不登校・ひきこもり・ニートを考える

不登校・ひきこもり・ニートを考える

PR

×

Profile

巨椋修(おぐらおさむ)

巨椋修(おぐらおさむ)

Calendar

Archives

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2008年07月13日
XML
カテゴリ: 不登校
フリースクールというのは公学校と対立するところから、その歴史がはじまっています。


最初、フリースクールは学校の代替学校というところや、学校を拒否するというカタチからはじまっています。



しかし、フリースクール経営安定のためには、どうしても公的資金が欲しい。



フリースクールは学校を拒否していながら、公学校の代替学校というカタチからはじまっていますから、フリースクールによっては


【学校は拒否するけど、我がフリースクールは学校として認めて欲しい】


という複雑な学校コンプレックスがあるように見受けられるのです。



例えば、日本で最初にできたフリースクールは「東京シューレ」というフリースクールなのですが、その東京シューレ自身も、最初は「反学校」「学校拒否」という体質があったようです。



しかし、学校を否定、学校拒否をしていた東京シューレは、2006年に公的中学校を作りました。


これはなぜかといいますと、おそらく


「やっぱり公学校でないとダメだ」





東京シューレの児童生徒の進路は、以前、放送大学に出演されていた東京シューレの先生が言うことには







約25%が、フリーターとかアルバイト。


約25%が自宅にいたり、またシューレに戻ってきたりするそうです。







この数字は、親や当人にとって切実な問題で、結局、学校に戻るか進学しないと、ニートかフリーターになるということを表しています。






ニートやフリーターが悪いということはないのですが、多くの場合、それが望ましいと思っている人は少ないと思います。





これ、凄く皮肉な結果です。





つまり【反学校的】であったにも関わらず、学校復帰による不登校問題解決が半数。




残りの半数が【フリーター、ニート、ひきこもり】というのがその“成果”であり“現実”であることになるのです。








としたら



「やはり、無理にでも学校へ行かなきゃ……」



と、なってしまう可能性が大きくなるのです。


これでは、シューレなど、「反学校的」なフリースクールや不登校支援者の本意ではないと思われます。





また、いくら「教育に評価や成果主義はいらない」



と、いったところで、親や本人にとって不安になってしまいます。



わたしが、いまここでこんなことを述べていることを快く思わない関係者は多いかも知れません。


しかし、真剣に不登校という問題と向き合っていくためには、このことを避けるというのは、むしろ偽善であるようにも思えます。







●フリースクールは、教育機関という側面もあるが、単位制や通信制学校と提携していないフリースクールの場合、学校というより不登校児の【居場所】の側面が強い。


●フリースクールを卒業・修了しても、進学や就職、資格取得に必要な学校の卒業資格は得られないため、生徒は高校卒業程度認定の受験や、就職について、別途考えておいた方がいい。

(義務教育である小中学校の場合、在籍する公学校の校長の裁量によって、フリースクール等の民間施設に通った期間を、学習指導要録上出席扱いすることができるようになったので、フリースクールに通うことで卒業することができる)


●フリースクールは、実にさまざまで、その教育方針やスタイル。規模、会費などの違いがあるため、入会する前に充分に下調べをしておいたほうがいい。





できれば、学校VSフリースクールという対立ではなく、お互いに提携しあうとか、協力しあって、当事者や保護者を、より安心できるような場となって欲しいものです。






わたしは、なんだかそれほど「学校」や「不登校」にこだわることもないような気がしているのですよ。





人間が人間を育てる。





そのために学校やフリースクール、その他の機関や方法を利用する。


それでいいんじゃないかと思っています。



(つづく)









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年07月14日 06時01分59秒
コメント(4) | コメントを書く
[不登校] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: