下すると、腸の悪玉菌が増殖 ↓副交感神経が効果的に働かず血管が収縮気味になり ↓血流が低下して冷えにつながる。なので・・・腸をキレイにすると ↓ 腸を支配している副交感神経の働きが良くなる。 ↓ 末梢に十分な血液が流れ、冷え症の改善になる。 という事なんだそうです。そして、もう1つ即効性のある改善法として、香りの効果も紹介されていました好きな香りをかぐと(←ココが大切)腸を支配する副交感神経を優位にし、末梢の血流が良くなり腸の血流も増えて、全身の血行改善につながるのです。好きな香りをかぐことで、腸を健全な働きに戻してくれるのです冷え症改善には、好きな香りをチョイスそして腸内環境をキレイにしましょうね~
2012年02月29日
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20年前、3人の子どもを連れて離婚した頃仕事も何もなく、漠然とした将来の不安と向き合いながら自分が何をしたいのかもわからず神戸に移り住んできた頃兵庫県にも“女性センター”をつくろうという会を知り安心して語り集える場「女たちの家」の活動にも参加した。そんな運動が実ってか、神戸市にも男女共同参画センター “あすてっぷKOBE”もオープンしたのです。さまざまな魅力的なセミナーに参加し、水を得た魚のように息を吹き返した日々。フェミニズムカウンセリングや女性相談員の勉強や、電話相談員講座も受講して辛かった離婚体験から、それをバネに女性を応援したいと産婦人科のナースにもなりました。昨日、その“あすてっぷKOBE”で『香りとタッチケア』というセミナーの講師として登壇させて頂きました昔の仲間にそのことを話すと、「故郷に錦を飾る、という感じだね~」と笑ってましたほんとに、晴れがましい気分と自分を褒めてあげたい気持ちとじわっと湧き上ってくる、わたしにしかわからない日々と温かな思いに包まれてこれまでの人生の流れが変わったことを確信できました。アロマの香りの効果と、人に優しく思いやりを持って触れるタッチケアについてストレスケアとして活用できたり子どもへのタッチが社会性に及ぼす影響や大切な方との触れ合いから生み出せるものについて被災地での体験からお話をすすめていると私自身、涙をこらえられない瞬間もあったりして・・・・セミナー後には、何人も質問やお話に待っていてくれるくらいアシスタントに来てくれた仲間のセラピストや館長さんやスタッフの皆さんのお陰で、とても素敵な時間をつくる事ができました。 皆さんのお陰で、温かな時間を共有できたこと、感謝で一杯です~「これから看護学校に入学したいと考えながら躊躇していたのですが、励みになりました。」「訪問看護や施設で、タッチケアを活用したいと思います。」「アロマの危険な面や、使い方がわかって良かったです。」「お隣に座った方と打ち解けて、話ができて良かったです。」という声もありました。タッチケアでは、お隣の席に座った方とのハンドマッサージの実習をしましたがマッサージの前を後では会場の空気が違います。それをみんなで感じることができました。人の境界線である肌に触れること。それは、お相手の方の人格や人生や生き方にも触れることになります。人としてお互いに尊重しあってこそのタッチケアです。 「触れることは、触れられていること」決して自分が相手に何かを提供しているのではありません。自分も、相手から触れられているのですね。その交流から得られるエネルギーのようなものを大切に受けとめあえることそれもお伝えしたいことの1つでしたうまく伝わったようで、わたしも幸せです。
2012年02月26日
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『皮膚という脳』『子どもの「脳」は肌にある』 『愛撫・人の心に触れる力』 などの著書や、『乳児期の母子の身体接触が将来の攻撃性に及ぼす影響』『両親から受けた身体接触と心理的不適応の関連』などの論文を発表されている桜美林大学准教授 山口 創先生昨年9月に、タッチケアを広めたいと被災地での活動を共に始めた仲間がタッチケア支援センターというNPOを設立しその設立記念で、『ふれることの効果:皮膚と心の身体心理学』という講演をして頂きました。とてもシャイで、お優しい先生で、お会いする前からファンでしたが色んなお話をさせていただき、ますます尊敬です~その山口創先生がテレビで、”皮膚は色を認識する”という実験で登場。20人の男女に目隠しして、机の上に赤の紙と青の紙を同時に置き右手か左手か、赤だと感じた方の手を上げてもらうと正解した人が20人中、16人もいたのです。 その理由を訊くと、「かっと温かくなった」 「温かく感じた」 と正解した全員が話します。紙の上に手を置くと、青はひんやり感じ、赤は温かく感じる。この紙に、実際に温度差があるのかと、サーモグラフィで調べると、紙に温度差はありません。山口 創先生は人は赤色をみると、炎のような熱いものをイメージするので身体が興奮して熱くなる。実際に皮膚で赤いものを触った時にも、同じような作用があり熱いと感じる。赤を見た時に起こる脳の反応が、赤いものに触った時にも起こるというのです。色を認識するには、目の網膜にあるオプシンというタンパク質が色を感知し脳に伝えることが分かっています。最近、人間の皮膚の中にもこの色を認識するオプシンがあることが判明したそうです皮膚が赤色に触れることでオプシンが感知し、脳が温かいとイメージしたと考えられる。うーーん、皮膚で感じる色感情や気分を表し、影響を与える色やホルモンに作用したり、時間感覚にも影響を及ぼしたり色と人体の関係も魅力的ですね~ 第2回、関西タッチケア・フォーラム ”タッチ”~その癒しと祈り~3月20日、春分の日に、神戸布引ハーブ園、森のホールで開催されます。私も、被災地でのボランティア活動の報告をさせてもらいます。実は、3月16日~南三陸町へボランティアバスで行ってきます。19日の早朝戻るのですが、その翌日の発表なので、準備などが出来るかどうかちょっと心配な面もありますが、まずは行く前に準備して最新情報を加えるということで、ホットな発表をしたいと思っています。心療内科医の明石麻里先生の ”魂を癒すタッチと祈り”エサレン公認講師シャー・ピアスの ”セルフタッチング、呼吸にふれる・地球にふれる”という、とても魅力的な内容です。是非、いらしてくださいね~
2012年02月24日
