2024年09月03日
XML
カテゴリ: フォーク
フォークシンガー・ソングライターの「みなみらんぼう」さんが1980年に発売したシングル。

みなみらんぼうさんを聴き始めたのは天地真理さんがライブでカバーしたのを聴いてからです。
「ウイスキーの小瓶」は天地真理さんのライブ盤にも収録されています。
1976年11月大阪のキャバレーワールドでのショーでも歌われました。
天地真理さんがは1971年のデビューから多くのフォークの曲をカバーしています。
元々、ギター弾き語りのフォークシンガーだったので当然ですが。
渡辺プロダクションに所属してなくてヤマハのままで活動してたら、
まったく違ったシンガーになってたと思う。
ジョーン・バエズに憧れて歌手になったのは有名な話で、そんな天地真理さんが

でも、ライブでは海外のポップ、ロック、フォークを中心にセットリストが組まれてた事が
多かったのでやりたい事は十分にできてたと思う。
オリジナル曲も歌謡曲のアイドル曲とは少し違ってた曲も多かった。

天地真理さんの影響で最初に買ったみなみらんぼうさんのレコードは
「武蔵野詩人~みなみらんぼうの世界~」でした。
「ウイスキーの小瓶」が収録されてる1stアルバムで、これを聴いてからいろいろと
他の曲も聴き始めた。







A面「落葉の汽車」
作詞・作曲 みなみらんぼうさん  編曲 千代正行さん

1980年10月21日発売。
この曲が明星チャルメラのCMに使われていました。そのCMが優しく物悲しさもある映像で

この頃、フォークシンガーがチャルメラの曲を担当する事が何作か続いたと思う。
かまやつひろしさん、永井龍雲さん、チャゲ&飛鳥、村下孝蔵さん、
そしてみなみらんぼうさん。
中でもこの曲は夕暮れの寂しさを感じさせる他の曲とは違っていたように思う。
村下孝蔵さんの曲も凄く好きでしたが、この「落葉の汽車」は何かずっと頭の中に残ってた。



B面「母の背で覚えた子守唄」
作詞・作曲 みなみらんぼうさん  編曲 千代正行さん

このB面曲を聴いたのは多分40年ぶりぐらいだと思う。
この曲も寂しげで哀しい曲ですが、現在聴くと温かさも感じられ優しく胸に響く。
曲の中で出てくる「♪母の背中で覚えた歌はゴンドラの子守唄」は
きっと松井須磨子さんの「ゴンドラの唄」のことだろうと思う。
「ゴンドラの唄」は何百人がカバーしてるのかわからないほど歌手に歌われている曲。
オリジナル音源は芝居の中で歌われてるかのようなセリフの間に歌われています。
自分は並木路子さんがバージョンが優しさも穏やかさも感じられ一番好きです。
「生きる」の中で志村喬さんがぼそぼそと歌うバージョンも何度あの場面で聴いても胸が熱くなる。田端義夫さんが歌うバージョンも胸を打ちます。
田端さん独特のビブラートが「ゴンドラの唄」に凄く合っていて何度聴いても涙腺にくる。
森繁久弥さんの個性の塊のような歌唱も好きです。

「母の背で覚えた子守唄」の話だった。
この曲はセルフカバーで1973年に一度シングルA面として発売しています。
1973年のアレンジはもっとテンポが早く歌謡曲のような感じでしたが、
新たにレコーディングしたバージョンは完全に物悲しいフォークになっています。
どちらのバージョンもそれぞれに凄く良い!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年09月03日 06時49分27秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: