Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/02/16
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テーマ: Jazz(2020)
カテゴリ: 音楽
 久々にジャズの話題に戻る。ジャズ・ピアニストとしては、以前、 ビル・エバンス キース・ジャレット オスカー・ピーターソン を取り上げた。この3人は今も僕の憧れの人であり、永遠の目標。Chick Corea

 そして、エバンスやキースとくれば、次はやはりチック・コリア( 写真左 )を取り上げざるを得ない。1941年生まれのチックは、キース(1945年生まれ)やハービー・ハンコック(1940年生まれ)らとほぼ同世代。同じ頃デビューして、3人とも今日まで、第一線で精力的に活躍し続ける。

 僕がチックを聴き始めたのは遅かった。初めて聴いたレコードは、ご多分に漏れず、名盤「リターン・トゥ・フォーエバー」( 写真左中 =1972発売)。それも、聴いたのは発売から数年経ってからだった。

 「クロスオーバー」という言葉を生むきっかけとなったこのアルバムは、センセーションを巻き起こし、驚異的なセールスを記録した。その華麗な指さばき、斬新な音づかいは、今も新鮮だ。Now he sings, now he sobs



 彼から教えてもらい、当時聴いたアルバムは、例えば、「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブズ」( 写真右上 =1968年)や「ピアノ・インプロヴァイゼーション」(1971年)、Return to forever「マッド・ハッター」(1978年)。「ナウ・ヒー…」はリーダー・アルバムとしては2枚目だが、実質的にチックの出世作と言っていいアルバム。今もジャズの名盤の1枚として、必ず名前が挙がる。

 チックのピアニズムは素晴らしいし、有名なスタンダードを弾いても実に自由奔放。シンプルなように見せて、実は結構お遊びもする。原曲のフレーズはどこへいったのかと思うくらい、大胆なアレンジ。一時はフリー・ジャズにもはまっていた。Standarsds and more

 その後、チックは「エレクトリック・バンド」を結成し、ピアノよりもキーボードを弾くことの方が多くなった。時代の一歩先を行くようなサウンド、アレンジには、僕は正直言って、あまり付いていけなかった。

 だがチックはやはり、ジャズ・ピアニスト。その後も、キーボードに戻りつつ、ピアノから完全に離れることはなかった。1989年発売の「スタンダーズ・アンド・モア」( 写真右 )で、アコースティック回帰したチックは、「自分の原点はアコースティック・ピアノだよ」と言うかのように、2000年にはソロでのスタンダード・アルバムもリリース。Rendezvous In New York

 チックの素晴らしさは、その音楽性の幅広さ。モーツアルトのコンチェルトを弾くかと思ったら、フュージョンやソウル、ロック分野のミュージシャンとの共演も欠かさない。昨年のグラミー賞授賞式のパフォーマンスでは、ラッパーのEMINEMと共演し、度肝を抜かせた。

 チックはその自由奔放な演奏が故に、僕にはほとんど手が届かないピアニスト。エバンスや、キースの一部の曲は、まだ僕でも頑張れば手が届くものはある。しかし、チックの真似は無理だと僕はあきらめている( 写真左下 =2003年に発売されたチックの音楽活動40周年記念コンサートのライブCD。豪華ゲストとの共演が話題に)。

 チックはことしで音楽活動45周年。誕生日(6月12日)が来れば65歳だが、願わくは、これからも素晴らしいフレーズを紡いでいってほしい。次回、ブルーノートのような小さなライブハウスにやってきたら、生チックを一度見て(聴いて)みたいとも思っている。

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【追記】出張で2日ほど留守をします。コメントへのお返事は遅くなるかもしれませんが、お許しください。





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Last updated  2006/02/17 12:48:15 AM
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Re:チック・コリア:陽気に、自由に、軽やかなに/2月16日(木)(02/16)  
こんばんは。
ビル・エバンスは私も好きなんですが、チック・コリアには今一、ついて行けてません。結局Jazzの応用が理解出来てないからと思います。でも我が家の相方はファンのようで、「スペイン」なんかを着メロにしてますが、小生の着メロは相変わらず、S&Gです(笑)
(2006/02/16 11:19:13 PM)