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人の心は、身体に影響を与えている。そんなカラダとココロの関係を知りたいと思っているからか最近、興味深い情報に出会う事が多いです『色は脳で作られる!』NHKの地球ドラマチックという番組では、色が人に及ぼす影響を見せてくれましたね。まず、テコンドーの試合で、ユニホーム(防具)の色を赤と青にしたら赤の方が三分の二の確率で勝ちました。そこで、テコンドーの審判たちに、試合の映像をデジタル処理して、赤と青を逆にしたものを見せたら、それぞれの選手のポイントが逆になり、反対の赤に多くのポイントがついたのです。色が審判の判定に影響をおよぼしている!と考えられますそして次は、昔からサッカーファンの間には、赤のユニホームには勝利をもたらすと言われるそうで、赤がどう勝利に影響しているのか調査したもの。被験者は、PKのキッカーとゴールキーパーで唾液サンプルを取り、心拍数のモニターを身に着け、調査の目的は伏せられたまま、赤と青のユニホームを着る赤を身に着けることで自分が強くなったと感じるのか相手が赤を見ることで脅威を感じるのか自分が優位だと感じた時に分泌するテストステロンでは、着ている色の違いは認められなかった。ストレスを感じた時に分泌するコルチゾールに関しては、ごく小さな値で違いがあった。キックをする前には、どの選手もコルチゾールが上昇するが、赤を着た人には、その分泌量が少なめだったそうで赤を着たことで自信を高めることが出来ているといえるかもまた、ロンドン科学博物館のボー・ロッドの実験では、白、赤、青の筒型の装置筒の中に入り、自分の感覚で1分という時間を計る実験が紹介されていました。年齢性別もバラバラな150人の被験者が、1分経ったと思うところで合図する赤は強い警告を示し、人にミスをおかさせる色赤は不安感が増し、また赤の覚醒状態にあると時間の流れを早く感じるはず青では、冷静さが増し、時間をより正確に測れるはずだが・・・ の予測と反して逆の結果が出ました。青い筒の中では、11秒も短く感じ、時間の体感速度が速まっていたのです。ボー・ロッド氏は、赤はある種の覚醒状態になり、自分の周りで起きていることに敏感に反応することになり、ある意味、時間がゆっくり過ぎて欲しいと思うこれが、赤色の中では時間の経過をゆっくりに感じる理由の1つかもしれないと話してました。こうして、赤い色にはホルモンに影響を与えて人の自信を高める青は、時間の体感速度を速めることが分かったのですそして、まだまだ興味深いお話が・・・近年、青の持つ力が思いがけず注目されたそうです。 ロンドンの青色レストラン赤や茶色は、空腹感を感じさせる色だと信じられてきて暖かくリラックスさせるようにと、レストランではよく使われてきたのだそうです。そこで野心的な照明デザイナー、マーク・ヘンズマンが実験的な照明デザインをします。青は肌を温かく見せるので、美しい人をより美しく見せるためにと説明し、青の照明にしたが、この青い照明に意外な効果が・・・22時になると、レストランに活気が出るようになったのだそうですその原因を探るため、視覚が明暗を感知し体内時計を調整するメカニズムを研究していた神経科学者のオックスフォード大学、ラッセル・フォスターが登場します。人の目に存在する光感受性神経節細胞が、体内時計や、睡眠や覚醒を調節していて、脳に目を覚ますように信号を送るのですが青の波長にのみ反応するのだそうです色は人間の感情や行動に大きな影響を与えるその叡智に満ちた関わりは、進化の過程からみえてくることになります久ぶりに興奮してビデオを何度も見ましたよ~!ヒトのココロとカラダの関係、まだまだ感動が一杯です
2012年02月23日
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アロマセラピストに役立つ経穴講座パート2『肩こりにまつわる筋肉とツボ』 とっても楽しく終わりました~アロマセラピストの交流会“アロマカフェ”で、ご希望の多かったスキルアップのための実技講座です。肩こりは自覚症状肩の筋肉が硬く張っているから、肩がこっているという訳でもなく本人の辛さを聴き取りながらやわらげることが大切。まず腕が上げにくいのか、内に回しにくいのかを知った上でそれに応じた肩こりをやわらげるための頚部や背部の筋肉を知り東洋医学の智恵の賜物でもある経絡やツボの効力も活用する。鍼灸の学生さんをモデルに拝借して、背中にマジックで肩甲骨の位置を書き、手を動かすとどう動くのか確認しました。引き締まった背中にある肩甲骨さんに、参加者みんなで遠慮なく触らせてもらいましたよ~マジックで書いてあるので、わかりやすい!肩峰や、肩甲骨の肩甲棘を指で確認しながら皮膚の上をスライドしていくと天宗や膏肓という、押さえると気持ちいいツボを探せます。腕や肩から背中にかけて続くだるさや傷みを和らげるのに効果的なんだそうです。肩甲骨のある筋肉、棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋をそれぞれに感じながら手技を行うことの心地よさやすっきり感を、みんなで感じました~腕にある手三里や曲池についても探し方を教えていただきセラピスト自身のメンテナンスにも役立てることが出来そうです。終了後には、オリジナルのハーブティを飲みながらの“アロマカフェ”です。ホームページを見て初めて参加して下った方前回の“経絡講座パート1”を受けて、楽しかったからと継続して下さった方いろんな方のお話を伺いながら、これからもアロマセラピストさんのほっと憩える場にしていきたいと思います
2012年02月20日
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「異常なし」やっと健康診断の結果が届いて、ほっとしました~2週間前、乳がんの検診に行った際の触診で「しこりがありますね~」といわれて、ずっと気になっていました。これまでとは違った大豆ほどの硬結をしっかり感じるし触れるとズーーンと響くように痛みもある。結果が出るまで、毎夜腕を上げて恐るおそるさわってみる。今日もあるな~グリグリ・・・さわらなくても、「ここにあるよ~」とその場所にかたまりが居場所を主張しているように思える。結果が出るまでは、考えないようにしようと思っても生命保険はどれくらい使えたかな?仕事、セーブしといた方がいいかな?明るい気持ちにはなれず、心が晴れない状態がつづく・・・こうして、”病は気から”を実感しましたそれにしても、あのドクターもうちょっと気持ちが楽になるようないい方をしてくれてもいいのに・・・「小豆ところじゃないですよ、もっと大きいかたまりですよ。」フォローしてくれないと、かなりショックでしたよ~遺伝子の研究者である村上和雄先生は人の遺伝子は97%眠っていて遺伝子のスイッチをONする生き方などを著書にまとめておられます。