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The Stylisticsの1974年発売のシングル。昨日、ブログのカウンター見たら1600万アクセス超えてました。毎日、毎日よく書く事あるな…と自分でも思ってしまう。でも、まだまだこれまでに聴いてきた音楽や映画など書けていないものが多すぎる。A面「Heavy Fallin' out」(邦題「ヘビー」)スタイリスティックスの曲の事も何度も書いてるけど、この曲を忘れてた!5枚目のアルバム「HEAVY」からのリードトラックで第一弾シングルカット曲。アルバムではA面4曲目(A面ラスト曲)に収録されています。少し前に第二弾シングルカット曲「Star On A TV Show」(邦題「君がテレビ・スターなら」)の事を書いたと思うけど、この曲の方がさらに自分好みです。アレンジはヴァン・マッコイです!そりゃカッコいいわな…と妙に納得。アルバム収録のオリジナルは5分20秒なのですが、7インチシングルバージョンは3分28秒。シングルバージョンは後半に超高音で「Heavy〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」とロングトーンで伸ばす所からフェードアウト。アルバムバージョンはそのロングトーンの後も曲は続きます。アウトロ的な繰り返しですが、あるのとないのとでは、かなり印象が変わる。大人のソウルな世界。イントロのカッコ良さは強烈です!そしてファルセットボイスが心地良くてゾクゾクします。ストリングスアレンジも美しくて聴くたびに感動させられる。あまり有名な曲じゃないかも知れないけど、大人のソウル、ファンクを感じられるこの曲はもっと知られてほしい。(今さらですが…)B面「Go Now」この曲もアルバム「Heavy」に収録されていてB面2曲目に入っています。Airrion Loveの低音ボイスをリードボーカルにフィーチャーした名バラードです!一見、地味な印象の楽曲ですが、とんでもなく美しい楽曲です。Russell Thompkins, Jr.のファルセットボイスと絡み合う部分も鳥肌ものです。もっと二人で歌ってる部分を長く聴かせてほしいと聴く度に思ってしまう。ファードアウトが早すぎる^^;
2024年10月28日
フランスのシンガー「Sylvie Vartan」が1978年3月に発売したシングル。1978年といえば日本でもディスコ・ブームが盛り上がっていて、街に流れてる音楽のほとんどがディスコサウンドだったように思う。日本でも「スリー・ディグリーズ」「ドナ・サマー」「ビージーズ」「Earth, Wind & Fire」「アバ」「コモドアーズ」「ポインター・シスターズ」など洋楽ディスコブームでした。そしてフランスの大スター「Sylvie Vartan」も当然のようにディスコサウンドを取り入れる。元々、「シルヴィ・バルタン」はポップス、ロック、ジャズ、シャンソン、ブルースなどジャンル問わない音楽性で有名。A面「Disco Queen」(邦題「愛しのジョニー」)フランス語でのソウル/ファンク、これがめちゃくちゃカッコいい!!アレンジはモロに1977〜78年頃にアメリカで大ヒットしてるサウンドそのものです。19枚目のアルバム「Fantasie」の3曲目に収録されています。このアルバムがまたカッコ良くて、シルヴィ・バルタンの自分が持ってるアルバムの中では一番好きかも知れない。この曲のMVも作られて、男性ダンサー4人との振り付けもきっちり作られていました。1978年だとMVを流せる番組がほとんどなかったために、この振り付けは浸透しなかった。「スリー・ディグリーズ」のように日本のテレビに何度も出演して振り付けをみんなが覚えてディスコでも真似て踊ってる人は多かった。昨年行った「スリー・ディグリーズ」のライブでも観客は振り付けをあの当時のまま覚えててみんな踊ってた。シルヴィ・バルタンはテレビの露出も少なかったので仕方ない。来日もこの曲が収録されてるアルバムのツアーで7回目の来日コンサートツアーでした。この曲は「クラウディア・バリー」も歌っていますが、どっちが先なんだろ?「クラウディア・バリー」のタイトルは「Johnny, Johnny Please Come Home」で邦題は同じ「愛しのジョニー」です。「クラウディア・バリー」のバージョンはコンガのリズムも前に出してラテン色強めのディスコサウンドになっています。B面「SIDERE SIDERAL」この曲はアルバム未収録のシングルB面と12インチシングルでしか聴けなかった曲です。「Disco Queen」と同じくディスコサウンドの気持ちいいアレンジです。この曲もMVらしきものは存在してて振り付けも男性ダンサー4人とで合わせて踊っています。イントロからカッコよくて、編曲自体ならA面よりも好きです。ピンク・レディーのファンクナンバー「マンデーモナリザ・クラブ」のイントロがこの曲のイントロと似てて都倉俊一さんは意識して作ったのかも知れない。
2024年09月23日
バリー・ホワイトがプロデュースしたアメリカの女性3人組のソウルグループ「Love Unlimited」のための40人編成のバックオーケストラ「The Love Unlimited Orchestra」を結成。このシングルはA面が「The Love Unlimited Orchestra」のインスト、B面が「Love Unlimited」の曲。A面「Love's Theme」この曲はレコード会社を移籍した第一弾のアルバム「Under the Influence of... Love Unlimited」の1曲目に収録されているオープニングのためのインスト曲。日本ではキャセイパシフィック航空のCMテーマに使われて多くの人が知る事になった。このオーケストラのメンバーは凄くて、David T. Walker、Ray Parker, Jr、Lee Ritenour、Nathan East、Wah Wah' Watson、Ernie Watts、Wilton Lewis Felder …凄いメンバー・・・・。だから、この音が出せたんだと納得。B面「Under The Influence Of Love」(邦題「恋のお蔭で)この黒人女性3人組のソウルグループ「Love Unlimited」はダイアナ・ロスが所属してた3人組のグループ「The Supremes」の前座としてステージに立ったら、メインの「The Supremes」を完全に食ってしまい、圧倒されてしまった「The Supremes」は翌日には「Love Unlimited」を出演させなくなったという逸話も残ってます。確かに「Love Unlimited」の声量やコーラスの素晴らしさは凄すぎる。この曲の演奏ももちろん、あの凄いメンバーのオーケストラの演奏です。この曲とにかくカッコイイので知らない人は聴いてほしいって思う。Barry Whiteのプロデュース力の凄さと天才ぶりを感じる。
2024年08月26日
ドイツの3人組のディスコグループ「コズミック・ギャル」のシングル。ピンク・レディーのカバー第二弾として「渚のシンドバッド」が発売されました。第一弾は大ヒットした「ウォンテッド」です。A面「渚のシンドバッド」(「Sindbad」)ボニーMサウンドに乗って、ここに蘇るってジャケットに書いてるけど・・。個人的には「ウォンテッド」の方がサウンドも歌唱もカッコ良かったように思う。たしか女性1人と男性2人の3人だったと思う。ディスコでも流れてたけど、ピンク・レディーのオリジナルがお遊びで流れた時の方が盛り上がってた。ビートもアレンジもピンク・レディーのオリジナルの方がずっとレベルが高いのですが、このカバーバージョンも当時はよく聴いてた。聞き比べると昭和の日本の歌謡曲って凄いって事がよくわかる。「ウォンテッド (指名手配)」にしてもビクターのビッグバンドの演奏力の高さがよくわかる。「渚のシンドバッド」のリミックス物なら 「BIO R, ACID MIX」が一番好きです。 海外のアーティストがピンク・レディーをカバーしたのをいくつか聴いたけど、結局は二人の歌唱の個性には勝てないのだとよくわかった。ピンク・レディーのカバーをシリーズ化するのかと思ってたらこの曲で終わりでした。ディスコサウンドなら「ペッパー警部」をアレンジする方がカッコいいと思う。「レディーX」もめちゃくちゃカッコ良いビートの曲なのでカバーしてほしかったようにも思うけど、オリジナルが完璧すぎるので何をしても良くは聞こえないかも知れない。アルバム・バージョンの方がさらにボーカルがカッコ良い!「UFO」のB面だったのが勿体なさすぎる名曲です。「ドラゴン」もファンクなノリなので少しいじるだけで完璧なディスコ用の曲にできる。そういえば「ドラゴン」はライブで一度も聴いた事がないように思う。「事件が起きたらベルが鳴る」はまさかの再始動ライブでセットリストに入った事があって狂喜乱舞。「アダムとイブ・スーパーラブ」も完全なソウルナンバー。それこそコズミック・ギャルがこのままのアレンジでやっても違和感ないと思う。B面「ジェイ・ウォーク」 バイオニック・アンリミテッド「ラヴ・アンリミテッド」ではありませんwまあ「ラヴ・アンリミテッド」と間違える人もいないとは思うけど。そういえばこの前、昔買ってた「ラヴ・アンリミテッド」のベスト盤のLPが出てきて聴いてたら感動!凄い!「ラヴ・アンリミテッド」の声とハーモニー!黒人女性3人組のグループの事をいろいろとずっと書いてるけど「ラヴ・アンリミテッド」の事を書いていない事に気付いた。あのシュープリームスの前座に登場してメインを完全に食ってしまったという事でも有名です。あまりの凄さに次の日から前座を降ろされたとか・・・。その事は語り継がれています。この「ジェイ・ウォーク」は普通にカッコ良いディスコサウンドです。かと言って何度も聴こうとは思わないけど・・・。
2024年08月23日
Stanley ClarkeとGeorge Dukeが「The Clarke/Duke Project 」として3枚のアルバムを作った。そのうちの1983年発売「Project II」からのシングルカット曲。Stanley Clarkeはアメリカのジャズ/フュージョンのベーシスト、George Dukeはアメリカのシンガーソングライター/キーボーディスト、その二人がジャズ、ファンク、R&B、POPを融合させた音楽を作っていたプロジェクト。A面「Heroes」(邦題「ヒーローズ」)作詞・作曲 George Duke1作目の方が人気だとは思うけど、自分は2作目が特に気に入ってる。3枚の中で一番売れなかったので地味な感じもするけど好きな曲が多いアルバム。1曲目「Put It On The Line」が凄く好きだった。ASIAとTOTO足したようなイメージだった。この曲を初めてヘッドフォンで聴いた時の気持ち良さに驚いたのを思い出す。やっぱり久々に聴いたけどカッコいい!印象的なGソロも凄く良い!ちょうどこの頃ブレイクしてたMichael Sembelloもギターで参加しています。疾走感のある洗練された音が最高です。B面「Atlanta」(邦題「アトランタへの道」)作曲 Stanley ClarkeミディアムテンポのGソロ中心のインスト曲。アルバムラストに収録されている曲です。ストリングスのアレンジも凄く良くて聞き入ってしまう。
2024年07月29日
ドイツのR&B、ユーロディスコの「Silver Convention」最大のヒットシングル。1975年9月発売。少し前に書いた「Get Up And Boogie」が、この「Fly, Robin, Fly」の次に売れたシングルです。前にも書いた通りにこの曲も、1996年に一路真輝さんが主演で日本初上演され、日本で超大ヒットとなったミュージカル「エリザベート」を作り上げた二人が作詞・作曲しています。作詞、そしてこの曲が収録されてるアルバムをプロデュースしたのがミヒャエル・クンツェ。この頃はまだステファン・プラガーと名乗っていました。作曲はシルベスター・リーヴァイ。この二人は1975年の時点でコンビを組んでいました。A面「Fly, Robin, Fly」作詞 ステファン・プラガー(ミヒャエル・クンツェ) 作曲 シルベスター・リーヴァイ歌詞は「♪ Fly, Robin, Fly Fly, Robin, Fly Fly, Robin, Fly Up up to the Sky」を何度も歌うだけです。久しぶりにボリュームをデカめにしてこのアナログ盤で聴いてみたら、まず思ったのが、ドラムの音がめちゃカッコいい!って事とストリングスがディスコサウンドのど真ん中の王道で気持ち良く乗れてしまう。この曲はアメリカでも大ヒット!ビルボード1位になり3週間も1位を維持。150万枚の大ヒットになった。デビューアルバム「Save me」の3曲目に収録されています。アルバムからの第二弾シングルのこの曲が大ヒット。第一弾シングルの「Save me」は大ヒットにはならなかったけど、ヨーロッパの一部ではヒットしました。B面「Chains of Love」作詞 ステファン・プラガー(ミヒャエル・クンツェ) 作曲 シルベスター・リーヴァイアルバムB面2曲目に収録されてる曲。美しくメロウなダンスナンバーです。アレンジがイントロからカッコよくてバンドの演奏に耳が行ってしまう。海外では「Fly, Robin, Fly」のシングルのB面は「Tiger Baby」です。日本のみ「Chains of Love」がB面に選ばれました。
2024年07月23日
ドイツのR&B、ユーロディスコの「Silver Convention」の大ヒットシングル。1976年3月発売。何と!! この曲はあの大人気ミュージカル「エリザベート」の楽曲を全て製作した「シルベスター・リーヴァイ」と「ミヒャエル・クンツェ」の二人が作った曲です。「Silver Convention」の最大のヒット曲(このシングルの前)「Fly, Robin, Fly」も作曲して1975年に「Fly, Robin, Fly」でグラミー賞を受賞しています。A面「Get Up And Boogie」(邦題「恋のブギー」)作詞 ステファン・プラガー(ミヒャエル・クンツェ) 作曲 シルベスター・リーヴァイ歌詞は「♪ That's Rights ! Get Up And Boogie Get Up And Boogie」のみです^^;もう歌詞なんて特に必要ない!って感じでディスコで気持ち良く踊るためとこのリズムを楽しむためのディスコファンク。キーボード演奏はシルベスター・リーヴァイです!女性3人組のボーカルグループは好きでこれまでにも多く書いてるけど、その中ではそれほど聴き込まなかったグループかも。売れてた期間が凄く短かったので、楽曲もそれほど知られていません。1975年〜1977年がピークです。「The Three Degrees」「Pointer sisters」ほどのインパクトはないけど、若き日のシルベスター・リーヴァイが作り上げた曲だと思いながら楽しめる。2ndアルバム「Get Up And Boogie」の1曲目に収録されています。B面「I Like It」作詞 ステファン・プラガー(ミヒャエル・クンツェ) 作曲 シルベスター・リーヴァイこの曲は1stアルバム「Save Me」の2曲目に収録されていた曲。キャッチーで心地よいディスコサウンドです。この曲でも歌詞はほとんどない感じです。まあ、当時のディスコはそんな曲が山ほどあったので驚くことでもないんだけど。それにしても、あの「エリザベート」や「レディ・ベス」「MA」「モーツァルト」を作り上げたシルベスター・リーヴァイがミヒャエル・クンツェが1970年中頃からのディスコブームに乗ってディスコサウンドをかなりの曲数作り上げてたミュージカルファンは少ないんじゃないかと思う。
2024年07月15日
アメリカのボーカルグループ「First Choice」のヒットシングル。1973年3月発売。「First Choice」も大好きな「The Three Degrees」と同じフィラデルフィア・ソウルと呼ばれる都会的なソウルミュージックの中のひとつ。(フィラデルフィア・サウンドとも70年代前半は呼ばれてた)ブログでよく書いてる「The Stylistics」も「Blue Magic」もフィラデルフィア・ソウルです。黒人女性の3人組ボーカルグループにはなぜか惹かれて、いろんなグループのレコードを買った。その中では比較的、地味な存在かも知れないけど「First Choice」もなかなカッコ良い3人です。A面「Armed and Extremely Dangerous」(邦題「暁の非常線」)この邦題見ると二谷英明さんとか谷隼人さんとか本郷功次郎さんとか刑事ドラマの主要人物の顔が頭に浮かぶ。夏夕介さん、藤岡弘さんも刑事ドラマによく出てたイメージ。中学生になるとテレビ自体あまり見なくなったから小学生の頃の印象です。邦題とはイメージがかなり違う曲調です。コンガが前に出てるラテン調のややハードで派手なノリの楽曲です。アメリカでもイギリスでもヒットして日本でもそれなりに話題になっていたようです。歌のクオリティは完璧なカッコよさで文句のつけようがないとにかく楽曲自体がめちゃくちゃカッコいい!B面「Gonna Keep On Lovin Him」A面の「Armed and Extremely Dangerous」よりもこのB面の方が凄く気に入ってて良く聴いた。QUEENの「Pain Is So Close To Pleasure」を初めて聴いた時にこの曲に影響されたのかもと感じたことを思い出した。こんなアレンジとノリの曲は山ほどあるから違うんだろうけど。「Pain Is So Close To Pleasure」が凄く好きなのも、この曲があったからかも知れない。アルバムも6枚ほどしかリリースしていないようですが、自分が持ってる1枚はカッコ良い曲だらけです。レコード盤をいろいろ整理して
