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御神木『雲立楠』
古くは源義家公(八幡太郎)が当八幡宮に参籠の折り、樹下に旗を立て八幡二柱の神を勧請したとの伝承から『御旗楠』と称されました。
また、元亀3年(1572年)三方原の合戦において甲斐の武田信玄に敗れた徳川家康公は武田方の追っ手を逃れて八幡宮境内へたどり着き、楠の洞穴に身を潜め、難を逃れたと伝わります。その際、洞穴の中で家康公が一心に八幡神を拝すると、楠より瑞雲が立ち昇り、神霊が白馬に跨った老翁の姿となって浜松城へと公を導いたといわれます。
その故事をもって『雲立楠』と称されるようになりました。


浜松八幡宮
主祭神:玉依比売神、十五代応神天皇、十四代神功皇后
相殿神:伊弉諾大神、伊弉冉大神
浜松八幡宮は市中心付近にありながら多くの樹木が繁茂する鎮守の森に鎮座し、氏子崇敬者からは「八幡さま」と親しみをこめて呼ばれています。
仁徳天皇の御代、遠津淡海(遠江国)の鎮静のため、海運の神として知られる玉依比売命をお祀りしたと伝わり、平安時代の神社を所載した延喜式には許部神社と記されています。
当時は許部の里(南区小沢渡町付近)にお祀りされておりましたが、天慶元年(938年)、神託によって現在の地へと遷座されたと伝えられ、永承6年(1051年)には源義家公(八幡太郎)により八幡二柱の神が勧請され、多くの武家庶民の崇敬を集めました。
中でも徳川家康公は浜松入城以来、武家の守護神・浜松城鬼門鎮守、鬼門降伏の氏神として当宮を信仰し、開運招福・武運長久を祈って度々参拝したといわれます。
浜松稲荷神社
御祭神:倉稲魂命、大己貴命、大田命、大宮比賣命、月夜見命
例祭日:2月11日
古くから浜松八幡宮の境内末社としてお祀りされていたと伝わります。
東海道浜松宿の人々の厚い信仰をあつめ、明治大正期には一時現在の中区早馬町にお祀りされていました。昭和4年(1929年)8月13日 早馬町より再び八幡宮境内へ遷座され現在に至ります。
商売繁盛、事業繁栄、家内安全の神徳を持つ神として信仰され、例祭日には氏子崇敬者によって賑やかなお祭が行われています。

浜松東照宮
御祭神:東照大権現
例祭日:4月17日
浜松八幡宮と縁深い徳川家康公をお祀りするお社として、正徳4年(1714年)に奉斎されました。
浜松八幡宮の例大祭では東照宮前庭において特殊神事「放生会」が行われます。放生会は捕らわれた動物(鳥・魚)を川や野に解放し、日々の殺生を戒める儀式を言います。浜松八幡宮の放生会は戦乱の世に命を落とした人々の御霊を慰めるために、家康公の願いによって始められたと伝わります。




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