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bach2002

bach2002

2007.03.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は結構遅くまで飲んでたので、ビデオでの鑑賞となった。

予選も素晴らしかったが、決勝は勿論それを上回る出来。
音楽はロッシーニのセビリアの理髪師で、音楽的な振り付けもピッタリ。ロシアチームは技術力もさることながら、選曲のセンスがいい。いい曲を選ぶというのではなく、シンクロのような細かき刻みを表現する楽曲を、その年のメンバーのラインナップの中でどう選ぶのかを心得ているのである。これで審査員のみならず、観客も巻き込んで点数を出さざるを得ない状況を作り上げるしたたかさは、さすが王者だ。

続いて、日本チームの登場。2位か3位か、というのが日本の常駐地。
予選と比べると、非常に身体が軽く水上に伸び上がって来るのが非常に良かった。積み重ねられた練習の量と努力の跡が手にとるようにわかる、今の時点で最高の演技だった。
特典は技術点は高いが、やはり芸術点が伸びない。そのひとつが、選曲センス。選んだ曲が今回の演技内容と完全にシンクロしていたかと言うと、それはノー。
しなやかな動きの時は、よりしなやかに、鋭い動きの時はより鋭角的に見せて、錯覚させてくれる音楽をなぜ選んでこないのか・・・・これが日本チームに対するここ数年の疑問である。
この点をうかうかしていると、アメリカやスペイン、そして次に続く不気味な存在中国にも抜かれてしまうのは、時間の問題かも知れない。


さ、そしてアメリカ。
ここ数年はロシア、日本、スペインの3強にみずを開けられている感じだったが、今回は驚くほどニ変身していた。
というのも、あのシルク・ド・ソレイユの振付師が今回から振り付けを担当しているのだそう。音楽とのシンクロも、勿論抜群で、また、これまではやや緩慢に見えていた技術力も、非常に締まってきていた。そして驚くことなかれ、スペインを抑えての3位。日本にとっては新たな敵の出現である。

そして日本最大のライバルとみられていたスペインの登場。合わせるという点では予選を上回っているようにみられたが、全体的に今回のスペインは精彩を欠いている。演技内容も、それぞれの繋がりがちぐはぐで、また猫にこだわり過ぎたのか、ひとつひとつの動きが縮こまっていて、いまひとつ明確でなかったのも非常に残念だった。
当然技術力も芸術性も点数は伸びず、アメリカにさえ及ばず4位。

しかし、全体を見た限りでは、日本~アメリカ~スペインの差は僅差。たまたま今回はこういう順位になったものの、北京五輪では音楽も勿論変わるだろうし、振り付けも変わってくる。そんななかで、日本が定位置を守るためには、まず演技を現実以上のものに昇華させるための選曲のセンス、そして振り付けにより芸術性ストーリー性を持たせるアプローチだろう。
そして定位置と言わず、トップを狙うまでに行って欲しいものだ。
さ、世界水泳2007はまだまだスタートしたばかり。
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Last updated  2007.03.19 04:30:36


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