November 2, 2018
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カテゴリ: 気になるTV番組
2018年下半期NHKの朝の連続ドラマ 『まんぷく』
今週は終戦直後の物語になりました。

ドラマの感想欄では相変わらず絶賛です。
安藤サクラさん演じる主人公の福ちゃんが「可愛い!」
とか「場を和ませる天才」とか、あるいは「毎朝幸せな
気持ちになる15分」などなど。

ただ私はドラマぞっこんの方々には申し訳ないのですが、
安藤サクラさんの福子はあまり好きじゃないです。

声が高くてよく通ってふつうの会話では聞き取りやすい
のですが、何かで喜怒哀楽の感情が生じるととたんに
キャーキャーワーワーで正直やかましいのです。

でもドラマ全体は好きです。
萬平さんを演じる長谷川博己さんが思った以上に面白い
人ですっかりファンになりました。
他にも要 潤さんや瀬戸康史さんなど好きな役者さんも
出ているし、これまで比較的恵まれた環境にあるせいか
考えの甘い福子たちに何かの折にガツンと言ってくれる
世良勝夫(桐谷健太さん)の存在がいいです。

絶賛するほどドラマには酔えないものの、ドラマ全体は



戦時中、田舎ならば空襲もなく安全かと思われていましたが、終戦近くなると
敵の飛行機は田舎でも通りすがりに銃撃をしていくようになりました。
実際に終戦間際には 湯の花トンネル列車銃撃事件 などがありました。



戦争が終わり、福子たちも克子と子供たちも大阪に戻ってきました。
福子(安藤サクラさん)の家と母・鈴 (松坂慶子さん)の家は空襲で焼失
したため、無事だった克子(松下奈緒さん)の家に身を寄せることに。
食糧が乏しく、克子の夫実家から仕送りがないことに鈴は文句を言ってます。
(余裕があるうちは自分のことはまず棚上げして~は、いつもの鈴さんです)



食糧を確保するために萬平(長谷川博己さん)と福子は、交換する物を持って
疎開中に世話になった親戚の家を遠路往復してきました。
その帰り道に二人でラーメンでほんのちょっとだけ贅沢を。
このとき屋台で偶然にも牧夫妻(善之介、恵)と再会できました。



生活は苦しいままで、子供たちが靴磨きで働いてもどうにもならず、鈴はやっと
自分の着物を闇市で売る決心をしました。
鈴の高価な着物を闇市で買い叩かれそうになったとき、復員して大阪に戻って
きていた世良勝夫(桐谷健太さん)とバッタリ再会。
世良は着物を高額で買い取ってくれ、萬平のところに寄ってくれました。



世良は復員してからは闇市のような商売をやって生きています。
そのことを綺麗事を言って批判する福子や鈴に世良は、今の時代は戦争を通じて
あらゆることが不公平な時代で、少しでもいい暮らしがしたかったら文句を
言ってないで動かなければいけないことを皆に教えます。
そう言う世良自身も、戦地では綺麗事無しで必死に生き抜いてきたのでしょうね。



「立花君が不公平の負け組でくすぶっているのが残念だ。」--
世良の言葉は萬平の胸に突き刺さりました。
萬平自身も自分の生き様を歯痒く思っているのですが、そんなとき福子との
会話の中からふと、ハンコを作れば売れるかもしれないと思いつきました。



萬平の狙いは当たり、ハンコ屋は大忙しで家族総出の仕事になりました。
ハンコの木はどこから?・・とかあるけど、まあそこはドラマですね。
ちなみに道具は ⇒  ハンコを彫るときに使っていた器具
ところでこのハンコを彫る作業、木は小さくて固いし、彫り間違えたらまた
作り直しになるから、ものすごく集中しなければいけないと思うのだけど・・・



皆が作業している中で福子が世間話をあーだこーだと一人しゃべってます。
さらには皆で話しながらやったほうが作業がはかどると決めつけ、半ば強引に
言葉遊びを始め皆もそれに付きあうことに。
沈黙が嫌いでとにかくしゃべり続ける人をときどき見かけますが私は苦手です。
ドラマ感想欄では「そうか、これがいいんだ」というのもありましたが、私は
自分が集中しているときにコレはやめてほしいです。



母・鈴がイロイロあってアトリエで寝ていたら、外から男が侵入してきました。
日頃「私は武士の娘」と言う鈴がこれをやったら感想サイトでは笑いでウケて
いたようですが、女性の皆さんはリアルではこれをやらないほうがいいですよ。
女は男の筋力には基本勝てないので、あっさり押さえつけられて終わりです。



侵入してきた男は神部 茂(瀬戸康史さん)という者で、出征から戻ってきた
ものの仕事も家も身内も金もなく、やむなく泥棒したとのこと。
そしてあまりの空腹で倒れ込み、ここの家族がもう嫌だと言うすいとんを
本当に美味しそうに嬉しそうに食べていました。



そしてある晩、鈴が寝るアトリエでまた復員兵の侵入が。
しかしそれは克子の夫の忠彦(この家の主:要 潤さん)で、夫が戦地から
生きて帰ってきた喜びで、克子は涙が止まりませんでした。
フィリピンでの戦いは特に苛烈を極め、日本人は約33万6千人が戦死や
飢えや病気で命を落としているので、忠彦は本当に地獄を見てきたのでしょう。



忠彦は夜中にこっそりと帰宅したので、子供たちとの対面は翌朝でした。
「お父さんが帰ってきた~~!」--大喜びの弟妹たちが父に飛びつく中、
長女のタカ(岸井ゆきのさん)は正座して父にしっかりと挨拶しました。



地獄の戦場から生きて我が家に帰ってこれて、そして子たちのそれぞれの成長に
触れて、喜びもひとしおの忠彦でした。(このシーンは感動でした)





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Last updated  November 2, 2018 05:04:43 PM


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