心に強く反応する遺伝子もあり、心や気持ちの持ち方で遺伝子のはたらきが違ってくることもあるそうです。大きなショックを受けて、一晩で頭髪がまっ白になってしまったとか部分的に髪の毛が抜けてしまったということは、明らかに遺伝子の影響によるものなのだそうです。遺伝子は一秒の休みもなく髪の毛になるタンパク質をつくり続けるよう指令を出しているのですがそれがいっせいに白くなるのは、髪の毛に色素を提供する遺伝子がOFFになったことを意味します。あるいは、高齢になった時に出てきはたらくはずだった老化用の遺伝子がONになったとも考えられます。好ましい遺伝子をONにし、都合の悪い遺伝子をOFFにする秘訣はものごとを良い方に考えること、つまりプラス発想が大切でどちらを選ぶかとしたら、プラス発想でいきたいですねでも、不安やネガティブな思いを消すことは難しいですねもしや・・という捉われの気持ちに支配されていたら乳がんだったらどうしよう、という思いが抜けませんでした。最新のうつの治療法には、脳に直接電磁刺激を与えるという治療もあるそうですが脳を変える言葉の力として、認知行動療法も紹介されていました。仕事上でミスをしたと悩んでいても、ミスはたった1%、他に99%出来ていることに目を向けて気づかせる。HAPPYという文字をみて、好きなこと、幸せだったことを思い出すそんなイメージ法を練習することで、好ましい遺伝子をONにできたらいいですねバイオフィードバックの練習用のソフトを持っているので気球を大きく飛ばして、心を明るくさせるイメージのトレーニングをしようと思います。
2012年02月18日
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実は、インフルエンザに罹ったことがないことを自慢にしていた長女が会社の方が次々にインフルエンザにかかり昨日から、何だか熱が出てきたぞ~と言ってたと思ったらみごと、B型だそうです。初インフル・・・身体のだるさがハンパナイそうです・・・私はインフルエンザに罹った記憶がないのですが傍で看病もしてやれないので、軽く済むようにと見守るのみです。最近は、パソコン作業が増えていて、一日中在宅ワークのことも。。夜には、キーにふれる指先が痛くなることもあります週末は、アロマセラピストの情報交換会『アロマカフェ』でアロマセラピストのスキルアップのための”アロマに活用できる経穴講座パート2”を行います。 『アロマカフェ』は、参加者同士で交流を図るための場を創っています。こんな事を知りたい、学びたいという参加者さんの声を活かしてオリジナルのミニセミナーを企画したり先輩アロマセラピストに教えてもらいたいこと質問コーナーを創ったりしています。関西アロマセラピスト・フォーラムのホームページにも、さまざまな質問を頂くようになりましたがメールでは、お相手の質問の意図が汲み取りにくかったりその方のバックグラウンドや包括的に見たり考えたりすることが難しくこんな一般的なお返事で申し訳ないな~と思う事も多いのです。できれば、顔をみて、もっといろんな情報を頂いてからお話させてもらった方が、的確な情報提供ができるのではないかと残念に思う事もあります。『アロマカフェ』は、いろんな認定資格のあるアロマセラピストのスクールや認定などの垣根を取り払い、自由な語り合いの場になればと願っています先輩アロマセラピスト達に相談したり参加者で一緒に考えたりできる、自由で気楽な空間にしたいと考えていますので是非、お気軽に参加してくださいね。3月16日~19日まで、南三陸町へのアロマボランティアの募集も後1名になりました。5月13日(日)には、第5回総会を兵庫医科大学で開催します。今年の総会のテーマは、”震災支援と日本復興へのアロマセラピー”です1年前に起こった東日本大震災を忘れては語れない年でした。未曾有の大津波と原発事故があった2011年は、さまざまな喪失感の中で私たちの価値観を大きくゆさぶる年となりました。悲惨な状況を生み出した天災ですが、時にバランスをとろうとする自然の大きな変化や営みは、カタチやモノではない目に見えない大切なものを浮き彫りにさせました。2011年を象徴する言葉が“絆”であったように、他者を思いやる気持ちや、人としての優しさ、人とのつながりをよび覚ましてくれるかのようでもありましたね。17年前、宝塚市民病院の副総師長であり、阪神淡路大震災でのボランティア活動をいち早く実践し「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」を立ち上げられた災害看護では第一人者である黒田裕子さんと、仙台在住で、災害支援ナースとして、またアロマセラピストとして活動を続けてこられた八巻明美さんをお招きします。私も、被災地でのアロマボランティア活動について報告します。哀しみや喪失感に打ちひしがれている中で、被災者の支援活動としてアロマが得意とする心のケアが発揮できる場面も経験し、これらを通して、今後のアロマセラピーの可能性について考えていきたいと思います。午後からは、日本の復興へ向けて、自然環境や産業を守る視点についてもふれ日本に昔からある精油に思いを馳せつつ日本の森を守る精油についてアロマセラピストの皆様と一緒に、日本の未来について希望を感じる内容にしたいと思います。目玉は、日本産精油の紹介ですチラシも私たちの手作りなのですが、後もう少しで完成です。週明けには、印刷に回します。ご紹介できるのが楽しみです。
2012年02月17日
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久しぶりに、黒丸尊治先生の『ホリスティック・コミュニケーション』セミナーに参加しました。3時間の体験コースでしたが、新鮮な驚きと気づきが一杯ありました~このセミナーも4年前から、何度も繰り返し受講しているので解決志向的アプローチのスゴ技も、黒丸先生の『ホリスティック・コミュニケーション』の理念も理解しているつもりですがどうも、実践の場では、黒丸先生のようにはいきません傾聴しているうちに、一緒に悩みのツボに入ってしまいます。 解決志向に向かうための決まった質問のパターンもいくつかあるのですが悩みは人それぞれ・・・そう決まった質問ができるわけでもありません。でも、黒丸先生は、どんなお悩みにでも、普段と同じように軽々と解き明かし解決していきます。その見事なスゴ技今回も、見惚れました~体験セミナーで、ちょっと新鮮に響いたのは "傾聴力"カウンセリングでは基本となる大切な手法です。相手の話しに真剣に耳を傾けるクライエント(来談者)の話を聴く際に、クライエントの気持ちや感情を尊重し相手の置かれている状況や立場を考えながら、感じていることなどをそのまま受けとめます。