ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 5, 2022
XML
カテゴリ: 映画、テレビ
「逃げられるは恥」(評価 ★★★☆☆ 三つ星)

 ネットフリックスで鑑賞。全六話。各20~30分なので気軽に観られた。 
 スウェーデンの地方の町。銀行強盗未遂の犯人がアパート内に逃亡し、たまたまその場に居合わせた八人を人質として立てこもる。警察は建物を厳重に包囲し、人質の解放を犯人と交渉。やがて人質全員が無事に建物の外に出てくるが、結局犯人は見つからない。

 第1話で上記のような事件が起き、以降の回で警察は捜査を進めていき、人質それぞれにワケありの過去があったり、互いに面識のある者もいることを突き止めたりして、最終回で全貌が明らかになるという構成。

 おそらく原作の小説はかなり面白く読めそうなんだけど、映像化にあたって緊迫感が薄れてしまっており、現実味も感じられず突っ込みどころが目立った。惜しい。警察の仕事ぶりがあまりに頼りないのはいただけない。
 でも、スウェーデン特有なのか、おっとりとしてどこか脱力感漂う演出は好感が持てた。住みやすそうな場所だなと思わせる町。

 人質のなかに犯人がいるのかもと思わせるくだりはお約束と言っていい。アガサクリスティ「オリエント急行殺人事件」とか、近年だったら 「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」 とか、似たような推理ものはいくつもあるはず。

 ただ、この作品はあんまりどきどきしなくて誰も殺されなくて、おカタい推理ものというよりは、最終的には「家族っていいね」系の温かめのお話に着地する。そのあたりもスウェーデン的か。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jan 6, 2022 10:40:03 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: