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先週のベルギーGP。先般のオリンピック同様に大舞台では力を出せないというまったくもって日本人らしい体たらくで、セカンドローという絶好のポジションを最悪最低のヘボスタートで失い、チンタラと1コーナーに差し掛かったところで貰い事故。PPのバトンが危なげなくその座を守り逃げ切り楽勝だったことを考えると、ようやく戦えるマシンを得て、与えられた絶好のチャンスをフイに出来るコバヤシの今後は、片山右京や佐藤琢磨よろしく結局「残念な人」で終わるだろう。逆に、さんざ「残念な人」扱いだったのが、ちょっとした環境の変化で大化けすることがあるのもこの世界の面白いところで、21年前のところは同じスパ=フランコルシャンで、当時最強のマクラーレンホンダをあと一歩まで追いつめたマシン。(とはいえ、結局エンジンブローでリタイアなのはやっぱり残念な人?)タミヤマスターワークコレクション1/20 ジョーダン191フォード#33 アンドレア・デ・チェザリス 1991年シーズンは、フェラーリが失速し、中盤以降ハイテクウィリアムズの台頭はあったものの基本マクラーレンの独壇場という、セナ嫌いにとってはまったくもって思い出したくもないシーズンなんだが、そんな中でも思わぬ拾い物はあって、それが美しいカラーリングのジョーダン191とチェザリスの思いもよらぬ力走だ。セナを追いかけベルギーの深い森を激走する緑のマシンを捉えた空撮映像もそうだが、ゴール寸前息絶えたマシンを手押ししながら4位ゴールしたメキシコは、この年のハイライトシーンだったんじゃねーか。そんなジョーダン191を、タミヤが自社キットを自社組み立て(つってもメイドインタイランドだろーが)で販売。キットではスライドマーク再現だった青緑のカラーリングもちゃんと塗りわけてあり、これでミニチャンプス1/43F1ミニカーと同価格はお値打ちかと。但しそれはネットの早割り価格だからであって、ここ最近のタミヤスタンダードである版権料惜しさの中途半端再現(グッドイヤーロゴなし)に1万5千円はビミョーなところ。大体、2代目になってからのタミヤは、カタチとして売り出せばいーでしょ的な手抜きがミエミエでいかんね。例えば1/35MMの最新作である、みんなが待ってたエレファント。ツィメリットコーティングが必須のこのキットで、まさかのツィメリット完全無視(゚o゚)ツィメリットをモールド再現してなんでもありのドラゴンとの温度差を考慮してか、取って付けたようにツィメリットシールを売り出してみる。何度もいうがエレファントにツィメリットなしの車輌はないんだから、シールなんか別売りじゃなくてキットに同梱して売りゃあいいんだよ。その分高くなったって、月日を経てから買う際にシールを死に物狂いになって探す回る手間を考えたら、全然いーんだから。そのあたりの市場ニーズってのに非常に鈍感だから、客がドラゴンに流れちゃうんじゃねーの? ジョーダン191についても、サイドポンツーン後端にフィンが追加されて、リアウイングにテンションワイヤーが張られるまでの中期型(第4戦モナコから第8戦イギリスまで)にこんなマーキングのマシンは存在しない。フロントウイング形状やリアウイング構成、翼端板のマークからすると、タミヤお得意のフランスGP仕様ともいえるんだが、その場合はサイドポンツーン左側にスポットスポンサー「1ui」のロゴがないし、サイドポンツーン右下部のマークは「IGMグループ」のロゴじゃなくて「cosberg」だ(-_-;)結局わけのわからん小スポンサーがあとから版権主張してゴネるのが怖いから、じゃあ版権承諾とれてるマークにしちゃえばいーや的な安直さで商品作ってんじゃねーの?買っといて云うのもなんだが、そんな儲け優先で愛のない商品売るなよ。まあ、こっちでスタジオ27のデカールとか使って愛情注ぎゃあいいってことなんだろーけどよ。とゆーことで、次回は愛のある(笑)21年前のベルギーGPのアレでお会いしましょう。(つっても、アレこそ儲け主義の権化なんじゃね?ともいえるんだけど)
2012.09.08
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日本GP繋がりでもういっちょ。とはいえ、鈴鹿開催じゃなくて絶対天候に恵まれない富士開催のほうだが。タミヤマスターワークコレクション1/20 ティレルP34フォード “日本GP”#3 ジョディ・シェクター 今を去ること35年前(!)、初めて日本で開催されたF1グランプリで、っちゅーかそのシーズン全体でも異彩を放ち続けた6輪車ティレルP34フォード。新車発表会では何の冗談だこりゃ?と苦笑され、実際レースを走り出したら開発コンセプトどおりのコーナーリングで優勝戦線に踊り出て大向うを黙らせた空前絶後の名車(迷車?)。デビューから35周年っちゅー節目もあって、昨年からいろんなメーカーからあれやこれや発売されたが、もうこれで打ち止めだろうなオオトリは、この世紀の珍車を世界ではじめてミニチュア商品化したタミヤからのリニューアルキットの完成品。さすが大御所の完成品とあって、各メーカーで再現力の異なるビミョーなティレルブルーを見事に再現してるけど、残念ながらこの商品で褒めるべき点はそこだけ(-_-;)まず「日本GP」って商品名にしちゃってるところがすでにダメ。正しくは「F1世界選手権インジャパン」だ。そんで1976年の富士つったら超ウェット大会として有名なのに(最後はあがったが)、レース大半を占めたウェットタイヤが再現されてない。無論、キットの完成品なんだからキットに再現されてないものはないのが当然っちゅー考え方もあるが、結構な値段を取る以上キットプラスアルファがあって当然ってもんだろ(事実、過去の作品群には完成品オンリーの師団マーキングとかエッチングの使用とかがあった)その意味では、シャシーとアッパーカウルの隙間からの雨漏りを防ぐために貼られたビニールテープも再現されてない。さらに重箱の隅を突けば、雨用セッティングと思われるスポーツカーノーズ上のリップも再現されてない。いやいや決勝を再現したもんじゃあないんですよって言い訳は、予選であれば「たいれる」「しえくたあ」のひらがなロゴは入らないし、第一予選のシェクター車はノーマルのセンター支柱のリアウィングだったんだからかなり苦しい言い訳だ。唯一の可能性はレース当日のプラクティス走行時を再現って可能性があるが、そもそもそんなマイナーなもんを再現してどうする?それ以前の問題として、これは既存の77年モナコ仕様でもそうだったが、何故にサイドポンツーン前端(フロントタイヤハウス後部)をシルバー一色で塗っちまう?P34のシャシーはアルミの三角断面形状でそこにティレルブルーのアッパーを被せてるんだから、いくらタイヤに隠れて見えにくいとはいえ、全面をシルバーで塗るのは大間違いだ。とまあ、ミスを上げればキリがないタミヤP34。値段的に言ったらほぼ同価格帯であるトゥルースケールの1/18のほうを買っといたほうが、ティレルブルーが明るすぎるきらいがあって、かつ大スケールのレジンって経年劣化が厳しそうなデメリットはあるものの、そっちにしときゃあよかったかなぁ(-_-;)まぁあれだ、かなり即完売感のあるアシの速い商品だから、のちのちの転売用と割り切るかぁ。。。 にしても、タミヤの名をワールドワイドで売ることになった功労者のティレルP34に対して、この愛のない仕打ちはどうなのよ?やっぱ息子が社長になってからのタミヤは、なんかヘンだよな(-_-;)
2011.10.09
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前回のマスターワークF60は、いわばコレを探す際の副産物であって、あくまでこっちが本命。国際貿易発注のスパーク品が出るっちゅーのに(そっちは黒の#5も赤の#6も予約済みなのに)タミヤマスターワーク1/20 ロータス78フォード#5 マリオ・アンドレッティ チャンピオンカー、ロータス72の後継機開発に失敗してどん底生活が続いたチーム・ロータスだが、ただ転んでいただけじゃなくダメダメマシンといわれたロータス76や77でも、それなりの技術革新を目論んでいたわけで、その試行錯誤からエアロダイナミクスの天啓をうけて、空力の蕾にまで育ったマシンがロータス78だ(78を経て結実したのが云わずと知れたブラックビューティ・ロータス79)ロータス79に比べて、DFVエンジンが未だ剥き出しだったり下方排気だったり未完成で、ボディワークも大きく武骨なロータス78なんだが、メカニカルとしての見せ場はこっちに分があるね。 ガキの頃、富士のF1初開催を契機とする第一次F1ブームの最中に発売されたプラキットを作るのは当時のガキの必須事項ゆえ、#5号車も#6号車も作ったよ。もちろんエアブラシなんて豪奢なモンはなく、キット本体を買うんで予算は精一杯で缶スプレーすら手になく、ただひたすら筆塗りで。最新の考証で、JPS(はないけど)カラーが黄色からベージュに変えられて、25年経ってオトナの雰囲気を身につけた感じ。ただ、当時からサイドスカートとリアセクションの高さ関係が悪くて、要はサイドスカートが底づきしちゃって仮組みしてうまいこと調整してやんないとリアタイヤが浮き上がっちまうんだが、プロのフィニッシャーによる手作業をウリにしてるわりには、しっかりタイヤ浮き上がってんじゃん(まあ、プロのフィニッシャーったって、タイのおねーちゃんだろうけど)サイドスカートがもうちっと内側に倒れ込むようにモールドされてりゃ問題ないんだろうけど、なんつってもむか~し昔のキットだからね。ロータス79の余勢を駆って是非とも新金型でリニューアルを!とか言ったっても、実際79のキットもさほど爆発的ヒットとは思えんし、むしろ昨今の旧作キットにエッチングなんかをプラスアルファしたパッケージングも、結局は新規金型作っても開発費が回収できる確たるものがないがために、そこは近年の日本のガキがガキの頃からモノづくりを諦めちまってる実情と、F1チーム側からのスポンサー絡みの制約(生産数制限とか時限付きライセンスだとか)が首を絞めてるわけだが、実際チームがスポンサーと喧嘩別れした後までもキットが延々と売られちゃったらやっぱチーム的には厄介ごとになるわけだから、なかなかリアルタイムのマシンは出しにくい状況にはあるわなぁ。っつーことでいけば、もう6輪ティレルはいいからさあ、BT46や312T3出してくんない?(なーんて、押入れに積んどかないでさっさとキット作りゃあいーんだよってか?)
