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御井神は、井泉の神である。古来、水を汲むためのヰ(井)には、自然の流水・湧き水をせき止めたものや、地面を掘って汲み上げるようにしたものがあり、飲料や灌漑のため、生活の重要な拠点であったとされる。『延喜式』神名帳には「御井神社」という神社が各所にみられ、井の神は宮中でも、座摩の巫の祭る神五座のうちに生井神・福井神・綱長井神が祭られている。井戸が古来、神聖視されていたことが知られ、「御井」の「御」はそうした神聖さを讃えた語と考えられている。
木俣神という樹木の神が、なぜ井泉の神としての別名を持つのかについては、樹木が地下水を吸い上げて成長することによる結びつきとする見方がある。また、井泉のそばに樹木が生えていたり植えられることが多くあり、その形が二俣の場合があったことに由来すると捉える説もある。詳しくは「木俣神」の項も参照されたい。






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