ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

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May 5, 2018

本番：ブリテン「戦争レクイエム」（Ｌ合唱団、Ｂ児童合唱団ほか）

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カテゴリ：音楽（クラシック）

　今までの人生でいろんな曲を弾いてきましたけど、ついにブリテンの「戦争レクイエム」を弾く機会に恵まれましたっ。昨日と今日の二回公演。第二バイオリン末席（第四プルト裏）にてリンダさんと共に弾きました。
　全六曲通して弾くのかと思っておりましたが（90分ぐらい）、二曲めと三曲めの間で休憩を入れました。
　オケと合唱団というただでさえ大編成なうえ、独唱と児童合唱と室内合奏団も一緒なので、もう音楽うんぬん以前になんだか凄まじいことになっており。稽古のときからみんなしてテンパりまくり。

　ぼくはこの曲は過去に三度ナマで聴いたことがあり、巨大会場だったし（ロンドンのロイヤルアルバートホール、ＮＹのカーネギーホール、フィラデルフィアのキメルホール）いたく感動した記憶はあるのだけれど、睡魔と闘いながら鑑賞してる客が多かったのも事実。
　実際、舞台に乗ってても思わず眠くなってしまうかもしれない曲。ぼくらはずっと弾きっぱなしというわけではなく、休みの部分が半分近く占めてるような状態。基本的にオケと室内楽団が交替で演奏するので。それに鎮魂歌だけあって、曲調も暗くて重い。寝る人は寝ると思われ。

　音楽的には、変拍子が大変な点を除けば、コツさえつかめばなんとか弾けるという印象。前述のように休みの部分も多いし。

　無事に終了しました。
　今季（2017年秋から18年春）いろんな演奏会に出演してまいりましたが、これが最後の本番。「シーズンフィナーレ」を飾るにふさわしい本番となりました。
　今のところ今夏は出演予定の演奏会が皆無……。秋までのんびりすることになりそう。

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