2011.09.04
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ミニカーは、特にレースカーの場合はどこのメーカー製であっても、塗装やスポンサーロゴのデカール貼りなんかにかなりの個体差があるもんで、基本は実物を見て選んで買うんだが、唯一例外としてるのがタミヤのマスターワークコレクションで、ミニカーメーカー(と言っちゃうのはかなり強引だが)で唯一日本的な品質管理が行き届いててあんま個体差がないと思ってるんで、ネットでブツを見っけるとついついポチっちまうんだわ。先般も、ロータス78どっかで安く売ってねーかなぁっていろいろ探してたら、特にタミヤから再販アナウンスもないのに、アマゾンに急遽入荷するって予約受付してたんで、ついついポチッ(^^ゞところがぎっちょん、そこに落とし穴があったとはお釈迦様でも気がつくめぇ、だ。タミヤマスターワーク1/20 フェラーリF60#4 キミ・ライコネン マシンは云わずと知れた、スクーデリアフェラーリ60周年記念の名を冠するにもかかわらず、いわゆるシューマッハ環境以降では最低の戦績しか上げられなかった2009年のじゃじゃ馬F60。どれほどじゃじゃ馬かってえと、ハンガリーでのアクシデントで長期戦線離脱したマッサの代役ルカ・バドエルとジャンカルロ・フィジケラが、ま、ロートル・バドエルはいいとしても、弱小フォースインディアを操って、ベルギーで奇跡のPP獲得したうえ、追いすがるライコネンを抑え続けてフォスインディ初優勝か?と期待もさせたフィジケラをもってしても、テールエンダー常連っつーくらいロクでもないクルマだったんだな。(そんなじゃじゃ馬を常に上位で走らせるライコネンとマッサが尋常じゃないって証拠だが) この年からの規定変更で、ボディのあちこちから生えてたエアロパーツがとっぱらわれ、フロントウィングはバカでかく、逆にリアウィング幅は縮められてヘンテコなバランスになっちまったなぁと当時は嘆いたもんだが、なぁに年を経て見慣れてくるとこれはこれでアリじゃん、とか思ってくるから人の感覚なんていーかげんなもんだ(^^ゞそんなF60を、少ないパーツで見事に再現したプラモをタイのおねーちゃん達が見事完成させた(つってもキットとは若干パーツが異なってるよーだが)マスターワークコレクション、定価販売だと自分で作ったほうがいっかなと思うんだが、通販価格でキット2個分くらいまで割り引いてくれると、最近老境に入って眼がへばってきてるからホイホイと手を出しちゃうんだな(笑)ところがそこに魔が潜んでた。ダンボールを受け取ると、なんだかカサコソ音がする。アマゾンのいつもの常で、梱包に取り扱い注意も割れ物注意も何も書かれてないもんだから、宅配の連中が手荒く扱ったんだろうよ。嫌な予感がして中を開けてみると、フロントウィングは実車がオカマ掘った時みたいに、半分落ちかかってて、左側面デフレクター(バージボード?)と右バックミラーが脱落(゚o゚)この辺は接着面積が超少ないパーツなんで接着力も弱いとこだが、なんと接着面積も広くステーにがっちり止まってるはずのリアウィングまで見事に外れ落ちてるスーパークラッシュ状態。ダンボールには角がへこんでることもなかったんで、一体どーすりゃこんな状態になるんだか皆目判らんが、アマゾンに不良品扱いで交換請求しようにも、どーせ宅配のせいにされるだけだし、実際その時点で完売状態だから、せいぜいが契約なかったことで代金返却の運命が待ってるだけだし、脱落したパーツが全て手の内にあるのを幸いに、自分でリペアすることに。パーツは見事に接着面で外れ落ちてるから、接着面に残ってる接着剤をちょいと削り落として貼り付けてやれば無問題。ことに最近はプラモ接着剤が進歩してっから、流し込みタイプのものを使って、パーツを差し込んだ状態でダボ穴の裏面から少量流し込んでやれば、毛細管現象でしみこんで表面が汚れずに綺麗に接着できるし(フロントウィングとバックミラーステーはそうした)、もっとスグレモノが最近タミヤから発売された瞬着。これが今までありそでなかった、どーして誰も考えなかった?的メからウロコのハケ塗りタイプの瞬着なんだな。瞬着ってーと、直接パーツに着けようとするとチューブからブチっと出すぎちゃうとか、そうならないために別売りのノズルを使うけどすぐ詰まって使い物にならないとか、まぁ取り回しの悪いことしきりでだったんだが、そんな問題も一発解消!取り付けてすぐに強度が欲しいデフレクターとリアのロアーウィングに使って、小一時間でストレスなく再組み立て完了(^^)これが件のハケ塗り瞬着。いやはや、いい時代になったもんだよ(^^)v しかしさ、プラモの心得があったからいーよーなもんの、プラモが出来ないからってコレ買った人で泣いてる人いるんじゃねーの?もうちっとさあ、てめーの売ってる商品の性質を見極めて、それなりの処置してから出荷してもらいたいもんだよなアマゾンにゃよ。
2011.08.28
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おっきいサイズの最終回は、大ショートしたコレ。70年代F1キッズにいかにもウケそうなティレルP34と同時進行だったんで、優先度でティレルに数を譲ったか?とか思ってたんだが、懇意にしてるショップに聞いたら、事情通のハナシとしてティレルと同等数生産してるんだけど、震災の影響で船便がない、出ても港に着かないとかで数が入ってこない、とか。なら、もうそろそろ後追いで入ってきてもよかろ?と思うんだが、そうでもないところをみるとやっぱ単純に数が上がらなかったのかね?タミヤ1/20 ウルフWR1フォード “モナコGP”#20 ジョディ・シェクター 新興チームとはいえ、カナダの好きもの大富豪ウォルター・ウルフの財力に物を言わせて、デザイナーに天才ハーベイ・ポスルズウェイト、ドライバーに韋駄天ジョディ・シェクターをティレルから引っこ抜いて磐石の体制を敷いての参戦で、アルフォロメオ・メルセデスに次ぐ3チーム目のデビューウィン(4チーム目は言わずと知れた’09年ブラウンGP)その勢いそのままに迎えた第6戦、伝統のモナコGPはフロントローからスタート、PPマクラーレンのジェームズ・ハントをかわしてトップでオープニングラップを戻ってくると、そのまま一度もトップを譲らずファステストラップも記録しての堂々の2勝目を記録したマシンを、タミヤお得意のグッドイヤーマークなしの仕様で商品化。先行して再販されたプラモキットが、豪華カルトグラフデカールを奢ったせいで、ノーズの金色バックのゼッケン部分が貼りにくくなって、かといって塗装再現しようにも濃紺20番デカールが用意されていないんで、もうどうしょうもない。ってことで、キットのほうはアフターデカール買って、ノーズが紺地に金色ゼッケンに変わった78年仕様を作ることにして購入を決定。(まあ、ミニチャンのは入手済みなんだけど)出遅れも甚だしいんだが、大ショートのわりにはネットで最安値帯のをサクッと見つけちゃって、あ~よかったよかった。
2011.05.15
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比べてみると。。。比べなきゃよかった(笑) タミヤのコレクターズクラブが出たところで大きいサイズを連チャンするわけだが、日本ならではの居住スペース対応でもって基本軸足を43スケールに固定している身にも1/20スケールはやっぱ特別なモノがある。1/18と違って、なんつってもキットがあれこれ山ほどあるからメーカー発売待ちせずとも、気合さえあれば積極的にこちらサイドで数が増やせるし、なにより作る苦労がわかってるから、その販売価格に納得できるんで。基本的にダイキャスト金型代金のみがストレートに価格に乗っかってるように感じるミニチャンやマテルの1/18スケールF1って、ぼったくりだよねえ。かといって、ド精密にやってた(あくまで過去形)エクゾトや今やってるトゥルースケールなんかだと精密度に満足出来ても値段が高けーし。タミヤ1/20 ティレルP34フォード “モナコGP”#3 ロニー・ピーターソン 1976年の大躍進に、コイツはイケる!と小躍りして移籍してきたサイドウェイ・ロニーだが、空力向上を狙いすぎて重くなったフルカウルと全然進歩しない(むしろ後退)フロント小径タイヤのおかげで1977年は散々なシーズンに。確かに空力性能は向上しストレートスピードはバカッ速となったものの、あまりの重さにブレーキに負担かけまくりのフルカウルをあきらめて、前年型のカウルで参戦したモナコ。実は“前年型”っつーとこがミソで、ホイールベースやトレッドを見直した77年シャシーに前年デザイン型のカウルを新造して乗っけたもので、単純に76年のマシンを引っ張り出してきたわけでは決してない。それが効を奏したか、はたまた単にロニーのウデなのか、いずれにせよ予選は大健闘のセカンドロー4位グリッド。(決勝はお約束のブレーキトラブルでレース早々にリタイアだったけど) そんなモナコ仕様と銘打って発売されたタミヤはマスターワークのP34なんだが、実は見事にやってはいけない「76年マシンの色替え」バージョン(笑)まあ、元がプラモキットゆえ、レジンキットのような各GP仕様にアジャストして開発なんてぇのは夢のまた夢なのはあたり前田のナントカだし、実際見た目は殆んど76型と変わらないし、これはこれでいっか(^^ゞとはいえ、ちゃんとデパイユ#4号車との差別化といった基本は抜かりなし。せまいモナコで、硝子窓越しのフロントタイヤ視認をきらったロニーのリクエストに応えて、チームスタッフがノコ使って現場で急遽やっつけ仕事。サイドミラーのフェアリングをぶった切って視界をクリアにして、砲弾型ミラーを後付け。ほんとにやっつけ仕事感丸出し(笑)こっちがデフォルトのデパイユ#4号車。当然、空力的に無難だと思えるけど、今ほどエアロダイナミクスにシビアじゃない時代ゆえ、ラップタイムには大差なかったかも。ホントはどう考えても#3号車をやりたかったけど、実車同様にフェアリングぶった切って砲弾ミラーくっつけんのがめんどかったからって消去法で作った#4号車(^^ゞ当時の写真見ると76型よりもブルーが明るいように感じたし、メインスポンサーのファーストナショナルシティバンクの青と同色に見えたんで、デカールの色に合わせてGSIのGX5スージーブルーを若干モディファイしたんだけど、並べて見ると#3号車で正解かねえ。。。つかさ、シティブルー自体がキットとマスターワークじゃ全然ちゃう色やん。(ま、マスターワークの生産上、キットのデカール流用じゃなくてボディ塗料でのタンポ印刷となるのは当然だから、ロゴ自体暗くなるわけだぁな)
2011.05.14
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ちょっとした浮気(笑)のハナシである。ミニカーっつーのは、特にレースカーの場合はゼッケン(サークル)やらスポンサーロゴやらド派手なカラーリングやらがデカール再現だったりするんで、すると当然人のやることだから曲がったり左右で位置が狂ってたりいろいろあらぁな。そこでどうしても自分の目で現物を確かめてから購入っつー手筈になるわけで。(まあ、入荷が超ショートしちゃったりしちゃうと、ネットでポチッっつーこともままあるんだが)そうなると、問屋スジとうまいことやってて商品が入荷しやすいショップと懇意にしとくことが結構大事になるんだが、ここがまた人対人のハナシになるんで、どんなに問屋スジに強くとも店員とウマが合わないとどーしょーもないことになるわけで、人・モノ双方とも満足するショップを見つけるのはなかなか難しい。幸いにもそんなショップが身近にあるんで、いろいろと無理言って便宜を図ってもらったり、こっちがうっかりノーチェックでスルーしちまったモンを密かに(こっちに無断で)取っといてくれてたりして結構いいメを見てるんだが、長い事つきあってると店のトビラを開けたときのドキドキ感とかワクワク感っつーのはなくなるんだよね(恋バナじゃねーぞ)一見さんが「○○って売ってる?」とか探してんのに対して、バイトのおねいちゃんより先に「4つめの棚の奥から3番目に白いのが残ってる」とか反応しちゃうくらい、何がどこにあるか把握しちゃってたりするから、「こんなの発売してたんかい?」とか「買い逃してたのが残ってた!」的な新鮮な喜びはなくなるよね。だもんで、いつものショップがGW中バーゲンしてたんだけど全然行かずに、ちょっと前にネットで見つけた別のショップに行ったわけだ、ドキドキやワクワクを求めて(笑)タミヤ1/20 マクラーレンMP4/6ホンダ#1 アイルトン・セナ 言い方は失礼だが、ド田舎にあるホントに好きものがやってるマニアックな店って、こーゆーのが平然と売れ残ってるから堪らないよね。バブル期の第二次F1ブームに世界のタミヤも乗っかった(が、商業的には大成功とは言い難い)ダイキャストミニカー“コレクターズクラブ”シリーズ。タミヤお得意の1/20スケールで且つダイキャスト製のコレクターズクラブは当初、プラモキットをダイキャストに置き換えただけのロータス102Bから始まったんだが、すぐにプラモキットで商品化してない(するつもりだったのが諸般の事情でこっちに企画が流れたのか?)最強ウィリアムズFW14Bとか駄馬フェラーリ643とか、結構いいラインナップを揃えてたんだが、如何せんタミヤ=キットを作ってナンボとゆーイメージから脱却できず、せっかくの良企画を買う側の成熟度の問題でみすみす殺しちまったってことになるんだろうな。1/20スケール完成品としては、今はキットをプロビルダー(つっても東南アジアのおっちゃんおばちゃんだろーが)が完成させるマスターワークシリーズがあるけれど、やっぱダイキャストの質感っつーのは独特の味わいがある。それになんつっても近年のマスターワークと違って、ちゃんとグッドイヤーのロゴがあるしな。唯一の欠点は、シリーズ共通のドライバーフィギュアにバイザーなしってトコロだ。ま、そのうち透明プラバンで自作ってことになるんだろーけど、そこを除けばカンのペキ(笑)こーゆー出会いがあるから一見ショップ探訪っつーのはタマランよね(^^ゞ
2011.05.09
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通常の紹介順とは順番が逆になるんだが。昨日のネタの中にコソっと混ぜといたコイツ。キットはもう発売同時に(ハセガワ製品も含め)買ってんだけど、未だ作り始める気配なし(^^ゞなのにウルフWR1まで買っちゃって、もうどうすんのってか?(どころかMP4/5も4/6もフットワークもFW14BもFW16もF92ATも)笑 そんなところにもってきて、タミヤワークス直々の完成品の発売だよ。キットの完成品買うっての、昔ちゃかちゃかキットを作ってた身にはなんか抵抗あったんだけどネットで見てたら、どうやらとっても人気商品になってて売り切れ続出。マニア垂涎の。。。とかなると俄然欲しくなっちゃうのがコレクター魂っつーわけで、あちこち検索してたら、30%オフで売ってるとこ見つけちゃってさ。既にアイドロン商品ひとつに諭吉ふたり払っちゃってる実績からすると、諭吉ひとり分なんて充分許容範囲じゃん!とかもう金銭感覚がヤな方向にマヒして、さらに深夜のハイテンションも後押しして、完全暴走気味についポチっとな(^^ゞそんなことしなくても、後発の#5アンドレッティ車ならまだ余裕で絶賛予約受付中じゃんかよと言うなかれ。予約受付中って札が出てても、イザ発売ギリになったら数確保出来ませんm(__)mとかメールが来て今さらかよっ!と右往左往すんだから(経験済み)それに、完全ナンバーワン体制によってヌクヌクとポイント譲り受けて(るわけじゃないだろうが)ホクホク顔の(わけじゃあないだろうが)アンドレッティが嫌いなのだよ、あたしゃ。だからどうしても“サイドウェイ”ロニーのマシンが欲しかったんだい!ついでに言えば、今後買う(だろう)緑マルティニキットも絶対ロイテマンにするぜ。タミヤマスターワークコレクション1/20 ロータス79フォード#6 ロニー・ピーターソン とゆーわけで我が家にやってきた初のマスターワークコレクションは、今のご時世にあっては至極あったりまえだのクラッカー!なタバコロゴレスのイギリスGP仕様。戦績はといえば、予選こそナンバーワンのマリオをコンマ26秒ぶっちぎってのポール獲得だけど決勝はたったの6周で燃料漏れ起こしてリタイアの憂き目に(-_-;)なんともお粗末。まぁ、もうひとつのタバコレスでポールすら獲れなかったドイツGPに比べればまだ華があると納得するっきゃないんだがしかし、どしてタミヤはグッドイヤーの版権取らんのかね?ハセガワがすんなりと取ってるとこからすれば別に大金吹っかけられてるとは思えないんだけど。もしやブリヂストンに遠慮してんのか?まさかそーゆーハナシじゃないだろうが、なんとも不思議なこっちゃ。何度も言うが、そこを怠けるがためにアングラな版権無視の商売が成り立ってんだ。世界を相手の企業としてな、そこんとこを自覚してだな、ちゃんと完全商品を出せっつーの。 そこ以外はさすがワークス完成品って出来で、それがキットのたかだか2.5倍の値段なら結構ケだらけよって、昔はさぁ(タイプ78のキットだけど)なんの疑いもなく、買ってきたらすぐに筆塗りペタペタでサクサクっと苦もなくムラもなく完成させてたんだよね~。それが今じゃあ札束でツラぁはたいて完成品購入って、ヤなオトナになっちまったなあ(笑)
2010.11.27
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ホント久方振りにゲームなどにハマって、話を先に進めるでもなくひたすらLv上げ(笑)なにせ物語がまだ3割くらいのとこなのに、キャラのほうは最終奥義憶えるくらいのLVって(汗)もう、延々とLv上げの日々なわけで、何度同じ道を巡った?何度同じ敵と戦った?状態。最終奥義も使えるようになったし、さすがに飽きてきたんでプラモへシフト。といっても前々から進めてはいたものだ。セナ没後25年のタイミングで、これまた絶妙なタイミングでキットがネットに浮遊してたりマルボロデカールが手に入ったりで、積どく棚はちょっとしたセナ祭の様相を呈してるんだが、如何せん、そこは昔のキット、金型の老朽化でエッジの食いきりは悪いわ表面には傷があるわで下ごしらえが大変(゚o゚) パーティング消したりヒケ補正したりエッジ処理したりで、やっとまだこんだけ(^^ゞ明日からはじゃあ一気に組み立て塗装に入るか?っちゃあ全然そうじゃなくって、パーツ同士の合いが悪くて、アルテコ盛り削り地獄が待ってるのだ。サクッと作れるはずのタミヤでサクッと進まんのは、ほんまテンション下がるわ~
2009.07.24
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ニュルの予選は、雨に翻弄されてなかなか面白い展開になってるねえ(^^)ま、それはそれとして。ちょっと買おうかどうか迷ってたんだけどね。出せば完売ってわかってんのに生産数を絞るミニカーと違って、同じようにモデル化しても今やまったく人気のないプラモはしかし、ロット数量を上げないと採算が取れないって理由で初回ロットは売れ残って在庫の山になろうが、沢山作るからそんな急がなくても。。。って意識が働いてたわけなんだが、ショップで実物みたら「初回限定シートベルト付属」なんて箱のすみっこにチョロっと書いてあったりしたから、ついつい買ってもーた(^^ゞまったくメーカーの思惑通り、である。フジミ1/20 マクラーレン・ホンダMP4/6 日本GPフェラーリ621/2といい、今回のMP4/6といい、な~んかタミヤの二番煎じな感が否めないフジミのF1プラモ。まるっきりタミヤのダウンサイジングか?と思いきや、一応リアウィングを重たい仕様に変えてきてるんだけど、その他のパーツ割りなんかはどーなのかね?いかに積どくモデラーとはいえ、さすがに1/12は在庫ってないからねえ。(実は、FW14Bは一時期積んどいたんだけどね~)笑あと、余計なパーツにメッキすんのやめてくんないかね?エンジンブロックなんてメッキの必要ないっしょ。ホンダエンジンは黒基調なんだからさあ。そんな余計な付加価値つけて、値段吊り上げるのやめてよって感じ。それ以外は、組み立て前のパッと見だけど、よさげな感じだよ。しっかし、これでさー発刊以来17年の月日を経て、マクラーレンクロヒスが陽の目をみるね!プレミアプレミアって、アホちゃうか?とも思うけど、これ今、1万円くらいするんだって?も~ビックリだよ(゚o゚) しかし、小雨まじりの予選は面白いねえ。地元地元って騒いだ挙句、不発に終わったトヨタはざまみろってなもんだが、選手権ランクなんざ何するものぞ!な気合のウェバー&バリチェロのフロントローは波乱の展開を予想させて明日が楽しみだねえ!
2009.07.11
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納戸の奥の奥のほうにしまわれてるのはわかってたんだけど、あれこれ位置をずらして引っ張り出すのが面倒だったんで、あらたにキットを買い込んで作っちまったってゆーその大元のヤツを、あれこれ叩き売り週間の恩恵で、引っ張り出せたのよ。多分ビンテージ20年モノだよ(笑)キットが出てすぐに買って作ったから。 タミヤ1/20 フェラーリ640#27 ナイジェル・マンセル言わずと知れたジョン・バーナードの最後の傑作。F1界最大のエポックと言い切っちゃうセミオートマ初搭載のマシン。あれやこれやドライバーエイドを廃止してきたFIAでも、何故かこればっかは禁止のキの字も出なかった。多分パドルシフトが、一般生産車への一番わかりやすいフィードバックアイテムだからだろね。キットは1989年第13戦ポルトガルGP仕様ってことになってる。サンマリノのタンブレロでウィング脱落激突炎上してから不調を囲ってたベルガーが復活したレースなんだが、世間一般そんなことより、ピットレーンでバック(即失格)して黒旗無視して走り続けた挙句に、トップ追走中のセナとやりあってクラッシュしたことのほうが記憶に残ってる、優勝したベルガー的にはちっとも美味しくないレース。見ていたこっちもそんな印象だから、当然作るのは#27だったんだろうね。今現在こんなご時世になるとは予想だにしなかったタバコロゴつきが懐かしいね。エアブラシなんて高嶺の花の時代だから塗装は大面積は缶スプレー。Mr.カラーのピンクを下地に吹いてからモデラーズのフェラーリレッドをズバーっと吹いて、デカール貼って乾かして、仕上げにモデラーズのスーパークリアをササっと吹くってゆー誰もがやった当時のスタンダード。20年も経ってるから、クリアーコートした部分のデカールは保護されて変色は免れたけどウィングやらタイヤやらに貼ったのがみんなやられてるけど、その程度で済んでることを褒めてあげよう(笑)しかし、こないだベルガー車をあらためて作るときに、80年代のフェラーリレッドって暗めなイメージだよなぁってことで、Mr.カラーのモンザレッド使って、お!いい感じとか思ってたんだけど、フェラーリレッドに比べるとまだ明るいってことがわかったよ。 赤は画像で表現しにくいんだが、まあこんな感じ。20年の時を経て、過去の自分と競作だぜ。つか、積み重ねた年月分、もっとさぁ~うまくなってろよなー!って感じで若干凹む(笑)
2009.06.17
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そいや、むか~し「発掘あるある大辞典」て番組あったなぁ。。。捏造データで番組一本押し切って、それがあとでバレた途端打ち切りになったけど(笑)あ、そっちは「あるあるII」のほうか。まあいーや。ハナシの枕に発掘繋がりでもってきただけだから(^^ゞ近所にホビー専門のリサイクルショップが出来たおかげで、家庭内在庫の処分に重い腰をあげて久しいが、積どくプラモやフィギュア、プライズものと進んで、ようやくクローゼット(カオスともいう)の奥に歩を進めたわけなんだが、あそこにあれがあるってわかっちゃいたものの、積どくウォールが鉄壁だったもんだからなかなか引っ張り出せなかったもんをあれこれ発掘できたんだな。その第一弾。デカールが黄ばんでたりするけど、作ってから15年も経ってる割には被害は少ないね。さすが延々陽の目を見なかっただけのことはあるな。タミヤ1/20 マクラーレン・フォードMP4/8#8 アイルトン・セナワークスホンダエンジンを失って、フォードのB級カスタマーエンジンを積むことになりそのあまりの落差にやる気が失せて毎戦ごと開幕ギリギリの契約締結で走ることになった1993年のアイルトン・セナのMP4/8。時代はいまだウィリアムズ王朝で、唯一の対抗馬のセナのマシンが非力なエンジンじゃシーズンは開幕前から決まったようなものという下馬評をものともせず、終わってみれば年間5勝もあげてしまった意外と走ったクルマ。パワーはあるがクソ重たいホンダエンジンと決別したことで、MP4シリーズ8世代で初めてシャシー性能がエンジン性能を上回ったトータルパッケージに優れたマシンに仕上がったのは皮肉なハナシだ。去年までの普遍的な空力デバイスであるサイドポンツーン前縁開口部のバージボード(あさのまさひこは対プロスト用リアクティブアーマーっつってたっけか)ともかくそれを初めて採用したマシンでもある。キットは例によって世界発売を睨んでタバコロゴなし仕様。この当時の開催国でタバコ禁止は英仏独の3カ国で欧州GPの名目で英開催が2度あったから3カ国4グランプリ。このうちドイツはいつもどおりのバーコードロゴで参戦。残りイギリス、フランス、欧州(ドニントン開催)がマクラーレンロゴだが、リアウィングのロゴに赤い“ちょん”が入ってないのは欧州GPのみ。こっちから写したほうがよくわかるな。 そうなのである。あの豪雨のオープニングラップで神がかり的奪取をみせたドニントン仕様車である。ならば、やっぱりレインタイヤで出して欲しかったよな。な~んて、当時は日本じゃマイノリティなプロスト派だったもんで、今となっちゃあ懐かしい想い出だが、あの快走にはたいそう苦々しく思ったものだよ(笑)これでまた、どシロートのミーハーセナファンがしゃしゃり出てきやがるなって感じで。制作は、いつもどおり内装オミットのプロポーションモデル。白を缶スプレーして、マルボロレッドはなんとオールデカール貼り!それからモデラーズのスーパークリアをコート。デカールのヒビ割れが恐いんでごく控え目に(そいじゃオーバーコートじゃねーし)つくづく眺めてみると、ノーズやフロントウィングの裏まで気合入れて塗ってんだ。すごいな~オレ(ちったぁ見習えや)笑
2009.06.16
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新作ミニカーはないわ、小説は読み始めたばっかだわ、そのホンがなかなか面白いんで結果プラモが遅々として進まないわ。さらに雪崩おこした積どくドンキ状態のあれやこれやを売っぱらう算段のために取捨選択してたりして、ますます趣味に費やす時間が減ってる今日この頃。要するにネタ枯れっちゅーわけで(^^ゞそーゆー時は、過去のものを引っ張り出してきて埋め草的になんとかしよう、と。タミヤ1/20 ベネトン・フォードB192#19 ミハエル・シューマッハ言わずと知れたロリー・バーンのエポックメイキング。1992年の第4戦より投入された黄色いハイノーズは、先駆者ティレルなどよりも太くまるでバナナのよう。実際、出てきたときはなんじゃこりゃ?的視線で見ていたんだが、同僚ブランドルとともに立て続けに表彰台フィニッシュを始めると、カッコよく見えてくるから現金なもんだ(笑)速いクルマは美しい、を地で行くようなハナシだが、シューマッハ生涯91勝の第一歩を刻んだ記念碑として永遠に記録に残るマシンだ。当時としては斬新なボディシェイプを、思わずウマイ!と唸る様な見事なパーツ割りで再現する設計は、さすが世界のタミヤ。というか、この秀作を経てさらにワンランクレベルが上がったとゆーか。このころが会社として商売として、一番油が乗ってたんじゃねーかなあ、タミヤは。そんな秀作だとゆーのに、制作のほうはいつものオレスタンダードでエンジン再現カウル着脱はまるっきりオミット。その労力をひたすらボディフィニッシュにまわすというスタジオ27的アプローチ。とはいえ、当時はエアブラシなんて高級品は持ってなくて、ひたすら缶スプレー。デカールでグリーンの部分は再現出来るのに、デカールを型紙にしてそこも缶スプレー。作る側の意欲もある意味ピークだったかもな、出来上がりを最近のと比べてみるとさ。今一度、そーゆー感覚を思い出さないとアカンね(^^ゞ
2009.06.12
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デカール貼って出来上がり、である。F1史の中で、ヘタすると一番有名な、特に76富士第一次ブーム直撃世代には強烈な印象を残したであろう珍車。現代まで脈々と続くタミヤ1/20F1のシリーズ1作目でもある。 タミヤ1/20 ティレル・フォードP34#4 パトリック・デュパイエ1977年Rd.4モナコGP予選8位/決勝リタイアマシンを速く走らせるイコール空気抵抗の減少って理屈はしごく正しいんだがその方法論が、妙な方向にねじくれちゃったP34。ドラッグ減少のためにフロントタイヤを小径にして、それをティレル003で実績のあるスポーツカーノーズの陰に収めて、フロントの接地面積減少した分は、タイヤの個数を倍にして対応しようというコンセプトだけど、リアのタイヤサイズをそのままにしてエンジンも剥き出し状態なんて、すでにコンセプトは破綻してるよな(笑)2年目のP34/2でようやくフルカウルを実装したけど、それはそれで重量過多となってスピードアップを阻害するという本末転倒。結局、P34が成功を収めたのは空気抵抗減少によるスピードアップなんかじゃなくて6輪にしたことによるブレーキ性向上で、他車よりコーナーで突っ込めるようになったって予想だにしなかった効果の賜物だ。フルカウルでたいした成果のみられない77年は、モナコでは、夢よもう一度でいいシーズンをすごした前年型を持ち出したりした。大口スポンサーを手にして、暗いティレルブルー一色の地味なカラーリングから一変、モナコに相応しい華やかなカラーリングになった。戦績は前年とは大違いの低空飛行だが、ことカラーリングは77年に軍配をあげちゃうね。実際、大昔からあったP34のキットだけれど、作ってみんべと思い立ったのは77年カラーとして再販されたからに他ならない。やぁっぱレーシングマシンは派手カラーじゃないとね!と、いいつつも。。。正直、この狂ったバランスのP34、好きじゃなかったんだよね。 なんたってこんなカタチだ。個性は認めるが、お世辞にもカッチョいいとは言えんだろ?空力意識してフロントをこんなにするなら、リアにもちったぁ気を使えっての(笑)けど、不思議なもんで、今のF1キットと違って組み易さ優先の省略がないから仮組みしてパーツ同士の調子みたりして、いつもより手間かけて作ったからかこうして出来上がってみると、思い入れは深いな。 模型的にも見せ場多いし(^^)
2009.04.18
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リアルのF1界じゃ、開幕前からあれこれモメてたディフューザー問題にケリがついた。好調ブラウン、トヨタ、ウィリアムズにはお咎めなし、だそーで。となれば金と力のある大手チームは、中国はムリとしてもその後のヨーロッパラウンドからはこぞって2段ディフューザーがお目見えってことだ。となればブラウンは、開幕2戦のリザルトこそ残るものの、中盤戦以降は地力にまさるメーカー系に飲み込まれるの可能性もあるから、合法判定は結構痛し痒しなのかも。とはいえ、レギュレーションの裏の裏まで読みきり、重箱の隅をつつくようなアイデアで最大限の効果を引き出せたのは、さすがロス・ブラウンの面目躍如ってことか。なにせ、決まりは破られるためにあるんだからな。その掟破りの元祖にして代表格。カタチが見えてこない間は、どーにも進捗がズレズレだったんだが立体的に組みあがり始めると、テンションもあがって一気呵成。アッちゅー間に出来上がり、残すはデカール貼りのみ、と(^^)シャシーエンドに剥き出しのDFVが時代を感じさせるよなー。ティレルブルー一色の地味~な前年76年型よりも白が加わって華やかでいいねぇ。明日にはデカール貼って、もうちっとばかし派手派手にして完成だな。
2009.04.15
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F1史に珍車迷車は数あれど、一度みたら二度と忘れぬ強烈なスタイルでナンバーワンの誉高きかの6輪車。規格外のスタイリングゆえ、慣れ親しんだタミヤスタンダードとは勝手が違って3歩進んで2歩下がる亀の歩みでようやくカタチになり始めたP34。 アンダートレイにすべてのパーツを乗っけく近年のタミヤキットとは趣を異にする、実車を組んでる感覚を楽しめるリアルモデリングはその実若干のスキルを必要とするのも事実。いつものようにパーツを切り出して貼るだけじゃ、6輪接地もままならぬ困ったちゃんキットでもある。リニューアル再販されたとはいえ、元をただせばン十年前のキットだ。組み上げること自体がステータスになりえた時代のプラモデルだからしゃあない。パーツ分割だって、今の目でみりゃヒジョーにハテナ?である。旧キットになんらかのウリを入れ込んで再販するのは、そりゃあ新規に金型起こしてゼロから生産するのとは比べ物にならないくらい安価で、儲けも多いのはわかるけど今は存在しないチームのマシンなら、多額のロイヤリティも発生しないんだろうしまんままるごと新規の最新キットとして作ってみたいよな。ましてや、タミヤ本社にゃ実車がドデンと鎮座ましましてるんだからさー。組み立てにスキルがいるとかパーツ精度云々とかって前に、金型経年劣化からくる型ズレや型合わせ部のバリがひどくて、そいつらを整形するのが一苦労なんだよね。
2009.04.14
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懐かしいね、新井素子の「グリーン・レクイエム」今、読んでるのがおしまいになると、本在庫が尽きるから、また買うべかな、新井素子。アマゾンで格安中古が出回ってるし。とゆーマクラとはまるっきり縁がない、今日のグリーン・レクイエムは意味そのものブリティッシュグリーンの鎮魂歌、とゆーこと。こないだのロータス25に絡めて出すつもりが、とんでもなく大遅刻だ(^^ゞタミヤ1/20 ロータス・フォード102D#12 ジョニー・ハーバートアクティブサス、トラクションコントロールなどハイテク元年の1992年。すでに資金難に傾きかけてたチーム・ロータスには、そんなの関係ねえ!といわんばかりにまるっきりパッシブのウルトラローテクマシンを持ち込んだ。新車が出来るまでのツナギのマシンとはいえ、実質3年落ちのシャシーだ。時はバブルの末期、日本のテクニカルサポートメーカーのロゴ満載で、ボディカラーだけは前年のホワイトカラー(元祖ブラウンGPだな)から脱却し、チーム・ロータス伝統のブリティッシュグリーン&イエローが復活したものの、シーズン展望はまったく暗かった。が、シーズン初期は強豪チームも、新車ゆえの初期トラブルが発生したり、移籍ドライバーの習熟不足だったりで、B級チームでもポイントを取るチャンスはあったりする。ローテク3年落ち中古の102Dも思いのほかよく走り、デビュー戦キャラミでは幸先よくハーバートが予選10番手からスタートし6位入賞。第5戦から新車107にスイッチしても勢いは落ちず、表彰台は届かぬものの入賞を繰り返し終わってみれば望外のランキング5位。(ポイントの大多数は相棒ハッキネンの手になるものだけど)F3000時代のクラッシュによる足の怪我で、落第生の烙印を押されたジョニーBグッドことジョニー・ハーバートも晴れてグレートドライバーの仲間入り。母国で優勝するまでになるが、それはもう少し先の話。そして勢いを取り戻したかにみえたロータスも、バブル崩壊で潮が引くように日本メーカーがスポンサーから撤退し、2年後には伝統ある長い歴史に終止符をうつことになる(T_T)タミヤの102は、レーステクノロジー的になんの取りえもない地味なマシンながら、ことプラモデルという工業製品としては、カウルの合いもパチピタで至極優秀な商品。その流れを組む102Dも当然、プラモデルとしては優秀。色分けの難しいボディカラーはほぼすべてをデカールで再現できる。緑の占有面積が広いが、実はボディの下地はイエローで、グリーン部をデカール再現する構成だ。とはいえ二次元的な面構成なので、さほど苦労なく貼り付けられる。唯一の問題は、通常商品のように1台で2人のドライバー仕様を選ぶことが出来ない。今では考えられない、ハーバート車・ハッキネン車が別個の商品としてそれぞれ発売されていた。しかも限定商品だったために、発売当時でも入手には気を使わなければばらなかった。そこを除けば、非常に見映えのするいいプラモだったね(超再販希望!)んで、今はこいつの心臓フォードHBのご先祖様を作ってる。 エンジンをはじめ中身のアンコは無視するのがオレ的F1モデリングなんだが、エンジン剥き出しのマシンなんでしゃあないのよ。古いキットを無理矢理、今のフォーマットにして出してきたマシンなんで、パパッと一筋縄ではなかなか作れん。ま、ぼちぼちとね(^^)
2009.04.07
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GTO。つってもデザイン優先でショックのアタマがボンネットから飛び出してるよーな超フロントヘビーな不細工クーペじゃなくて、ましてやグレート・ティーチャー・オニヅカであるはずもなく、奇才ジョン・バーナードが設立したギルフォード・テクニカル・オフィス、略してGTOだ。F1界にゃ、ゴードン・マーレーはじめ多くの奇才天才(奇人変人ともいう)がいるが、その中でも、ジョン・バーナードはカーボンコンポジットシャシー、コークボトルデザイン、セミオートマ、吊り下げ式フロントウィングなど現行マシンの基礎を築いたデザイナー。そのバーナードデザインの頂点といっても過言じゃないフェラーリはGTOで生まれた。 タミヤ1/20 フェラーリ640#28 ゲルハルト・ベルガー今じゃ、あって当たり前のパドルシフト式セミオートマを初採用したフェラーリ640。登場した時は、こんなん絶対モノにゃなんね、と軽くあしらわれたセミオートマだがいきなり1989年開幕戦でブッチギリの優勝で、俄然注目を浴びるようになったが後が続かず、開幕勝利はマグレか?といわんばかりにリタイアの山。挙句にゃ、イモラでフロントウィングが脱落してタンブレロで衝突炎上して、運が悪けりゃベルガー丸焼きの大惨事を起こした。それでも開発の手は緩めず、後半戦になってようやく戦えるマシンへ成長。ハンガリーでマンセル、ポルトガルでベルガーが勝ち、通算3勝するも前半戦の無得点がたたってランク3位でシーズンを終える。640といえば、開幕優勝、予選12位スタートからの優勝、ピットでのバックギア使用(F1マシンも自力でバックできんだ!と思った瞬間)等々マンセルのパフォーマンスが印象に残ってて、ベルガーのほうはといえばイモラ炎上、開幕から11戦連続リタイア、久々速さをみせたドイツじゃマンセルとやりあって縁石ジャンプでリタイアとかネガティブな印象しか残ってない。優勝もしてるけど、マンセルピット事件に話題が集中しちゃう始末(笑)それでもあえてベルガー仕様に仕立てたのは、単に前にマンセル車作ってるから。(あれもどっかに押し込まれて埋もれてるな、今度探そう)マルボロマークは、このご時世仕方のないところ。ノーズにENIMONTでノーマルボロはシケインでジャンプ!したホッケンハイム仕様ってことになるんだが、実車とは前後ウィング形状が違うし車載カメラ搭載だから、厳密にはどこにもない仕様ってことになる。制作は、いつものように内装無視のプロポーションモデル。640はタミヤにしては珍しくカウルの合いが悪いんで、内装無視が正解かも。問題のフェラーリレッドは白下地>ピンク>モンザレッドで塗ってみた。キットが出た当時は、モデラーズのピンク地にフェラーリレッドスプレーがセオリー。フェラーリレッド缶は持ってるには持ってるが、なんかおっかなくて使えんかったよ(^^ゞけど、モンザレッドでもイメージ崩れてないんじゃないかな。出た当時よりもデカールが透けない仕様に変わっててグッジョブ(≧▽≦)bなので、かえすがえすもマルボロマークが。。。640用のサードパーティデカール探せばすむんだけど、元々は本命641/2のための露払いでしかないんで(笑)あれこれカネかけるのは良しとしないわけ。 640といえば、やっぱこのまるまるっとした有機的なサイドポンツーンだよ。このアングルで眺めるのがいっちゃんいいかも(^^)そんなこんなで、F1参戦60年の歴史の中で唯一のイギリス産フェラーリはしかし、その革新的メカニズムゆえに、成功作とはなり得なかったが、メカニズム云々よりもサイドポンツーンのカバリーノランパンテがアッパーカウルとサイドカウルの間で首切りされてるのが、意外と真の原因だったりして(笑)しかし、いかにラテン系がいいかげんとはいえ、たかが絵ではあるが自軍の旗の首切っちゃう神経がわからんね~(^^ゞ
2009.03.30
