2023年03月10日
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中島みゆきさんの新譜が発売されました!
前作「CONTRALTO」からかなり久しぶりに感じたけど、意外と約3年後の新作。
外タレバンドのアルバムとか4年、5年ぶりって普通にあるから3年が長いとはまったく思わない。
オジー・オズボーンで言うなら2010年発売の「Scream」から超名盤「Ordinary Man」まで
10年も間が空いてた。その間、BLACK SABBATHの活動が入ってたのもあるけど。長かった。
「Down to Earth」から「Black Rain」の間も約6年待たされた。
オーストリアのブラックメタル「Belphegor」は2017年に「Totenritual」をリリースしてから
6年過ぎてもレコーディングのニュースはあったものの、まだ発売される気配はない・・・。

Amazonから昨日届いてて、今日、3回通して聴いた。

2010年以降は大きな変化はなく安定させ続けてる印象です。
安定させ続けるのも大変な事だと思う。
1980年代半ばの頃のようなドキドキやサウンドに熱くなるのは薄れてしまったようにも思いますが。

1曲目「倶に」
2曲目「島より」
3曲目「十年」
4曲目「乱世」
5曲目「体温」
6曲目「童話」
7曲目「噤」
8曲目「心月」

10曲目「夢の京」





今は8曲目の「心月」がずっと頭の中をぐるぐるしてる。
ずっとこの曲のように思ってた頃の事を思い出して懐かしく感じたり、
まだ自分にそんな思いが少しは残ってるのかと考えてみたり。
知らない間に夜が明けてて、開き直りと近いようだけど、また全然違った明るい世界しか

年齢のせいだと思うけど、何の不満も怒りも感じなくて、楽しいことや好きな物だけ観て
毎日が過ぎてるように感じる。 不満を感じる時間が1秒でも勿体なさすぎる。
あと10年かも、あと20年かも、明日かも知れない命を嫌な事や観たくない物に
1秒でも使いたくなくなった。 趣味が多過ぎてそれだけのみに時間を使いたい。
知らなくていい事が多すぎるのに情報が溢れ過ぎて勝手に耳に入るのを遮断してから
ストレスもなくなった。
「心月」を初めて聴いた時、歌声やメロディや言葉に自分の奥底に
まだ完全に澄んでる部分があるのか探ってみた。

7曲目「噤」も最初に聴いた時に、野鳥の「ツグミ」の姿が浮かんだ。
野鳥のBlu-rayを観てたり、野鳥図鑑を持ち歩いたりする事が増えてる。
自分が撮った野鳥の写真も溜まってきたので載せようと思ってる。
野鳥の事も何度か書いたように思う。
庭の梅の木には毎朝、いろんな野鳥が来て声を聞かせてくれてる。
毎朝、そっとカーテンを開けて枝に来ていないか確かめてる。
一度、少し寒い日にツグミらしき鳥が枝に止まっていたのですが、
はっきり確認する前にこっちに気づいて飛んでしまった。
Blu-rayの映像で鳴いてる姿やぴょんぴょん飛んでる姿が印象的でした。
渡り鳥なので夏になると違う国へ渡ってしまい、声が聞けなくなるので「つぐみ」らしい。
梅の木も3階のベランダにまで届くほど大きくなって毎年剪定してもらうのも大変になってきた。
口をつぐんで黙り込む「沈黙こそ金」的なことはこのアルバムの「天女の話」にも出てくる。
それと「♪黙っているのは卑怯な事だとおしゃべり男の声がする」って歌詞も浮かんでくる。
このアルバムで「心月」の次に気に入ってる曲です。

9曲目「天女の話」は「蕎麦屋」を何となく思い出す楽曲。
この「えみちゃん」ってどうしても上沼恵美子さんの顔が浮かんでしまう。
一度、そう浮かんでしまうと上沼恵美子さんが椅子ごとにじり寄ってくる姿しか浮かばなくなる。
「心斎橋まで1時間」って歌詞があるのですが、上沼恵美子さんが住んでる箕面から心斎橋まで
電車なら約1時間・・・。3番の歌詞の内容も上沼さんそのものしか思えなくなってしまう。
youtube の「上沼恵美子ちゃんねる」にも第一回が始まってすぐに登録してる。
「海原千里・万里」時代からLPもシングルも全て買ってた。
でも、自分はどちらかといえばお姉ちゃんの「万里さん」の方が好きでした。
「上沼恵美子ちゃんねる」にはお姉ちゃんもよく登場するので本当にうれしい。
歌声に関してもお姉ちゃんの低い声での歌声が好きだった。
フランク永井さんの「大阪ろまん」をカバーしてる万里さんの歌声が特に好きだった。
「大阪ろまん」って曲自体、小学生の頃から好きだった曲なのもあって万里さんが歌ってるのは
うれしかった。
漫才のネタの中ではお姉ちゃんは美空ひばりさんのカバーをよくしてたのですが、
これも低音部分が絶品でした!
万里さんのソロ曲はかなり少ないのですが、「こいさんのラブ・コール」も
万里さんのソロだったような気がする。
もっとフランク永井さんの名曲のカバーをもっとお姉ちゃんの声で聴きたかった。

テクニックや歌唱力ではそりゃ上沼さんの方がずっと上かも知れないけど、お姉ちゃんの歌声が
子供の頃から凄く好きだった。

3回通して聴いてみて、この3曲が特に心と頭に残った。

今、中島みゆきさんの楽曲で一番好きな曲は?って聞かれたら「噂」って即答する。
この10年ほど、この曲のカッコ良さにハマり続けてる。
発売当初から好きだったのですが、1987年「Suppin Vol,1 」ツアーの
オープニングで歌われて、そのカッコ良さにさらにハマってしまった。
みゆきさんの歌唱も全ての楽器の演奏が最高すぎる。アレンジが天才すぎるし。
「Suppin Vol,1 」でのアレンジもスタジオバージョン以上に最高だった。

「孤独の肖像」が次に好きな曲。「孤独の肖像1st.」じゃなく元の「孤独の肖像」の方が
断然、気に入ってる。
「1986年 歌暦-恋唄-」の時に弾き語りした「孤独の肖像」はオリジナルの「孤独の肖像」を
弾き語りで歌っただけのもので「孤独の肖像1st.」とはまったく違うものでした。
その1年前の国技館で白いドレスで歌った「孤独の肖像」は最高だった。
「♪隠して心の中 うずめて心の中…」の繰り返しで次第にステップが激しくなっていくダンスも
最高にカッコ良かった!ライトも次第に巨大なセットを赤く染め始めていく。


1984年ツアー。「まつりばやし」の時のような気がする。


1984ツアーのパンフのおまけに付いてたレインボーピック



自分はやっぱり後藤次利さんのアレンジが一番好きだった。
瀬尾一三さんも嫌いじゃないんだけど、安定感を楽しむには瀬尾さんがいいのかも。
2010年以降、アレンジや演奏でゾクゾクする事はかなり少なくなったかも知れない。
瀬尾さんのアレンジだと「ふたつの炎」「心守歌」「MEGAMI」「吹雪」「新曾根崎心中」
「ジェラシー・ジェラシー」「たかが愛」「お月さまほしい」「闇夜のテーブル」
「トーキョー迷子」「顔のない街の中で」のアレンジがゾクゾクする。
「夜会 Vol,1」での「毒をんな」のアレンジも好きだった。ノブさんのコンガが最高だった。
(オリジナルの方が好きだけど)





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最終更新日  2023年03月10日 04時54分24秒
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