2024年07月11日
アメリカのR&B、Soul コーラスグループ「The Emotions」の大ヒットシングル。1977年6月9日発売の超大ヒットシングル!当時を生きてた人なら、この曲を知らない人も少ないと思う。ディスコに行ってなくても、どこかで必ず耳にしてると思う曲。3人組の黒人女性コーラスグループは好きなグループが多くて、「The Emotions」もその中の一つ。「The Three Degrees」「The Pointer Sisters」の事はよく書いてるけど「The Emotions」の事を書くは初めてかもしれない。1976年のアルバム「Flowers」からモーリス・ホワイトがプロデュースするようになって演奏も「Earth, Wind & Fire」が担当!贅沢すぎるアルバム。A面「Best Of My Love」作詞・作曲 Maurice White Al McKayこの曲、いつ聴いてもカッコ良すぎる!「Earth, Wind & Fire」の演奏も最高で3分40秒で終わってしまうのが勿体無い。この曲はロングヴァージョン的なものは当時はなかったように思うけど、後にいろいろとClub Mix的なものは多く出てきた。1977年は12インチシングルはまだメジャーなくて発売される事もほとんどなかったと思う。80年代…1982年辺りから一気に12インチシングルが大ブームになっていろんなヴァージョンを発表するアーティストが増えた。ダンス系だけじゃなくROCKもMETALも12インチヴァージョン作るようになった。それにしてもこの曲のリズムのカッコ良さは鳥肌です。3人のボーカルも驚異的な歌唱力だし「Earth, Wind & Fire」の演奏は神がかってる。B面「A FEELING IS」作詞・作曲 Sheila Hutchinsonアルバム「Rejoice」の2曲目に収録。1曲目は「Best Of My Love」です。気持ち良く跳ねるリズムで3人の声も明るく軽く心地いい。演奏の素晴らしさと本物の歌声の力を感じさせてくれる。Earth, Wind & Fireの大好きな曲「Boogie Wonderland」のあのコーラスは「The Emotions」です!
2024年06月28日
アメリカのソングライターでもあるシンガー「Donna Summer」の1978年9月24日発売のシングル。この曲は1968年に俳優でもあり歌手でもあるリチャード・ハリスがリリースしてヒットさせた曲。7分30秒もある長尺の曲を名優のリチャード・ハリスが歌うと映画を観てるようにドラマチックに感じられる。その曲をダンスナンバーとしてドナ・サマーがカヴァーした。リチャード・ハリスと言えば…でまず思い出すのは「カサンドラ・クロス」と「オルカ」の2作品が印象に強く残ってる。1975年〜1980年代前半頃が一番映画館に通ってた時期でその頃に大画面で観た映画は一生、心に残り続ける。A面「MacArthur Park」B面「MacArthur Park Part2」この曲自体、数え切れない大物アーティストがカヴァーしています。ダイアナ・ロス、フランク・シナトラ、ライザ・ミネリ・・・。この曲の歌詞は理解するのは難解な歌詞だと言われています。訳詞を読んでも昔はよくわからなかったのですが、今なら何となくわかってきました。昔は哲学的な何かを含んでるとか、反戦のテーマが裏テーマとしてあるんじゃないかとか、いろいろ深読みしてたけど、これは熱烈な愛の歌で時間をかけて育んだ愛がもろく崩れてしまった。もう戻ることはできない・・・とストレートに無くした愛を歌っている曲です。超絶歌ウマのドナ・サマーの熱唱で聴くと何百回聴いてもいつもゾクゾクする。A面とB面はアルバムでは繋がっているのですが、パート2はメインのメロディーが変わるタイミングから違和感なく始まります。アルバムではもっと長尺ですが、両面合わせて約6分40秒でもじゅうぶんに満足できます。完全なディスコナンバーに進化させたドナ・サマーヴァージョン最高です!ピンク・レディーがアルバム「We Are Sexy」の1曲目にこの曲を収録しています。「MacArthur Park~Heaven Knows」としてドナ・サマーのヴァージョンを忠実に再現するようなアレンジでめちゃくちゃカッコよく仕上がっています。アルバム「We Are Sexy」はその時のコンサートツアーの予習用、復習用とでも言えるセットリストに入ってたカヴァー曲で構成されています。ドナ・サマー率の高いセットリストでこのツアー最高にカッコよかった。「Heaven Knows」はドナ・サマーの12インチシングルのB面にも収録された名曲。日本でも「Heaven Knows」は単体でシングルカットされています。ドナ・サマーにどっぷりハマったのはピンク・レディーのおかげでもあって、10代半ば〜後半にかけて何度も観に行ったピンク・レディーのライブでは洋楽のカヴァーが半分以上を占めてる事が多く、そこから洋楽のディスコナンバーやソウルの魅力にはまった。ドナ・サマーの曲で、メロウで渋いソウルナンバー「Fascination」に最近凄くハマっててこの前から何度聴いたかわからない。良い曲なのでオススメ。アルバム「All Systems Go」に収録されています。このアルバム自体、すごい名盤だと思う。1987年のアルバムです。ソウルシンガーの中ではドナ・サマーの事を一番多く書いてるように思う。ベタなんだけどドナ・サマー、コモドアーズ、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの事が特に多く書いてるようにと思う。スリー・ディグリーズも多いかな。スリー・ディグリーズも良い楽曲だらけで聴き飽きない。
2024年06月22日
アメリカのソウルグループ「The Temptations」の1974年発売のシングル。この曲は1975年1月発売のアルバム「A Song for You」からの先行発売シングル。メンバーDennis Edwards - vocalsDamon Harris - vocalsRichard Street - vocalsMelvin Franklin - vocalsOtis Williams - vocalsA面「Happy People」作詞・作曲 Dennis Edwards, Lionel Richie, Jeffrey Bowen, Donald Baldwin演奏 The Commodoresこの曲の演奏はコモドアーズです!そして作曲にライオネル・リッチーが参加。1974年のコモドアーズは6月に「Machine Gun」でデビュー!そこからスター街道です。そのデビューの少し前にテンプテーションズのバンドとしてレコーディング。全米R&Bチャートで1位に輝く!アルバム「A Song for You」の1曲目のこの曲だけ演奏はコモドアーズだと知ったのは何年か前だった。他の曲もカッコイイんだけど、この曲は特に演奏の渋さに惹かれてた。この曲のライブバージョンを動画などもいくつか観たけど、どれもテンポが凄く速すぎて忙しない感じもするけど、振り付けと合わせて観るとめちゃくちゃカッコイイ!テンプテーションズはダンスも含めてがB面「Happy People (Instrumental)」演奏 The Commodores歌を抜いてるって事はコモドアーズって事になるのですが^^;バッキングコーラスは入ってるので。演奏だけで聴いてもまた違うカッコ良さに鳥肌です。A面とはMIXも違うのでインスト曲として単体でじゅうぶんに楽しめる演奏!コモドアーズの事も何度も書いてるけど、こうやって聴いてると「Natural High」とか「Midnight Magic」を聴きたくなってくる。10代後半の頃に友人でライオネル・リッチーとコモドアーズの熱狂的なファンがいたけど、今でもずっと好きでいるのかな・・・。コモドアーズ聴くようになったのはそいつの影響が大きい。知る事ができて良かったと思える音楽のひとつ。
2024年06月04日
アメリカのファンクバンド「Earth, Wind & Fire」の1981年9月発売のシングル。この曲は11枚目のアルバム「Raise!」に収録されています。アルバムは11月発売でリードトラックとして先行シングル発売されました。メンバー構成Maurice White –Lead vocals, kalimba, drumsPhilip Bailey – lead vocals, percussionLarry Dunn – Piano, SynthesizersRoland Bautista – GuitarsJohnny Graham – guitarsVerdine White – Bass guitarFred White – Drums, PercussionRalph Johnson – PercussionAndrew Woolfolk – Saxophoneアルバム「Raise!」は全米で1位と獲得してプラチナディスクに認定され、日本でもオリコンチャート7位まで上昇してヒットしたアルバムです。A面「Let's Groove」7インチバージョンはアルバムよりも1分30秒短いのですが、FMよく流れてたのは7インチバージョンでベストヒットUSA等でもよく流れてたMVも7インチバージョン。アルバム買ってまで聴かない人はシングルバージョンの方の印象が強いように思う。ディスコでは6分超えのExtended Versionが流れてる事が多かった。イントロのボーコーダーの近未来のようなコーラスから始まるのはかなりのインパクトでした。このタイトルとバンド名でピンと来なくても曲を聴くと必ず絶対に聴いてると思う曲です。今の時代でも確実に通用できるキラーチューンだと思う。B面「Let's Groove (Instrumental)」イントロのボコーダーのコーラスがないだけで、まったく印象が変わる。この曲はインストでもじゅうぶんに全てがカッコ良くて、より細かいフレーズも聞こえてくるのでカラオケのように歌いたくなると言うよりも聴き込んでしまう。展開のややメロウになる部分のメロディーは口ずさんでしまうけど。この曲のライブバージョンはテンポを上げてよりキャッチーなノリになってて最高です。Earth, Wind & Fireの事は何やかんやで、結構何度も書いてるように思う。シングルの曲を中心に書いてきてるけど、アルバムに好きな曲がいくつもあるので、アルバムの事も書くつもり。4.5年前からEarth, Wind & Fireをまたよく聴くようになって、ボートラたっぷりのリマスター盤なども買い集めた。このバンドも名曲の宝庫です。
2024年06月03日
アメリカのファンク/ソウルバンド「WAR」の1982年のシングル。アルバム「Outlaw」からのシングルカット(この時期のメンバー構成)Lonnie Jordan – Organ, Piano, Synthesizer, VocalsLuther Rabb – Bass, Background vocalsHoward Scott – Guitar, Background vocalsPapa Dee Allen – Percussion, Background vocalsHarold Brown – Drums, Percussion, Background vocalsRon Hammon – Drums, Percussion, Background vocalsLonnie Jordan – Organ, Piano, Synthesizer, Background vocalsLee Oskar – HarmonicasPat Rizzo – Saxophones, FlutesA面「You Got the Power」アルバムバージョンより2分近く短く編集されたシングルバージョンですが、MTVやFMでよく流れてたのはシングルバージョンなので耳馴染みがあるのはこっちのバージョンの人が多いと思う。カッコ良いグルーヴ感とファンキーな演奏とキャッチーなメロディーで頭に残ってしまう。イントロから当時の音作りを感じさせる。同時期に発売されたQUEENのアルバムもファンクを強く前に出した曲なんかは、同じようなアプローチを感じる。この曲が入ってるアルバムよりQUEENの「ホットスペース」の方が若干早いリリース。演出もシンプルですが、この曲のMVはカッコよくて必見。B面「Cinco De Mayo」この曲はアルバムよりも早く1981年に発表されていた曲。ラテンディスコの心地よさで聴いてるだけで体が勝手に動いてしまいそうになる曲です。前にかなり初期の「WAR」の事を書いたけど、この中期以降にも画期的なアルバムを出してたりしてカッコ良い音楽を作り続けています。(このアルバムとシングルからRCAに移籍しました)
2024年05月05日
アメリカのR&B、ディスコシンガー「Anita Ward」の大ヒットシングル。A面「Ring My Bell」作詞・作曲 Frederick Knightシングルバージョンはちょっと物足りなさを感じる部分もありますが、やっぱり良い曲だと久しぶりに聴いてみて楽しめました。アルバムバージョンは4分28秒でシングルよりも1分長い。12インチバージョンは8分近くあるので間延びしてる部分もあって普通に聴くには向いてないかも。ディスコの中で流す用の長いインストパートなどを含んでいます。アルバムバージョンが一番好きです。全世界で大ヒット! トップ3入りした国は山ほどあります。日本では中ヒットって感じだったような気がする。ラジオではそこそこ流れていた印象ですが、みんながこの曲を話題にしてたような印象は薄い。自分は好きな曲でシングル盤も買っていました。正直、声質や歌い回しは特に好きではないのですが、楽曲の雰囲気と声が凄く合ってるので感動して聴けます。この曲の事で話題になったのは、シンセドラムをイントロから派手に使ってる所。でも、日本ではこの曲の1年前にピンク・レディーがド派手にシンセドラムを使いまくりの「サウスポー」(1978年3月)が180万枚を売り上げ子供からお年寄りまでシンセドラムの音はイヤと言うほどに聴いていた。「サウスポー」はレコード以上にライブやテレビで歌う時はもっとシンセドラムを使いまくり。次のシングル「モンスター」(1978年6月)でもシンセドラムは使われてる。そしてレコードでは使われてなかった「UFO」や「スーパーモンキー孫悟空」「逃げろお嬢さん」等でもシンセドラムは使われ「'78ジャンピング・サマー・カーニバル」のツアーでは「逃げろお嬢さん」など多くの曲でシンセドラムがかなり使われていました。日本ではシンセドラムの音を聞くとピンク・レディーを最初に思い浮かべる人が多いように思う。ピンク・レディーが1978年春頃からシンセドラムを使いまくったので日本では1980年頃になるとシンセドラムはもうすでに古くて廃れてる物のように思われてた。ピンク・レディーのツアーに行ってた人はもっとシンセドラムの音が耳にこびりついてしまってると思う。その頃のピンク・レディーのライブはその時に流行ってるディスコ曲やR&Bをバンバン歌ってた。洋楽のカバー曲の方がオリジナル曲よりも多く英語で歌ったツアーも多かった。もの凄いテンポを上げての洋楽カバー。ピンク・レディーのライブは凄かった!シンセドラムの事からピンク・レディーは凄かったって話になってしまってた。Anita Wardは1stアルバム「Songs of Love」と2nd「Sweet Surrender」までは買ってたけど、その後は聴かなくなってしまってた。メロウな「Sweet splendor」や「Spoiled By Your Love」が凄く好きだった。B面「If I Could Feel That Old Feeling Again」(邦題「あの日のように」)作詞・作曲 Camon美しいバラードです。この曲をB面にせずに次のシングルA面にすれば良かったのにと思ってしまうほど売れそうなバラード。派手なディスコナンバーの次のシングルカットはバラードってパターンがその頃のディスコシンガーやファンク、R&Bのアーティストは多かったと思う。Anita Wardは第一弾のシングルはアルバム1曲目「Make Believe Lovers」です。この曲が売れなかったのが不思議。「Ring My Bell」よりも好きな曲で売れそうに思える曲なのに…何かのきっかけやタイミングの問題でヒットする、しないが決まるんだとよくわかる。「If I Could Feel That Old Feeling Again」は名曲です!
