長らく取り組んできた50号の作品が、ようやく仕上げの段階にはいった。と云ってもまだ数日はかかるだろう。 普段は無音のなかで筆を執っているが、きょうはレイ・チャールズを流しながらだ。筆を走らせては一時ストップし、離れて眺める。音楽に合わせて腰をふる。ちょいと狂躁的。腰のふりも次第におおきくなる。 これだもの仕事をしているところを人には見せられない。家人だって、まさか深夜にひとりで踊り狂っているなんて、思いもしないだろう。 いいんだ、いいんだ。もう少しで、この作品ともおさらばだ。そしたら次ぎの作品にとりかかれる。 「アンチェイン・マイ・ハート。レト・イト・ミー・ビー(解き放してよ、わたしの心を)」 ただいま午前2時40分過ぎ。あと2時間ほどやろう。腰をふりふり、I'm just a lonely boy---だ。