2023年04月14日
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1982年12月5日発売の研ナオコさんの30枚目のシングル。







A面「ふられた気分」
作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 クニ河内さん

この曲は1978年3月25日発売の大ヒットシングル「かもめはかもめ」のB面に「ふられた気分で」の
タイトルですでに発表されてた曲です。
アレンジを大幅に変えてシングルA面としてリレコーディングされ発売されたもの。
この曲は中島みゆきさん本人も70年代後半〜80年代前半のコンサートでは何度か歌われました。
1978年版「ふられた気分で」はヴァイオリンのジャジーなフレーズから始まるバージョン。
1982年版この「ふられた気分」はおとなしい目のピアノを前に出したイントロから始まるバージョン。

1982年版の間奏のトランペットソロがめちゃカッコいいので、少しだけ1982年版の方が好きかも。

中島みゆきさんは1979年春のツアーでは、1978年版のヴァイオリンで始まるアレンジで歌っています。
この時、この曲を紹介するMCでは「ふられた気分」と言っています。「で」はこの時すでに取られてる。
ギター、ヴァイオリン、ベース、トライアングルの演奏だったように思う。

1982年「寂しき友へ ll 」の時にこの曲を歌った時は、イントロから1番サビまでみゆきさん一人での
弾き語り、サビからリードギターが絡んでくるアレンジ。
間奏からベースとローズピアノも加わって1979年ライブバージョンよりも華やかなアレンジでした。
この曲の前に「あばよ」を弾き語りで歌って、そのままこの曲に突入する構成でした。






B面「おもいで河」
作詞・作曲 中島みゆきさん  編曲 若草恵さん

この曲は1978年8月発売の中島みゆきさん6枚目のシングルのカバー。

マンドリンのインパクトあるイントロで始まるシンプルなリズムが印象的な名曲。
その4年後、若草恵さんはロック色を出してやや複雑な構成とアレンジになっています。
初めて聴いた時は、しっくり来なかったのですが、今では凄く好きなアレンジです。
2番終わりの間奏からベースの盛り上がりからのサビ繰り返しは絶品。

中島みゆきさんが「おもいで河」をコンサートで歌ったのは1984年「明日を撃て!」ツアー。

たしか衣装を変えたみゆきさんが登場してこの歌を歌い始めたように思う。
スタジオ盤でのマンドリンのイントロのメロディはピアノが演奏。
この曲の後、すぐに始まる「ひとり」のシングルバージョンでの演奏は鳥肌ものだった。

「朝焼け」〜「あの娘」〜「タクシードライバー」〜「おもいで河」〜「ひとり」〜「カムフラージュ」
〜「まつりばやし(ロックバージョン)」〜「ばいばいどくおぶざべい」
ここのセットリストの流れは神だった! 
「朝焼け」って最近特にいい曲だと思うようになった。メロディも歌詞もアレンジも最高です。
「あ・り・が・と・う」の中なら「朝焼け」「サーチライト」「時は流れて」の3曲がダントツに好き。

次のコンサートではあまり歌わなくなったこの頃〜1980年後半までの曲が多く聴きたい。
次は「夜会」なのかも知れないけど。


中島みゆきさんの「夜会 VOL.3 KAN・TAN」のチラシ、ポスターが発表になった時、
この研ナオコさんのシングルジャケを思い出した人が多かったんじゃないかと思う。
自分たちも「ふられた気分」のジャケットの雰囲気に似てるので、
今回の夜会では「ふられた気分」を歌うのか?とか話してたのを思い出す。
体の角度と右手をポケットに入れてる所とか似てる。研ナオコさんがジャケット着てなかったら
かなり似てる。上着で隠れてるけど研ナオコさんもサスペンダーしてるし。





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最終更新日  2023年04月14日 04時00分55秒
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