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昨日のフェラーリF2001に続いて、またもフェラーリ。ボーダフォンを2ndスポンサーに迎えて、F2001の正常進化なF2002と思いきや、前年の圧勝劇で、この強さならもしかして開幕してしばらくはアドバンテージを保てるかもと思ったかどうか知らんが、帝政第3期の序盤戦を走ったF2001だ。 タミヤ1/20 フェラーリF2001#1 ミハエル・シューマッハタミヤのキットは当然2001年仕様なので、厳密にみたらウィングのサイズ形状とかエンジンや補記類の取りまわしが違うとか、空力パーツのプロファイルが違うとか、いろいろあるだろうけど、パッと見じゃあ区別がつかないからまぁいーや的発想でサードパーティのデカールを追加購入してでっち上げた、なんちゃって02年仕様F2001。どちらかというとミニカーで言うところのショーカーに近いかも知れん。小口のスポンサー(フェデックスとかチクタクとか)が消えて、どどん!とでっかくボーダフォンマークがついて、背中のマルボロやバージボードに白が増えたら派手でいいねえ。制作自体は通常カラーでひととおり悪出ししちゃってるんで、何の問題もなし。ボディサイドのボーダフォンマークが3次元的曲面になかなか馴染まずに、延々とマークソフター攻撃したっけか(笑)そういうところも含めて、こっちのデザインのほうが好きだなあ。
2009.03.25
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一番の大仕事なボディ塗装はとっくに終わってるのになかなか進捗しない640。原因はあれだ、WBC。ガキの頃から見慣れてるスポーツだからか、サッカーよりなんとかなりそうな力があるからか、実況してるとやっぱ見ちゃうよなぁ。しかも、あんな展開だから、640を広げてはみたものの、まったく手が動かず画面に釘づけである。しかし、見てるだけでもあの拙攻の連続にゃ胃のあたりがギリギリするんだから統括してる監督の胃たるやマジに穴が空くんじゃね?と要らん心配しちまうな。そんなわけだから、640はラジエーター塗装してモノコックとアンダートレイをくっつけて今日のところは時間切れで、その代わりといっちゃあ何だが、とっくの昔に終わらせたマシンで穴埋め。 タミヤ1/20 フェラーリF2001#1 ミハエル・シューマッハその名のとおり2001年を圧勝したシューマッハフェラーリ。マシン名が西暦表示になってから、末尾が奇数のマシンはハズレってのがミレニアムフェラーリの常識だが、それでも11ポール9勝3ファステストは立派なもんだ。つか、いつの時代だってこんだけ勝ちゃあ文句のでるレベルじゃないんだがここの兄弟にはF2002、F2004ってバケモンがいるからね(笑)どんな初心者でも、マシン愛さえあればさほどのスキルも要らず完成できるのがタミヤスタンダードだが、ボディ造形が複雑な面構成をとり始めた時代のマシンを再現するには、目立つところでパーツを貼りあわせるのも仕方のないところか。パテ埋め、表面処理など若干のスキルが必要なので初心者にはハードルが高いかも。 オールドF1以外は内装再現を無視するオレスタンダードを貫いてるが珍しくバッチリ内装作ってるのは、やっぱあれ、マシン愛よ(笑)キットは欧州タバコ規制にあわせてマルボロロゴなしなんで、わざわざサードパーティのデカール買って使ってるくらいだからね、気合いれて作ってたなあ~。
2009.03.24
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都内はアホくさいイベントで交通規制の嵐だし、予報どおり昼すぎからは天気が嵐だし八方ふさがりのこんな日は、ひとつ気合を入れて塗装するべってなわけで、シュバシュバとエアブラシ。みんなが待ち望んでたフジミの超話題作641/2があるところに、あえてタミヤの640。ざっくり言ってどちらも作り方に大きな違いはないんで、つまるところ641/2のための習作としての制作である。なんたって640の値段、641/2の半分だからねえ。といっても、組み立てはたいした問題じゃなくて、確認したいのはフェラーリの赤。ひと口に赤ったっていささか広うござんす。クレオスのラッカー系だけでも、生赤、モンザレッド、シャインレッド、スーパーイタリアンレッド、ハーマンレッドと5色もある。フェラーリの赤には若干蛍光色が入ってるんで、光の具合で色味が変わるから結局、正解はなくて自分のイメージがどこかってことになる。ショップのおっちゃんといろいろ話しして、ピンク下地にモンザレッドに決定した次第。結構イメージどおりでマル。この時代のF1マシンについては、餡子を省略する省エネモデリングを身上としてるんであとはサスや羽根なんかをサクっとやっつけちゃおう。
2009.03.22
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2月は商売の閑散期とよくいうが、個人的には3月もグッとくるアイテムがない閑散期なミニカー市場。せいぜいが、月末予定のNSX(ARTA)くらいでさ。(いや、もうR35は買わねいよ)笑とゆーことは、つまり更新ネタが少ないっつーわけで、そんなときはプラモのほうでネタつくるっきゃないんだが、こっちはこっちでそんなにパカパカ完成するわきゃない。いきおい、前に作ったもんを含めの展開になるんだが、経年劣化で枯れ果てる前に画像にしとくのも、それはそれで意義がある。 タミヤ1/20 レイトンハウス・ジャッドCG901B#16 イヴァン・カペリコンストラクターの老舗マーチのいちスポンサーだったレイトンハウスがバブル景気に後押しされて、チームを買い取りにわかオーナーとなった2年目。あの当時は、どこの会社でもなにかしら買いたがったんだよ。ゴッホの絵とか摩天楼とかな。そんな了見でカネを出すから、オーナーになる意義も責任も理解せずに結局、会社が左前になったら、さっさとほっぽり出してオシマイ、と。しかしオーナーはサルでも、このチームにはのちに磨かれて至宝とまでいわれるデザイナーの原石が在籍してた。空力の奇才エイドリアン・ニューエイ。出世作にして稀代の名機の誉高いウィリアムズのFW14系の出発点が、このCG901Bだと思うんだよね。低いシルエットのサイドポンツーン、コックピットの開口部形状、そこからノーズへ繋がるラインなどは、FW14系にも面影が残ってる。 ただ、責めすぎた空力は、マシンの素姓を非常にナーバスにして、ほんの少しの姿勢変化にも過剰に反応するドライバビリティの欠如を生んだ。FW14系の成功は、路面の凹凸に関わらずマシンハイトを一定に維持できるアクティブサスあって初めて性能を発揮できたわけで、アクティブを失ったFW16がセナの腕をもってしても御しがたかったのは周知の事実。アクティブのアの字もないCG901では、路面の悪いブラジル、メキシコではまったくお話にならず、あえなく予選落ち。逆に、舗装しなおしたばかりのポールリカールでは、空力がまんまと図にあたりタイヤ無交換作戦もあって、45周にわたり堂々の1-2ランデブー走行。結局は、後続を抑えていた僚友グージェルミンの脱落もあり、プロストに抜かれて2位表彰台に終わるが、カペリは初ポディウムで号泣してたっけな。CG901Bの「CG」は、前年事故死したカペリのマネージャーだったチェザーレ・ガルバルディの頭文字であり、彼を想っての涙だったかも知れんな。そんな浮き沈みのチョー激しいマシンをタミヤがキット化するって聞いた時は驚いたが、確か、ホビーショーの隠し玉(当日現地発表)だったんだよな。そんなマシンでもキット化しちゃうタミヤも、やはりバブルだったんだな(笑)いまじゃ、絶対ありえへんもん。発売当時、今からおよそ20年前に作ったCG901Bは、缶スプレー(コーラルブルー)一色にオールデカール仕上げ。だもんで、デカールがちょっと変色しちゃってんだ。80年代後期のマシンは、俺スタンダードでエンジン等のメカ再現は完全オミットのプロポーションモデルとして制作。こうしてみると、塗装機器だけは缶スプレーからエアブラシに進化したけど、出来に関しちゃ、当時から大して進化してねーなあ(^^ゞもっと精進せねばなー。
2009.03.16
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ホンダの葉巻F1が出来て、さてお次は・・・実のところ参考資料がまだ手元に届いてないもんだからおあずけ状態でもあるしホンダも完成!っていいながらも、未だにちょこちょこ手を入れてるところなんで過去に作ったヤツでお茶を濁そう(笑)タミヤ1/20 ブラバムBMW BT50#2 リカルド・パトレーゼ今の、誰でもお手軽、組説どおりにやってきゃ見本どおりのマシンが作れるタミヤとはちょっと違って、再現出来るパーツはなるべく別パーツで再現しよう的コンセプトで設計販売されてた時代のF1プラモ。多分、この先のマシンも含めてオールタイムで一番カッチョいいカラーリングだと思うブラバムのなかでも、BMW直列4気筒(!)ターボエンジンを積んだBT50。チャンピオン・ピケじゃなくて鉄人パトレーゼなのは、好き嫌いご贔屓の問題。 白地に濃紺ボディの中身はこんな感じ。軽量高剛性のカーボンコンポジットなどまったく想定外のアルミハニカムボディ全盛期のマシンゆえ、一枚皮をはがすと全部が銀色。最近(フラットボトム環境以降)のマシンだと内装はオミットしちゃいがちなんだがこの時代以前のマシンだと、一丁やったるか!的気分でテンションあがっちゃうのはなんでだろ~♪
2009.03.13
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ボディさえ仕上がれば、あとのヤマ場はリムの塗りわけが必要なホイールだけだよん♪塗りわけっつーよりもマスキングがヒジョーにめんどいってことなんだけどそこら辺もロータス25でノウハウ仕込んだんで、わりとサクっと乗りきって胸突き八丁登りきれば、あとは転げるように駆け降りて一気に完成\(^^)/ タミヤ1/20 ホンダRA272#11 リッチー・ギンサーF1初挑戦第1期ホンダの白眉、1965年F1世界選手権第10戦メキシコGPを2時間8分で駆け抜けて初優勝を記録したRA272。横置き1.5リッターV12エンジン(しかしテンゴで12気筒って。。。)を背負って予選3位からスタートダッシュでロータスのクラーク、ブラバムのガーニーをぶち抜いて、以降一度もトップを譲らずに堂々のトップチェッカー。タバコマネー参入前のアイボリーホワイト地に日の丸1個のシンプルデザインがいいねえ。それは、たとえ大スポンサーがなくとも、充分に戦っていける古き良き時代の証左なんだが、今のマシンも、年に1戦くらいはナショナルカラーで走ってもいーんじゃね?なんて思ったよ。 ノーズカウルとエンジンカウルを外してみるとこんな感じ。いつの時代もストレスフリーな設計で、特別なスキルがなくたって、それとなく形になっちゃうタミヤのプラモだが、このノーズカウルの着脱に関してはカウルのツメ先端とボディ側の受けを部分的に削らないとあかん。嵌めこんだら二度と外さないってんなら、キットのままで無理矢理押し込みゃいーけどスムースに着脱させるにゃ、削らなきゃダメ。それ以外はなんの突っ込みどころのない好キット。 アニキ格の前年マシンRA271(エブロ)と。RA271に比べるとボディワーク、特にエンジンまわりのパネル処理が洗練されてどちらかというと女性的なフォルムになってるRA272。こうして2台並べてみると、なんとなく272が優勝して271がダメだったのがわかる気がする(ホント、なんとなく、なんだけど)出来ればイタリアはモンツァで2勝目を記録したRA273も一緒に並べたいよね。元々1/12キットがあるんだからそれをダウンサイジングして、チャチャっと発売してくれないかなー?
2009.03.12
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エンジンは割りとサクサク組みあがったんだけど、シャシー制作に意外と手間取ってようやくF1マシンらしくなったホンダRA272。手間取ったのはひとえに、凝った作りのボディシェルに起因する。ロータス25みたいにボディのド真ん中で上下に割れば、メンテナンス上だって楽であるはずなのに、なんで一体成型しちゃうかねー? このために、コックピットをバスタブ式に組み立てておいて、ボディシェルを横方向に強引に拡げなからハメ込むんだが、コックピットサイドパネルとボディシェルが干渉しちゃって、アンダーパネルとツラいちに組めない。だもんで、アタリを見ながらサイドパネルとボディシェルをシャカシャカと削るんであるがやりすぎるとヘンに隙間があいちゃうんで、組んで外してを繰り返しながら地道に削る。組み立て易さがウリのタミヤにしちゃ、こんなことは珍しいね。とはいえ、削って削ってうまく収まった時の達成感っつーのもオツなもんだわな(^^)
2009.03.11
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ホンダ青山大本営の撤退発表からこっち、メキシコの富豪が買い取るだのいや買い手はヴァージングループだの、果てはUSF1がその実体だとかあーだーこーだと喧しかった旧HRF1、結局ロス・ブラウンによるMBOで決着。すでに白をベースに黄黒のライン(阪神かよ!)が入ったニューマシンBGP001がメルセデスエンジンを積んでシェイクダウンを敢行。ドライバーは去年と一緒。一時期ウワサされたセナの甥は、新レギュレーションで経験がモノをいうシーズンにはおよびでない(しかも金持ってないし)ってわけでポイ。DTMメルセデスに行くってハナシがあるらしいが、それってロス・ブラウンがある意味バトンよりもバリチェロよりも名のあるスターのセナをくれてやるから、替わりにエンジンちょーだいって交渉した結果かね?しかし、せっかく2年かけて資産価値を落としてタダ同然でチームを手にするはずのこのゴタゴタの仕掛け人ニック・フライは、ホンダ本社の強権発動によってひとりカヤの外ってのが笑えるな。策士策に溺れるってヤツだ。そのマヌケに乾杯ってなわけで(笑)高潔なアイボリーホワイトにピュアスピリットを詰め込んだマシンを作ることにしたわけよ。ホントは、緑色つながりで、プライベーターの誉れアイリッシュグリーンのアイツを予定してたんだけど、こっちのほうが時事性があるからね。 とゆーことで、さすが世界のタミヤ、サクサクっと動力系が完成。珠玉の1.5リッターV12エンジン。しかしカローラ程度のクルマに横置きV12って。。。笑今のミニバンホンダにこそ、こういう発想が必要なんじゃね?
