noahnoah研究所

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2018.12.17
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テーマ: DIY (3475)
カテゴリ: 家作り
約10年前、一条工務店が長府製作所のエアコン付き床暖房を我が家に設置しました。


室外機から配管される床暖房用温水管は、背面で分岐して屋外に露出していました。
(一条工務店の最新仕様では、屋内で温水管を分岐しているようです)


温水が通る架橋ポリエチレン管は、合成樹脂製可とう電線管(PF管)と思われるものに通されていました。
温水管を通る赤い不凍液が透けて見えるほど薄い単層のPF管です。
屋外に使う場合、通常は高耐候タイプのPF複層管を使うはずです。

私は以下の点で問題があると考えました。
(1)紫外線に弱いはずの架橋ポリエチレン管の根元が隠ぺいされておらず、露出している。
(2)金属の固定バンドが錆びている。

(4)安い単層のPF管(PFS)を使用しており、耐候性や保温性に乏しい。

家の引渡し前に、それらの問題を訴えた結果、一条工務店は以下の対応でした。
(1)架橋ポリエチレン管を保護しないのが標準仕様と説明され、何もしてくれなかった。
(2)錆びた金属の固定バンドは交換されました。
(3)ヘッダ部分のバルブを保護しないのが標準仕様と説明され、何もしてくれなかった。
(4)PF管が保温材を兼ねていると説明され、何もしてくれなかった。

ちなみに、架橋ポリエチレン管を日光(紫外線)から保護しないと、経年劣化で白く硬く脆くなります。
そうなると、少しの力でヒビが入ったり折れますので、漏水の原因となります。
エコキュート用室外機(ヒートポンプユニット)に使われる架橋ポリエチレン管も同じです。
もし、架橋ポリエチレン管が露出配管されていたら、それは手抜き工事です。

一条工務店で床暖房やエコキュートを設置した方は、一度確認されることをおすすめします。



仕方ないので、家の引き渡し後の2009年に自分で対応しました。
具体的には、断熱性のあるフィルムでそれらを覆って耐候性や保温性を高くしました。


2014年にはフィルムを保護するため、エアコン配管断熱材を保護するテープを巻きました。


しかし、このときテープで保護し忘れた部分があったようです。


最近、テープを巻き忘れた部分の断熱フィルムがボロボロに劣化していることに気付きました。





ひとまず、少しは断熱性があると思われる緩衝材(プチプチ)を貼って補修しました。


プチプチをかぶせた配管をテープで固めて応急処置は終わりです。
そのうち、綺麗にやりなおしたいと思います。

(関連記事)
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Last updated  2018.12.17 01:13:21
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