2024年04月25日
アメリカのR&Bミュージシャン「Marvin Gaye」の1977年発売の大ヒットシングル。A面「Got To Give It Up (Part 1)」(邦題「黒い夜(パート1)」)この曲はちょっとややこしくて・・・1977年3月に発売された2枚組ライブアルバム「Live at the London Palladium」の2枚目のB面に収録されていた曲のシングルカット。そのライブ盤の2枚目B面にはこの「Got To Give It Up」の1曲のみが収録されています。そしてライブ盤なのに、この曲だけスタジオレコーディングで約12分もある長尺ナンバー。12分なんて45回転のEP盤に入るわけがなく、A面をパート1、B面をパート2として変則収録で発売されました。で、この4分10秒にカットされたシングルバージョンが大ヒット!ビルボードシングルチャートで1位を獲得。この曲はマーヴィン・ゲイにとって初めてディスコサウンドを意識した曲。それまでに世界でブームになりつつあるディスコサウンドをレコード会社がマーヴィン・ゲイにレコーディングを勧めてたのですが、マーヴィン・ゲイは真っ向からディスコサウンドを拒否していたそうです。でも押し切られる形で作り上げたこの曲は大ヒットしました。ディスコをパロったかのような、いきなりあからさまなファルセット歌唱。これまでにここまで全面的にファルセットで歌った曲はなかった。やはりディスコと言えばファルセットって感じだったのだろうか。でもそれが大成功でディスコサウンドの名曲になった。パート1としての楽曲サイズも絶妙で「♪ Keep on dancing Got to give it up」の繰り返し部分でフェードアウトしていくのがパート1。この後、本当ならSAXソロに突入するのですが、うまくシングルバージョンにまとめて最高です!A面「Got To Give It Up (Part 2)」(邦題「黒い夜(パート2)」)Part 2は「♪ Keep on dancing Got to give it up」のフェードインから。そのあとのSAXソロを短く編集してGソロヘ繋げる。Part 2はインスト部分がほとんどでJamパートです。でもとんでもないGroove感を感じられるパートでもあるように思う。かなり後半からファルセットではないいつものマーヴィン・ゲイのボーカルが入ってきます。このPart 2部分の方が好きだと言う友人もいます。自分は区切らずに「Live At The London Palladium」で通して聴くのが一番好きです。この2枚組のライブ盤は「Come Get To This」〜「Let's Get It On」〜「Trouble Man」の流れが最高に好きです。そのあとの代表曲をいっぱい詰め込んだ3種類のメドレーも最大のハイライト!このライブ盤がMarvin Gayeのライブ盤で一番好きです。
2024年04月19日
アメリカのファンクバンド「Earth, Wind & Fire」の1975年発売の大ヒットシングル。この曲が、Earth, Wind & Fireにとって全米初No.1曲です。バンド構成Maurice White – VocalsPhillip Bailey – Backing vocals, CongasVerdine White – Bass, Backing vocalsRalph Johnson – Percussion, DrumsAl McKay – GuitarJohnny Graham – GuitarFred White – DrumsLarry Dunn – ClavinetAndrew P. Woolfolk – Soprano saxophone, Tenor saxophoneGeorge Bohanon – TromboneOscar Brashear – TrumpetErnie Watts – SaxophoneA面「Shining Star」作 Maurice White、Larry Dunn、Philip Baileyアルバム「That's The Way Of The World」に収録され1stシングルカット曲。スタジオバージョン聴くのかなり久しぶりです。LIVE盤「Gratitude」のバージョンばかり聴いてたように思う。こんなに落ち着いたノリで細かい仕掛けもこんなに聞き取れてたんだと感動。ライブバージョンはもっと跳ねててリズム隊も激しい。ライブバージョンの終わり方も凄く好きでラップ調のアカペラになって終わるのがカッコ良すぎ。2002年に突然「That's the Way of the World Alive in '75 」が発売された。このライブ盤も最高です!なので余計にライブバージョンばかり聴いてたように思えるのかも。「Shining Star」大好きな曲です!B面「Yearnin' Learnin'」作 Philip Bailey, Charles Stepney, Maurice Whiteこの曲もLIVE盤「Gratitude」のバージョンの印象が強い。スタジオバージョンよりもテンポも速く演奏もかなり派手にアレンジされています。スタジオバージョンはシンプルなアレンジに落ち着いたテンポでじっくり聴く感じ。スペイシーでメッセージ色強めになってからのEarth, Wind & Fireも好きですが、初期のザ!ファンクって感じの演奏も最高です。この曲が収録されてるアルバム「That's The Way Of The World」ならアルバムタイトル「That's The Way Of The World」と「Africano」が特に気に入ってます。「Happy Feelin'」も久々に聴いたら最高だった!
2024年04月18日
アメリカのR&B、ソウル、ディスコのコーラスグループ「ポインター・シスターズ」が1978年10月に全米で発売して大ヒットしたシングル。Anita Pointer – Lead & backing vocalsRuth Pointer – backing vocalsJune Pointer – backing vocalsDavey Johnstone – GuitarGerald Johnson – BassRick Jaeger – DrumsLenny Castro – TambourineDavid Paich – OrganJai Winding – PianoA面「ファイア」作詞・作曲 Bruce SpringsteenPointer sisters、5枚目のアルバム「Energy」からの先行シングル。この曲はBruce Springsteenファンなら誰もが知ってる名曲。Bruce Springsteenは1977年に作った曲。Pointer sistersがこの曲を発表した時点では、まだ未発表曲状態だった曲ですが、ライブではよくセットリストに入っていました。ソウル、R&BよりもRock寄りなアレンジでレコーディングされています。Pointer sistersのヴァージョンは発売同時に大ヒット!この曲がPointer sistersをスターダムに押し上げたと言っても過言じゃないと思う。初のゴールドディスク獲得、そしてこのシングルヒットのおかげでアルバムもゴールドディスクを獲得した。この曲が全米で大ヒット中Bruce Springsteenは、Darkness On The Edge Of Townのツアーでアメリカをツアーしていた。1978年12月、80年代ブートの名盤として有名だったWinterland2daysでももちろんこの曲が演奏されています。Pointer sistersが大ヒット中なのもあり観客の盛り上がりは強烈です。Bruce Springsteen初のオフィシャルライブ盤「Live 1975-1985」にも収録されました。Pointer sistersのヴァージョンを久しぶりに聴いたけど、これもめちゃくちゃカッコイイ!B面「Love Is Like A Rolling Stone」この曲はアルバム未収録でシングルのB面のみで聴けた曲。2009年発売のリマスターCDにボーナストラックとして収録。ソウルなダンスナンバーです!シンプルな演奏がより気持ち良いノリになってて最高です!
2024年02月12日
アメリカのBlues/Soul/Rock「 The Electric Flag」の1stアルバム。少し前にイギリスのサイケバンド「Pesky Gee!」の事を書いた時に名前が出て来たので久々、聴きたくなって改めてゆっくり聴いていた。最近、リマスターされ同じボーナストラックで紙ジャケで日本盤で出たとか。まったく知らなかった。自分が持ってるのは1988年CD化されボーナストラック4曲追加されたアメリカ盤CD。この時から2回のリマスターがあるとか。メンバー構成Mike Bloomfield – Lead guitar, VocalsBuddy Miles – Drums, VocalsBarry Goldberg – KeyboardsHarvey Brooks – BassNick Gravenites – GuitarHerb Rich – Organ, Vocals, Baritone sax, GuitarMichael Fonfara – KeyboardsMarcus Doubleday – TrumpetPeter Strazza – Tenor saxStemsy Hunter – Alto sax「Paul Butterfield Blues Band」を脱退したMike Bloomfieldが作ったバンドです。「Paul Butterfield Blues Band」は20代前半にハマってからずっと好きで聴き続けてるバンド。その流れもあってこのバンドも聴くようになった。このアルバムはシタールとパーカッションでRichie Havensも参加しています!1曲目「Killing Floor」2曲目「Groovin' Is Easy」3曲目「Over-Lovin' You」4曲目「She Should Have Just」5曲目「Wine」6曲目「Texas」7曲目「Sittin' In Circles」8曲目「You Don't Realize」9曲目「Another Country」10曲目「Easy Rider」ボーナストラック11曲目「Sunny」12曲目「Mystery」13曲目「Look Into My Eyes」14曲目「Going Down Slow」この前、「Pesky Gee!」の事を書いた時に出て来たのは9曲目「Another Country」です。The Electric Flagがオリジナルのこの曲を「Pesky Gee!」と「Demon Fuzz」がカヴァーした。この前は「Demon Fuzz」がダントツにカッコ良くて好きって書いたけど撤回。やっぱりオリジナルもめちゃくちゃカッコイイ!これは3バンドともそれも凄くイイ!曲が良いからそうなるのだと思う。1曲目「Killing Floor」この曲は有名な曲。1964年にHowlin' Wolfがヒットさせたのがオリジナル。Jimi HendrixもLed Zeppelinもカヴァーしています。Led Zeppelinは「The Lemon Song」の根本がこの「Killing Floor」です。「Led Zeppelin II」の初回プレス盤は「Killing Floor」とクレジットされていたとか。2曲目「Groovin' Is Easy」はミディアムアップで気持ち良いテンポでのソウルナンバーです。このアルバムの中で一番好きかも。この曲は第一弾シングル曲です。売れたのかどうかわからないけど、シングル向きなカッコイイ曲です。3曲目「Over-Lovin' You」も一度聴くとしばらく耳に残るキャッチーな曲です。明るくアップテンポで派手なアレンジ。6曲目「Texas」はLPではB面1曲目。「Paul Butterfield Blues Band」の流れを汲むようなHeavyスローブルース。目を閉じて聴いてるとグイグイと引き込まれるのがわかる曲。シングルカットもされています。7曲目「Sittin' In Circles」雷鳴が鳴り続けて不穏なイントロから雨音と明るい曲調に。この曲は20年ぶり以上に聴いたけど、展開やSEとか覚えてるもんだなあ。8曲目「You Don't Realize」はかなりジャニス・ジョプリンを彷彿させるような曲調。ボーナストラックは誰でも知ってる11曲目「Sunny」のカヴァー。この曲は誰がカヴァーしてもカッコ悪くさせる方が難しい曲。The Electric Flagのヴァージョンも当然めちゃカッコイイ!シングルとして発売され日本盤も出ています。12曲目「Mystery」2nd「An American Music Band」に収録されてる曲。14曲目「Going Down Slow」はスローブルースナンバー。
2024年02月11日
アメリカのR&B/soul ボーカルグループ「The Stylistics」が1975年に発売したシングル。5枚目のアルバム「HEAVY」からの第二弾シングル。A面「Star On A TV Show」(邦題「君がテレビ・スターなら」)Russell Thompkins, Jr.の美しい高音が印象的な名曲です。まだ小学生だった自分は海外の男性ボーカルのファルセットの高音は女性が歌ってると思い込んでるものが多かった。テレビではスリーディグリーズが大人気で聴く機会がかなり多かった事もあって、女性のボーカルだと思い込んでる男性ボーカルもあった。この曲なんて「When Will I See You Again」と何となく雰囲気も似てるし。Bee Geesのバリー・ギブのファルセットも子供の頃は女性が歌ってるように思ってた。「You Should Be Dancing」辺りからディスコサウンドに傾向していってハイトーンボイスで歌うようになってきてた、Bee Geesもスリーディグリーズも大好きで何度も書いてる。この「Star On A TV Show」はゆったりとした美しいバラードです。凄く久しぶりに聴いたけど、やはり名曲です。B面「Hey Girl Come And Get It」この曲も5thアルバム「Heavy」に収録されてる曲。この曲はラテンっぽいリズムとパーカッションが最高です。「♪ウンバァ〜ウンバァ〜ウンバァ〜ウンバァー」のインパクトはセルジオ・メンデスの「Mais Que Nada」の「♪オバ〜オバ〜オバ〜」を思い出させる感じ。「Mais Que Nada」と言えば宝塚歌劇雪組公演「RIO DE BRAVO!! 」の中で「♪あ〜泳ぎだぜ オバ〜オバ〜オバ〜 ・・・・ピラニア ピラピラピララピラニア ピラ〜 ピラ〜ピラ〜ピララピラニア〜」って歌詞で歌ってたwあの頃の宝塚歌劇は雰囲気も良くて作品も良かった。もう15年前か・・・。まったく関係ない話でした。最近、思い出したようにいろいろと聴いてるけど、The Stylisticsは改めていい曲が多いって感じる。
2024年02月09日
アメリカのfunk/soul 「コモドアーズ」の1981年1月発売のシングル。ライオネル・リッチーが「コモドアーズ」に在籍した最後のアルバム「In the Pocket」に収録されていた曲です。何年か前にやたらと70年代、80年代ディスコの曲が懐かしくなり聴きまくってた時期があって、その時に「コモドアーズ」の曲もLPやEPを引っ張り出してきてよく聴いてた。最近またファンクやソウルを聴きたくなっていろいろ聴いてた。「コモドアーズ」のヒットしたアルバムはほとんどCDでも持ってると思ってたら、9枚目のアルバム「In the Pocket」は持っていなかった。LPなら持っていますが。Amazonで買おうとしたら廃盤。なんで?売られてた中古盤もなぜか凄い高価。他のアルバムも一部を除いて廃盤になってるものが多くてびっくり。ベスト盤には入らない名曲が山ほどあるんだけどもったいない。この時のメンバーLionel Richie – Vocals, Pianos, Keyboards, SaxophonesMilan Williams – Keyboards, vocalsThomas McClary – Vocals, GuitarsRonald LaPread – Bass, VocalsWalter Orange – Drums, VocalsWilliam King –TrumpetA面「Lady (You Bring Me Up)」作詞・作曲 Harold HudsonWilliam KingShirley Hanna-King世界的に大ヒットした曲です。フルで通して聴くのはかなり久しぶりに思えた。この曲のMVはコモドアーズチームとセクシーな女性のチームでなぜかサッカーやってるビデオ。ライオネル・リッチーがキーパーでゴールの前で歌っています^^;いろいろとシュールすぎて笑ってしまうMVだけど、曲は間違いなしに最高にカッコいい!B面「Gettin' It」作詞・作曲 David Cochrane, Walter Orangeこの曲は2つ前のアルバム「Midnight Magic」の1曲目に収録されています。1979年の曲なので「Lady」の2年前になります。シングルカットされてたと思ってた。アルバム「Midnight Magic」からシングルカットされたのは「Sail On」と「Still」でした。この2曲はブログに書いた記憶がある。特に「Still」は大好きな曲です。「Still」は美しく壮大なバラードです。この「Gettin' It」はなぜシングルカットしなかったのだろ。シングルカットしてたら第一弾シングルの「Sail On」を上回るヒットになってたように思う。ディスコではかなり流れてた印象がある。
2024年02月03日
1973年10月発売のThe Stylisticsのヒット曲「Rockin' Roll Baby」日本盤は1974年発売。The Temptations、Four Tops、The Stylisticsなどのソウル・コラースグループの人気が安定してソウルブームが日本にもやってきた。上に書いた3つのグループはどれも好きで最近、またよく聴くようになった。A面「Rockin' Roll Baby」(邦題「ロッキン・ロール・ベイビー」)3枚目のアルバム「Rockin' Roll Baby」のタイトル曲。このシングルではアルバムヴァージョンよりも1分短いシングルヴァージョンです。アルバムをよく聴いてると、物足りなさを感じる部分もあるけど、やっぱりこの曲は最高です。「渚のシンドバッド」の歌バックのアレンジによく似てて、編曲の都倉俊一さんはこの曲を聴いてて閃いたのかも。(こんなバッキングの曲は山ほどあるけど…)メロディーは秀逸だしハイトーンのソウルフルなボーカルが気持ちいい!ブラスセクションのアレンジもめちゃカッコいい!B面「Pieces」(ピーセス)2ndアルバム「Round 2」のアルバムラストに収録されてた曲をシングルカット。この曲のやや重いノリにハマると病みつきになる。1977年頃にシングルとして発売したら、大ヒットしたんじゃないかと思う。アルバム「Round 2」と「Rockin' Roll Baby」はよく聴くアルバム。まだ完全に洗練されてなく、やや荒削りな感じがこの曲を余計にカッコよく感じさせてくれる。The Stylistics、来日してたけど行けなくて残念すぎる。大阪は3日間もあったのに無理してでも行っとけばよかった。
2023年12月31日
イギリスの、アシッドジャズ/ファンク/ソウルの「Freak power」の1994年発売のシングル。この曲は1stアルバム「Drive-Thru Booty」からの第3弾シングルカット曲。この1sy「Drive-Thru Booty」は日本盤での発売はなかったと思う。1996年に発売された2nd「More Of Everything For Everybody」は日本盤での発売もありました。「Get In Touch」のシングルCDはメニュー違いの物が2枚出ています。自分はこっちのヴァージョンしか買ってなかった。1曲目「Get In Touch (7" Edit)」アルバムヴァージョンよりも45秒短い7インチヴァージョン。イントロをかなりカットしてるのは残念。リフに行く前のギターからのリズムセクションが入るリフに突入するのが凄く好きなのに、そこがカットされてていきなり打ち込みからドラムフィルインでリフです。それにしてもこの曲のリフは何でもないリフなんだけどゾクゾクする。2枚目のシングルカット「Rush」もめちゃくちゃカッコいい曲だから、3枚目のシングルカットも仕方ないけど、1stアルバムは名曲の宝庫です。渋いファンクナンバーです。2曲目「Get In Touch (Colonel Kurtz Remix)」原型留めてない系のリミックスです。マニアックすぎるMIXなので、たまに聴く分にはいい。3曲目「Chew The Bone」この曲はアルバム未収録です!これはめちゃくちゃ良い曲。アルバムしか買わなかった人にはオススメの曲。重くてやたダークなファンク。リミックス盤とか出てるならボーナストラックで入ってるのかも。出てるのかな・・・4曲目「Get In Touch (Uptight Vocal Mix)」オリジナルMIXにまけないぐらいのカッコいいミックスです。聴けば聴くほどにこっちの方が好きになってくる。
2023年09月08日
イギリスの、アシッドジャズ/ファンク/ソウルの「フリークパワー」の1993年10月発売のシングル。このシングルがデビューシングルでこの曲をリードトラックに1stアルバムが1994年4月に発売された。このバンドの音楽と出会えたのはアメリカ村にあった狭いレコード屋で流れてたのを聴いてすぐに欲しくなって店員さんに聞いていろいろ教えてもらった。このシングルの「Turn On, Tune In, Cop Out」が流れてた。自分が知った時はすでに1stアルバム「Drive-Thru Booty」は発売されてた。このマキシシングルにはアルバム未収録の曲も収録されていると聞いて、アルバム「Drive-Thru Booty」と同時に買った。1曲目「Turn On, Tune In, Cop Out" (radio mix) 」2曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Pizzaman Mix)」3曲目「Getting Over the Hump」4曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Play-Boys Fully Loaded Vocal)」1曲目「Turn On, Tune In, Cop Out" (radio mix) 」はアルバムより音圧はかなり低い。アルバム発売時にMIXし直してよりカッコ良くなっている。アルバムヴァージョンがダントツに好きで、このシングルを聴く事はあまりなかった。ファンキーなジャズって印象でとにかくノリが気持ち良い。このバンドの事はすごい前に一度書いたような気もするけど、今とはまたかなり感想も違うと思う。2曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Pizzaman Mix)」このMIXは原型は大幅に違っていて、完全にElectronicaなサンバの世界になっています。オリジナルとまったく違った印象で楽しめます。3曲目「Getting Over the Hump」はアルバム未収録曲。かなり渋めのアシッドジャズな曲。アルバムに入れていないのが勿体なさすぎる。4曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Play-Boys Fully Loaded Vocal)」このMIXも原型をほぼ留めない音ですが、スペイシーな世界と無機質な異次元に入り込みそうで7分30秒爆音で聴くといい感じに頭の中が空っぽにできる。ノリはめちゃくちゃカッコいい!「Freak Power」は現在、活動していませんが、このバンドのアルバム2枚が時代に消え去るのが勿体なく感じる。
2023年08月31日
アース・ウィンド・アンド・ファイアーの1987年10月発売の12インチシングル。バンド構成Maurice White Lead Vocals, Backing Vocals, VocoderPhilip Bailey Lead Vocals, Backing VocalsPreston Glass Electric Guitar, Synthesizer, Drum ProgrammingGary Grant HornsMarc Russo HornsWayne Wallace Horns A面「System of Survival Dub 1 MIX (Everybody Get Up/House Party Mix)」14枚目のアルバム「Touch The World」のリードトラックでU.S. Billboardのダンスチャート、ソウルチャートで1位になったヒット曲。「Fantasy」「Boogie Wonderland」「Serpentine Fire」「Shining Star」「Jupiter」「Let's Groove」「Magnetic」のようなキャッチーな有名曲とは少し違うマニアックなソウルの世界です。この12インチMixはよりマニアックな世界でGroove感が強烈!アルバムヴァージョンとはまったく音の構成も違うので、当時買ってきて初めて聴いた時はガッカリしたのですが… 聴けば聴くほどにこのDub 1 MIXにハマった。B面1曲目「System of Survival 7inch Mix」オリジナルヴァージョンより50秒ほど短く編集されていますが、アルバムヴァージョンと聴き比べても、そこまで違和感なくファンクを聴いてる!って実感できる曲。この曲が収録されてるアルバム「Touch The World」自体が、それまでとは少し違うファンキーなアルバムで自分もう凄くお気に入りのアルバムです。2曲目「Writing On The Wall」アルバム未収録のキャッチーなナンバー。この曲はシングル買った人しか聴けていないのが勿体無い。リマスター盤などのボーナストラックで収録されてるのだろうか。めちゃくちゃカッコいい曲なので超オススメ曲。
2023年08月01日
アメリカのFunk / Soulコーラスグループ「The Stylistics」の1976年リリースのシングル盤。この曲もイントロ聴くだけで懐かしさがこみ上げてくるナンバーです。A面「Sixteen Bars」(邦題「16小節の恋」)作詞・作曲 George David Weiss, Hugo & Luigiこの曲は、少し前に書いた「愛がすべて」(Can't Give You Anything (But My Love))の二匹目のドジョウ的な印象が大きい所はあるものの、やはりこの曲も聴き込むと凄さが良くわかる。とにかくキャッチーでPOPなファンクです。この曲もディスコではよく流れてた曲。この曲や「Can't Give You Anything」を聴くと梅田のボトムラインのエスカレーターと入り口の光景などが頭に浮かんでくる。その頃、流行りだしてたトロピカルカクテルに飾られてた花火とか傘。マイタイ、チチ、バイオレットフィズ、ピーチフィズとかまだ甘い酒をよく飲んでた頃。そこからだんだんと、ソルティドッグやシンガポールスリングなどを飲むようになって次はバーボンの美味しさを覚えていった。今は完全に日本酒党ですが・・・。昔の曲にはそれぞれに全く違う場所や違う光景などの思い出が詰まってる。この曲のイントロのトランペットが流れただけで鼻がツンとしてしまう。リアルタイムでこの曲が流行ってた時ではもちろんないけど、70年代半ば頃の曲もよく流れてた。この曲が収録されてるLP「Fabulous」はいくら探しても見つけられないのでLPかCDで書い直そうかと思ってる。この「Sixteen Bars」はB面の1曲目に収録されています。B面「Jenny」作詞・作曲 Hugo & Luigiこの曲はLP「Fabulous」収録曲ではなく2つ前の大ヒットアルバム「You Are Beautiful」のA面2曲目に収録されてるスローバラードです。優しく美しいメロディとファルセットボイスと低音の美しい声での歌唱に引き込まれる。ボトムラインと言えばやはりEarth Wind & Fire の「Serpentine Fire」「Boogie Wonderland」「Fantasy」「September」「Let's Groove」などの印象の方が強いけど「The Stylistics」の曲もコンスタントに流れてたように思う。そんなに通ってたわけじゃないけど、あの頃のディスコの印象は強い。ドレスコードなども厳しかったし、女性と一緒じゃないと入れないし。一番最初に行ったのは、アリスのコンサートを大阪フェスティバルホールで観た後にみんなで東通り商店街をうろついてる時に急に誰かが入ろうって言い出したと思う。コンサート後なのでみんなそれなりの格好でTシャツ姿やサンダルや半パンの人はいなかった。女性3人男2人で黒服のチェックを通過して入ったように覚えてる。(デニムはNGだったかな。デニムでも入れたような気がするけどオーバーオールでは 誰かが入れなかったとか言ってた。Tシャツ、ポロシャツもダメで前ボタンのシャツならOKだっ たと思う)この前も友人とディスコの話になったけど、記憶が二人ともかなり曖昧になってる。ミナミのサウスリーってディスコにもよく行ってたと思う。
2023年07月27日
カナダのDisco, FUNKのシンガー「Claudja Barry」の1978年発売のシングル。この曲もラジオでよく流れてて頭に残っててレコードを買った。A面「(Boogie Woogie) Dancing Shoes」(ブギ・ウギ・ダンスン・シューズ)効果音的にシンセの音を使いまくりの時期なので今では気になるけど。とにかく軽くてPOPな曲です。この曲、もっと世界的にヒットした曲だと思ってたらビルボードでも56位にまでしか上がっていなかった。3rdアルバム「I Wanna Be Loved By You」の1曲目に収録。この頃、ラジオを聴きまくってた人にはきっとかなり懐かしいと思う。頭の片隅にも残ってないかも知れないけど、聞いてみると一瞬で記憶が蘇ると思う。確か、この曲、Disco Mix的なものがあったように思う。ロングヴァージョンで。12インチは出てなさそうだし、どこに入ってるのだろ。当時はよく作られてた、DJコピーって奴なのか。ベストヒットUSAでクラウディア・バリーがスモークの中、怪しげな手の動きで踊ってるMVを何度か観たように思う。B面「Love Of The Hurtin' Kind」3rdアルバム「I Wanna Be Loved By You」のB面ラストに収録されてる名曲です。「Dancing Shoes」よりもこっちの方が好きです。この曲もアップテンポのPOPなナンバーです。日本以外ではB面は「Boogie Tonight」をカップリングしてる国が多いようです。本国カナダでは「Love Of The Hurtin' Kind」がカップリングされています。
2023年07月22日