相手の言うことをそのまま受けとめるというのは、簡単なようで、とっても難しいもの。セラピスト側の価値観がどうしても入るもの・・・話しを聴きながら、これは変だな、ちょっと変わってるなそれは絶対に在りえないだろう・・・その否定的な考えは何とかしなくては・・・と考えが走ってしまうと、「だけどね・・・」と説得してしまう。また、「何とかしてあげたい」と考えてしまい、共感的な理解ではなくなり同じ土俵に立てず、うまくいかなったり、依存関係になってしまうのかもしれない。傾聴とは、自分の考えを一旦ワキに置き、”この人はどんな考えをもっているんだろ~”と相手の土俵に立つ準備相手の考え方のクセを知るために必要なこと。人がそれぞれ本来持っている、自分を癒し、問題を解決する力を信じてほんの少しの”きっかけ”をみつけることあーー忘れてたな~と反省数日前の昔のママ友との会話を思い出す・・・ 「この人は、そういう考え方を持っているんだな~」と素直に思えず「そうじゃなくて!」「どうして、子どもの良い部分をみてあげられないの!!」と、説得モードだったな・・・・何とかしてあげたいモードで、相手の持つ解決力を信じてなかった黒丸先生の『ホリスティック・コミュニケーション』セラピストの皆様には、是非身に着けてもらいたいコミュニケーション能力です。無料体験セミナーは、後2回開催されます。是非、この機会に体験をお勧めしますよ~
2012年02月13日
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日本ホリスティック医学協会の理事長であり日本の代替医療と治癒系の場のエネルギーについて広めてこられた帯津良一先生の最新刊 『代替療法はなぜ効くのか?』(春秋社)日本におけるホリスティック医療の経緯と、代替療法についてとてもよく分かる素晴らしい一冊になってます~医療の本質と代替医療の存在意義本来の温もりのある医療に向かって歩みを進めることが目的で書かれたという ”今が正念場”・・・そんな心意気が強く伝わってきます。 ホリスティック医療を目指す方や代替医療に関わる方には、是非読んでもらいたい一冊です。先週は、リンパ浮腫治療におけるチーム連携を目指す「がんのリハビリテーション研修委員会」のBASIC 1Aというセミナーに参加して最新情報を得る事ができました。そして、自然治癒力学校では『俯瞰力』について新鮮な気づきがありました。ホリスティック、代替療法をキーワードに活動しているセラピスト・ナースとしては少々、心の中に表現したい何かが残っていてうまく表現できないけど・・・もどかしい思いで過ごしていました...実は、乳がんのオペ前からアロマに通って来てくれている方がいます。それは、7年前のことで、当時勤務していた産婦人科の院長先生から乳がんの手術が決まった患者さんが落ち込んでいるから、アロマやってあげて・・・という、そんな紹介があったのです。オペ前から、手術への不安や将来のことなど、色んなことを話されました。オペ後の放射線照射中にも、その部位以外にアロマトリートメントを行いました。それからも月に2回、定期的に通って来られ、結婚や、本業の技術を磨くために海外研修へと、どんどん生活の幅を広げておられます。お会いするたび、乳がん再発の不安や治療についての話しも出ますが年老いていく家族や、友人の事、仕事の事社会との関わりについてなど、語られる話もどんどん広がってきています。先日来られた時には、乳がんになってから7年と振り返り 「腕が腫れずに仕事を続けられたのは、 アロマを早くからやってきたおかげよ」という会話が出ました。予防的なリンパドレナージが有効というEBMは確立していませんがそれでも、この方は、”アロマのおかげ”と語ります。研究で数値の有効性は確認できなかったとしても、この方にとっては、アロマのトリートメントを定期的に受けることは身体のために出来る事を行っているから大丈夫、という期待感にもなり不安の軽減にもなっただろうしいろんな思いを吐き出すことが、ストレスケアにもなりえるしホッとしたり安心する時間があることで、心の治癒力にもつながっただろうしこの方の身体の中で、最良の作用を自らの力で促すことになっていったのだと思います帯津先生は、身体は、西洋医学が診る心は、心理療法が使える生命には、代替療法が働きかける。代替療法とは、心と生命をみる医療と語られます。医学的な根拠が必要とされ、数値で語られることが多い西洋医学の中でもいま現在において、信頼できる情報を集め目の前の患者さんにとって負担の少ない最善の療法を選択する。その方にとっての治癒力のスイッチが入るオーダーメードの代替療法の選択それも大切な視点だと思うのです
2012年02月12日
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『自然治癒力学校』認定講師として、主力の講座となる ”代替医療ことはじめ講座”の6回コース受講が始動しました 初回の講座は、まず 『POWERS OF TEN』 の紹介から始まります。家具デザイナーとして知られるイームズ氏が1970年代に作成した10秒毎に10のn乗の速度で、ヒトの細胞から宇宙の果てまでを旅する、9分間の有名な映像です。ある公園で寝そべっている男性の腹部から、カメラが上空へ上がっていき街を映し、国境を据え、地球上へ、そして10の25乗mでは太陽系が、銀河系、宇宙の果てへと広がっていきます。そして、今後は、どんどん元の公園へ戻り、寝そべる男性の手の皮膚から細胞の中へと進み、-8乗mでは遺伝子へ、原子へ、-16乗mで素粒子へと、ミクロの世界に入っていきます。宇宙の星のまたたきと、電子が原子核の周囲をクルクル回っている映像が似ているのに、驚きました。私たちの細胞や原子は動き続けている。星の瞬きと同じようにバイブレーションが・・・私たちのカラダの中に発見した宇宙・・・と、しばし感動「このズームインしたり、ズームアウトしたり出来るのが、人間の優れたところ」講師のおのころ心平さんは、武道の奥義として「観の目、検の目」という言葉があることを教えてくれた。広く全体を見渡しながら、相手の手元を見るくらい視点を変えて判断することの大切さ。さまざまな代替医療や、セラピーの治療点を見つける時に重要な視点。認識を自由自在にする『俯瞰力』平面ばかりで探していると見えないものがあり上空から鳥の目で俯瞰しながら探していくと見えてくるものがある。その方にあった代替医療を探すお手伝い代替医療をコーディネーターできるようにこの俯瞰力を身に着けるために、さまざまな補完代替医療について真剣に学ぶとっていこうと思います同じ講座の皆様、どうぞ宜しくお願いします~!
