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小学生3人を迎えての賑やかな夏も過ぎ、ようやく静かな毎日が戻ってまいりました。
もう外は秋の風。少し小高い丘にある里は、
「そろそろストーブかな。」
と真面目に話しております。
鹿児島からの子どもたちは夏休みも東北より長くて、まるまる一ヶ月過ごしました。始めは遊びに来ていた感じでしたが、途中から和尚様の指導の下、遊ぶときは遊ぶ、きちんとやるときはきちんとやるそのメリハリをつかまえたようです。
箸の持ち方に始まり、くるみ割りや庭仕事、洗濯、お菓子作り、そして坐禅と沢山の経験をして帰って行きました。もう帰るという頃、朝の読経の中に子どもたちの声がしっかりと響き唱和されて美しいものとなりました。
「帰りたくないなあ。」
という男の子。その合間に
「お母さんに会いたいな。でもお母さんはさびしいって言わないけど。」
と子どもらしい女の子。
今日からまた二学期が始まったことでしょう。
庭の階段を無心に作るお坊さんに混じって
「いつできるの。完成を見たいなあ。」
と周りで走り回っていました。次に遊びに来るときはいつのことでしょう。階段は完成していることでしょう。そしてまた10年、20年たって階段が壊れたころに思い出して訪ねてきてほしいと思います。芽はいつ出るかわかりませんから…
最後の夜、何年か前に北海道で放送された「大草原の少女みゆきちゃん」というDVDを鑑賞しました。小学一年生から8キロの道のりを歩いて学校に通う女の子の姿に皆衝撃を受けました。家に帰ったら帰ったで家の酪農の手伝いが待ちうけています。そして父親の姿に今の教育に見当たらなくなった厳しさが映し出されていました。
つらいのは自分だけじゃない、世の中にはもっと小さな子どもでも頑張っている人がいると励みになったことでしょう。
それがお土産です。
いよいよ庭の階段が出来上がりそうです。
今日はダンプで砂利が2台、砕石が1台届いたので、明日からは一輪車で道に運び始めます。当分力仕事の作務も続きそうです。
さあ次の訪問者はどなたでしょう。いつでもお迎えできるように、また庭整備に精を出していきましょう。