アメリカのR&B/soul ボーカルグループ「The Stylistics」の大ヒットシングル。A面「Can't Give You Anything (But My Love)』(邦題「愛がすべて」)この曲は世界的に大ヒットしてるものだと思ってたら、意外とアメリカではヒットしてない。イギリスやフランスでは超大ヒット、そして日本でもかなりヒットしました。オリコン洋楽チャートでは何週も1位だった。深夜のAMラジオ番組でも何度も流れてるのを覚えてる。日本では他にもCMやドラマ、バラエティー番組内などで流れまくってたので知ってる人が多い曲。ディスコでは80年代に入ってもかなり流れてた印象。印象的なトランペットソロから始まるイントロ、そしてストリングスの美しい演奏。素晴らしいファルセットボーカルで美しいメロディーを歌い上げる。凄く心地良い曲です。この曲と「Van McCoy & The Soul City Symphony」の「Love Is the Answer」が構成があまりにも似てて10代の頃、よく間違えてた。「Love Is the Answer」はインストなんだけど^^;「Van McCoy & The Soul City Symphony」の「The Soul City Symphony」はスタイリスティックスの事です。「Love Is the Answer」の日本盤のクレジットは、「ヴァン・マッコイとスタイリスティックス・オーケストラ」となっています。ヴァン・マッコイとスタイリスティックスは共同で楽曲を多く制作しています。あの超大ヒット曲「The Hustle」もVan McCoy & The Soul City Symphony名義でリリースしています。「Can't Give You Anything (But My Love)」よりも「Love Is the Answer」の方が先にレコーディング、リリースされています。スタイリスティックスは「Love Is the Answer」をモチーフにして改めてVan McCoy にアレンジしてもらったのだろうか。まあ、2曲とも名曲な事は間違いない。B面「I’d Rather Be Hurt by You (Than Be Loved by Somebody Else)」(放題「甘い傷」)このB面曲も凄く好きな曲。ゆったりした8分の6のスローバラード。歌ももちろん最高ですが、アレンジと演奏が、めちゃくちゃカッコ良くて鳥肌です。
2023年07月20日
アメリカのソウルコーラスグループ「The Stylistics」の1975年発売のシングル。メンバー構成Russell Thompkins, Jr.Airrion LoveHerb MurrellJames DunnJames SmithA面『Funky Weekend』7枚目のアルバム「You Are Beautiful」の1曲目に収録されてる曲のシングルカット。アレンジ、コンダクターはヴァン・マッコイです。ファンキーなディスコナンバーです。この頃は完全にディスコサウンドにシフトチェンジしています。一度聴くと頭に残ってしまうキャッチーな曲なので、聴いたら思い出す人が多いかも。大ヒットはしてないと思うけど、よく流れてた曲。B面「If You Are There」(放題「君がいれば」)アルバム「You Are Beautiful」のB面4曲目に収録されてる曲。The Stylisticsが得意とするソウルバラード。「Funky Weekend」は聴いてたけど「If You Are There」を聴いたのは何十年かぶり。イントロがめちゃくちゃ良い!って事を思い出した。鳥肌。身を委ねてしまう美しい曲です。そして美しい歌詞と美しい歌声。
2023年07月15日
アメリカのソウル、R&B「Tavares」の大ヒットシングル!タバレスは日本でも人気で80年代のディスコでもこの曲や「Heaven Must Be Missing an Angel」はかかってた。A面「It Only Takes A Minute」(邦題「愛のディスコティック」)サビを聞けば「あ〜知ってる!」って人が絶対に多い曲。この頃のディスコナンバーって今でも聴きたくなる。タバレスは他にも好きな曲が多いのでアルバムも3枚持ってる。そう!この曲って言えば!1992年に突然、大注目されオリジナルの方もラジオで再び流れ始めた。イギリスのポップグループ「Take That」がカバーして超大ヒット!また、このTake Thatヴァージョンがめちゃくちゃカッコ良かった。オリジナルに敬意を持ったアレンジとパフォーマンスで昔からのこの曲ファンやタバレスファンも喜んだと思う。Take Thatのおかげで、オリジナルヴァージョンもリバイバルで再び脚光を浴びた。オリジナルもTake Thatヴァージョンも両方、凄くおすすめ!いい曲!B面「I Hope She Chooses Me」心地よいリズムのバラードです。名盤「In the City」のラスト一つ前に収録されています。ちなみに「It Only Takes a Minute」はアルバムの1曲目です。いつ聴いても良い曲だぁって思える。アルバムは「In the City」と「Sky High!」「Supercharged」の3枚しか持ってないのでまだ手に入るアルバムだけでも集めてみようかと思う。それとTake Thatのアルバムも今更ながら欲しくなってきた。70年代〜80年代半ば頃のソウル、R&B、ディスコなどは、書いていないものがまだまだ山ほどある。タバレスなら「Heaven Must Be Missing an Angel」も爆音で聴きたくなってきた。
2023年07月02日
スリー・ディグリーズの4thアルバム「A Toast of Love」から日本のみでシングルカットされた楽曲です。アメリカやヨーロッパでは「A Toast of Love」の前にリリースされた「The Three Degrees Live」から「Free Ride」をシングルカットしました。A面「Do It (Use Your Mind)」この曲もめちゃくちゃカッコいい曲です。アルバム「A Toast of Love」のリードトラックで先行シングル発売されました。何十秒か違いのバージョンが多く存在してるようですが、詳しいデータが少なくてThe Three Degreesのマニアックな情報はなかなか見つけられない。この曲、あまりヒットしなかったのですが、売り方次第では大ヒットしてもおかしくないキャッチーなナンバーです。話は変わるけど、この曲が収録されてるアルバム「A Toast of Love」のタイトルナンバー「A Toast of Love」がめちゃくちゃ好きで昔、ずっと聴いてた事がある。美しくドラマチックなバラードです。この曲をリードトラックとしてシングルカットしても良かったのにって思ってた。第二弾シングルとして発売されましたが、それほどヒットしなかった。B面「Do It (Use Your Mind)」Disco versionオリジナルより1分長くシンセソロも長めです。この曲はディスコでもあまり流れてた印象がない。アルバム「A Toast Of Love 」はコンセプトアルバムでアジア向けに作られたようです。スリー・ディグリーズはアルバムの中にも名曲が多く、CD化されていない物もまだあって早く全てリマスター盤としてボーナストラックを多く付けて再発してくれたらうれしい。
2023年05月15日
1978年7月2日発売のドナ・サマーの大ヒットシングル。この曲はオリジナルアルバム未収録で映画「Thank God It's Friday」のsoundtrack albumに収録されています。昨日から引き続き、映画「Thank God It's Friday」の中の名曲の事を。昨日は「Love & Kisses」の映画タイトルナンバー「Thank God It's Friday」の事を書いた。映画のクライマックスでメジャー歌手志望のドナ・サマー演じるニコルが持ち込んでたカラオケデモテープに合わせこの「Last Dance」を歌い始めると、大型ディスコの中は盛り上がっていき興奮の坩堝と化していく。バカバカしいコメディタッチの映画だけど感動してしまう場面はいくつもあります。流れる楽曲が全てカッコ良く、それだけでも感動です。A面「Last Dance」ヴァース部分のバラードパートから鳥肌モノのドナ・サマーの歌唱。映画での場面やニコルの表情などが一気に浮かびあがってくる。アレンジも演奏も最高にカッコいい!この頃のディスコナンバーはなぜかあまり色褪せない。この7インチシングルバージョンを聴くのはかなり久しぶり。最近はずっとアルバム「Bad Girls 」Deluxe editionに収録されてるロングヴァージョンでばかり聴いていた。12インチのロングヴァージョンはバラードパートがもう一度、中に組み込まれています。当時、ディスコではこの12インチヴァージョンの方がよくかかってたように思う。8分15秒とかなり長尺ですが、ダレる部分のない構成です!リマスターされて低音が前にもっと出てるのでGiorgio Moroderが弾くBassが気持ち良いほどがっつり聞こえて最高です。B面「With Your Love」この曲もオリジナルアルバムには未収録で映画のサウンドトラックにのみ収録。イントロや間奏でのMoogの音がやたら前に出てて、それだけ除けばこの曲も古さを感じさせないキャッチーな曲です。MOOGのあのピッチベンダーを使ったようなビブラートを聴くと日本人はCMの影響でハエや蚊が殺虫剤で落ちる音として認識してしまってるので安っぽく感じる。自切俳人とヒューマンズーの名曲「ハエ・ハエ・ハエ」でもハエが落ちる音として使われてる。テレビの悪影響がこんな所にもあったりする^^;それを除けばめちゃくちゃカッコいい曲。ドナ・サマーのシングル曲の事もなんだかんだでかなり書いたように思う。好きな曲が多すぎて飽きる事なく聴いています。
2023年04月30日
アメリカのディスコ/ソウル グループ「Love & Kisses」の大ヒットシングル。グループと言うか、メンバーはその時々で変わって行くユニットと言う方が正しいのかも。かなり前に書いたディスコブーム真っ只中に制作された映画「Thank God It's Friday」のタイトルナンバーで全米はもちろん、世界各国で大ヒットした曲です。映画のDVDジャケドナ・サマーが主演のようなパッケージですが、大きな役ですが、主演は他のひとたち^^:A面「Thank God It's Friday」バスドラの4つ打ちからのキャッチーなホーンセクションのイントロを聴くとコロンビア映画の冒頭に出てくる自由の女神が腰をくねらせ踊り始めるのが頭に浮かぶ。映画の冒頭に流れるのがこの曲です。映画「Thank God It's Friday」は日本では「サタデー・ナイト・フィーバー」ほどの知名度はないかも知れませんが、ドナ・サマー出演でコモドアーズまで出演してるとんでもなく豪華なキャストの映画です。金曜日か土曜日か・・・日本ではこの頃はまだ完全週休2日じゃなかったから「土曜日」の方に軍配が上がったのかも。(映画の興行収入のみの話)どっちか選べと言うなら自分は「Thank God It's Friday」を選ぶけど…。ドナ・サマーの超名曲「ラスト・ダンス」もこの映画から生まれています。映画のストーリーや内容は・・・それほど良いとは思えないけど、とにかく流れる曲が最高です。もちろんディスコでの場面が多く、ハリウッドの大型ディスコが舞台になっているのでアメリカのディスコの規模の大きさにも驚かされた。アメリカではこの曲が金曜日の午後5時になれば流れ出すラジオ局も多かったとか。仕事終わりを告げ、ここからディスコで盛り上げる演出だったようです。改めてシングル盤で聴いてみたら、やっぱり名曲だと実感。自分はドナ・サマーとコモドアーズの曲が好きだったから、映画で聴くだけであまりこの曲を聴いてなかったのですが曲単体としても最高です。B面「You're the Most Precious Thing In My Life」(邦題「素敵な出来事」)このB面曲、まともにフルで聴くのは何10年ぶりか・・・。ストリングスもコンガもコーラスもギターもめちゃくちゃ良い!この映画、3年以上観てないと思う。今から観ようかと。ラスト・ダンスの場面だけでも・・・。この映画でのドナ・サマーは可愛い場面もカッコいい場面も楽しめます。コモドアーズの生演奏でのダンスコンテスト・・・そんな事、現実にアメリカではあり得たのか?コモドアーズはコモドアーズ役で出演^^
2023年04月29日
1983年11月発売のアルバム「Electric Universe」からのシングルカット第二弾。この曲をシングルカットしたのは日本のみ。メンバー構成Lead & backing vocals, drums, kalimba - Maurice WhiteLead & backing vocals - Philip BaileyBass Guitar - Verdine WhiteDrums, percussion - Fred WhiteRhythm Guitar - Roland BautistaKeyboards - Brian Fairweather, David Foster, Larry Dunn, Martin Page, Michel Colombier, Robbie Buchanan, Wayne VaughnPercussion - Ralph JohnsonPiano - Larry DunnSaxophone - Andrew WoolfolkSimmons drums - John Gilstonキーボード7人、シモンズドラム(シンセドラム)、とブラスを削った分、大幅なバンド構成変更このアルバムから70年代〜80年代前半のサウンドとかなり違ってきています。A面「Spirit Of A New World」これまで重厚なブラスセクションを従えてのファンキーなサウンドだったのですが、このアルバムから電子楽器を多く取り入れ、それまでのブラスはほぼ封印。批判的な意見も多かったけど、自分はこのアルバム凄く好きなので、また違ったEarth, Wind & Fireを楽しめるのでアルバムに満足してた。一瞬、ASIAかと思ってしまうほどの変貌ぶり。2015年に発売された「Electric Universe」の「Expanded Edition」に収録されてる「Spirit Of A New World」のデモバージョンはまだシンセを多く重ねていなくて生々しいロックに感じられる。でも日本のソニーはなぜこの曲をシングルカットしたのか不思議。他の国のように「Touch」にせずにアップテンポのロック色強めの「Spirit Of A New World」にしたのだろ。B面「Touch」ミディアムスローな心地よいキャッチーでメロウなナンバー。この曲はアルバム「Electric Universe」の2曲目に収録。リードトラックで1stシングルカットの1曲目「Magnetic」の次にこの「Touch」が流れる曲順が凄く好きだった。「Touch」自体、ものすごく好きな曲。たしかにシンセの音がこれまでのアルバムでは考えられないほどフィーチャーされていますが、当時、気嫌いしてあまり聴かなかった人も改めて聴くと楽曲のカッコ良さを再認識するかも。
2023年04月09日
Earth, Wind & Fireが初めてリリースしたライブ盤からのシングルカット。2枚組LIVEで1〜3面はライブ、4面はスタジオレコーディング。その4面の1曲目に収録されてるのがこの「Sing A Song」です。ライブアルバム「Gratitude」からのリードトラック。ビルボードソウルチャート1位、ビルボードHOT100で5位まで上昇した大ヒットナンバー。A面「Sing A Song」作詞作曲 Maurice White 、 Al McKay 気持ち良いギターフレーズのイントロから始まる曲で、イントロ聴けば思い出す人も多いと思う。ブラスアレンジ含め、アレンジが凄い。この曲はEarth, Wind & Fireの楽曲の中でかなり上位に入るほど好きな曲。聴いた事がない人はこんな良い曲で出会えていないのは勿体ないと思ってしまうほど。ライブ盤「Gratitude」は異常なクオリティの高さを感じるライブアルバムです。4面のスタジオヴァージョンも4曲とも名曲揃い。B面「Africano/Power」 Live 作曲 Larry Dunn (“Africano”), Maurice White2枚組のライブ盤のオープニングナンバー!このライブのオープニングのカッコ良さは異常。最初の1分25秒が「Africano」でその後が「Power」です。とんでもなくカッコいいんだけど、シングルカットしてB面にするのは他の歌が入ってる曲の方が良かったと思う。でも、このオープニングを聴いてしまうと2枚組のライブ盤が欲しくなると思う。壮絶なブラスアレンジのカッコ良さ。「Africano」はアルバム「Last Days and Time」に収録されてるスタジオヴァージョンも必聴です!
