長く習っているお習字で
ここ最近は
かなの練習をしています。
今月の課題は
西行法師の短歌です。
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霜さゆる庭の木の葉を踏み分けて
月は見るやと訪ふひともがな
(千載和歌集 西行)
<読み方>
しもさゆる
に(二)は(者)のこのはを
ふみ(三)わけ(介)て
月は(者)みるやと
とふ(不)人もが(可)な(那)
<大意>
霜が冴え冴えと降りた庭の、
散り敷いた木の葉を踏み分けて、
今宵の美しい月は見ていますか、
といって尋ねてくる人がいてほしいものだなあ。
*********
この句は
行頭の初句の
『しもさゆる(霜冴ゆる)』という言葉が
とても綺麗だなあと思いました。
そこから続く句を書写していると
夜の冷たい空気まで感じられ、
際立った月の美しさが見えるような気がしてきます。
実は、書写しながら、
こんなふうに
その和歌の中に
心がどんどん入っていく和歌は初めてです。
今の私にとって、
なにか感じられるものがあるのかもしれません。
西行の詠んだ他の和歌を知りたくなりました。
辻邦生『西行花伝』
夢枕獏『宿神』(全4巻)
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ひとつのことがきっかけで
何かに気づき
自分でその世界を広げていきたいと
いつも思っています。
そのことを一言で言うと、
『セレンディピティ』という言葉があてはまるかなと思っています。
ブログ名にもしていますが、
日々とても大切に思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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