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昨夜ポチっといきました。姫野さんの作品初挑戦! リンク先のきたあかりさんのおすすめもあって、本書を選びましたそして京極堂シリーズ第八弾…と思ったのですが、サイドストーリーが出ているのでそちらの方をポチってみました。 第八弾『陰摩羅鬼の瑕』はまたのお楽しみにとっておこう♪
2007年09月29日
【本日の二冊】塗仏の宴(宴の支度) 塗仏の宴(宴の始末)「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り―たいです」。答えた男女は己を失い、昏き界へと連れ去られた。非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出した東洋風の胡乱な集団六つ。十五年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第六弾。 「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねぇ」。その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか?ようやく乗り出した京極堂が、怒りと哀しみをもって開示する「宴」の驚愕の真相。 京極堂シリーズ、第一弾から読んでいますが、毎回期待を裏切らない内容です。思いっきり読み応えあります(^^)次は『陰摩羅鬼の瑕』ですな。ポチっといかねば
2007年09月28日
【本日の一冊】残虐記自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して、作家が消えた。黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して描出した傑作長編。柴田錬三郎賞受賞作。 好き嫌いは別として、うまく描かれていると思います。異様な作品ではありますが、その特異性に惹かれて読破してしまいました。人の「想像力」というものは、方向を間違えるとおそろしいものですね…
2007年09月26日
【本日の一冊】ファースト・プライオリティー「あなたのファースト・プライオリティーは何ですか?」31歳の女性、31通りの、最優先事項。 【目次】偏屈/車/夫婦/処女/嗜好品/社畜/うさぎ男/ゲーム/息子/薬/旅/バンド/庭/冒険/初恋/燗/ジンクス/禁欲/空/ボランティア/チャンネル権/手紙/安心/更年期/カラオケ/お城/当事者/ホスト/銭湯/三十一歳/小説 どれもスパイスが効いていて、なぜか笑える。そして笑えない自分もいる。そんなお話たちです。人それぞれの価値観がありますからね~。わたしの最優先事項ってなんだろう? 家庭ですな。独身の時はやりたい事があって、その為に仕事も生活も二の次だったけれどそれを捨てて家庭に入ったのだから、これがやっぱり最優先!やりたい事… また始めたら、家庭を壊しそうで手を出せないのです。(^^;)本書では「庭」が好きでした。
2007年09月22日
楽天ブックスでお買い物。リンク先の方の感想を読んで気になっていた本たち。 ほか数冊。取り寄せのがあるので、キャンセルされないか、ちょっと不安ですが(^^;)
2007年09月16日
【本日の一冊】ピリオドどこかに帰りたいと思う気分、帰りたいと望む心を描いてみたかった。多くの人の人生には、とりたてて何が起こるというわけではないと思う。それでも、かけがえのない時は流れ、人は自分の人生にいくつかのピリオドを打ちながら進んでいく。進むしかないからこそ、振り返りたくなるのだと思う。ちょうど雪原をさまよいながら、時折、振り返って自分の足跡を眺めるように。(著者)序章で「一世帯分の幅だけ外壁を剥ぎ取られた長屋」の描写を読み、そこに住んでいた人物が気になって本作品の刊行年を確認してみたところ…ああ、そうか。彼か。執行の翌年に執筆されたんですね…序章で彼にふれているとなると、かなり重い内容になるのかな・・・と思いつつ読んでいきました。が、想像したほどは重くはなかったです。決して軽くもないけれど。つい引き込まれて読んでしまいましたが、内容的には少々期待はずれという感じでした。勝手にですが、「死刑」や「少年犯罪」「殺人」などについて問題提起するような内容かと想像してしまいましたので…そのうち、こちらも読んでみたいと思っています。木橋
2007年09月09日
【本日の一冊】ロートレック荘事件夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か、アリバイを持たぬ者は、動機は。推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。 リンク先の りびんぐすとんさん が 【ラストでやられた~】という作品として本書を挙げていたので気になって読んでみました。う~~~ん、見事にやられましたぁ~~確かに。もっと丁寧に読んでいれば気づいてよさそうなものなのに。でも、これが気づかないんだなぁ~。そして、そこがまたおもしろい♪筒井氏はSF作家、というイメージがあったのですが、ミステリーも書いていたんですね~。他のミステリー作品もチェックしなければっ
2007年09月03日
【本日の一冊】恋愛小説川上弘美・小池真理子・篠田節子・乃南アサ・よしもとばなな 恋を読む。恋に酔う。甘くせつない痛みが胸に広がるひそやかな時間―。5人の名手による、心うるおう極上の物語。【目次】天頂より少し下って(川上弘美)/夏の吐息(小池真理子)/夜のジンファンデル(篠田節子)/アンバランス(乃南アサ)/アーティチョーク(よしもとばなな)「天頂より少し下って」「夜のジンファンデル」が好きでした。「天頂より~」では、なんとなく江國香織っぽい色を感じたのは私だけかな?篠田節子さんの作品は初めて読みましたが、他の作品もを読んでみたいです。…と思ったら、読んだことあったわ。 ←この中に収録されていました(^^;) このあたりも読んでみたい♪
2007年09月01日
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