2023年04月06日
アメリカのR&B、ソウル、ディスコのコーラスグループ「ポインター・シスターズ」の1981年5月発売の大ヒットシングル。8枚目のアルバム「Black & White」の先行発売リードトラック。アルバム発売の一ヶ月前に発売。A面「Slow Hand」この曲はそれまでの超大ヒット曲「Fire」「He's So Shy」をも凌ぐ大ヒット曲になりました。当時はギターのフレーズなんかも頭に入ってしまうほどよく聴いた曲。この曲とアルバム「Black & White」を聴きまくってしばらくして「セーラー服と機関銃」って曲を初めてラジオで聴いた時に、イントロでこの曲のカバーを誰かがしたのと思った。「Slow Hand」なんて誰でも知ってるほどにヒットした曲なのに、それを真似なくてもと当時思ってた。80年代なんて特にポップロック系とかは洋楽のフレーズをそのまま使ってる物が多すぎたのでびっくりしないけど、「Slow Hand」は有名すぎる曲だったから。90年代の方がひどくなってきてたけど^^;John Barnes – Electric pianoWilliam Smith – OrganPaul Jackson Jr. – GuitarTim May – GuitarNathan Watts – BassJohn Robinson – DrumsPaulinho da Costa – PercussionB面「Holdin' Out For Love 」この曲はアルバム未収録でこのシングルでしか聴けなかった曲。今は、アルバム「Black & White」のリマスター盤のボーナストラックで聴く事ができます。この曲は1979年にシェール(Cher)がアルバム「プリズナー」から第二弾シングルとして発売した曲のカバー。自分はオリジナルのシェールのバージョンの方が気に入ってます。シンプルだけどノレる感じのアレンジが最高です。ポインター・シスターズのヴァージョンは音も分厚くて豪華にアレンジされています。もちろんこのヴァージョンもめちゃくちゃカッコいいのですが、どちらかを選ぶならシェールのオリジナルです。アルバム「Black & White」は1曲目からずっとゾクゾクしっぱなしのアルバムです。「Holdin' Out For Love 」は入れずにシングルのB面にして正解だったように思う。全曲クオリティは凄いし、曲順も完璧だと思えるクオリティです。アルバム通して聴くべきアルバムです。ラスト曲「Should I Do It」までずっと入り込んで聴いてしまう。「Fall In Love Again」と「We're Gonna Make It」の2曲は昔から物凄く好きな曲で久しぶりに聴いても毎回鳥肌凄い。「Fall In Love Again」のPaul Jackson Jr. のギターソロは神です。
2023年04月03日
アメリカのR&B、ソウルグループ「スリー・ディグリーズ」の1979年発売のシングル。初めてジョルジオ・モロダーがスリー・ディグリーズをプロデュースしたアルバム「New Dimensions」からの第三弾シングルカット曲。最近、このアルバムからのシングルカットされた曲の事を書いています。リードトラック「Giving Up Giving In」と第二弾シングル「Woman In Love」の2曲に比べると少し落ちるかも知れないけど、くせになる1曲です。メンバーSheila Ferguson - vocalsValerie Holiday - vocalsHelen Scott - vocalsA面「悲しきランナー」(「The Runner」)アルバム「New Dimensions」のB面1曲目に収録されてる曲。大ヒットしたわけではないけど、耳に残ってて聞けばきっと思い出す人が多いと思う曲。ジョルジオ・モロダーのメロディー、アレンジとMIXで楽曲が凄く魅力的になっています。イントロのフレーズのインパクトは今聴いてもやはり凄い。3人の歌唱やコーラスもそれまでとは少し違った印象です。 B面「悲しきランナー ロングバージョン」 「The Runner (Extra Long Version)」このロングバージョンは海外盤12インチシングルでは7分47秒。日本では7インチシングルなので独自に編集して6分47秒に短縮・途中でのベースソロパートにも引き込まれる。「Giving Up, Giving In 」のロングバージョンほどハマらなかったけど、このバージョンもなかなか楽しめます。
2023年03月25日
アース・ウインド&ファイアーの1983年発売のシングル。1983年11月発売のアルバム「Electric Universe」からのリードトラックで先行シングル。日本ではB面をインストにして発売A面「Magnetic (Extended Dance Remix)」 (「マグネティック」スペシャルロングヴァージョン)13枚目のアルバム「Electric Universe」のA面1曲目に収録されてる強烈にキャッチーでカッコイイ曲です。でも、このアルバムの頃から日本ではあまり掛からなくなってきたような印象。アメリカでは勢いが衰える事なくライブも盛り上がってたようです。シングルカットはアルバムA面1曲目から順に発売された。第二弾シングル「Touch」はミディアムスローでややメロウな渋いR&Bでした。第三弾シングル「Moonwalk」はアップテンポで激しいダンスナンバー。このアルバムはバラードも含め、バラエティにとんだアレンジと演奏で大のお気に入りです。特にB面1曲目「Spirit Of A New World」と2曲目「Sweet Sassy Lady」が好きだった。アルバムラスト曲「Electric Nation」も凄く好きな曲。この曲とか特に日本の歌謡曲やROCKがアレンジをパクってるのが多いように思う。「Magnetic (Extended Dance Remix)」はいきなりアカペラでのタイトル連呼から始まるバージョン。このバージョンの方が7インチやアルバムヴァージョンよりもよくディスコでも流されてたような印象。このヴァージョン、久しぶりに聴いたけど、こんなにカッコ良かったのか!って改めて感動。ボーナストラックが8曲も追加された「Expanded Edition」が」2015年に発売されその時にもよく聴いてた。そのボーナストラックに「Magnetic (Extended Dance Remix)」も収録されていました。「Electric Universe Expanded Edition」のCDは今でも買えるのかどうかわからないけど、めちゃおすすめです。打ち込みのパターンは日本のロックや歌謡曲にも真似て似てるものが多かったように思う。B面「Magnetic (Instrumental)」インストで聴くとこの曲のアレンジのカッコ良さが、さらによくわかります。インストだとディスコサウンドにしてはかなりROCK寄りな感じに聞こえる。この曲のMVも近未来のSF映画のようでお金かけまくりの作品でした。ただ、効果音が多すぎて曲の邪魔になってたのが・・・。「Magnetic」MV壁のポスターに日本語が書かれている。「磁力がやってくる」?って書いてあるんだけど、どんなものが来るのだろ・・・・。
2023年03月10日
1979年5月6日発売の「Earth, Wind & Fire with the Emotions」のシングル。この曲が収録されてるアルバム「I Am」の発売の約1ヶ月前にリードトラックとして先行シングル発売されました。40代〜60代の人でこの曲を知らない人は多分、いないように思う。A面「Boogie Wonderland」 Feat. The Emotions超ベテランのソウルボーカルグループ「エモーションズ」をフィーチャーした強烈にキャッチーな曲。先月、観に行った「スリー・ディグリーズ」のライブでこの曲をカバーしてて、それを聴いてから、またEW&Fをじっくり聴き始め再びどっぷりハマりそうになってる。これまた「スリー・ディグリーズ」のカバーがめちゃくちゃカッコ良かったのもある。エモーションズの軽く絶妙なノリのコーラスとモーリス・ホワイトの声が化学反応を起こしたように、売れないはずがない!って曲になっています。「♪アアッンアンア アアッンアンア アアッンアンア ワンダーランド〜」の「ワンダーランド〜」の部分をこの前のスリー・ディグリーズのライブの時も掛け合いで観客に歌わせ大盛り上がり!この曲は12inch バージョンも同時発売された!45回転の高音質で聴くこの曲のロングバージョンは最高すぎる!この曲はMIXでどれだけ長くなったとしても、飽きることなく楽しめるんじゃないかと思う。20年ほどまえにテレビ中継された来日公演の映像も久しぶりに観てた。この曲がオープニング曲で、とにかくオープニングのカッコ良さが半端なかった。1979年7月5日に石野真子さんが「ワンダーブギ」って曲を発売したのはこの曲に触発された阿久悠さんが書いたんじゃないかと思ってる。2ヶ月前なのでギリギリ可能性はあると思う。B面「Boogie Wonderland (Instrumental)インストで聴いても最高に気持ちいい曲。エモーションズのコーラスは入っています。Keyの裏メロもしっかり聞こえ、ホーンの音もくっきり聞こえるのでインストはインストで楽しめます。ディスコブームに引っ張られるようにこの時代、R&B、ソウルは名曲が山ほど生まれてる。きのうも少し書いたけどホットチョコレートにしてもディスコサウンドの波に乗ってヒット曲を連発してる。ディスコクイーンのドナ・サマーも名曲だらけです。12インチシングルのジャケット裏ジャケ。帯に歌詞が掲載されています。
2023年03月04日
アメリカのソウル/ R&Bグループ「ポインター・シスターズ」の大ヒットシングル。この曲もは日本でもかなり売れてた印象。ディスコでもよくかかってたように思うけど、このシングルのB面の「オートマチック」の方がディスコでよく聴いたイメージがある。「オートマチック」もアメリカでシングルカットされ大ヒットしてた曲。A面「Jump (For My Love)」(邦題「ジャンプ」)タイトルに (For My Love)と付け足したのは、当時大ヒットしてたヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」と混同を避けるためにそうなったらしい。アメリカでのシングルバージョンは日本のシングルとはバージョンが違ってて23秒短いバージョン。日本盤のシングルはアルバムと同じバージョンで収録(4分22秒)6分25秒のロングバージョンもありますが、これは自分はあまり好きじゃないMIXでした。12インチシングルを買えば聴けるバージョンです。5つのMIXがあって、やはり一番すっきり楽しめるのは通常のアルバムバージョンです。June Pointerが一人で歌い始める2回し目から二人のハモりが加わるよくあるパターンなんだけど毎回、ゾクゾクしてしまう。当時からメタル好きだったのですが、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」よりもポインター・シスターズの「ジャンプ」の方が好きだった。展開のメロウになるパートが特に最高でカッコ良すぎる!<この曲の演奏メンバー>June Pointer – Lead vocals, backing vocalsRuth Pointer – Backing vocalsAnita Pointer – Backing vocalsStephen Mitchell – Synthesizers, Drum machine programming, Additional synthesizersHowie Rice – Minimoog, Additional synthesizers, Electronic drumsReek Havoc – Electronic drums programmingLouis Johnson - BassPaulinho da Costa – PercussionB面「Automatic」(邦題「オートマチック」)この曲もこの日本盤シングルではアルバムバージョンで収録されています。(4分47秒)アメリカ盤のシングルは「Automatic (Single Version)」として4分3秒に編集されています。アルバム「Break Out 」から第二弾シングルカット。(「Jump (For My Love)」は第三弾シングルカット)第一弾先行シングルは「I Need You」でした。この曲、めちゃくちゃ好きな曲なのですが、先行シングルなのにあまりヒットしなかった。「Automatic」は少し重いアレンジでずっしりしたノリが気持ちいい。少し重い中に軽いクリーントーンギターのカッティングが凄くいい。低音で歌うRuth Pointerがめちゃくちゃカッコいい。Ruth Pointerのリードボーカル曲は好きな曲が多い。<この曲の演奏メンバー>Ruth Pointer – Lead vocalsAnita Pointer – Backing vocalsJune Pointer – Backing vocalsStephen Mitchell – SynthesizersHowie Rice – SynthesizersJohn Van Tongeren – Synthesizers, MinimoogBrock Walsh – Synthesizers, Drum machine programmingDennis Herring – GuitarMark Goldenberg – Guitar (bridge)Eddie Watkins Jr. – Bass
2023年02月16日
アメリカのファンクバンド「Earth, Wind & Fire」の1978年4月発売のシングル。超大ヒットアルバム「All 'N All」からのシングルカットですが、3枚目のシングルカットで楽曲自体はアルバムに収録されてるので有名ですが、シングル盤としてのヒットはしていません。リードトラックで第一弾シングルカットがアルバム1曲目「Serpentine Fire」(太陽の戦士)で大ヒットシングルになった。第二弾シングル「Fantasy」(宇宙のファンタジー)が前作を上回る大ヒット。1977年11月にアルバムが発売されて5ヶ月後にこのシングルがカットされました。さすがにアルバムもみんな購入してるし、バージョンが違うわけでもないのでそれほどヒットしなかった。A面「Jupiter」(邦題「銀河の覇者」)楽曲のカッコ良さでは、自分は前の2枚のシングル曲よりも今はこの曲に惹かれる。ブラスアレンジが鳥肌もんのカッコ良さ!歌のカッコ良さは当然ですが、歌い回しやハーモニーが最高に好き。アルバム「All 'N All」の中では美しい「I'll Write A Song For You」(聖なる愛の歌)が一番好きな曲なのですが、派手なノリとキャッチーさでは「Jupiter」が一番かも。B面「Love's Holiday」海外盤のシングルB面曲は「Runnin'」でしたが、日本独自の構成でB面はこの曲に。ミディアムスローの軽いナンバーで心地よい気怠さを楽しめる曲。夕暮れ時の夏の海で聴いてるようで楽しい疲れの中で缶ビール飲んでるような^^アース・ウインド & ファイアーは日本でも大人気で10回以上の来日公演を果たしていますが、一度も行かなかった事が悔やまれる。もし次、来日する時は生で聴いておきたいと思う。
