2016年12月08日
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劇団鹿殺し「image KILL THE KING」を観劇。
今回の作品は2003年に上演した初期の作品のリメイク。
まだ、今のような人気もない頃のがむしゃらな感じや、今と違うような熱を感じる作品でした。

物語は、鰤富子は友人が出演している演劇を観るために劇場に着いたが、すでに暗転になっていた。
遅れて入ってきた富子は出演する友人の名を呼びながら暗転の中を彷徨っている。
幕の中から出演者の男が出て来て座席に座るように促す。
舞台が始まると富子の友人のたまきがマッチ売りの少女の扮装で登場するが、
突然の宇宙人の襲来へと急に話が展開していくと、富子が自分も宇宙人と戦う自分が主役の世界を
イメージする。

そして、様々な人のイメージが重なって行く。

この作品は映像も駆使して、これまで観た事なかった鹿殺しの雰囲気も楽しめた。
途中、moffと呼ばれる装着してる人の動きと連動するブレスレット状の機械を使っての
コーナーもあったり・・・

ハチャメチャな勢いで乗り切って最後は少しホワッとさせる。
良い感じの暑苦しさにも妙に感動した。
ただ今回はブラスセクションとリズム隊の演奏がまったくなかったのは、ちょっと淋しかった。

次回の鹿殺しは「親愛ならざる人へ」 2017年3月公演
ちょっと中島みゆきさんっぽいタイトル^^
そんな事よりも驚きは、ノンちゃんこと久世星佳さんが出演する!
久世さんは元宝塚月組トップスター!

現在はシス・カンパニーに所属。
宝塚時代はクセの強い男役で個性的な役を次々と演じていました。
「ベルサイユのばら オスカル編」でのアラン役に泣かされた観客も多かったと思う。
あの、アランは語り継がれる名演だったと思う。
「PUCK」でのダニー役も個性の強い役で「ハヒフヘホ」の歌は凄かった。

スカーレットの一路真輝さんとの相性も良かった。
レットバトラーは各組から特別出演の役替わりでしたが、映像に残ってるのは久世さんバージョンです。
「エールの残照」のダニエルも良かった。

宝塚歌劇での上演された「蒲田行進曲」の銀四郎も初演を久世さんが演じた。
宝塚ではタイトルが「銀ちゃんの恋」でした。
トップスターになってからも「チェーザレ・ボルジア」での名演は素晴しかった。

劇団鹿殺しに本物の宝塚元トップスターが出演するのは本当に楽しみです。
作品の中で宝塚元娘役トップスターは出て来た事あったけど^^;

今日、買った今回の作品の台本を今から読むのも楽しみ。
それから「名なしの侍」のDVDも買ったので、これも早く観たい。








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最終更新日  2019年06月15日 07時45分39秒
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