2023年01月26日
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2022年1月25日発売のユーミンの最新ライブ「深海の街ツアー」のBlu-ray。
このライブには5回行く事が出来た。
今だにもっと回数を生で観たいと思える完璧に作り込まれたショウだった。

ユーミンのコンサートは1981年から観てるけど、最近のツアーの充実感は凄いの一言です。
1981〜1982年「昨晩お会いしましょうツアー」、1982〜1983年「PEARL PIERCE ツアー」
1984〜1985年「YUMING BLOODツアー」 1986年「DA・DI・DAツアー」
1995〜1996年「KATHMANDU PILGRIM」がそれまでは特に好きなツアーでしたが、
最近の「宇宙図書館ツアー」「TIME MACHINEツアー」「深海の街ツアー」の3本が
今は一番好きなコンサートツアーです。

ユーミンが60代になってからの魅力と存在感は圧倒的。
正直、80年代の頃のように追いかけてまで観に行ったり、アルバムにハマったりする事は
ないだろうって思ってた。それが今は完全に覆されて80年代の頃以上にハマってるかも知れない。





1曲目 「翳りゆく部屋」



2曲目 「グレイス・スリックの肖像」



3曲目 「1920 」
4曲目 「ノートルダム」
5曲目 「深海の街」






6曲目 「カンナ8号線」



7曲目 「ずっとそばに」



8曲目 「What to do ? waa woo」







10曲目 「あなたと 私と」
11曲目 「REBORN ~ 太陽よ止まって」



12曲目 「散りてなお」
13曲目 「雨の街を」
14曲目 「ひこうき雲」

16曲目 「LATE SUMMER LAKE」



17曲目 「Hello, my friend」
18曲目 「ANNIVERSARY」
19曲目 「水の影」



アンコール
20曲目 「青い船で」



21曲目 「空と海の輝きに向けて」

Wアンコール
22曲目 「二人のパイレーツ」

トリプルアンコール
23曲目「卒業写真」





「深海の街ツアー」は派手派手しい明るいショウではなかった。
オープニングも重い曲が続きMCもオープニングから45分間まったくなかった。
ずっと歌とセリフのみで45分間、集中力と緊張感が途切れない構成。
改めてこのBlu-rayを観ても本当によく練り上げられてると思うし、
映像作品になっても生で観てる時の張り詰めた感じは体感できた。
とにかくユーミンのカッコ良さが半端ない。
5回観に行ったうち5回ともオープニングのユーミンの登場で自然に泣いてしまってた。
今の声で歌う1曲目の「翳りゆく部屋」の感動は強烈だった。
2曲目「グレイス・スリックの肖像」は本当に重い曲です。
オープニングから5曲の緊張感とスリリングな世界は「グレイス・スリックの肖像」が2曲目に
入ったから集中力が途切れずに引き込まれていったように感じる。
新しいアルバム「深海の街」から3曲目、4曲目、5曲目と繋がる構成は最高でした。
そして緊張感が一気にほぐれて気持ちが解放できる6曲目「カンナ8号線」
「カンナ8号線」をこんな使い方するのは凄いと松任谷正隆さんの構成力に感動した。
ここは「DESTINY」でも「埠頭を渡る風」でもなくて「カンナ8号線」なのが凄い。
7曲目「ずっとそばに」もこのツアーでかなり重要な1曲。
8曲目〜12曲目までの新しいアルバム「深海の街」から連続で歌うのも凄く良かった。
そして13曲目「雨の街を」はいきなりデビューアルバムから。
映像ではユーミンだけがモノクロで舞台は鮮明なカラー。この映像処理は素晴らしいと思う。
モノクロの今のユーミンが「雨の街を」を歌ってる。
14曲目「ひこうき雲」もデビューアルバムから。ドラムがいつもより力強くアクセントを付けていたのが印象的な「ひこうき雲」だった。客席で聴いてる時の方がドラムの強さを感じた。
15曲目「NIKE ~ The goddess of victory」の演出もカッコよかった。
そしてこのツアーで一番の盛り上がりになる16曲目「LATE SUMMER LAKE」
マグネシュームが炸裂する派手な演出。
17曲目「Hello, my friend」はコロナ渦で聴くのとコロナの1年前の「Time machine tour 」で
聴くのとでは感じる匂いや景色がまったく違った。
前回のツアーと連続でセットリストに入れたのは、この曲の感じ方の違いを知るためだったようにも思えた。
18曲目「ANNIVERSARY」も感動的な演出の中、みんな集中して聴いてた。
本編ラスト19曲目「水の影」は毎日緊張して生きてた2年間に一瞬、
心地良い脱力感を感じさせてくれた。この曲はアルバム出た時から好きな曲だけど
今回のツアーで聴いた「水の影」が一番好きです。

アンコール1曲目「青い船で」もアルバム発売時から強烈に好きな曲でしたが、
今回の「青い船で」は全てが特別に思えた。
ユーミンの声が信号のようになって頭の中に入ってくる感じだった。
「月をよぎる雲の色も 波のしぶきさえも 二度と同じ 姿はない 永遠の万華鏡」

アンコール2曲目「空と海の輝きに向けて」も元々好きな曲ですが、今、ユーミンが歌う事で
「こんなに良い曲だったんだ」と思えた。

ダブルアンコール「二人のパイレーツ」も前にツアーで聴いたのもラストの曲だったけど
前とはまったく違って聞こえた。
トリプルアンコール「卒業写真」
神戸では「タワー・サイド・メモリー」がトリプルアンコールだった。

Blu-ray二枚組で特典ディスクの方も凄く良かった。
リハーサルから神戸のツアーラストまでを追ったドキュメント風の映像。
ユーミンのマネージャーからの視点で撮影されてします。
アクシデントなど乗り越えての緊張感のあるツアーのドキュメントです。

ツアーラストの神戸


50周年ツアー「The Journey」のチケット争奪戦はこれまで以上に強烈です。
前半の第1期ツアーは思うように取れなかった。3公演はとりあえず確保。
第2期はもっと取りにくくなりそう。





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最終更新日  2023年01月26日 06時44分20秒
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