2012年02月09日
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日曜日、兵庫県看護協会で9時から18時までみっちり「がんのリハビリテーション研修委員会」を事務局とする「リンパ浮腫研修」を受講してきました。終了時には、小テストがあり、緊張~しました~リンパ浮腫に関する最新情報を学ぶことが出来たので参加して良かったです。それに、やはりここでも医療は日進月歩以前学んだことだけでは、知識も古くなりやってはいけないことになっている事を知って、ガーンと驚くこともありました。乳癌手術後のリンパ浮腫予防指導におけるMLDの効果 Nele Devoogdt ほか (ベルギー),BJM 2011 では術後6ケ月間、予防に関するケア指導や、運動、MLDを行った群と同じような指導をして、MLDを行わなかった群との比較では術後12ケ月後におけるリンパ浮腫の発症頻度では、MLDを行った群と行わなかった群では、どちらも変わらずMLD(用手的マニュアルリンパドレナージ)は、リンパ浮腫の予防には科学的な研究成果は出ていないということが分かりました。術後のリンパ浮腫予防には早期にセルフドレナージを行うとか、セルフバンテージを行うことではなくリンパ浮腫にならない生活術を身に着けられるように指導することが大切だとしています。・うっ滞を起こさせないこと・腕や脚を使いすぎないこと・炎症を起こさせないこと予防では、リンパ浮腫を発症させるリスク(きっかけ)を作らない生活指導が大切なんですねリンパ浮腫の治療についてもMLD(用手的リンパドレナージ)では、手順と方向スピード強さ、がとても重要です。表皮がずれるように動く程度の弱さでよく強い圧では、リンパ管が壊れることもあって悪化した例もあるそうです。アロママッサージを行っている者としても、この辺の勉強はしておかないといけませんね。1日中勉強で緊張して帰宅したら・・・部屋には、先週頂いた誕生日のお花の香りがただよっていて香りのリラックス効果を楽しみましたよ~ この一瞬の嗅覚への刺激なんともいえず、こころが休まりますね~
2012年02月07日
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『りなちゃんきいて ~ホスピスのお母さんが伝えたかったこと~』を製作し全国のホスピスに寄贈したのが、1年半前。それから、TBS系『ひるおび』で順子さんの最期のメッセージが紹介され昨年1月には、『アンビリバボー』で放送され順子さんのメッセージがどう受け入れられたのか、絵本を手にした方の変化や思いが、『こころのページ』という新聞記事になりそして、また絵本を求めて下さる方がいる。 昨日急に絵本の問い合わせやアクセスが増えたな~と思っていたら愛知県や岐阜県の方から 「アンビリバボーの再放送を見ました」とコメントがありました。「同じ子どもを持つ親として、子どもと命について真剣に向き合いたいと思います」「普段何気なくしている子育ても、限りがあると思ったら、もっと何かできるのではと思った」テレビの再放送とは関係なく、先週は医療従事者の方からの絵本のお申し込みが何件かあり緩和ケアでの患者様との関わっておられる方や看護学校でも、終末期看護の授業に使ってもらいました。目には見えない力が働いているのもしれませんね順子さんが5歳の娘さんへ伝えたかったこと病床の中で、家族や友を想って精一杯生き抜いた彼女とアロマナースとの出会いから66日間の記録です。絵本は、全国の紀伊国屋書店さんでお求めいただけます。売り上げは、がん患者さんへの初回無料のアロマセラピーの基金とりなちゃんへの基金となります。 今日が最期の日だとしたら あなたは、お子さんに何を伝えますか?母から子どもへ、真剣にいのちと向き合った彼女のメッセージを是非感じてください紀伊國屋書店さんがお近くに無い方は、NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラムの絵本の申込みページからお願いします。http://aroma-kansai.org/contribution.html
2012年02月05日
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またもや、大きく圧しかかってきたような気がした ”伝えるチカラ・・・”それは日曜日のこと・・午前中と午後に別の会場で、まったく主催の違う講座に、はしごで参加した時のこと。 「代替医療をどう活かすか」 そして、 「世界一受けたい代替医療の授業」どちらも、代替医療について語られた内容であったけれどその伝え方が、大きく違っていた如何に伝えるか・・学ぶことが多かった1日。 1時間目:担当/おのころ心平 2時間目:担当/miri先生 3時間目:担当/vanilla先生 4時間目:担当/帯津良一先生 5時間目:ホームルーム(4人でコラボトーク)キンコン・カーンコーン♪・・と学校の授業時間の合図が流れる中大いに楽しく、実践的で、生活者の視点で、ミニスカートの美しいアラフォー世代さん (失礼!素敵な生き方♪って尊敬しているって意味です)400人の会場を満席にして、関東や、九州方面からも参加されていてホリスティックや補完代替医療というワードで、これほど若い方たちを一堂に集めるとはその熱気たるや・・スゴ過ぎますmiriさんも、vanillaさんも、美しく輝く素肌と、人を惹きつける笑顔の素晴らしさ実生活の充実ぶりも、そのままうかがえます。検診結果から見えてくるのは、生活習慣でもある。そこから、どう変化していくのかさまざまな補完代替医療(CAM)を受ける時の注意点や判断する目安についても、丁寧にお話されたり漢方薬や、鍼灸や、カイロや、気功や、ホメオパシーやバッチフラワーレメディーやアロマセラピーだってそれぞれに得意分野と不得意な分野があり1つにすがるのではなく、単に組み合わせるのでもなくどの療法が、その改善を得意とするのか知っておくことや使い分けることでもその前に、食べるものを見直したり循環をよくしたりよい睡眠をとったりまず基本的な身体のことを守ってからホメオスタシスや、自己治癒力を上げるような生活を見直すことそして、何が自分をゴキゲンにさせているのか自分のココロの持ち方や在り様についてもお話されていました。