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2017.09.02
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カテゴリ: 旅行・観光
この夏の旅行では、和歌山県田辺市本宮町にある 湯の峰温泉 「つぼ湯」に行きましたので、詳しくまとめておきます。
「つぼ湯」は、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部「熊野古道(熊野参詣道)」を構成する温泉です。

和歌山県田辺市本宮町 湯の峰温泉「つぼ湯」
「つぼ湯」は河原に建てられた小屋の中になります。

「つぼ湯」の小屋の上にある石
屋根の上には石が載せられています。
地震の時には落ちるかもしれませんね。

和歌山県田辺市本宮町 湯の峰温泉「つぼ湯」
「つぼ湯」は1組30分の貸し切り温泉ですので、誰かが入っているときは、上にある小屋の中で待つことになります。
先に「湯の峰温泉公衆浴場」の受付で支払いを済ませておく必要があります。

つぼ湯の待合所にある看板
つぼ湯の待合所にある看板には、「湯の峰温泉公衆浴場」の受付場所や料金などが書かれています。


ちなみに、営業時間は6:00から21:30まで、料金は12歳以上770円、12歳未満460円です。
1組30分までの貸し切り制ですが、1組2人なら770円×2人分支払います。

入浴証明書と番号札
受付では、「つぼ湯」の入浴証明書と番号札を渡されます。
当日は入るまで30分ほど待ちましたが、9:40くらいに入ることができて「8」でした。
入浴中は、渡された番号札を小屋の外の壁に掲示します。
前の人が出てから、待合所に次の人がいなければ、番号を飛ばして入ってもいいみたいです。

世界遺産「つぼ湯」入浴証明書の内容
「つぼ湯」入浴証明書の内容は、こんな感じです。

「つぼ湯」入浴証明書の内容
「つぼ湯」の入浴後には、湯の峰温泉公衆浴場の「一般湯」か「くすり湯」にも入れます。
つまり、料金770円で2つの温泉に入れるので、安いとも言えます。
個人的には、源泉100%を意味する「くすり湯」をおすすめします。

「つぼ湯」の小屋内部
「つぼ湯」の小屋の外で靴を脱いで入ります。

この小屋は板の隙間が多くて、外から見られないか心配になりますが、ちゃんと見られないようになっています。

扉の鍵
つぼ湯小屋に入ったら、扉の上方にある鍵をかけるのを忘れないようにしましょう。

「つぼ湯」の脱衣かご
脱衣所は小屋の中ですが、小屋は狭く、脱衣かごの数からしても、せいぜい3名くらいまででしょうか。
「湯の峰温泉」が子宝の湯ということもあり、「つぼ湯」を夫婦で利用する人が多いみたいです。

つぼ湯
つぼ湯は2人くらいしか入れません。

湯は熱めなので、適当に水を加えて温度を調整します。

「つぼ湯」に関する英語の説明文
「つぼ湯」に関する英語の説明文もあります。
一部スペルが間違っていたりしますが("psrty" > "party")

とりあえず、日本語の説明を補足したり、スペルを修正したものを以下に転記しておきます。

「つぼ湯」
"Tsuboyu"

つぼ湯の入浴時間は、1組様(何名でも)30分までです
The time limit for bathing at Tsuboyu is 30 minutes, regardless of the size of the party.

せっけん・シャンプーは使用できません
The use of soap, shampoo, etc. is not allowed.

靴は外に脱いでください
Please remove your shoes before entering the bathhouse.

つぼ湯の前に番号札をかけてください(入る前に入口の左側にある釘に番号札をかける)
Please hang the number you are given on the peg to the left of the door before entering the bathhouse.

つぼ湯は小さなお風呂なので貸切です(予約が必要です)
Because the bath at Tsuboyu is small, reservation are necessary.

次の順番の方は、つぼ湯の上にある「待合」で待っていてください
Please wait your turn for bath in the waiting area at the top of the stairs.

(浴槽の湯が)熱ければ、自分で調節してください(浴槽の右にある水栓からの水で)
The temperature of the bath can be adjusted by using the water faucet to the left of the bath.

「つぼ湯」伝説の説明文
「つぼ湯」伝説「小栗判官物語」の説明文です。
茨城・小栗城主の子である助重(小栗判官)が毒殺されそうになり、重症となったが、熊野権限薬師如来の加護と湯の薬効で復活したという話でした。

「つぼ湯」伝説の説明文
「つぼ湯」の小屋内にある「小栗判官物語」の方がシンプルです。
外にあった看板とは少し話が異なっていて、小栗判官は毒殺されてしまいます。
毒殺された理由は、照手姫の父横山に許しを得ずに婿入り(駆け落ち?)したからでした。
地獄に落ちた小栗判官は、閻魔大王の計らいで餓鬼の姿で現世に戻されます。
藤沢から熊野まで444日かけて旅をして、つぼ湯に49日入って元の姿に回復したそうです。

「つぼ湯」の前には熊野古道
「つぼ湯」の前は熊野古道が通っています。

「つぼ湯」の前には熊野古道 KUMANO KODO
この熊野古道の先がどこにつながっているのか分かりませんが、何組もの旅行者がここから降りてきました。

和歌山県田辺市本宮町 湯の峰温泉 公衆浴場
つぼ湯から出たら、番号札を湯の峰温泉公衆浴場の受付に戻しに行きます。
そのまま「一般湯」か「くすり湯」に入れます。

くすり湯の説明
くすり湯の説明です。
70.8℃の源泉を水で薄めずに冷まして使っています。

湯の峰温泉前の河原にある「湯筒」
湯の峰温泉前の河原には「湯筒」があります。
この湯の温度は90℃もあり、ゆで卵が簡単に作れます。

湯の峰温泉前の河原にある「湯筒」
「湯筒」は誰でも自由に利用できますが、湯を汲み出すことは禁止されています。
子供は危険なので、近寄らせない方がいいでしょう。
また、夜間は利用できません。

90℃の湯
釘に卵や野菜などを入れたネットをひっかけて茹でます。
近くの店では、卵とネットを売っています。

車中泊旅行(伊勢と熊野周辺)




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Last updated  2017.09.02 22:54:19
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