2009.03.07
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週アタマには9割9分完成してたのに、A型優柔不断でなかなか完了しなかったいにしえの葉巻型F1。 タミヤ1/20 ロータス・クライマックス25#8 ジム・クラーク元祖フライングスコット、不世出の天才ジム・クラークの初戴冠マシン。ゼッケン8にエア抜き付き風防は、1963年第9戦メキシコGP出場車で高地エルマノス・ロドリゲス・サーキットを、PPスタートから一度もトップを譲ることなしに、2位を1分40秒近く引き離してのブッチギリ優勝。FLも記録したフライングスコット劇場の立役者。ロータス25がぶいぶい言わせてた60年代は、年間参戦義務もないことから、ゼッケンが固定化しておらず、エントリー順にナンバーを振り分けたりしてた。ジム・クラーク駆るロータス25のゼッケンも、1963年は1、3、4、6、8、9、18をつけている。さらに、ボディセンターを彩るイエローラインと風防の形状によって絞り込まれて、タミヤのキットは、F1世界選手権に限ればフランス予選の18、イギリス優勝の4、ドイツ2位の3、メキシコ優勝の8、南アフリカ優勝の1が作れることになる。(それ以外に、非選手権のイギリス優勝の4も作れる)制作の参考にした様々な模型サイトでは圧倒的に4号車を再現してて、根が天邪鬼なもんで、そこに右へならえも何だかな~。で、記録を調べてみると63年メキシコがPP、全周回トップ、FLを記録しての完全優勝(いわゆるグランドスラム)だったことがわかって、これにしないテはない、と。逆に、みんななんでこれにしないんだろうね?優勝かリタイアか?ってイメージのあるジム・クラークの強の部分を一番あらわしてるのがグランドスラムなんじゃないかと思うんだけど。生涯グランドスラム8回って、全グランプリドライバーで第1位だ。あのシューマッハは5回、セナ4回。なあんだ大して差じゃないじゃんというなかれ、分母が違う。シューマッハは91勝で5回、タイプが似てると言われたセナも41勝で4回。これに対してクラークは25回の優勝で8回、つまり優勝3回に1回は、誰も手がつけられない異次元の走りだったというわけ。変化球的に、F1出場72戦で優勝25回に比べたった一度きりの2位となったニュルでのドイツ出場車っていうセンもないわけじゃなかったが、ここは、伝説のフライングスコットに敬意を表してグランドスラム達成車をチョイス。タミヤのキットは相変わらず購入者にやさしい設計で、たいしたスキルがなくとも誰でもサクサクっとハマキF1が作れちゃう。 少ない部品点数でも、これだけ内部が再現されてる。しかも、まったくストレスなく組み立てられるのは、ただただスゴイ!唯一の難点は、箱絵を世界選手権イギリスGP優勝車だと思って作ると大きな間違い。シルバーストンのイギリス車再現なら、サイドゼッケン上部と黄色のピンストライプを貼らないこと。非選手権のオールトンパーク優勝車なら、フロントゼッケンの4をまっすぐ貼ること。箱絵は、商品の顔でもあるんだから、ぜひとも修正して欲しいもんだよね。でもまあ、それを差し引いても決してマイナスにはならないほどすんばらしいキット!と断言してしまおう。
2009.03.06
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A型は優柔不断。血液型判断っつか占い全般まったく無視だが、これだけは当ってるな。栄光のジム・クラークとロータス、残るは一体どのグランプリ仕様にする?だけが問題なんだが、これがなかなか決まらない。あれもいいけど、これにするのも意義がある。それは一番無難だが、誰でもやってるのは面白みに欠ける。。。云々(-_-;)と、悩んでたって進まない。一歩でも、いや半歩でも進捗を!とゆーことで、ゼッケンナンバーを除いてデカールを貼ってみた。この時点で、イエローストライプなしの63年フランス予選#18の目はなくなった。残るのは、・イギリス優勝の#4・ドイツ2位の#3・メキシコ優勝の#8・南アフリカ優勝の#1・ベルギー優勝の#23 (1964)と思ってたんだが。。。シルバーストンの#4は、よくよく調べたらアッパーカウル両サイドの細いストライプとチームロータス表記及びゼッケンサークルが貼られてないんじゃん(゚o゚)多分、何らかの事情で急遽アッパーカウルを付け替えて出走したんじゃないか?外箱のイラストにも取説にも「イギリス仕様」って描かれてるのになんだよー!ロータス25作ってる先人達は、イギリスGPだし箱絵にもなってるからフロントゼッケン斜め貼りの4号車を作ってる場合がほとんどだけど、それって間違いじゃん。サイドのゼッケンをちゃんと貼ってある4号車としては、同じイギリスでも非選手権のオールトンパーク優勝車があるけど、それはフロントゼッケン斜め貼りじゃないんだな~。とゆーことで、シルバーストンのイギリス優勝仕様もダメ。さらに64年のベルギー23号車はロータス25Bってことで、リアのアッパーフレームの始点位置が違うから、これもダメ。ってことで、現状から選べるクルマはわずか4つ。ドイツとメキシコと南アフリカと非選手権イギリスのみってことになっちゃったんだが、イギリスは非選手権だしねえ。優勝してるメキシコと南アフリカを比べたら、どう考えてもPPからスタートして全周回トップを譲らずFLも記録してぶっちぎりの優勝(いわゆるグランドスラム)したメキシコに分があるんだけど、フロントの文字角度がイマイチ不明確なんだよね、これ。ドイツの3号車は、グランプリ72戦で25勝、勝率34.7%のクラークにして生涯たった一度だけの2位入賞したグランプリ。これはこれで意義のあるものなんだけど、といっても2位だしねぇ。。。とゆーことで、決定打がない。であるならば。いっそ#4も#8も#3も#18も全部作っちゃえばいいのか!(まさに優柔不断の権化)笑
2009.03.03
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未だにゼッケンが決められないロータス25。(さすがA型、優柔不断の権化だな)なんだかんだとネットで資料漁りをしてたら、今度はホイールの色が気になりだして。取説の指定は単なるイエローだったから、そのとおりに塗ったんだがどうもレースシーンのカラー写真を見てみると、もっと黄色が深いってゆーか濃いんだな。正直、実車の色がどうなのかはナマで見てみるしかないんだが、今どーこー出来る話じゃなし、指定どおりの黄色でいいのかもしれないが、当時の写真のイメージを尊重して塗りなおし。と、決めたはいーけど、このクルマのホイールはリムがシルバーのツートンカラーで、マスキングがえらい面倒なんだよねー。はっきり言って、他のどの工程よりも面倒臭い。でも、気になっちゃったんだから仕方がないんだよ(笑) とゆーことで、塗りなおしたのがこんな色。黄色系は、ガンプラもやってる関係でビミョーな色合いを5種類くらい持ってるんだがパッチテストでキャラクターイエローを選択。私的には、いい感じに仕上がったなあと思うんだが、端から見ればきっとたいして変わんないじゃ~んって感じなんだろうなあ。。。ま、そこはそれ、模型は自己満足の世界だからさ。
2009.02.28
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初雪や二の字二の字のなんとやら。。。ふと外を見ると雨が雪に変わっててびっくらしたこんな日は、集中してプラモ一筋。つい先ほど組み立て完了したんで、一区切りで早速撮影(^^) 組み立ててる間にチョロハゲしたとこのリタッチとか、まだ若干残ってはいるんだがおおよそカタチになったロータス・クライマックス25。いや、何度も言うがホントに面白かったよ、このプラモは。模型やってるってゆーよりも、レーシングカーを組み立ててる感覚が味わえたもんな。残すところはデカール貼り。なんだけど、これがもしかするとこのキット一番の難点かも知らんぞ。デカールにはゼッケン4、18、23があって、18と23を切り離せばすなわちゼッケン1、2、3、8、18、23が選べるようになるんだが、箱絵の影響か殆んどの模型サイトでイギリス優勝4号車か南アフリカ優勝1号車にしてる。そーなると天邪鬼がムクムクとアタマをもたげてきて、人と同じじゃあツマラナイ。で、調べましたよ、あれこれと。それでわかったのは、一見ゼッケンをあれこれ選べる親切設計のようなんだが、風防の形状やリヤカウルの形状、ホイールとの組合せでみると、その実、選択肢は広くないんだよ(-_-;)箱絵のイギリス・南アフリカを除くと、黄色ストライプのないフランス予選18号車(決勝は風防形状違い)、F1人生72戦して一度きりの2位表彰台のドイツ3号車、パーフェクトウィン(PP/優勝/FL記録)のメキシコ8号車、そして翌64年のベルギー優勝の23号車の4タイプだけ。ん~どれにしよーか、とってもとっても悩みどころなのよねん♪(それもまた楽し、だけどね)
2009.02.27
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きっかけは至極単純。先月のレーシングオンの特集。セナよりもプロスト派だったもんで、先代セナ(?)たるジム・クラークにはさほど興味はなかったんだけど、根がミーハーなもんで、記事に影響されて猛烈に古き時代のF1が作りたくなった。ちょうど積んどく在庫にふたつほどハマキF1があったんで、資料的にアドバンテージのあるロータスを組み始めた。 F1史上初のモノコックボディを持つロータス・クライマックス25。空力デバイス全盛の最新マシンからすれば貧祖で、実力も今のF3マシンにも劣るんじゃないかと思える単純ハマキF1であるが、どっこい作ってみると楽しいのよ。タミヤの原点、ホンダF1以来の「実車のように作る」を守って、モノコックに外板貼って、そこにエンジンをもぐりこませてドライブシャフト突っ込んで~みたいな工程が小スケール故の省略も手伝って、決してストレスなくサクっと追体験できる(^^)今まで手をつけなかったのを悔やむくらいの好キットなんだが、商業的にはまるっきりダメだったらしい(゚o゚)タミヤがハセガワやフジミの道(旧車キット化)へ行かないのは、このトラウマゆえらしい。もし、このロータスやホンダが爆発的に売れたら、歴史的に意味のあるあれやこれやがタミヤスタンダードで揃ったかもしれないに。。。今からでも遅くない、ショップで見かけたら買えよー!(とかいーながら、うちのは投げ売り半額セール品だったり。。。)汗
2009.02.26
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予定じゃもっと早くにここに出すはずだったんだが、外装デカールに思いのほか手間取ってようやくアップの運びとなったわけだが、ちょうどミニカーのベネトン・フォードB190をアップした直後だったんで、逆にいいタイミングになったかね? タミヤ1/24 メルセデスCLK-GTR#10 アレッサンドロ・ナニーニ/マルセル・ティーマン/(ベルント・シュナイダー)1997年、前年大人気だったBPRシリーズを、当然のようにFIAがお召し上げになって国際格式のレースに仕立て直してスタートしたFIA-GTの第7戦に組み込まれた鈴鹿1000kmでウィナーとなったメルセデスCLK-GTR#10号車。ベルント・シュナイダーは、もともとD2カラーの#11号車に乗ってたんだが、#11号車リタイアの後、タイトル争いのため規定上1回だけ許されてるチーム内スイッチで#10号車の優勝メンバーに加わった(実際、#10号車をドライブしたかは不明)見た目ど派手で、プラモのパッケージカラーでもあるD2カラー#11号車じゃなく、それとは正反対に地味~なヴァールシュタイナーカラーにしたのは、ひとえにドライバーが悲劇のナニーニで、鈴鹿優勝マシンだったからに他ならない。メルセデスの2ドア・クーペCLKとは名ばかりの、フロントマスクにその意匠の残骸を残すのみのレース専用マシンCLK-GTRは、メルセデスのレーシングサテライトだったAMGによってたったの128日でデッチ上げられた。ボディワーク制作中に併行してエンジン開発を行うために、マクラーレンF1GTRを買ってバラして、強引に6リッターV12エンジンをくっつけて走らせたらしい。(これぞ、元祖マクラーレン・メルセデスってか)そのおかげもあって、このゲルマン気質剥き出しのカッチリしたマシンは11戦中6戦を上げ、デビューイヤーにしてチームとドライバー(シュナイダー)のダブルタイトル獲得。タミヤのキットは、いつものように、なんのストレスも感じずに、仮組みすらやらずにいきなりパーツを切り出してくっつけても何の問題も発生しない、素敵なキット。一番難しかったのは、実はナナメに取り付けるアンテナだったりして(笑)そんなタミヤスタンダードに一点だけ問題があるとすれば、 これだけ必死に色塗って作った中身が完成後ほとんど見えなくなっちゃうこと。リアセクションは、カウルが着脱出来るんでいーんだけど、 フロント部分は、スポンサーデカールまで再現してるのに、完成後はまったく見えない。フロントグリルの隙間から見えないかと、上から下から斜めから見てみたが全然ダメ。 フロントサスやらアーム類なんかも同様。フロントカウルも別パーツ化すればいいのになぁ。 ボディワークとエンジンカウルを別々に塗装したもんで、銀ラメの立ち方が違っちゃってて若干悔いが残るんだわ。次に作る時(あるのか?笑)は、そこらへん気をつけよう。
2009.02.07
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あいや~ヘバったアルヨ。病み上がり一発目にボディ塗装って、やるもんじゃないねー。作業自体は単純エアブラシだから、なにがどうってことじゃないんだがホコリとか、精神的に神経使うから。しかも、黒ほどじゃないにしろ結構色あわせの難しいシルバー。CLKはボディが分かれてるからね、塗料の吹き方で、前と後ろのラメの立ち方なんか変わってきちゃうからなかなかに難しいんだな。とりあえず、ボディフロントとエンジンカウルの塗膜を揃える意味合いで吹く回数を同じにしとこうって決めて吹き始めるんだが、なかなか憶えてらんないよね。結局、塗って乾かし、光に当てて色具合をみて、色味の薄いところめがけて吹いてーを何遍か繰り返して、ようやく出来上がり。 使った塗料は、Mr.カラーのスーパーシルバー。エアブラシ専用塗料だが、キメが細かく明るい色調でよいね。ホイールに塗った定番銀色#8がかなりくすんで見える。明日は、クリアコートでもやって、ボディ関連をお終いにしたいもんだな。
2009.01.29
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週末、ミニカードカン!の影響もあって、さほど根を詰めなかったけどちまちま進捗のメルセデスCLK-GTR。前回からフロント周りとコクピットをやっつけて、シャシーがほぼ出来上がり(^^) インダクションポッドやカムカバーにデカール貼ると気分が3倍高揚!一気にコクピットも塗り分けて完成。2本レバーのシーケンシャルシフトがナニーニ車の証し。右腕切断の後遺症で引き寄せる動作が苦手なナニーニのためにシフトアップ・ダウンとも押し作業でこなせるようにしたもの。こうしてタイヤまでつけて下回りが完成したら、ボディワークを乗っけたくなるのは人情。 や~なんとも背丈が低くてカッチョいいねぇ!しかし、たいしたすり合わせもせずともパチピタで組み合わさるリアカウルはさすが世界のタミヤは伊達じゃない。あとは、ボディ塗装に全力を注ぐのみだが、そこでミスらないようにせにゃあな。