美しすぎるお二人から、学ばせてもらったことは伝えるチカラも才能・・・ってね。多くの方に感銘を与え、若い世代からも信頼を集める魅力代替医療は求めたら与えられるものではなく自ら学び、研鑽し、努力も楽しみ、適切な医療を受けるためには、患者側もより選択肢を持てるように普段から健康と病の意味や、どんな治しと癒しが必要かを知っておくこと。帯津先生は、美しい方たちとのコラボの影響かますます笑顔がキラキラと、お茶目でとっても素敵でした。医者と患者と、治療法には、「信頼の三角形がある」 ・患者が治療法を信頼する ・医者が治療法を信頼する ・医者と患者が信頼しあう この信頼の三角形で育まれることで医者と患者が共有する場の自然治癒力が発揮される。 人はもともと哀しい存在相手の哀しみを敬い哀しみの中にも希望の種をまくこといつか種が開花してトキメキとなり、自己治癒力となる。うーーん、医療哲学ですよね。 『いのちの医療』伝える技が光っています。それぞれが、各々を敬い、信頼し、自由な発言の中で大きな明るいうねりを感じた1日でした。補完代替医療の1つとしての”アロマセラピー”アロマがもたらす、人に優しいつながりを再認識できる空間スペースクリエーターを目指して伝えるチカラを磨いていきますね。
2012年02月03日
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神戸にも、珍しく雪が舞い散る午後でしたよ~最近、いつもココロの片隅にあり、幾度も目にするコトバ 『伝えるチカラ・・』今日は、共同通信社の記者さんから取材を受けました。東日本大震災後の、ボランティア活動についての取材でした。アロマセラピストとして、出来ることと言えば疲れたカラダとココロを癒す、アロママッサージ身体に触れることから始まるコミュニケーションの本質とは・・・五感に与えるメッセージの数々は自分は一人ではないんだこれまでもそうだった母がいて、家族がいて、友がいて社会とのつながりの中でも、自分はひとりではなかった。いつも気にかけてくれる仲間がいてそして、いま生きている・・・・いつも一人ではなかったきっとこれからも、誰かとつながり、地域や社会とつながり目的を同じくする仲間とつながりまずは、自分の中の思いや夢や信じるものとの出逢いから始まる・・・自分と社会とのつながりを取り戻すことそのために、アロマセラピーという五感に触れるツールを活用していることそんな事を伝えたかったな~ワタシの思いは、今日もちょっとだけ空回りだったけどきっといつか・・・自分のコトバに出会うんだと思う。伝えるチカラ・・・持ちたいです。
2012年02月02日
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なんと、今日は誕生日家族会のボランティアでは、なまギターで、「ハッピィバースディー」を歌っていただき母からは、「自分の好きなものを買いなさい」と1万円もらい妹からは、大きな胡蝶蘭が届き長男のお嫁さんからは、大きなアレンジメントフラワーが届く家には、久しぶりのマドンナ(白ワイン)ロールキャベツクリームチーズアンリシャリパンティエのWチーズケーキが準備されました~ありがとう~みんなに感謝です~ 今日の家族会のボランティアでは、エステシャンの方が参加され、ハンドマッサージをお互いにやりっこしました。なかなか自分がしてもらう機会がないのですがハンドマッサージを片一方の手にしてもらったところで用事が入り中断したのですが、行った方の手と、しなかった手では手の温かさや、すっきり感、軽さが違いハンドマッサージの効果を実感しましたよ~その方に、関西アロマセラピストフォーラムの活動内容を聴かれて簡単に説明したのですが、2008年6月に設立してから、この3年半実際にどれだけのことが出来たのだろう・・・・との思いにとらわれ帰宅後、改めて私たちのNPOの設立理念を見直してみました。経済成長やITの進歩により、効率や結果優先の物質主義的な社会になり、その結果高齢者から小さな子どもまでがストレスをかかえています。精神科、心療内科の患者が増えうつ病が増加し、自殺者が毎年3万人を超えるなど、慢性疾患や心理面が関与した疾患は、高度な医療をもってしてもなかなか治らない現状があります。これからの時代を担う子ども達への影響も大きく、児童虐待や育児放棄などの悲惨な事件も目にするようになりました。昔から「病は気から」と伝えられ、精神神経免疫学の研究からも、心と身体が密接に関係していることがわかってきました。アロマセラピーで使用する精油には薬理作用があり、身体面と心理面の両方に効果を及ぼします。またアロマセラピストがトリートメントすることにより、手当ての作用やアロマセラピスト自身が癒しのコーディネーターとなり効果を倍増させます。また患者さんの中にも西洋医学を補う補完・代替療法を試みたいと希望する人も増えていますが、残念なことに日本では認知度も低く、日々の看護に取り入れようと奔走している看護師もいますが、研修システムが確立しているわけではなく、それぞれが手探りで実践しているのが現状ではないでしょうか。そして、2008年、6月。大阪、神戸、京都を拠点として活動するアロマセラピストと、アロマセラピーを院内や併設施設で提供し、日本アロマセラピー学会の役員を務め、症例発表や研究などを続けている医師たちの協力を得て、『特定非営利活動法人関西アロマセラピスト・フォーラム』を設立致しました。アロマセラピーを必要とする人や学びたい人等に対して、・アロマセラピストの育成・支援事業・アロマセラピストのネットワーク構築事業・親子の絆を育むタッチケア事業・セルフケアを中心とした健康増進事業・アロマセラピーに関する調査研究・情報提供事業等を実施することにより、心と身体を一体としたホリスティック(全体的)な視点によるアロマセラピーをはじめとする補完・代替療法の健全な発展と普及並びに健康福祉の増進に寄与すると共に、アロマセラピストの一層の社会的地位向上に努めてまいりたいと思います。