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2013.11.27
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カテゴリ: 家作り
両側手すり階段の勧め


現在の建築基準法では、階段の片側には手すりが必須となっており、手すりのない側も壁(または手すり)が必要です。

また、有効幅75cmの階段に対し、壁からの出幅が10cm以下の手すりを左右に付けても、有効幅は75cmのままとする法改正が過去に行われています。

我が家の階段も一般的な片側手すりだったのですが、手すりを追加して、両側手すりにしています。

階段は有効幅75.5cm、手すりの出幅は、右側が8.0cm、左側が7.5cmですので、手すりの距離は60.0cmです。

手すりの出幅が左右で異なるのは、いずれも一条工務店の標準品ですが、新築時から両側手すりにするまでの数年の間で、手すりの規格が変わっているからです(より安全な仕様になっている)。

ちなみに、手すり棒の直径は、左側が38mm、右側が34mmです。

両側手すり階段の勧め
両側に手すりがあると狭くなって昇り降りしにくくなるとか、大きな荷物を運ぶのに大変だと思い込んでいる方が多いと思います。

実際には、手すりを使わなくても、手すりにぶつかることなく、スムーズに階段を昇ることができます。



重い荷物で昇る途中で疲れたときも、一時的に両側の手すりの上にもたせ掛けることもできます。

両側手すり階段の勧め
両手で手すりに触れると、ちょうど肩幅より少し広いくらいで、無理なく体を支えられる体勢になります。

両側手すり階段の勧め
特に両側手すりが必要になるのは、階段を降りるときです。

手すりに触れず階段を駆け降りると、体勢が不安定になり、転びやすくなります。

転ばないまでも、写真のように肩を壁に擦ったり、手を突いたりするため、壁紙の汚れやキズ・磨耗の原因になります。

階段で転びそうになったり、足腰に何か問題が発生したとき、両側手すりにしてよかったと実感できると思います。

我が家は後付で60,900円もかかりましたが、新築時に付ければ、もっと安いと思います。

ちなみに、上記写真の被験者は、現在高校2年の息子です(身長175cmくらい)。


階段と手すり
階段踊り場の分割数と分割角度
一条工務店の階段手すり追加工事
階段手すり追加の件
一条工務店の階段手すり追加工事の続き(DIY)
両側手すりで助かった




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Last updated  2013.11.27 20:49:16
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