2022年04月24日
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かなり久しぶりに一路真輝さんの生の舞台を観る事ができた。
2020年9月「愛しいクレアへ -冷蔵庫のうえの人生-」以来。

2006年5月日生劇場でエリザベートを演じて2010年3月のシアタークリエでのコンサートまでの
休業期間が一番長かったけど、それ以外では1985年雪組3番手になってからこんなに長く観られない事はなかった。
昨年、東京のみでの公演はやってたのですが(「刀剣乱舞」)、この公演はファンクラブでの
販売がなかったので行けなかった。

今日は、生の一路さんが久しぶりに観られた感動が大きかった。





内容など何も知らずに劇場に行くと、ストレートプレイだとばかり思い込んでたらミュージカルだった。
チラシ持ってたけど裏面まで観てなかった。


貧しい家庭で育てられないのに双子の男子を産んでしまった母親から、
子供がずっとできなくて悩んでた裕福な家庭の女性が双子のうちの一人を譲ってほしいと頼む。
貧しい母親はその女性に双子のうちの一人を譲る。
双子の二人は知り合ってしまい親友になっていく。その事で周りの人たちも含め不幸に落ちていくって話だった。
一路さんの役は裕福な家庭の子供ができなくて悩んでた女性の役。
久しぶりに狂気な世界を演じる一路さんが観られて感動だった。
「エリザベート」もある種狂気ですが、「アンナ・カレーニナ」の一路さんも強烈だった。
あと2014年「スワン」で看護婦のドラを演じた一路さんの深い芝居も忘れられない。
2019年、栗山民也さん演出の「リハーサルのあとで」の一路さんも強烈なインパクトで
再演してくれないかと思ってしまう作品だった。
2017年「トロイ戦争は起こらない」も忘れられない作品。この作品は映像化されたので観たくなれば観る事ができる。

いつでも観られますが、同じキャストで再演してほしいと願ってしまう作品のひとつ。



「リハーサルのあとで」




コロナで延期になってしまった「一路真輝 40周年記念コンサート」もそろそろ決まってほしい。
宝塚時代からの自分が演じた役の曲とオリジナル曲だけで構成してほしい。
特にオリジナル曲はアルバムの曲も歌ってほしい。


鈴木壮麻さん(前は鈴木綜馬さんで名前の漢字を変えたんだ…)は今回は一路真輝さんの夫役。
一路さんと鈴木さんは「キス・ミー・ケイト」と「エリザベート」で夫婦役を演じてる。
今回、夫婦役を演じてるのを観て懐かしく昔の作品の場面なんかが頭に浮かんできてた。
伊礼彼方さんは「アンナ・カレーニナ」の再演と再々演で一路さんと愛人役を演じた。
アンナ・カレーニナ(一路さん)の愛人ヴロンスキー役。実年齢の差はきっとあるんだろうけど、
凄く自然に見えた。
今回の伊礼彼方さんの役は狂言回し的な役。
ルキーニのようにいろんな役となってみんなを不幸へと誘っていく。
2幕になるとルキーニと言うよりもトート閣下になってたけど^^;

上演時間は結構長いのですが、時間が経つのが凄く早く感じられたのは作品の中に
入り込めてたって事かな。
すっごく長く感じる作品も多い中、今回の観劇は楽しめた。






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最終更新日  2022年04月25日 07時15分58秒
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