Re:チック・コリア:陽気に、自由に、軽やかに  
アメトラ雅 さん
うらんかんろさん
恥ずかしながら小生の知りうるチック・コリアはエレクトリックバンドです。そこで面白味を見いだせなくてそれ以降はご無沙汰です。こちらを拝見したおかげでアコースティック回帰盤も聴いてみようかと、新たに発見しました。
問題は聴くための時間と場所です。拙宅のオーディオを鳴らせば煙たがられますし、通勤も電車の小生としては車に一人乗ることもありません。家族と移動時には「よい子の・・・」といったCDをバックに運転手に徹していますので。(苦笑) (2006/02/17 12:11:43 AM)

Re:チック・コリア:陽気に、自由に、軽やかに/2月16日(木)(02/16)  
na_geanna_m  さん
こんにちはー
僕も他の方々のコメントにありますが、
チック・コリアは一応聴いたんですが・・・と言った感じです^^

うらんかんろさんの記事を読ませて頂くと、
ちょっと聴いてみたくなるから不思議です。
久々に聴いてみたら、どんな印象かな?と楽しみになりました。

(2006/02/17 11:00:07 AM)

きんちゃん1690さんへ  
 きんちゃん、こんにちはー。

>ビル・エバンスは私も好きなんですが、チック・コリアには今一、ついて行けてません。結局Jazzの応用が理解出来てないからと思います。でも我が家の相方はファンのようで、「スペイン」なんかを着メロにしてますが、小生の着メロは相変わらず、S&Gです(笑)

 返事遅くなって、すみませーん。
チックはやはり、その自由奔放で型にはまらないところが故に、
最初は、とっつきにくいかもしれませんね。僕も今回久しぶりに、
アコースティック・バンドのCDを聴き直して、
当時は「なんじゃこりゃ」と思っていたアレンジの良さが分かるようになりました。
チックという天才を理解するには、時間がかかるということなんでしょうね。 (2006/02/19 03:24:27 PM)

アメトラ雅さんへ  
 アメトラ雅さん、こんにちはー。

>恥ずかしながら小生の知りうるチック・コリアはエレクトリックバンドです。そこで面白味を見いだせなくて、それ以降はご無沙汰です。こちらを拝見したおかげでアコースティック回帰盤も聴いてみようかと、新たに発見しました。

 僕も、エレクトリック・バンド時代はあまりついていけませんでした(笑)
見直したのは、やはり、ブログにも紹介した「sタンダーズ・アンド・モア」がきっかけです。

>問題は聴くための時間と場所です。拙宅のオーディオを鳴らせば煙たがられますし、通勤も電車の小生としては車に一人乗ることもありません。家族と移動時には「よい子の・・・」といったCDをバックに運転手に徹していますので。(苦笑)

 ジャズを大音量で鳴らすと、嫌な顔をする人も、確かにいますね。気をつかいますね。
我が家も、ペットががんがん鳴るようなジャズは、あまり好まれません(とくに連れ合いが…)。
僕はスポーツジムへの行き帰りには、MDに録音したお気に入り曲を、車の中でよく聴いています。
(2006/02/19 03:32:01 PM)

na_geaana_mさんへ  
 na_geanna_mさん、こんにちはー。

>僕も他の方々のコメントにありますが、チック・コリアは一応聴いたんですが・・・と言った感じです^^うらんかんろさんの記事を読ませて頂くと、ちょっと聴いてみたくなるから不思議です。久々に聴いてみたら、どんな印象かな?と楽しみになりました。

 僕も今回久々にチックのアルバム、いろいろ聴いてみましたが、
昔、若い頃に聴いたのとは違う、新鮮な発見がいろいろありました。
(昔はあまり評価していなかったのが、なかなかいいなぁ思える部分も)。
歳とともに、自分の音楽への感性が変わるのでしょうかねぇ? (2006/02/19 03:35:54 PM)

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