2009.01.20
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正月あけてからこっち、動きのなかったミニカー業界も月半ばともなればチラホラと新入荷が増えてきて、来週あたりにはドカン!が来ると思われ。っても、私的には物欲そそられるモノはあまりなく、平和に過ぎていきそうなんだが。ま、今週末は嵐の前の静けさ、その間にプラモをじゃんじゃか進捗しとかないと。ってなわけで、地味~に進めてますCLK-GTR。銀だ金だメタル系の色ペタペタ塗って組み立てて~の繰り返し。内装のおおよそ8割終了ってとこか?タミヤ1/24 メルセデスCLK-GTRなんかエンジン・駆動系は指定色がみんな混合色。じゃ実際どんな色なのよ?と調べてみてもカラー画像は出てこん。ゆえに、ま~きっとこんなもんじゃろって、混色なしでテキトーに(^^ゞ混色すっとさ、あとでリタッチとか必要になった時に、色あわせが大変で。まぁ、次に使うこと考えてビン一本分とか混色すりゃいいんだろうけど、その「次」があった試しが経験上ないのよね。調べても出てこないってことは、イコール誰も知らないってわけだから雰囲気でいいのよ。あんま黒だ銀だでまとめちゃうと、ひどく地味になるのは目に見えてるんでアイキャッチとして、リアショックのバネを水色(指定は黒)にしてみた。ラジコンなんかのイメージだぁね。あとは、ブレーキキャリパーの赤。このクルマはホイールがBBSのシルバーなんで、キャリパーを指定色(シルバー)で塗っても、なんか面白くないんとちゃう?と思って。組んでみて、ヘンだったら、そこで塗りなおしゃいいハナシだし^^とゆーことなで、仮組み。 なんかね~せっかくペタペタ塗ったのに、殆んど隠れちゃうんだよねー。ま、ラジコンイメージの水色ばねがいいアクセントになってるんで、それでよし、としますか。週末には、フロント側の中身をやっつけて、ボディへ移行したいね。
2009.01.16
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おせちに疲れた胃に優しい七草粥の日もとっくに過ぎたんで、いくらなんでも、そろそろ始動の時だろってことで。マシン仕様も決めたし取説も読み込んだし、とにかく手を出せ!動かせ!だ。 タミヤの1/24シリーズといえば、適度な省略、一体化でパーツ数を減らし、かつパーツ自体の精度も高いので、シロートがいきなり作り出しても丁寧に作業を進めれば何の問題もなく完成するキットだが、このキットは若干その範疇から外れる。駆動系パーツが多く、実車にない位置でパーツを割ってるし、そのパーツの合いも悪く、流し込み接着剤プラス溶きパテだけじゃあハナシにならないくらい段差が出来る。そこで、何年ぶりかでアルテコ瞬着の出番だ。凹モールドを潰さないように慎重に盛りつけてサンドペーパーでひたすら削り、駄目押しにもう一度、今度は溶きパテを塗って削る。写真は、溶きパテ感想待ちの図。でも、こんな中身もタイヤもないハリボテ状態なたたずまいでも、腰の低さ我をはるフェンダー部など、実に破綻なくまとまってると思わん?名作キットの予感(^^)最後までテンション維持して、神経行き届いて作れれば、だけどね(笑)がんばろ。
2009.01.09
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ミニカーがなかなか手に入らないなら、プラモで作っちまえ企画の第3弾のセリカターボ4WD(ST185)タミヤの商品名だとカストロールセリカ、といっても箱や取説の英語併記はセリカGT-FOURで、いったい何が正解なのよ?って話だが、そこはオフィシャルのエントリー名が一番じゃろってことでセリカターボ4WD。(ちなみにGT-FOUR表記になるのは1995年から)天下のタミヤモデリングなんで、何のストレスもなくサクサクと組みあがり手間がかかるのは塗装のみってお手軽さなんだが、最後の最後に大きなワナが。なんと水転写デカールが部分的だが劣化してた(゚o゚)特にルーフ部分の赤と緑のうねうね模様がひどくて、水につけた途端にコナゴナ。だもんで、カストロールセリカのカストロールたる由縁のうねうね模様はまるっきりオミットしてデカール貼るハメに。デカールを元型にして、塗装で仕上げるってテもあったんだけどね、デカール自体は低価格だから別途購入してもいーかってことで、とりあえずはうねうね模様なしで仕上げてみたわけよ。これはこれでいっかなって思わないでもないが。 なんかさぁ、スポンサーがレプソルからカストロールに変わってカラーリングデザインが未定の状態で走る開幕前のオフシーズンテスト仕様とかあるいは、国内ラリーに参戦してるプライベーター仕様って感じ?せっかくだから、ナイトステージ用のライトポッドも試してみました的ショット。 これで試したら、前方は強烈に明るいが、両サイドがイマイチ暗いってことで実戦では、さらにフロントバンパーにコーナーリングライトを追加したんだぜ。なんてね。ウソウソ、完全にオラザク的if解釈よ(笑)デカールをどーするかは別にして、とりあえずこれはこれにて終了。お次は下地をしっかりやらないとシルバー塗装はダメなのにあちこちパテ盛りが必要なのねん、なのがイヤ~な感じのメルセデスCLK-GTRやるっす。
2008.12.28
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CLKをハデハデD2ステッカーの#10号車にしようか?それともナニーニの鈴鹿優勝車にしようか?などと獲らぬ狸の皮算用を夢想してる間にも、ST185セリカはちゃんとやっているのだ。 なんでぃ、前回とアングルがちゃうだけで変わってねえじゃねぇか、と思うなかれ、パッと見はホイールにOZのロゴ、タイヤにミシュランロゴが入ってるだけだが、リア窓を見れば燃タンやロールバーがちょこっと見えるとおり、多分このキット2番目のヤマ場(1番は当然デカール貼り)だろう内装が完成してる。ボディを外すとこんな感じ。 内装の何がヤマ場って、このキットの場合、バスタブ構造にドアパネルとか消火器、燃タン等が一体モールドされてるから、すべて塗りわけにゃならんわけ。しかも元プラがグレーだから、どっこも手抜きできない。ドアパネルなんて面積デカいから筆塗りムリだし、結局マスキングの嵐でかったり~。塗りわけは、取説基本に面倒臭さを一部勝手な思い込みに変換して気分で塗ってるところもある。シート下の消火器なんて指定はシルバーだけど、やっぱ赤じゃん?ってことで赤くしてるしフロアはホントは白黒ツートンなんだが、塗りわけ面倒なんで白一色にしてたり。これで、ちまちま作る部分はほぼ終わったわけで、残る大仕事はボディ。ちゃちゃっと白吹いて、デカールでカストロール模様を入れるんだけど、なんか、白オンリーにスミ入れして小さいロゴをちょっと貼っただけのテストバージョン、ミニカーのカラバリではよくあるけど、そんなプレーンカラーもいいんじゃね?とか思ったりも。嗚呼、CLKもそうだけど、世に悩みの種は尽きないね(大袈裟)笑
2008.12.18
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昨日で文庫を読み終わっちまったんで、さて次は何にしよう?と本屋へ。月末には湾岸や7SEEDSやひぐらし各編とかコミックスドカン!が待っているんで、なるべく安く上げたいところだが、比較的安くて硬質な文章イコール読み進まないということだと、いきおい純文学とか時代物ってことになるが、趣味じゃないんで(笑)バチスタの海堂尊が出てれば文句なし、だったんだが、そうそう希望通りに物事は進まず、結局、「笑う警官」の北海道警シリーズ第2巻にしたよ。でもって、せっかく外に出たんだから、ついでに模型店を覗いてみたらあら、大変!こないだ「ミニカー売ってないなら作っちゃえ」企画の候補にしてて最終的にはST185セリカにしちゃったんだけど、その相手方だったメルセデスCLK-GTRが売れちゃってた。ない、となると気になるのは必然、しかももう10年前のキットだからそうそう置いてある店舗もないだろうってことになれば余計だ。ということで、にわかに模型店巡礼することに。といってもやみくもにってわけじゃなく、前にチラッと積んであるのを目撃したヨドバシにまず行ってみると、大当たり。そそくさ買ってかえって、中身を確認。D2カラーの#11号車とヴァールシュタイナーカラーの#10号車が作れるね(^^)見た目重視で#11にするか、戦績重視(鈴鹿1000km優勝)で#10にするか、かなり迷うところだねぇ~つか、そういう時間が実は最も楽しいわけなんだけどね。いっそもう一個キット探してどっちも作るか!んで、スポーツウェアのキットも探してワークス3台横並び!なんてやってみるか(笑)まあ、ST185がまだまだかかるし、その間にじっくり考えようじゃないの。
2008.12.17
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ミニカー新入荷ドカン!の不意打ちもなく、12月とは思えぬ陽気のこんな日はひたすら週末モデリングと決め込んでセリカを進捗。陽のあるうちにエアブラシかけて、夜は実録3億円事件(んなタイトルじゃねーな)見ながらチマチマと筆塗りの甲斐あって下回り完成(^^) 適度な省略や一体化でパーツ数を減らし、それでいて「らしく」魅せるタミヤスタンダードな下回り。エンジン下部もフロントデフもタイヤハウスもブレーキディスクもキャリパもショックアブソーバもちゃんと塗ったけど、あれこれ組み立てるとまるで見えねえ。いーんだよ、その辺は自己満足だから(笑)表をかえしてみると、とてもラリーカーとは思えぬシャコタンだけどターマックセッティングはこんなもんなんだろうね。しかしまあ、なんとフロントオーバーハングがあるクルマなんだろかね。リアがストンと落ちてるから余計にフロントが目立つのかもしれないけどこんなバランスでよくチャンピオン獲ったよな~(゚o゚)
2008.12.14
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12月は、普通は年末進行で前倒し前倒しな日々の筈なのに納期遅れは多々あっても早まることはまったくないミニカー業界。問屋スジのサイトを見てみても、争奪戦必至の人気商品のアナウンスはゼロ。あれもこれもあるはずなのに。一気にドカン!の気配が濃厚な、嵐の前の静けさが不気味だ。ジタバタしても仕方ない、その日がくるまでは地味に過ごそう。常々ミニカーは一期一会と肝に銘じてるんだが、それでもタイミングや経済的理由でこぼれる砂の如く、手をすり抜けていくものがあるわけで、♪入らぬならば 作ってしまえ ホトトギス♪とばかりに始めたカーモデル作り。ロータスホンダ、アルファ155と来て、さて次は。。。とホビーショップで悩むこと小一時間(笑)あれもこれもと買っていけないアマチュアモデラーゆえの推敲だが、取説を読み解いて製作工程を鑑み、在庫塗料の状況を思い出し、時には実車の走行シーンを思い描いて、これぞ!とゆーキットを決める時間がえらく楽しいのも事実。そうこう妄想の時間を経て選んだキットがこれ。 タミヤ1/24 トヨタセリカターボ4WDタコおじさんことD.オリオール移籍初戦の93年モンテ優勝車。これとペンゾイルニスモGT-RとメルセデスCLK-GTRと三つ巴だったんだけど下地処理が一番楽そうって観点でセリカに決定。すでにチマチマ始めてるんだが、ボディシャシー共々ほぼ白一色のクルマなのに何故にシャシーの地色がグレー?ガンプラじゃあるまいしカーモデルを塗装しないヤツなんかひとりもいないんだから全部ホワイト地のほうが楽でいーのにさぁ。とゆーことで、しばらくはベースホワイト塗りに徹するか。。。
2008.12.13
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完売店続出ミニカー、hpi製アルファロメオ155V6TIイェーガーマイスター。どうしても手に入らぬなら作ってしまえ!な企画。(定価や欧州逆輸入プレミア価格でなら買えるけど、あくまで割引き購入を貫くから)まず最初にキットありき?が難関。なにせ随分と前に発売されて現在は絶版状態なのだが、世間は広く名古屋のショップに在庫があり、めでたく通販。デカールの劣化も気にはなったんだが、ダメだったらパーツ請求するとか、本体のほうを適当に色替えしてホモロゲバージョンにデッチアップするとか、市販デカールをこれまた通販で探すとかすりゃりゃいいねってことで、まずはキットを確保、を第一優先。実際、デカール大丈夫だったわけで、チマチマ作ること2週間あまり。ようやく完成^^ タミヤ1/24 イェーガーマイスターアルファロメオV6TI#27 ミハエル・バルテルズハッキネンの同僚としてロータスでF1をやるも全戦予選落ちの憂き目に会いわずか1年でシートを失ったバルテルズのドライブするイェーガーマイスター。ドライバーの人気・実力はなくともオレンジカラーのマシンはいつの時代もファンに恵まれるのが不思議(バルテルズの’94年間ランク15位はアルファロメオ勢でドンケツ)キットは、世界のタミヤスタンダード。適度なパーツ省略一体化によってイージーアッセンブルを実現。ゆっくり作ればどこの誰でも実車の雰囲気そのままの卓上モデルが組みあがる。 着脱可能なエンジンフードを外してみれば、簡素だが必要充分のエンジンが拝める。特徴的なリアの4本だしエキゾーストやアルミ遮熱板も健在。 いや、じつにカクカクしていてかっちょいい(^^)そして1/43の密度感が薄れたかわりにドン!という感じの迫力、押しの強さがいい。ちょっと製作記事っぽく書くと・まるっきりの素組み。・塗装はすべてGSIクレオスラッカー系。・ボディ、シャシーはエアブラシ、エンジンやブラックアウトのサッシは筆塗り。・ボディはオレンジ、サイドスカート・リアウィングなどの黒部分はジャーマングレイ。・アンテナは伸ばしランナー。・デカール貼り付け後、モデリングワックスでツヤだし。・クリアー吹き研ぎ出しはせず。こんなところかな。とにかく、取説に忠実に色塗ってサラサラ系接着剤で止めていけば出来上がるわけでキット2000円は安いものだよ。きょうび外に出掛けたって、2週間を2000円じゃ過ごせないだろ?それ考えると経済的な道楽だよな、プラモは。ただ、今回は最後の最後にオチがついて。それはモデリングワックスを買いに行った先でのこと。そこは模型だけじゃなくミニカーもフィギュアも扱ってる総合ホビーショップなんだがなんかワックスを手にレジに行くと、脇の新製品コーナーに、見慣れたオレンジ色のミニカーが。。。(゚o゚)再販かかったのか?と訊ねてみると、単に問屋に奥に眠ってた忘れられてた在庫品らしい。本来、ミニカーが手に入らないという前提から始めたプラモ製作なのに、その本家本元がいきなりいとも簡単に売られてる!ここは意地でも買わない。。。なんて固い意思などなく即決購入(^^ゞ まるで親子鹿だな(笑)最初からミニカーが手に入っていれば、プラモには手を出さなかったかも知れんし制作費用分を別のミニカー代にまわせたかもと思うと少々複雑な気持ちがしないでもないがプラモ自体えらく楽しめたし、結局のところ、これでいいのだ!
