ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 19, 2021
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カテゴリ: 映画、テレビ
「うっせぇわ」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 20年前の映画。監督はイギリスの巨匠と言われている(たぶん)マイク・リーさん。
 ロンドンの集合住宅に住む貧しめの家族らが主人公。ティモシー・スポールとジェイムズ・コーデンが父子を演じる。お二人ともお身体がだいぶふくよかでいらっしゃった頃の作品。
 サリー・ホーキンスほか脇の役者も何気に豪華。みんなしてお若く、まだ有名になる前の出演作という意味でも見甲斐がある。

 ぼくの感想としては、ちょっと長くて見づらかったけど(二時間超え)とても良かった。てか、こんな良作を今まで見逃してたとは我ながら恥ずかしい。
 ただ、同監督の「秘密と嘘」に似ていて新鮮味がないし、イギリスの労働者階級や貧困層を描いた映画ということならケン・ロウチ監督作のほうが観やすいようにも思った。

 とにかく登場人物の言葉遣いが汚すぎる。文化的教養がなさそうな人たちの話だから当たり前なのかもしれないけど、良い子のみんなには見せられない映画。でも厳しい現実、世の不条理を知ることも重要だから、やはり見る価値はある。

 音楽もいー感じだった。ギターや弦楽器を上手く使ってる。





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最終更新日  Dec 20, 2021 05:55:11 AM
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