2023年02月12日
スリー・ディグリーズのLIVEに行ってきた!4年前の来日は用事が重なって行けなくて悔しかったけど、今回は最高のパフォーマンスを楽しむ事ができた。とにかく3人がカッコ良すぎて自然に涙が出てくる感じでした。10代の頃に聴いてた若く高い声じゃなくても、大人のソウルシンガーのカッコ良い歌声を全身に浴びて最高な時間でした。全曲知ってる曲だったし、ずっと鳥肌。カバー曲が意外に多かったけど、好きなカバー曲ばかりだったので凄く楽しめた。会場に来てた人は、どの曲もきっと知ってると思う。80年代前半のディスコで流れまくってた曲ばかりで観客も踊り出しそうな勢いの盛り上がり。とうとうアンコール最後はアース・ウィンド・アンド・ファイアーのキラーチューンの「Boogie Wonderland」で客席全員総立ちで歌い踊ってた^^今日のメンバーValerie Holiday / バレリー・ホリデー(Vocals)Freddie Pool / フレディー・プール(Vocals)Tabitha King / タビサ・キング(Vocals)Mami Horano / マミ・ホラノ(Keyboards)Richard Jevons / リチャード・ジェヴォンズ(Guitar)Wayne Morgan / ウェイン・モーガン(Bass)Nigel Williams / ナイジェル・ウィリアムズ(Drums)1曲目「Shake Your Groove Thing」(Peaches & Herb cover)2曲目「Giving Up, Giving In」3曲目「Take Good Care Of Yourself」 MC 4曲目「にがい涙」(Nugai Namida)5曲目「Midnight Train」6曲目「The Runner」7曲目「You'll Never Find Another Love」(Lou Rawls cover)8曲目「I'm So Excited」(The Pointer Sisters cover) MC9曲目「Dirty Ol' Man」10曲目「Ain't No Stoppin' Us Now」(McFadden & Whitehead cover)11曲目「When Will I See You Again」12曲目「T.S.O.P」13曲目「Boogie Wonderland」(Earth, Wind & Fire cover)今日は最初からバーボンのロック飲んでた。グリーンサラダとマルゲリータピザをあてにして、2杯目はスーパーニッカのロック。ライブが始まる前からテンション上げて楽しみたかった。1曲目・・・スリー・ディグリーズが登場するまでに激しいソウルナンバーを演奏しはじめ、ずっと何の曲だったか・・考えながら聴いてた。3人が「♪Shake it, shake it!」って歌った瞬間にカバー曲か!と「Shake Your Groove Thing」を何十年かぶりに聴いた感動も混ざって泣きそうになった。1978年にPeaches & Herbが歌って超大ヒットした曲です。めちゃくちゃ好きな曲!「Giving Up, Giving In」が2曲目!頭の中で勝手に流れるシンセドラムの音^^;もちろん今日はシンセドラムは抜きです。この曲、レコードで聴くよりカッコよすぎる!少しキー下げてて、これがまた渋くて最高だった!3曲目「Take Good Care Of Yourself」も知らない人は少ないと思うディスコナンバー。この曲っていろいろ思い出す。花火がついてるマイタイやバイオレットフィズみたいな甘い酒をカウンターに置いて友人たちと話してた光景が浮かんでくる。10代後半〜20代前半の短い期間だけディスコに行ってたので、今日聴いたような曲はど真ん中の曲ばかり。「にがい涙」の時はみんな座りながらも「♪見てたはずよ わたしの気持ちが 少しずつ〜」の振り付けを自然にやってるのも感動。この曲聞くとやっぱりみんな、あの振り付けしたくなってしまうんだ^^俺もしてたけど^^;やはり日本公演では外せない5曲目「Midnight Train」日本のティン・パン・アレーの演奏でレコーディングされたこの曲。生で聴くと感動も倍増。6曲目「The Runner」は意外だった。激しいアップテンポの曲なのでセットリストに入ってはいないだろうと思ってた。当時のあの速いテンポのまま一段の迫力の増した歌唱で最高だった。「You'll Never Find Another Love」が7曲目。最近のアルバム「Strategy: Our Tribute to Philadelphia」に収録されてるLou Rawlsのカバー邦題の「別れたくないのに」で覚えてる人が多いと思う。Lou Rawlsはもちろん男性ソウルシンガーです。多分、まったく同じキーで歌っています。最初の「♪You'll Never Find〜」は男でもやや低めの音なのに、めちゃ渋く歌い始めたので全身鳥肌。8曲目「I'm So Excited」は驚き!でした。曲が始まって一瞬、頭の中で考えた。これスリーディグリーズの曲じゃないよな・・・。すぐにポインター・シスターズの3人が浮かんで来た。この曲も1980年代前半に大ヒットしてディスコで流れまくってた曲。ポインター・シスターズも大好きです。久しぶりにじっくり聴きたくなった。ポインター・シスターズも良い曲多すぎる。今日のライブでも最高の歌声で楽しめた!9曲目「Dirty Ol' Man」は安定の大盛り上がり!この曲の前に客席いじりの時間があって、本当におもしろかった!さすがのウィットに富んだMCで観客は大笑いで、熱くなってた会場がさらにヒートアップ。そしてこの曲だから、盛り上がりが強烈だった。10曲目「Ain't No Stoppin' Us Now」も最近のアルバム「Strategy: Our Tribute to Philadelphia」に収録されてた曲。この曲も超名曲!1979年にMcFadden & Whiteheadリリースして大ヒット!もちろん日本でも「恋はノン・ストップ」の邦題で大ヒット。11曲目「When Will I See You Again」は思い出が多すぎて生で聴くと涙腺崩壊だった。この曲でもみんなあの振り付けを自然とやってしまってた^^;そして!2番からは日本語バージョンで歌い始めた!「♪ 水色の朝〜 あなたに抱かれて 目覚めた私 全ては今 美しい」この曲、なんでこんなに良い曲なんだろうってずっと思いながら聴いてた。3人のハーモニーは最高!この来日のために日本語をまたおさらいしてレッスンしてきたのだろうなって思うと感動だった。明日の東京公演にも行きたくなってしまった。12曲目「T.S.O.P」この曲は盛り上がる事必至。13曲目「Boogie Wonderland」は80年代10代〜20代だった人は知らない人はいない洋楽の大ヒット曲。Earth, Wind & Fire自体を知らない人はきっといないと思うし、どこでも流れてたと思う。ダイエーの中でも近所のショッピングモールでも・・・^^想像の何十倍も感動したし、あらためてスリーディグリーズの曲が凄い良い曲だらけなんだと再認識した。そして同時にあの頃のディスコナンバーのレベルの高さを改めて感じた。日本語も上手で観客を笑わせ盛り上げる凄さ。外タレのライブのMCでここまで爆笑した事はなかったと思う。最高のエンターテインメント!
2023年02月07日
アメリカのシンガーソングライター「ドナ・サマー」の1980年11発売のシングル。参加ミュージシャンDonna Summer – Lead vocalsHarold Faltermeyer, Sylvester Levay – Keyboards,Steve Lukather, Jeff Baxter, Tim May – GuitarLes Hurdle, John Pierce, Lee Sklar – BassKeith Forsey – Drums, PercussionGary Herbig – Sax SoloBill Champlin, Tom Kelley, Carmen Grillo Background vocalsA面「Cold Love」8枚目のアルバム「The Wanderer」のB面1曲目に収録されてた曲の第二弾シングルカット。アルバムは1980年10月20日発売でこのシングルは1980年11月発売。レコード会社を移籍してROCK色が強くなったアルバム「The Wanderer」からの先行シングルはタイトルナンバー「The Wanderer」でこの曲はソウルナンバーでしたが、この「Cold Love」はややハードなロックナンバー。サビなんかはジャーニーを彷彿させるようなキャッチーなロックです。B面「Grand Illusion」(大いなる幻影)アルバムの中でも異色な印象のあったナンバー。怪しげな気怠さの聞き入ってしまう曲。ちょっとKate Bushを思わせる感じもいい感じです。アルバム発売から40年を迎え特別企画盤にはこの曲のリミックスも収録。これがまためちゃくちゃカッコいい。「Grand Illusion (Le Flex Poolside Mix)」として収録されています。アルバム発売40周年記念の企画盤はかなり豪華でお買い得です。
2023年02月05日
アメリカのソウルシンガー「James Brown」の1968年日本発売のシングル。A面「It's a Man's Man's Man's World」(マンズ・マンズ・ワールド)1966年4月にアメリカでシングルとして発売され大ヒットした曲。この曲は70年代にもリメイクしています。1966年オリジナルは2分52秒バージョンです。リメイクバージョンは3分20秒。イントロのド頭が全く違うのでわかりやすい。ティンパニーのロールで始まりストリングスが入って来るのがリメイクです。オリジナルは頭からブラスセクションが入っています。スローブルースなバラードです。泥臭さのあるアレンジで断然、このオリジナルの方が好きです。リメイクはモダンなアレンジでおしゃれに仕上がっています。めちゃくちゃカッコいいボーカルに鳥肌です。ジェームス・ブラウンが書いた曲で、1963年のコメディ映画「It's a Mad, Mad, Mad, Mad World」からの言葉遊びで付けられたタイトルのようです。当時のEP盤はなるべく3分に収めようとレコード会社もしていたようで、最後のフェードアウトが早すぎるように思えてしまう。あと2回しは聴きたい感じです。James Brown – Lead vocalDud Bascomb – TrumpetWaymon Reed – TrumpetLamarr Wright – TrumpetHaywood Henry – Baritone SaxophoneIan Bridle – PianoBilly Butler – GuitarBernard "Pretty" Purdie – Drums他 Trombone、BassB面「Papa's Got A Brand New Bag」(パパのニュー・バッグ)この曲は1965年2月アメリカ発売の大ヒットシングル。R&Bチャートで8週間に渡って1位を獲得した大ヒット曲です。タイトル知らなくても、この曲、聴けば「あ〜この曲か」とすぐにわかる人も多いと思う。ファンクなダンスナンバーでボーカルも演奏も最高です。エレキギターの超印象的なフレーズやブラスセクションのシブシブのアレンジ。James Brown – Lead vocalswith the James Brown Band:Joe Dupars – TrumpetRon Tooley – TrumpettLevi Rasbury – TromboneWilmer Milton – TromboneNat Jones – Alto SaxophoneMaceo Parker – Tenor and Baritone SaxophonesSt. Clair Pinckney – Tenor SaxophoneEldee Williams – Tenor SaxophoneAl "Brisco" Clark – Tenor SaxophoneNat Jones – OrganJimmy Nolen – GuitarSam Thomas or Bernard Odum – BassMelvin Parker – Drums80年代、90年代にも多くのアーティストにカバーされて大ヒットしてたりします。
2023年01月11日
アメリカのソウル/ R&Bシンガー「ロバータ・フラック」の1978年7月発売のヒットシングル。1978年2月発売「私の気持ち The Closer I Get To You 」をダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)とのデュエットで大ヒットさせたので、このシングルの印象があまり強くない。それに「The Closer I Get To You 」が収録されてるアルバム「Blue Lights In The Basement」が、とんでもなくカッコ良いアルバムなのでどうしても収録曲はどれも良い印象が凄く強い。これまでにロバータ・フラックの事も何度も書いた思うけど比較的、初期のアルバムの事ばかり書いてたような気がする。中期以降のアルバムだと13th「Set The Night To Music」が凄く好きです。カッコ良いを通り越して、どのフレーズにも鳥肌で泣けそうになるアルバム。ロバータ・フラックの歌う「Unforgettable」は定期的に必ず聴きたくなる。それ以上にThe Stylisticsのカバー「You Make Me Feel Brand New」が凄すぎて、作業中などに流れたら必ず固まって聴き入ってしまう。13th「Set The Night To Music」がボーナストラック入ってリマスターされるのを待ってるけど出る気配はない。1991年版でも音自体は十分満足していますが。A面「If Ever I See You Again」(邦題「いつかあなたと」)ベスト盤などを買うと多分、必ず選曲されてると思う曲。映画の主題歌でもあったので有名ですが、この映画「邦題 わが心のジェニファー」はなぜかVHSにもDVDにもなっていないような気がする。日本公開も2年ほど遅れてのロードショーでした。三宮の阪急シネマで観たと思う。Blu-rayで発売されたら買うと思う。映画の内容も良いけど、流れる音楽が素晴らしかった。映画自体は興行的には大失敗だと言われてるのでソフト化はないのだろうか。ロバータが歌うバージョンのこの曲は美しさと優しさに溢れてて心が安らかな気持ちになっていく。これだけ歌が上手いと声だけで精神的にも安定させてくれる。B面「I'd Like To Be Baby To You」(邦題「あなたに愛されたい」)この曲は6枚目のアルバム「Blue Lights In The Basement」に収録されてた曲のシングルカット。かなりjazzyなアレンジのシブシブな曲です。ジャズクラブでライブで歌っているようなSEが入っています。この曲はアルバムの流れで聴いた方が感動は大きいように思う。爽やかな「After You」に続いてこの曲が流れ出すと世界が変わっていき最高です。アルバム「Blue Lights In The Basement」にはダニー・ハサウェイとのデュエット「The Closer I Get To You 」も収録されています。
