2017年06月04日
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エンターテイメントショーと言えばいいのか、何でもありの凄いショーでした。
ダンス、歌、芝居、そしてコント・・・
「CLUB SEVEN」は初めてだったので、もっとキメキメのダンスの応酬でCoolなショーだと
思ってました。でも、想像以上に楽しめて、思ってたCoolさとは違う、最高にCoolなショーでした。

「CLUB SEVEN」は玉野和紀さんの脚本、構成、演出、振付け、そして出演による
シリーズ化された作品です。

玉野さんが関わった作品は「CLUB SEVEN」以外では多く観ていました。
2009年「シェイクスピア レビュー 笑いすぎた-ハムレット-」
2010年「オリジナル・ミュージカル・コメディー「まさかのchange?!」」

2015年「水夏希コンサート「Show with Mizu」」
2017年「A NEW MUSICAL「CROSS HEART」クロスハート」

宝塚で振付け担当した作品もほとんど観てます。
2003年「宝塚歌劇団星組公演 『雨に唄えば』」
2008年「宝塚歌劇団宙組公演 『雨に唄えば』」
2009年「宝塚歌劇団雪組公演 コメディー「ロシアン・ブルー」-魔女への鉄槌-」
2011年「宝塚歌劇団宙組公演 『記者と皇帝』

「CLUB SEVEN」の存在は知ってたけど、観る機会がなく、今回は蘭乃はなさんが出演すると
言うことで、初めて観る事ができました。

幕開きのカッコ良さに見惚れていると、いきなり「ミュージカル家族ヴァンパイヤー」・・・
そして、「全力家族」「ご長寿クイズ」と間髪いれずに笑いの応酬に呆気に取られた^^;

香寿さんも蘭乃さんも蚊になって、蚊の世界?を演じていました。
もう、そろそろジブいダンスタイムかと思いきや、
刑事物のパロディ「太陽に踊れ!大捜査!」の時間・・・
出演者が大変そうなアドリブ大会の時間でした。宝塚娘役トップスターだった蘭乃さんは
いろんな意味で鍛えられそうで、これからの蘭乃さんが更に楽しみになった^^;

香寿さんもさすがで、男性5人に引けを取らないおもしろさでした。
ずっと笑ってたので時間が経つのがやたら早く感じた。
1幕ラストはカッコよく極めて終了。

2幕は「The Theater」と題された、物悲しいバックステージものもお芝居。
一切、笑いはなく、時の流れに逆らえず落ちぶれていく女優を香寿たつきさんが演じ、
香寿さんの芝居に引き込まれていく時間でした。
玉野さんは、出演者から、この劇場の脚本家になって劇場を支えている男。
西村さんは劇場の支配人で、何十年かぶりに二人が再会する場面から始まる「The Theater」は
短い時間の中に多くの感動を散りばめた作品でした。

そのあとは50音順でノンストップで続く歌謡メドレー。
70年代や最近の歌謡曲をキャストが歌い継いでいくコーナー。
蘭乃さんと香寿さんの二人で「カルメン’77」「透明人間」「UFO」とピンクレディーの楽曲を
もちろんあの振付けで歌った。あと、全員で「サウスポー」も踊って歌った。
この中なら「透明人間」がややマニアックな選曲。(大ヒット曲なんだけど)
「透明人間」の振付けは、手直し後の振付けでした(当然だけど^^;)
新曲として、この曲を歌い始めた頃のサビの振付けは、かなり違ってて、突然の大幅変更に
当時、自分が通ってた学校では騒ぎになった^^;
ピンクレディーの二人が一番難しくてしんどい曲と言ってる「カメレオンアーミー」を
二人にキメキメで歌い踊ってほしかった^^;
「SOS」「渚のシンドバッド」「波乗りパイレーツ」の3曲の振付けは群を抜いて可愛いので
蘭乃さんとすみれ乃麗さんの双子タカラジェンヌコンビでいつか観てみたい。
香寿さん、蘭乃さんコンビで一番観たかったのは「マンデー・モナリザ・クラブ」
あの曲はダンスも曲もめちゃくちゃカッコイイ!
「Kiss In The Dark」のダンスも大人っぽく良い感じかも。
歌は香寿さんがミーで、蘭乃さんがケイなら、声のハモりなんかも雰囲気出そう。

そういえば、ピンク・レディーは「解散やめ!」宣言したけど、あの時の全国ツアー以降から
ピンクレディーとして活動してないような・・・。
そろそろ、今のピンクレディーに合う新曲を出して、再びツアーを再開してほしい。
この前のツアーではかなりマニアックな曲もセットリストに入っていて最高でした。
「愛・GIRI GIRI」「ジパング」「DO YOUR BEST」「世界英雄史」など、生で聴ける事は
ないと思ってた曲を何曲も歌ってくれた。
今度は一度目の再結成時に出したアルバム「SUSPENCE 〜Pink Lady Again」からの
曲を聴きたい。
他にも「2年目のジンクス」「PINK EYED SOUL」も歌ってくれたら最高なんだけど。

って、まったく関係ないピンクレディーの事をいろいろ急に思い出したので書いてしまった。

50音順メドレーでは、南沙織さんの曲も蘭乃さんが歌った。
知らない曲も多かったけど、強烈な歌謡曲メドレーでおもしろかった。
吉野圭吾さん、東山義久さん、西村直人さん、原田優一さん、そして玉野和紀さんの5人は
いろんなミュージカルや芝居でも何度も観た事のある人たちです。
吉野圭吾さんは東宝ミュージカル以外でもストレートプレイなどでも観てます。
東山義久さんは一路真輝さん主演の東宝版初演のエリザベートからダンサーとして凄い人だと
認識してて、それ以降は役者として出演してる作品も多く観てきた。
西村直人さんを最初に知ったのは「イーストウィックの魔女たち」、そして博品館劇場での
「笑いすぎたハムレット」など何作も出演作品は観てると思う。
原田優一さんも多くの東宝ミュージカル出演作品を観てる。
最初に認識したのは2003年の一路真輝さん主演「キスミーケイト」だったと思う。

次も「CLUB SEVEN」は観たいと思える何でもありの満足できる公演でした。
カンパニーの雰囲気も凄く良くて、ずっと続いてるのがよくわかった。
終演後の男性5人のトークショーも楽しかった。






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最終更新日  2019年06月15日 06時49分48秒
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