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2017年01月09日
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久しぶりのちんぺいさんとフルオーケストラの共演でした。
この公演は豊中市立文化芸術センターが今日からグランドオープンする記念すべきコンサートでした。
真新しいホールの匂いの中、約60人の日本センチュリー交響楽団の奏者の演奏で
約2時間半のたっぷり楽しめる豪華なコンサートでした。
指揮は飯森範親さん。飯森さんは大阪フェスティバルホールのこけら落とし時にも共演していました。

セットリストはこの前のツアーのセットリストをオーケストラアレンジしたって感じでした。
目新しい曲は「ココロツタエ」のみでした。
今日の編成なら「「家路 -私が死んだ日-」」「序曲 海を渡る蝶」「青い薔薇」「冬のメリゴーランド」「生成」「10年前」「約束の"パレット"」「DREAMS COME TRUE」「9月のマリー -ヴィエナ讃歌-」
「SA YO NA RA -エビタフ-」「THE NAME」を演奏したら完璧だったように思う。

今日の最高のストリングスで「家路 -私が死んだ日-」が聴きたかった。




  <1部>
1曲目「昴をモチーフに使ったOverture」
2曲目「チャンピオン」
3曲目「三都物語」タンゴバージョン
4曲目「秋止符」ボサノババージョン
5曲目「ココロツタエ」
6曲目「ヨハン・シュトラウス2世 ポルカ 「心ゆくまで」 Op. 3 」オーケストラのみの演奏
7曲目「風の暦」ピアノ1本演奏
8曲目「北陸ロマン」


  <2部>
10曲目「棘」
11曲目「レストランの片隅で」
12曲目「秋のホテル」
13曲目「忘れていいの」

15曲目「ヨハン・シュトラウス2世 ポルカ「観光列車」op.281」オーケストラのみの演奏
16曲目「いい日旅立ち」
17曲目「群青」
18曲目「流星」
19曲目「昴」

20曲目「サライ」

今回、オーケストラの共演として自分が一番良かったと思うのは12曲目「秋のホテル」です。
この曲は1989年に国立パリオペラオーケストラの演奏でレコーディングされた曲です。
レコーディング時のスコアとは違ってましたが、再びオーケストラ演奏でこの曲が聴けた事に感動。
イントロ、アウトロソロはソプラノサックスだったかオーボエだったかしっかり確認できなかったけど、
厚いストリングスの中にちんぺいさんの声が浮き上がって聞こえる感覚は鳥肌でした。
元々、国立パリオペラオーケストラ用のアレンジだった楽曲なのでオーケストラが似合う曲です。

18曲目「流星」は、今日も感動した。
オーケストラの中に混じって突き抜けるEGの歪みソロ。めちゃくちゃカッコ良かった。
それからこの曲には生ストリングスは凄く合う!
2コーラス目の歌バックのストリングスの裏メロは鳥肌でした。
そして何よりちんぺいさんの熱唱が素晴しくて凄い泣けた。

「群青」は、ややリハ不足な感じがした。ちんぺいさんのバックバンドのピアノとギターの方が
オーケストラの中に入って演奏していましたが、イントロとアウトロのピアノが走ってしまってたように
感じた。音の立ち上がりが微妙に違う楽器があるからそう聞こえたのかも知れないけど。

「昴」はなかなか良い感じのアレンジでした。

プログラムには7曲目に「心の駅」と掲載されてるのに歌わなかった。
間違えて次の「風の暦」を紹介してしまったのかも知れない・・・。

1曲目「チャンピオン」に関しては・・・
手拍子が起きてしまったので、オーケストラのどの楽器がどんなフレーズを演奏してるのか、
まったく聴き取れなく残念だった。ファゴットやクラリネット、フルートの音なんか
完全に消えてしまってて演奏者も可哀相だった。せっかくかなり練習しただろうと思うし
フレーズごと丸々全て手拍子に掻き消されてしまうのは演奏してて辛かったんじゃないかと・・・
手拍子したくなる気持ちもわかるけど、音圧、音量があまり出ない楽器の事を考えてあげてほしかった。
最後の「ライラライ・・・」の所もちんぺいさんがリズム取れなくなって拍子がずれたまま歌ってしまってたのも手拍子が演奏を掻き消したためにリズムが取れなくなったんだと思った。
ドラムのベードラもEBもない演奏なので拍子を取るのは演奏者も大変だったんじゃないかと思う。
指揮のテンポとずれた手拍子の中、よく演奏できたと感心した。
実際、まったく聞こえなかった楽器たちはどんなフレーズを奏でていたのか凄く気になる。

ストリングスとの共演で思い出すのは・・・
1999年7月17日東京国際フォーラムで観た「LA STRADA II with ストリングス」の時のアレンジが
凄く気に入って好きでした。
あの時は何と!「走馬燈」をストリングスアレンジで歌ってくれたのが最高でした。
それから「AURA」もこの時に豪華ストリングス演奏で歌っています。
「AURA」自体ライブ映像、ライブ音源がめちゃ貴重です。

ウイーン交響楽団プロジェクト(VSOP)とのNHKホール、大阪フェスティバルホール、大阪城ホールの
大迫力のコンサートや、大阪シンフォニーホールでの谷村クラシックの事などいろいろ思い出していた。


アリスが最初に本格的なオーケストラと共演したのは、
1980年11月NHKホールで東京フィルハーモニー交響楽団との共演が最初だったと思います。
それまでに12人編成のストリングスを入れた1977年「トワイライト タイム ツアー」や
ブラスセクションとストリングスを加えた1978年武道館、1979年夏ツアー&武道館、
1978年冬の武道館、大阪フェスでもブラスセクションとストリングスが結構豪華に配置されてたように
記憶してます。でも本格的なオーケストラとの共演は1980年11/3のNHKホールが最初だと思う。
(そう言えばグリークラブの男性コーラスを入れたツアーもありました。これもトワイライトタイム)
1975年12月30日大阪のコンサートはビッグバンドっぽいバックが付いてたように思う。
郷ひろみさんや西城秀樹さんの曲をちんぺいさんが歌いまくるコンサートでした。
1部はバラエティショーのような構成になってたと記憶してる。
2部は通常のアリスのオリジナルをたっぷり聴けたと思う。

1980年11月3日 NHKホール
テレビ中継とNHK-FMでの放送がありました。
テレビの方は曲数も少なかったのですが、FM放送はほぼノーカットでした。
このコンサートは海援隊とのジョイントコンサートでした。

アリス単独のセットリストは
1.「ラ・カルナバル」
2.「贈る言葉」をアリスが歌った。
3.「狂った果実」
4.「それぞれの秋」
5.「遠くで汽笛を聞きながら」
6.「帰らざる日々」
7.「さらば青春の時」

東フィルの演奏でアリスと海援隊の楽曲メドレーがあったり、
トークコーナーがあったり。
東フィルのアリスの楽曲演奏は「美しき絆」「君のひとみは10000ボルト」「逃亡者」でした。

東京フィルハーモニー交響楽団とガッツリ共演した楽曲は
「狂った果実」「それぞれの秋」「遠くで汽笛を聞きながら」「さらば青春の時」の4曲。
「帰らざる日々」は3人での演奏。「ラ・カルナバル」は通常ツアーバックバンドの演奏。

















1999年7/17 東京国際フォーラム
「LA STRADA II with strings」
この日のセットリストはかなり貴重なカバー曲も含め28曲でした。









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最終更新日  2019年06月13日 16時27分27秒
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