うーーん今現在でも何も変わってない想いアロマセラピストの一層の社会的地位向上は叶っているでしょうか?5月13日には、関西アロマセラピストフォーラムの第5回総会が兵庫医科大学の講義室をお借りして開催します。大きな震災の後、アロマセラピーの心のケアは役にたったのか?災害看護の第一人者である黒田裕子先生をお招きします。被災地から、ボランティア活動を続けた看護師さんも来てくれます。そして、日本復興へ向けて、大切な産業でもある日本の森や日本の自然を見直す機会となるように日本の森から生まれたアロマ、日本産精油の紹介森から川に注ぎ海に流れ着く水の流れから生まれた日本の景観美を、生け花で実演森や花の自然が生み出す香りについて考えます。どうぞ、私たちの理念にご賛同下さる方は、是非いらしてくださいね。実行委員も募集しています。
2012年01月28日
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皆さんは、今行っているセラピーや代替療法の効果を より一層高められるような コミュニケーションスキルを身につけたいと思いませんか。 そのためには、ただ単にクライエントの話をよく聴くと言うだけでは不十分です。 何と言っても、クライエントが今抱えている人間関係や生活習慣病を はじめとする様々な問題を解決するためのコミュニケーションスキルを 身につけることがとても重要になってきます。 それらができるようになればセラピーの質は格段に向上し、 今までのアプローチでは決して得られなかった劇的な変化や治療効果を 期待することができます。 これがホリスティックコミュニケーションの醍醐味と言えましょう。 このセミナーでは、主にクライエンとの「心の治癒力」をうまく引きだすような 解決志向的アプローチを中心とした方法を体験的にお教えします。日本ホリスティック医学協会常任理事、同関西支部長日本統合医療学会CAM(補完代替医療)部門評議員日本サイコオンコロジー学会理事日本死の臨床研究会世話人日本スピリチュアルケア学会評議員緩和ケア医であり 「心の治癒力をうまく引きだす」(築地書館)「がんばらず、あきらめないがんの緩和医療」(築地書館)の著者である黒丸尊治先生が教えて下さいます。私も 数年前に1年間、継続して受講しましたがその内容は、黒丸先生の心療内科医、緩和ケア医としての実践的な内容と知らず知らずに自分の問題が解決していったり明日のクライアントさんにも、こうしてみよう!とコーチングを受けているようでもありました。その無料体験セミナーが開催されます 「無料体験セミナーのお知らせ」 京都会場 2月11日(土)14時~17時 3月10日(土)14時~17時 3月31日(土)14時~17時会場 アスニー山科(ラクト山科C棟2階)第1研修室参加費 無料申込方法 「体験セミナー希望」、名前、希望日を記入の上、 下記のページをご確認の上、メールでお申し込み下さい。http://holicommu.web.fc2.com/http://holicommu.web.fc2.com/
2012年01月27日
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12月の週末2日間、南三陸町へアロマボランティアに行きましたがとても好評で、また来て下さいの声に導かれて3月の週末にも、南三陸町の同じ数か所の仮設に行かせてもらうことが決まりました。第9期宝塚希望応援隊です。今日は、ボランティア先の情報をまとめようといろいろ調べていたら”南三陸町復興応援プロジェクト”のページの1月15日付のボランティアさんのブログ記事に12月のアロマボランティアのことが掲載されていました仮設住宅の週末のイベントで、メガネの無料配布、落語、そしてアロママッサージなどイベント盛りだくさんの週末を振り返っておられます。まだ仮設にお住まいの方が来られなかった空き時間にボランティアの方にもハンドマッサージを体験してもらいました。初めてアロマのハンドマッサージを体験した彼女は・・・そこで気付いたことがありました。それは、マッサージと言われるとどうしても身体的なしこりを取ることしか私の頭にはなかったのですが、とくに被災地などではその意味合いは少し違っていて、むしろマッサージ中の会話がとても重要な役割を果たしているということです。 差し出した自分の手に付いていたミサンガの話から始まり、そのまま会話は尽きることなく20分ほどのマッサージはあっという間に終わりました。話し終わった後はなんだかすっきりして、話を聞いてもらったことに感謝の気持ちさえ出ました。 マッサージという一対一で他人と向き合う時間はカウンセリング的な役割も果たしているのだと、身をもって感じたのです。 それから、直接ひとの肌に触れるというのは、とても安心感のあるものだと思いました。忘れていないよ、応援しているよ、という気持ちが伝えられるんだと、改めて感じました。 ・・・アロマのハンドマッサージで気づいたこと・・・このような感想を発信してくださって、アロマセラピストとしては、とっても嬉しいですね。ハンドマッサージを通して、カラダに触れることから始まる人や自分とのつながりを取り戻す旅セラピストを鏡にして、それぞれに方にとっての内面の旅は始まります。それから、ブログの内容はまだ続きます・・・ マッサージの順番待ちのお母さん同士が、「どこから来たの?」と津波の前はどの地域に住んでいたかと尋ね合う会話からこの日のイベントは成功したと感じられたそうです。どうぞ、このブログで、彼女が伝えたかったことをご覧くださいね。⇒ 仮設住宅の週末のイベントで、私も、さまざまなボランティア同士が、それぞれの活動を通して体感しこうしてつながっていくことにも、大きな学びや喜びがあることを感じました3月には、同じ場所を訪れることで、皆さんとの出逢いや絆が深まっていくことを楽しみにワクワクしています。
