2019年12月23日
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どんな作品なのか、まったく調べる事もなく、ただ一路真輝さんの歌が聴けるだろうという事で
チケットを取ったミュージカル。
ポスターも一度も見てなかったので、タイトルが「エルフ」だと言うことと、
他に沙央くらまさんと鳳翔大さんが出る事以外、何も知らなかった。
会場に着いてパンフレット買って見てみると演出は児玉明子さん。
児玉明子さんと言えば紅ゆずるさんばい初主演の「メイちゃんの執事」を演出した方です。
あの時は海外で舞台の研修を終えて帰ってきた時で、いろいろと新しい試みを装置や照明でも
観せてくれました。
そして、少し問題作扱いされた雪組公演「仮面の男」の演出。

その後の東京公演で無難に変えた演出よりも大劇場公演の演出の方が絶対的におもしろかった。
宝塚歌劇として分からないでもないけど、舞台の品を著しく損なったとはまったく思えなかった。
映像に残ってるのが東京公演のみってのが勿体無い!

豪華なハードカバーのパンフレット。
子供の頃に親に買ってもらった絵本のような手触り・




それでこの「エルフ」・・・
クリスマス時期にぴったりなファンタジー作品でした。
結構、冒頭から作品の世界に引き込まれていった。
主演の浜中文一さんの芝居や表情が感じ良く、自然に楽しめる空気にさせてくれた。
主役の役者が感じ悪かったら、もう完全に一路さんの場面だけ楽しもうって事になってたかも。
パンフレットを見て知ったのですが、自分も観に行った一路さんの「ガラスの仮面」にも


W主演の一路真輝さんの息子役の松本幸大さんも嫌味がなく自然で人柄も良さそうなのを感じて
最後まで舞台を楽しめた。
二人とも物凄く一生懸命にやってるのが感じられて気持ち良いW主演だった。

一路真輝さんは、存在感も凄く役に入ってる姿がいつも素晴らしい。
1985年頃から一路真輝さんが出演してる舞台はほぼ見逃さずにずっと応援してきてるけど、

1985年「はばたけ黄金の翼よ」のクラリーチェ役から一路さんにハマって、34年間
一路さんが舞台に出てるだけで得した気分になれる。
実力や人間性の良さもあるとは思うけど、舞台に立つために生まれてきた人なんだと
思ってる。天性です。
来年も次々と舞台のスケジュールが決まってきて、1月5日には久しぶりにドラマにも出る。
今、一番の楽しみの舞台は来年11月のストプレ『ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』です。
それまでにも何作もあるけど…。
あと、恒例のビルボード大阪などでのライブも早く発表してほしい^^





沙央くらまさんは退団してから舞台に立ってるのを観るのは初めてかも。
今回はヒロイン的な役を見事に演じてた。
これまでの舞台でダントツにこれが一番!って思うのは「カラマーゾフの兄弟」のアレクセイ役。
次は「オイディプス王」の羊飼いの役。「ロミオとジュリエット」の乳母役も良かった。

鳳翔大さんは宙組で大活躍してた男役。
雪組に組替えしてからはあまり印象に残ってないけど、やっぱり宙組時代が良かった。
「UNDERSTUDY」のラリー役と「逆転裁判」のラリー・バッツ役が特に印象に残ってる。
両方ラリーだけど・・・
ショーではみー、ちー、大の同期トリオが好きだった。
昨年、3人揃ってショーをやったみたいだけど知ってたら行きたかった。

「エルフ ELF The Musical」は、いつもならこの手の作品は苦手なんだけど、
主演二人を筆頭にキャストが良かったのと、児玉先生の演出が良かったので
最後まで飽きる事なく楽しめほっこりできた。温かい気持ちにもなれた。

2004年一路さん


2004年


1998年一路真輝




1991年「微笑みの国」スー・ホン王子





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最終更新日  2019年12月23日 02時48分49秒
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