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2026年06月14日
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カテゴリ: 御朱印:神奈川県
正月が過ぎてはや半年、もう半分も過ぎてしまったのかと思うと悲しくなってきます。今年は地元に戻らず山梨県にて年を越したんですが、山にばかり行って特に寺社参拝はしていませんでした。
その月の中程、重い腰を上げて鎌倉参拝に乗り出しました。鎌倉周辺は無料で車中泊が出来るスポットが非常に少なく、寝場所を探すのに大変苦労しましたが、やっとこさ和田長浜にて夜を過ごせました。朝、潮騒の響きを目覚ましにバッキバキの体を何とか起こして、鎌倉方面に向かいます。



朝早くとも参拝者が溢れる神社があり、寄ってみることにします。名を森戸神社、葉山郷の総鎮守となります。

2026.1.11
森戸神社


この辺の道路は細くて走るのが大変です。関東住は良くこんな狭路を走れるなぁと驚きっぱなしです。青森県のだだっ広い道路が懐かしい・・・。
道の脇に赤い鳥居が見えたら曲がりましょう。その先に境内があります。



境内案内図です。ここに載っていない末社が数社あります。



ではまずは手水で手を清めましょう。



なんと水盤には柑橘が浮いています!たしか柚子湯に入る日だったかしら?




一番手前のこちらは総霊社。祭神は護国の英霊、地域の先達、水子の霊などなど。



その隣には奉納された銘酒が並びます。この中で飲んだことがあるのは菊正宗と高清水くらいでしょうか。歴史好きとしては道灌も気になりますかね。



酒樽の脇っちょには庚申塔。猿田彦大神と刻まれています。



酒樽の左側、こちらには面白いものがあります。子宝石納所と刻まれていることからも分かる通り、こちらには子授けの信仰が残っています。



うずたかく積まれた石ころには、無事に赤子を授かった夫婦が刻んだ子の名前が。
この子宝石の信仰なんですが、奥州の安産枕に形態が似ています。子授けを願って石を持ち帰り、無事授かれば名前を書いて戻す、といった具合です。石か枕か、名前を書くか書かないか位の違いしかありません。もしかして類似の信仰が各地に有るんでしょうか。



また隣、水天宮が置かれています。
覆堂の中には小さな石祠。その両脇には玉石が転がっています。



境内説明書きを見てみましょう。

水天宮

祭神:天御中主神
例祭日:5月4日

 「まいられよ 子宝の福 さづかりに」と石碑に刻んである通り、古くから子宝を求める人等の篤い信仰を受けている。
 左右にある「子宝の石」を手でなで、お詣りすると子宝が授かると言い伝えられている霊験あらたかな石です。



先ほどの子宝石収め所と深い関係が有りそうですね。この大きな丸石の代わりに小さな丸石を持ち帰る風習が生まれたんでしょうか、面白いです



稲荷神社もありますよ。
この稲荷社は通称”おせき稲荷”と呼ばれております。名前の通り咳止めや咽を使う職業の人々から篤く信仰されています。祭神は宇迦之御魂神、例祭日は4月8日です。







参道も突き当り、拝殿が見えてきました。こじんまりとしていますが、不思議な風格があり、存在感があるのです。落ち着いた色彩の木材と、東北以南特有の瓦屋根が素晴らしいです



御由緒です(境内説明書き)。




森戸神社



御祭日
・例祭日:9月8日
・潮神楽:6月16日

 永曆元年(1160年)伊豆の蛭ヶ小島に配流された源頼朝公は三嶋神社(現 三嶋大社)を深く信仰し、源氏の再興を祈願した。
 治承4年(1180年)その神助を得て旗挙げに成功して、天下を治めた頼朝公は自らが信奉する三嶋神社の御分霊を、鎌倉に近き元山王の社地であった此の景勝の地に勧請して、永く謝恩の誠を捧げたと伝えられる。
 当時のことは、社宝として奉蔵の後二條院並びに花園院の院宣によっても篤く崇敬された様子がうかがわれ、又、吾妻鏡には、この地で加持祈祷が行なわれ、七瀬祓の霊所としても重要な地であったことが記されている。爾来、源氏はもとより三浦・北条・足利諸氏の崇敬も篤く、天正19年(1591年)には徳川家康公より社領7石が寄進されている。
 その後、明治の御世に移り、葉山に御用邸が造営され、ご滞在の折には天皇・皇后両陛下を始め皇族の方々の御参拝を仰ぎ、葉山郷の総鎮守として近郷近在より多くの参詣を得ている。
 特に境内より富士・箱根・伊豆・江ノ島を望む光景は絶景で、「森戸の夕照」としてかながわの景勝五十選に選定されている。



伊豆半島付け根に鎮座する三嶋大社から分霊して創建された古社です。言うなれば葉山にある三嶋大社遥拝所とでも言いましょうか。祭神も三嶋大社に倣い、大山祇神だけでなく事代主神も祀ります。ここだけでなく、神奈川県の三嶋神社系の神社は、この祭神構成になっているのです。

拝殿右手には、境内案内には載っていませんが、更に数社の境内末社が鎮座していました。ここから確認できるのは、姫神社・神明社・水垂社くらいです。



社殿左手は大きな駐車場になっています。よほど長居しない限りは、駐車料金もかかりません。この駐車場の端に、説明書きにあった「森戸の夕照」がキレイに見えるスポットがあるのです。
この浜に向かって建つ鳥居は、三嶋大社の遥拝所でも、富士山の遥拝所でもありません。にもかかわらず、ここから臨む駿河国や富士山は最高にキレイなんです。



狛犬の代わりに龍が置かれています。ここからも分かる通り、これは龍神宮の遥拝所です。







本日は龍神が元気な様で、海が荒れ狂っております。太刀でも奉納すれば鎮まってくれるでしょうか。
中央にかろうじて見える岩礁は名島(菜島とも)と呼ばれ、あそこに龍神を祀る祠があるらしいんです。かつては桟橋があって渡し舟も出ていた様なんですが、近年はそれも途絶え、実質参拝出来なくなっていました。それでは困ると令和6年にこの遥拝所が整備され、今に至ります。

因みに左端の白い灯台は、故 石原裕次郎氏を慕って数億円かけて建てられたものです。



それでは社殿の裏手にまわってみましょう。あまり目立たない場所ではありますが、しっかりと石段などが整備されております。



石段から鎌倉方面を見やると、千貫松と呼ばれる銘木が楽しめます。岩礁上で優雅に枝葉を伸ばす姿に、衣笠城に向かう頼朝公を出迎えた和田義盛公は、千貫の値がある松だと答えました。



石段を奥まで進むと、末社の山王日吉社が鎮座しています。大山咋神を祀る当社は、森戸神社が創建される以前からこの地にあったんだとか。驚くほど長い歴史が詰まっております。



帰りに海を眺めてみると、波間に鳥居がゆれていました。本当であれば、ここから美麗な姿の富士山を望めるはずなんですが、今回は残念ながら曇天。次回に持ち越しです。とは言え、この荒れ狂う海と鳥居もなかなかオツじゃないですか?残念と満足が半々な不思議な心持で、次の目的地へと向かいました。



今回貰った御朱印です。

通常御朱印



大判御朱印(森戸龍神宮)



公式サイトへのリンクです。
・葉山郷総鎮守 森戸大明神

以上です。

​​​​​​​​​​​


2026.5.2
富士見詣出


ゴールデンウイークを利用した三浦三十三観音霊場巡礼の際に、前回のリベンジで再度参詣。今回は巡礼がはかどる蒼天に恵まれ、葉山本来の絶景が楽しめましたよ!



くくく・・・。もうすでに絶海が眼前に・・・!



これが本来の葉山から臨む富士山!



今回は名島もくっきり見えますね。今日は龍神もお眠か。



そして日本人の心を掴んで離さない the Mt. Huziyama・・・。地元を離れた末にこんなご褒美が味わえるなんて・・・感激よ



森戸神社が景勝地たる由縁、それがこちら。
知名度抜群の山岳霊場 富士山と共に、波間に浮かぶ宗像三女神を祀る聖なる島 江之島両方を独り占め出来てしまうんですから・・・。今年一番感激した景色です

拝可美



以上です。





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最終更新日  2026年06月14日 22時15分52秒
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