2017年01月16日
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カテゴリ: シャンソン
少し前にカトリーヌ・ドヌーヴに捧げる曲「ラ・フォンテーヌ」の事を書いたけど、
この曲もフランシス・レイさんの書いた有名なシャンソンです。
この曲を初めて聴いたのは金子由香利さんバージョンでした。
その後、いろんな人が歌うこの曲を聴きました。
オリジナルのコラ・ヴォケールさんのバージョンはもちろん好きですが、
日本語でのカバーの中では最初に聴いた金子さんのバージョンと矢代鴻さんのバージョンが
特に気に入ってて今でもよく聴きます。

毎夏、恋人と二人でサントロペにある美しい別荘を借りていた女性は
「♪この夏はサントロペにはまいりません」と別荘の所有者のマダムに手紙を綴る内容です。

その中で金子由香利さんと矢代鴻さんが歌うこの主人公の姿が一番しっくりと自分にははまります。
この歌の主人公のイメージは自分が一番好きな女優のカトリーヌ・ドヌーヴではなく
30代後半のジャンヌ・モローかミレーユ・ダルクのようなイメージが浮かぶ。



金子由香利『いつ帰ってくるの ・銀巴里ライブ』/1977年 ライブ盤CDは9曲目に収録

このバージョンで聴いたのが最初でした。
金子さんの「想い出のサントロペ」は他にもバージョンがあるのかどうか分かりません。
スタジオ録音の物をいろいろ探してみたけど、このライブ盤以外で歌ってるのを見つけられなかった。
最初に聴いた時は、かなりショッキングな内容に驚き感動しました。
60年代〜70年代前半のフランス映画のようなストーリーです。
美しく柔らかい曲で優しく曲が進んで行きますが、最後は悲劇に急転します。
この曲を聴いてシャンソンってジャンルに興味が湧いたと言っても過言じゃなく、






矢代鴻『専科エンカレッジ・スペシャル』/2002年 ライブ盤CDはDisc1の12曲目に収録。
そして「専科エンカレッジコンサート」/2007年

2002年のエンカレッジコンサートで歌い、再び2007年のエンカレッジコンサートでも
矢代さんはこの曲を歌いました。

別荘を持っているマダムへの手紙の朗読から始まるバージョンです。

2002年の歌唱も素晴しいのですが、2007年はさらに感動的でドラマチックな歌唱だったと思う。
矢代鴻さんの歌声は2008年に退団されて以降は生で聴く機会がなく、どんな活動をしているのかさえ、
知る事も出来ない状態です。
バウホール辺りでコンサートをやってほしい。シャンソンだけ歌うコンサートでもうれしい。
何人かOGや専科の人とのコンサートでもいいし・・・

矢代さんが出ているだけで、本公演やバウ、ドラマシティ公演が数倍楽しみだった頃が懐かしい。
今は美穂圭子さんが出てると凄く期待してしまう。
矢代さんや美穂さんには1曲でも多く歌ってくれたら満足。

このCDは良く聴く。矢代鴻さんはもちろんですが、
汝鳥 伶さんの「グラナダ」「愛・それは…」「The Rose」、この3曲は強烈に感動します。


2007年版のプログラム。この時は汝鳥伶さんが出演してなくて残念でしたが、
萬あきらさん、立ともみさん、一樹千尋さん、箙かおるさん、磯野千尋さん、京三紗さんの歌唱が
素晴しく最高のコンサートでした。
そして矢代鴻さんが歌った5曲はカッコいい歌唱で鳥肌でした。





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最終更新日  2019年06月15日 07時39分15秒


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