2022年11月11日
ジェームス・ブラウンの37枚目のスタジオアルバム。10日ほど前に久しぶりに映画「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」をBlu-rayで観た。偉大なアーティストの人生を映画化したものは、自分が好きなアーティストの物なら必ず買って観てる。最近、観たものはクロード・フランソワの人生を映画化した「最後のマイ・ウェイ」とジェームス・ブラウンの映画。映画にも「The Payback」は流れます。(映画のエンドロール)1曲目「The Payback」2曲目「Doing The Best I Can」3曲目「Take Some... Leave Some」4曲目「Shoot Your Shot」5曲目「Forever Suffering」6曲目「Time Is Running Out Fast」7曲目「Stone To The Bone」8曲目「Mind Power」映画「Hell Up in Harlem」のサントラ盤になる予定だったアルバムですが、結局、映画に使われる事なく通常のアルバムとして発売。それでも大ヒットアルバムになりました。今までのアルバムと違うのは長尺曲がかなり多いって事。アナログ盤では2枚組で8曲入りでした。8曲だけなのに2枚組と言うだけで曲が長い事がわかると思います。それまでのアルバムなら1曲だけ8分越え曲があったりするのですが、このアルバムは10分越えが3曲、8分越えが2曲、7分越えが2曲とどれも長い。最初にジェームス・ブラウンを聴くにはとっつきにくいアルバムだと思うけど、このアルバム気に入ってしまえば、かなりハマるアルバムです。バラード率が高いので強烈なファンクを求めてる人は物足りない部分もあるかも知れないけど。1曲目「The Payback」は第二弾シングルとしてシングルカットしたのですが、7分40秒の長さを全編、後編としてAB面に分けて収録。それでもヒットしました。初めて聴くときっと怠く感じると思うけど、カッコよく感じ始めたらどっぷりハマる曲です。2曲目「Doing The Best I Can」は美しく胸に響くバラードです。気持ち良くJBの歌に浸りながら、しぶい演奏を楽しめます。3曲目「Take Some... Leave Some」めちゃくちゃカッコイイ曲!ホーンセクションのアレンジも演奏も最高です。4曲目「Shoot Your Shot」これは強烈にカッコ良いファンクです!このアルバムの中で2番目に好きな曲!インスト部分が8割以上かも知れないけど最高です。5曲目「Forever Suffering」はじっとりとしたスローブルースナンバー。この曲もすごく好きでジェームス・ブラウンの歌の凄さを改めて感じられる。6曲目「Time Is Running Out Fast」はアルバム最長の12分48秒。歌はほとんどアフリカの原住民の民族音楽風。7曲目「Stone To The Bone」がリードトラックでシングルカットされた曲。この曲も10分越えなのでシングルのAB面に分けて収録。8曲目「Mind Power」がこのアルバムで一番好きな曲。この曲も12分越えてる長い曲です。ぼんやり聴いてると気持ちよすぎる。フルートソロもイイ!当時の広告。日本盤は最初、作らなかったようです。直輸入盤2枚組3800円
2022年10月19日
アメリカのファンク、ソウルユニット「A Taste of Honey」のシングル。1978年6月16日発売のデビューシングル。Janice-Marie Johnson – lead vocals, bassHazel P. Payne – lead vocals, guitarsPerry L. Kibble – keyboardsDonald Ray Johnson – drumsA面「Boogie Oogie Oogie」 邦題「今夜はブギ・ウギ・ウギ」このでデビュー曲はいきなり全世界で大ヒットしました。全米で200万枚売り上げアルバムも大ヒット。この曲は日本でもいろんな場所でかなり頻繁に流れてた印象です。曲のどの部分を切り取ってもインパクトが凄くあるので、少し耳にしただけで頭の中に残る。イントロからめちゃくちゃカッコイイから!ベース・ボーカルのジャニス・マリー・ジョンソンとギター・ボーカルのヘイゼル・ペインの女性二人を中心に組まれたバンド。(数年後には結局、女性二人のデュオになるのですが)当時、誰でもどこかで耳にしてると思う。とにかくイントロから全編じっくり聴くとカッコ良さもハマるかも。特にライブ映像で観るとさらに引き込まれるはず。ギターとベースを弾きながら歌い踊る女性二人はめちゃくちゃ渋い!B面「World Spin」1stアルバム「A Taste of Honey」のA面4曲目からのシングルカット。B面はかなり大人のソウルです。両面聴くと必ずアルバムも聴きたくなるように出来てる^^;ストリングスアレンジが秀逸すぎて鳥肌になります。5年ほどで解散してしまうのですが、今はベースボーカルのジャニスのみソロアーティストとして活動しているようです。
2022年10月18日
今日、一番聴きたいと思ったバラードがこの曲。この曲普段、忘れがちなんだけど急に頭にサビが浮かんで来る時がある。多分、自分が死ぬ時まで何ヶ月かに一度、急に聴きたくなる曲のような気がする。イギリスのR&Bシンガー「Billy Ocean」の1988年6月25日発売のシングル。この曲は7枚目のアルバム「Tear Down These Walls」からの第三弾シングルカット。A面「The Colour of Love」全ての楽器の音数も少なくシンプルな名バラードです。ビリー・オーシャンの歌声を最大限に活かすための演奏です。最高の歌だけに集中できるのも良いし、演奏も気持ちよく楽しめる。主張しすぎないSAXソロにも聴き入ってしまう。恥ずかしいぐらいにピュアなラブソングにも心が安らぐ余裕で出来てきたのかも知れない。ここの展開部分が最高にカッコよくて好きです。「♪And oh though many may try to keep us apart Oh the colours that I see in you will shine a light to see us through No matter what the world will do I'll always love you Ooh〜」B面「It's Never Too Late to Try」この曲は6枚目のアルバム「Love Zone」からのシングルカット。「Love Zone」のB面2曲目に収録されていました。ミディアムテンポの気持ち良いノリの曲です。特にこのアルバムは左右のステレオ感が凄かった印象でこの曲もヘッドフォンで聴いてると左右から出て来る異なる音に体が動かされる。歌、上手すぎるわぁ〜って聴きながら声に出して言ってしまう^^;半端なく美しい曲です。短いけど聴き入ってしまうアコギソロはたしかジョナサン・バトラーだったかな。この曲、アルバムのリードトラックにしてても良いと思える名曲なんだけどいまいち知られていない気がする。とにかく聴いてて気持ち良い曲です!!
2022年10月04日
スリー・ディグリーズの1975年発売の大ヒットシングル。シングルとしてはJapan-only releaseとして発売。全て日本語で歌う歌謡曲として作られたのかも知れないけど、3人が歌うと完全にR&B/Soulです。A面「にがい涙」作詞 安井かずみさん 作曲 筒美京平さん 編曲 深町純さんこの曲知らないって思う人でも、イントロからAメロを聴いたら「この曲の事か!」って思う人が多いと思う。世界的なスーパースターですが、1975年〜77年頃は来日してテレビ出演やコンサートツアーなど日本での活動も多かったので、日本で一番有名なアメリカ人のR&Bグループじゃないかな。ピンク・レディーの曲のように「にがい涙」の振り付けで踊ってる子供もいました。あの振り付けはひょっとしたら土居甫さんなのかも。かなりキャッチーな振り付けでした。レコーディングメンバーも洋楽でも何でもこなすミュージシャンが揃えられた。村上“ポンタ”秀一さん - ドラムス高水健司さん - エレキ・ベース矢島賢さん - エレキ・ギターティン・パン・アレーがバックを務めたバージョンもあります。最初にレコーディングしたバージョンは日本語の発音がまだまだでした。「♪しめつけられる いおおあいつぅる まごろこらけはねえ」(しめつけられる 人を愛する 真心だけはねえ)でも、次に聴いた時はほぼ完璧な日本語の発音になってて驚いた。テレビで歌ったバージョンなどyoutubeにたくさんあがっていますが、きれいな日本語でみんな感動すると思います。アルバム「International (Expanded Edition)」に収録されてる「にがい涙」の方がオススメです。MIXもまったく違うハーモニーもかなり変わっていった。例の部分も「♪しめつけられる 人を愛する 真心だけはねえ」と完璧に聞こえます。ピンク・レディーの初ライブ盤でカバーしています。テンポがちょっと速すぎるけど、二人の歌唱もカッコいい。「Pink Lady INNOVATION」の再結成ライブの千秋楽でもこの曲を二人でアカペラで急に歌い出したのには感動した。B面「I Like Being A Woman」 邦題「女の喜び」作詞・作曲 B. Hawes, J. B. Jefferson1973年発売のアルバム「The Three Degrees」からのシングルカット。この曲もカッコいい曲です。「When Will I See You Again」ほどメロウではないけど、リズム隊のカッコ良さと3人のハーモニーの美しさに鳥肌たちまくりの曲です。「My Simple Heart」とかにも近い感じの気持ち良すぎるノリです。1980年発売の「Starlight」の12インチ (Long Version)を昨日聴いてて地味なイメージしかなかった曲なのに、引き込まれすぎて3回連続で聴いてしまった。なにこのカッコ良すぎるノリ・・。って、また今、それを聴きながら書いてるから関係ないけどオススメしときます。「Giving Up, Giving In」の (Extended Version)も渋すぎる。
2022年10月01日
アメリカのfunk/ R&B「Earth, Wind & Fire」の大ヒットシングル。1977年11月発売の超大ヒットアルバム「All 'N All」(邦題「太陽神」)からの第二弾シングル。全米だけで300万枚を超える売り上げでした。アルバムからの第一弾シングル「Serpentine Fire」(邦題「太陽の戦士」)ほどのヒットにはならなかったのですが、ディスコでヘヴィロテで流れまくってたのは「Fantasy」だった印象です。自分は「Serpentine Fire」の方が好きですが、日本でよく知られてるのは「Fantasy」。「Serpentine Fire」のブラスアレンジがカッコ良すぎて今、聴いてもゾクゾクする。A面「Fantasy」(宇宙のファンタジー)シングルバージョンはオリジナルから50秒もカットした短縮バージョンです。オリジナルは4分38秒なのに3分46秒に短くする必要ないように思うけどラジオでのオンエアを考えると3分台に当時はするのが暗黙の了解のようだったから仕方ないけど。シングル盤で聴いたのはいつぶりか分からないほどですが、オリジナルが頭に入り切ってるので物足りなさはハンパない。それにしても、この曲のメロディー・・・やっぱり天才すぎる!美しくカッコよく感動的!その後、「All 'N All」を通して聴いてたけどこのアルバムも構成が考え抜かれてて何度も鳥肌立つ瞬間があった。「Jupiter」が一番好きな曲だけど、言葉にならないほどカッコ良い!「Magic Mind」も久々に聴いたけど気持ち良すぎる!B面「Runnin'」他の国ではB面はアルバムラスト曲の名バラード「Be Ever Wonderful」ですが、日本はなぜかこの曲。ほどんどスキャットで歌う高速ラテンファンク。嫌いじゃないけど、他の国に合わせて「Be Ever Wonderful」にしといた方が良かったような…。めちゃくちゃ鳥肌なSAXソロはありますが。
2022年09月09日
1979年6月発売のアルバム「黙示録 I Am」からのシングルカット。「Earth, Wind & Fire」の事は知らない人はほとんどいないと思うので詳しい説明はなしで。アルバム先行シングル「Boogie Wonderland」は映画「Roller Boogie」の挿入歌としても使われ全米だけで100万枚を超える大ヒット。映画「Roller Boogie」はリンダ・ブレア主演のディスコブームに乗った大ヒット映画。主演のリンダ・ブレアも久しぶりに存在感を発揮する役で輝いてた。「エクソシスト」で天才子役として注目を浴びすぎたので、そこから脱皮するのは難しかった。「エクソシスト2」でさらに演技派女優としての存在感を見せつけたけど、オカルト映画女優のレッテルはなかなか剥がしきれない。そんな中の「Roller Boogie」!ディスコサウンドの名曲の数々をバックに輝いていました。ディスコナンバーを楽しむだけでも満足できる映画です。(当時、評価は悪かったけど後々、その評価は良いものへと変わっていった)と、「Earth, Wind & Fire」の事から外れました。リンダ・ブレア好きなもので。A面「Star」スペイシーディスコナンバー。気持ちいい曲です。シングルカットされてもちろん大ヒット!この曲がこのアルバムでナンバーワンナンバーと言う声も多い曲。自分はこの曲はナンバーワンではないですが、めちゃくちゃ好きな曲。トランペットソロにいつも聞き惚れる。当時、ヘタウマとか言ってる人もいたけど完全に上手いでしょ。B面「After The Love Has Gone」自分はこの曲がアルバム、ナンバーワン曲です。日本ではB面曲として収録されていますが、海外では「Star」以上に売れた大ヒット曲です。バラードの頂点とも言えるほどの完璧な構成とアレンジ。ふと、夜中にこの曲を聴いたりすると不思議に泣けてしまう人も多いと思う。あの頃の自分とオーバラップして聴く人もいれば、純粋にこの曲の美しさに泣ける人もいる。この曲の12インチバージョンとかあったように思うけど、持ってないなぁ。アルバムではラテンのリズムが重なってきて次の曲「Let Your Feelings Show」に繋がっていく最高の興奮箇所です。
2022年08月21日
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