2024年05月04日
XML
夏木マリさんの1979年3月21日発売の15枚目のシングル。
A面、B面ともに中島みゆきさんのカバー。






A面「さよならの鐘」
作詞・作曲 中島みゆきさん  編曲 船山基紀さん

この曲は1978年にグラシェラ・スサーナのために中島みゆきさんが書き下ろした曲。
翌年の1985年4月にも中島みゆきさん本人がアルバム「御色なおし」の中でセルフカバーしています。
グラシェラ・スサーナのバージョンはシンプルで静かなアレンジです。
サビの息継ぎが苦しそうだと言う点と間奏がちょっと適当な印象しかあまり残っていないけど、
夏木マリさんのバージョンはオケもアレンジも凝っていてドラマチックです。

オリジナルとメロディを少し変えてる点が多少、気になるけどシャンソンのように
作り込まれてるのでメロディーを変えたのも効果的なのかも知れない。

本家、中島みゆきさんのセルフカバーバージョンはかなり派手にロック色も強めでインパクト大。
アレンジは 山下三智夫さん&クリスタルキングが担当しています。

中島みゆきさんが「さよならの鐘」を初めてライブで歌ったのは1979年の秋の全国ツアー。
コンサートもラスト間近かにみゆきさんの弾き語りで歌われた。
イントロは鐘の音を表現しているように、5弦、6弦のみ白玉で4小節弾いてから
アルペジオで歌が入るアレンジ。
この時から「♪ 私のすべて〜あなたがすべて〜」まで最後まで一息で歌っていました。
2番終わりの間奏はAメロをギターで演奏。

次に歌われたのは1985年「のうさんきゅう」ツアー。

「最愛」を1コーラス歌った後に派手にブラスセクションの演奏が入って2番から歌った。
「♪思い出すたびに泣いて暮らすは」から。
歌の中でトランペットがかなり目立って入ってくるアレンジでした。

それからは1991年「夜会VOL.3 KAN(邯鄲)TAN」までセットリストに入ってなかった。


B面「朝焼け」


1977年6月発売3rdアルバム「あ・り・が・と・う」のB面1曲目収録のカバー。
この夏木マリさんのバージョンのアレンジは秀逸です。
コンガの音が心地良く、ひょっとして斎藤ノブさんだったりして。
ラテン歌謡なカッコイイアレンジで大好きなバージョンです。

オリジナルの「朝焼け」は当然、最高です!
もの凄い回数聴いてると思う。
ブルースハープが楽曲の印象を更に良いものにしています。
それとストリングスのアレンジが美しくて凄く好き。

「朝焼け」は1978年春のツアーでの演奏がインパクトが強かった。
ギターをポロンと鳴らすといきなりブルージーなスキャットを歌い出すイントロは最高でした。
ギター1本で歌う「朝焼け」が凄く好きだった。
あのギター1本で歌う「朝焼け」はもう二度と聴けそうにないなぁ。

次は1984年「明日を撃て!」ツアーの中で歌われました。
この時はコミカルなMCで始まる構成でした。
ウクレレのストロークから始まる編曲。落ち着いた大人のラテンの演奏でこのアレンジも好きだった。曲中もかなりウクレレの音を前に出しています。

「夜会VOL.6 シャングリラ」の中でも歌われた。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年05月04日 05時43分55秒
[中島みゆき・ 松任谷由実] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: