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2006年06月08日
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カテゴリ: 翻訳者への道

多分、このことはずっと忘れないと思います。

まだ、ようやく下訳を数回させてもらったぐらいの頃、
受講生同士がペアになり、
一人が翻訳、一人がチェックという形で作業するお仕事を
講師からいただいたことがありました。

そのとき私はチェックを担当したのですが、
ペアの方の翻訳文を最初に見たとき、びっくりしました。
すごく滑らかできれいだったんです。
思わず「読み」ました。


正直、ショックでした。
そのときの私には、
その訳文が洗練され、完成されたもののように見えたんです。

とりあえず気を取り直し、
原文との対照作業を始めたのですが、
またまた、自信を失くしそうになりました。
原文と訳文、どこがどう対応してるのかわからない…

何せ、まだ「駆け出してもいない」翻訳者でしたから、
いちいちビビッてました。

でも、原文と訳文をじっくり読み込んでいくうち、
訳文が、原文に書いてあることとは「違う」ことだけはわかってきました。

その滑らかな翻訳に手を加えて、
同じぐらい滑らかで、しかも正しい翻訳に仕上げる自信が全然なく、
結局、講師に事情を説明して、まったく手を付けないまま納品しました。
その後、講師の手による修正がどの程度あったかは聞いていませんが、
(後日「あれは仕方ありませんね」とだけ言われたような記憶も…)


でも、しょせんは「駆け出してもいない」翻訳者。
そんな当時の私が直しを入れても、
迷惑度は同じか、余計に迷惑だったかも、とも思いますが。

後輩の方に下訳をお願いして、
ビシバシ直しを入れるのは、
そのときの反動もあるのかもしれません…(ゴメンネ)。




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最終更新日  2006年06月08日 00時28分56秒 コメント(5) | コメントを書く
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