2008.12.09
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大人気で完売御礼店が続出のhpiイェーガーマイスター155。手に入らないなら作ってしまおうってことでやってます、地味に。週末、ボディに目一杯エアブラシかけて、2日間乾かしたところで窓サッシュとパネルラインのスミ入れ。これがかなりの神経戦。息止めて面相筆攻撃はどえりゃー疲れた(笑)面倒くさがらずにマスキングしてエアブラシのほうが近道だったかね~(^^ゞけど、そうして苦労した分、すでに出来上がってるシャシーに組んでみるとおぉぉ!いー感じじゃん(^^)さすが世界に冠たるタミヤのプラモ。ここまで仮組みもなく、パーツパーツを別個に作ってエイヤッで組みつけても調整の必要もなく、カッチリ組み合わさるじゃないの。(って、ここまで仮組まないのも問題っちゃあ問題だが。。。)あとは一端バラして、窓だのサイドミラーだのワイパーだのを接着してデカール貼れば出来上がり。 なんかオフシーズンテストカー状態?
2008.12.04
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どういうわけか、いつの時代も大した戦績は残せないのに大人気のイェーガーマイスタースポンサードのオレンジ色のマシン達。今年一番の大ヒット商品hpiアルファロメオでも例外なく、本家アルファコルセのワークスマシンを凌ぐ速さで完売店続出。一歩で遅れたが最後、おいそれとは現物にたどり着けないプレミアカー。だけども、昨今の模型離れでプラモデルのほうは絶版品とはいえまだ入手可能。そんだったら、見果てぬ夢を追いかけるよりチャチャっと作っちまえ!ってことでやりはじめたタミヤのアルファ155イェーガーマイスター。おまんじゅうの餡子のほうが出来上がったよ。 さすが世界のタミヤ。なんのストレスもなく仮組みも不要でカチッと組み立てられる。これってかなり重要で、ヘンに神経使わないで済む分、塗装に力を入れられる。レーシングオンの実車写真片手にペタペタシュパシュパ塗装して(^^)しかし、作ってみたら超フロントヘビー。スッカスカなリアセクションに比べて、この高密度は一体なんでしょね?ホントに重いのよ(笑) このダクトの造形、まるでガンダム(笑) エンジン・補器類も要所を押えて再現されてていー感じ。ここまで来れば、あとはボディをひたすら塗って塗って塗りまくるのみさ~。
2008.11.29
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今年のミニカー界はhpiに席巻された感がある。その中でも出せば完売御礼の大ヒットはアルファロメオ155。過去にミニチャンプスがヒットをカッ飛ばして以来、どのメーカーもあえてそこに踏み込まなかった、いわば空白地帯を攻めたのはあと出しジャンケン大得意のhpiならではの攻撃なんだが、あまりのど真ん中大ヒットは、あれやこれや買い物リストが埋まってて購買を一瞬でも躊躇したりすると、後追いがもう大変で。特にオレンジカラーのイェーガーマイスター。ドライバーも戦績もパッとしないこのマシンが何故か大人気なんだな。戦績重視の買い方からすれば、まずリストの筆頭になるはずもなくショップで見かけたりして機会があったらね的スタンスでいるんだが、一端、完売とか言われちゃうと欲しくなるのが蒐集家のサガ。業といってもいいかもしれない(笑)が、すでにレアコレクションアイテム。ネットショップで手に入らなくもないが、定価販売のうえ送料要ってのがなかなか気に入らん。定番のワークスアルファは押えてあるんだし、そうまでして買わなくてもいいか、と。でも、欲しい気持ちもなかなか消えないんで、苦し紛れの一手。ミニカー高いのは、メイドインチャイナとはいえ加工費運送費関税どかっとかかってからでそこを自分でまかなえば安く済むじゃんってことで、作りますイェーガーマイスター。ヨンパチタイガーIも殆んど決着ついちゃったことだし。 とっくの昔に製造中止になってるが、そこはグローバルネットワークの時代。チャチャっと検索して、名古屋の店舗に在庫ありを見つけて取り寄せた(^^)特にプレミア価格でもなく、ふつーに定価販売だった。ひと昔前なら、キットを探して近所から都内あたりの模型店を駆けずり回ってるところだが(そういうリアルの店舗も年々減少の一途を辿ってるわけだが。。。)ホント、いい時代だよね。
2008.11.23
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先月末からやってたロータス99T完成(^^)ちょうど10日間モデリング。とはいえシャカリキに根詰めてやってたわけじゃ全然ないんで、実質的にはその半分くらいかも。 タミヤ1/20 ロータス・ホンダ99T#12 アイルトン・セナ1987年のランキング3位(ドライバー、コンストラクターとも)バージボードもチムニーダクトもシャークフィンもシャークルーバーもないずんぐりむっくりなボディが懐かしいね。タイヤがちょっとぶつかったくらいじゃ壊れるパーツもなく、なんの問題もなく走れそう。当時最強のホンダエンジンを積みながらチャンピオン争いにイマイチ絡めなかったのは熟成不足のアクティブサスと中嶋のウデのせい。ロータスが先鞭をつけたアクティブサスは、路面からの瞬間々々の入力に対し都度演算し制御するサスペンションじゃなくて、一周走った入力をすべてメモリーしてそれを演算制御するタイプ。しかも各周回でデフォするんじゃなく、演算するのは最初のデータオンリー(゚o゚)オーバーテイクでコースを外れたり、路面状況が変わったりするとまったくの役立たず。こんなもんを積んでなけりゃもっと上位で走れたんじゃないかね。キットは、ホンダV6ターボエンジンも少ないパーツで再現されてるけれど全部オミット。目に見えるところだけ手を加えたお気軽モデリング。といっても、部分塗装だけのガンプラに比べりゃ全面塗装で楽しかったわ。久々プラモ作ったって感じ。ガンプラにはガンプラで、パチピタなパーツを組む楽しみがあるけどね。ここんとこガンプラオンリー10連戦だったから、今は無性にタミヤキットが組みたいね。ヨンパチでマーダーIIIが出たから買おうかな。あれ、フォルム的にはあんま好きじゃないんだけど(マーダーII発売熱望!)ダイキャストシャシーじゃないからいーんだよね。あんま意味ないっしょ?ダイキャストシャシー。そんなのやめて単価下げてよ。じゃなきゃ、いにしえのバンダイヨンパチみたく内部再現とかさあ。単に1/35のサイズダウンで済ますんじゃ勿体ないシリーズだと思うんだけどな。
2008.11.08
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久方振りのタミヤF1、チマチマと進捗してる。ガンプラと違って純粋な(?)プラモデルなんであれやこれやいろいろと下準備するんで、バっと箱あけてみるみる間にサクサク形になるってのとはちょっち違うんだな。いや別にガンプラ否定論者ではないし、実際最新の∞ジャスティスもストックされてるし、来月のGN-0000も再来月のシナンジュも買うつもり満々なんだわ。まあ、オール色プラばっかやってると、時には全面塗装しないと、まるっきりカタチにならないってプラモデルもやりたくなる訳。 見た目にゃ、こないだのに前後ウィング基部がくっついただけの絵なんだが、見えないところで苦労してる(^^)ラジエータのエアアウトレットが実車と違って別パーツになってるんでそこを接着して、あ~パーツを接着するのもガンプラにはないねー(笑)継ぎ目にサラサラ系接着剤を流して、強引に溶かして#600~#2000でヤスリがけして、消えきらない継ぎ目に溶きパテ塗って、も一度#600~#2000でヤスリがけ。なんてな感じで結構地味に努力してるんだな。(そこらへんが多分、今どきの連中にはひどく面倒くさいから、ガンプラ以外のプラモは敬遠されるんだろーな)ここまできたら、あとはウィング翼端板つけてタイヤ作れば、基本的におしまい。週末には終わらせたいね。
2008.10.29
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秋のホビーショーを終えて、ミニカー市場も続々新製品が出てるんだがいまひとつ琴線に触れるものがなくてな。唯一スパークは、あれとかあれとか出してるんだけど、レジンボディってのとステッカー類がデカールだってのがいまいち乗れないし、そのくせして値段も高いし。本年仕様をシーズン終了前に超ソッコーで出してくれるのはありがたいんだけどそんな訳で手を出したことがない。んで、前に買ったもんを引っ張りだして、あーだこーだ文字を埋めてるわけなんだが欲しいもんが売ってないなら、作りゃあいーんだってなわけで、やってます。 タミヤのロータス・ホンダ99T。半年くらい前かね、再販されたの。それもただの再販じゃなくて新規パーツが追加されてる。んだけどさー。その新規パーツ、フロントとリアのウィング翼端板、主に後半戦に使用された大型の翼端板なんだが、これが実に使えねーんだ。なんとなれば、後半戦にはボディフォルムを大幅にシェイプアップされてて基本序盤戦仕様のキットからは大改造が必要(-_-;)セナが勝ったモナコじゃ折衷仕様(フロント大型+リア小型)なんだがこれとて、サイドポンツーンから突出したシュノーケルダクトの位置形状が全然違うし。。。でもまあ、このクルマのハイライトはモナコとデトロイトだけだから、折衷仕様にして、なんちゃってモナコってことにするべか?それとタバコステッカー。当然キットにはついてなくて、LOTUS+ロータスロゴになってる上にグッドイヤーのロゴもない。LOTUSを貼って走ったイギリスもラクダマークは貼られてたからキットのデカールはまるっきりのウソデカールとなる。もちろんグッドイヤー含めラクダさんマークは別売りで入手済みだから関係ないわけなんだが、問題なのは時流にのって、LOTUS+ロータスロゴが結構気に入ってしまってるんだよねーさて、どうしたもんかな?ったく、考証抜きで再販なんかしてくれるなよ。だったら、他の部分例えばエンジン補記類なんかを追加して開幕ブラジル仕様とかやってくれたほうがよっぽどいいのに(-_-;)
2008.10.26
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ユニコーン「パラオ攻略戦」特装版を買いに行った副産物^^アオシマ1/24スプリンター・トレノ(AE86)前期型、のプラモ。もちろんイタ車=イタリアのクルマでは全然ない。頭文字Dでお馴染みの国産トヨタのFR車。前期型ってことは、すでに25年前のクルマなんだな。そんなに経つかね~ちょっとビックリ。しかして、その86トレノがなぜにイタ車かっつーと・・・ こーゆーわけだ。ノーマル白黒パンダトレノに、ド派手な環姉とこのみのイラスト、ToHeart2のロゴ。要するに「イタい車」即ちイタ車っちゅーわけよ(笑)ウチの前のBCNR33にも窓にアスカが貼ってあったけど、あれもイタ車だったのだな(当時、そんな言葉はなかったが)昨年、RX-7(FD3S)with涼宮ハルヒが出たんだけど、ボケっとして買い損なっちゃったんでね。とはいえ、どうしても!ってほど環姉に萌えはないんだが、ま、機会があれば的にアタマの片隅に置いといたんだわ。そいえば、一昨日が発売日だったなあ、などと思いつつクルマコーナーを見てみりゃ、最後の一個みっけ!ってなわけでラッキーにも入手できた。元86トレノユーザーな割には、トレノのプラモは作ってないんだよね、実は。つっても今更どノーマルトレノもキット買ってもねえ、みたいな。だから、こーゆーキットはもってこいなのだよ(^^)ただ冷静に考えれば、この何のヘンテツもない既発売のトレノのキットにToHeart2デカール足したら値段が倍!カルトグラフでもないのに(゚o゚)いい商売だよねー。どう考えてもヨドバシ価格じゃなきゃ買わねーな(^^ゞ
2008.04.27
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ホントなら今日は彼岸中日だから墓参りのはずだったんだが雨降り強風っつーわけで日延べ。傘さして線香もって・・・って、やって出来ないわけじゃないけどこんなこと言っちゃなんだが、かったりーし、それよりなにより雨降りでクルマ出すのがヤなのよ(爆)というわけで、プラモ始めます。在庫数からいったらガンプラをあれこれ進めないとあかんのだが、時間的余裕はたっぷりあるしちょっと力入れて塗装含めで、いまマイブームのF1やっつけようと思って。で、無謀にも ふたつまとめてやっつけちゃおうか、と(^^ゞF1モデルは久々なんで、リハビリ的にフルカウルの99Tでカンを取り戻しながら、本命のP34をって感じで。なにせP34はエンジン駆動系剥き出しだから、99Tみたいにカウルで隠して中身省略ってわけにいかんからさ~がんばんべ!
2008.03.20
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