2012年01月25日
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先日、東日本大震災後のアロマボランティアについて、取材を受けました。宝塚で開催している「お茶っこカフェ」と被災地でのボランティア活動についてアロマのハンドマッサージの内容や、どういった変化があるのか目的、理由・・・1週間前のパネリストとして出席した失敗が、とっても活かさているのを感じました何故アロマ・ボランティアをしているのかアロマセラピーの、気持ちが落ち着く、リラックスするという心理面だけでなく触れるという行為を通しての、対人援助、支援活動として皮膚の科学タッチのメカニズムタッチの研究データなどアロマセラピーを用いながら、身体に触れることが心にも作用することを、ゆっくりお話できました。ピンチはチャンス前回の失敗の悔しさが役にたちました。何を伝えたかったのか、それがはっきりしてきました。編集者さんにお話しながら、聞き手がいることで思いが整理され少しだけ、自分の言葉が生まれたような気がします。語ることで、行動と思いが整理されますね。評価せずに、まるごと受け入れるように聴いてくれる、そんな語れる相手がいることが、心のケアになります。私がアロマでボランティアの目的としていることは”自由に想いを語れる場”となるようにです心のケアとなる傾聴の1つのツールとして心地よくリラックスできる香りのアロマオイルを使ってタッチケアをしています。嗅覚と触覚という五感に働きかけてココロとカラダをリラックスできるように 3月20日(春分の日)神戸布引ハーブ園の山上にある、森のホールで第二回 関西タッチケア・フォーラムが開催されます。1回目は、桜美林大学の山口創先生をお招きして触れることを社会心理学として学び、エサレンのタッチについて参加者同士で体験しましたね。第2回の詳細はこちらでご確認ください⇒http://touchcaresupport.com/2kansai_touchcare.html 被災地で支援活動に関わったタッチ・セラピストの活動報告として、私が、阪神大震災の時の経験もふまえて、今回の具体的な活動について発表させていただきます。タッチケア支援センター代表の中川玲子さんからは被災地での、タッチケアという身体的なアプローチの有効な側面を整理してお伝えし関東方面でも活動してる方達の紹介をされます。タッチを通じての心の癒し・魂への祈りをテーマに、お届けします 震災で心身が傷ついた時、私達はどのように、ふれあい、支え合いながら癒し、回復していくのか?午後からの 第二部では、ゲストに心療内科医師の明石麻里先生と、 エサレン研究所のシャー・ピアス先生をお迎えします。 古来からタッチや祈りが私達の癒しにどのように用いられてきたのか? そして、”祈りとともにふれる”こととはどのようなことなのか? 講義と瞑想誘導、そして、ワークショップをご体験ください。 そして、震災から1年目のお彼岸・春分の日、この神戸の地で、被害にあわれた方達のことを思い、共に祈る時間を皆様とご一緒できればと思います。 私は、3月16日~19日まで、南三陸町へのアロマボランティアが決まっているので戻ってきた翌日の発表の場ですから震災から1年経った、被災された方の生活についても思いを馳せながらアロマセラピストが出来ること、求められていることについて整理して参加したいと思っています。みなさんのご参加お待ちしています。
2012年01月22日
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昨日は、認知症のお母様へ、訪問でアロマセラピーを行いました。長男さんが同居して介護されています。威厳のあったお母さんが、どんどんおかしくなっていく理想像のような母が、何もできなくなっていくそれを傍で見ているつらさやトイレの失敗が、一番つらいと語られます。初めて伺った時、あれこれおしゃべりしながら、全身に温かなオイルの手で触れていくと時折、もういいのよ、そんなにしてもらったら申し訳ないわ・・・あなたが疲れるでしょう・・やめていいのよ・・・じっとしているのが嫌な様子もありますがこれも、リハビリになるんですよ~私は疲れないから、気にしなくて大丈夫ですよ~もう少しお話聞かせて下さいね~・・・とそのまま続けていくと、1時間ほど、私に全身を触らせてくれました。会話もとても楽しくて何も覚えてないの。バカチンになっちゃったから。。。ずーーと笑顔でニコニコ話してくれました。でも、そんなアロマの後お母さんの様子は随分違ったそうです。朝までおしめを濡らすことなく、ご自分で朝のトイレに歩かれていて長男さんも、驚いたな~こんなこと、1年前のおふくろに戻ったみたいです。あれから、デイサービスでも、お医者様にもマッサージはいいよ~いろいろお話させてくれて、楽しいよ~と大のお気に入りになられてアロマの後は、どんどん元気になるみたいですと喜んでもらっています。そんな嬉しい気持ちで家に戻ったら先月ボランティアに伺った宮城県南三陸町から”笹かまぼこ”が送られてきていました。 工場の住所は、志津川地区です。地震と津波で家も街も、道路も交通機関も何もかも流されているのですが川には例年通り、11月~12月に鮭が戻ってきていました。故郷の香りの記憶に誘われ、鮭も戻ってきています。 漁が始まり、笹かまぼこの工場も再開したのですね。力強いメッセージを感じました送られてきたのは、モノではなく、ココロですね。明日へと動き出した人たちの、強い心意気を感じます。たくさん絶望して、たくさん涙を流した後の復興へのエネルギーを感じます。人としてつながっていることに、歓びを感じます。絆はこうして結ばれていくのですね。送っていただいて、ありがとうございます。
2012年01月19日
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