シルフちゃんさん
>直感とセンス。

たしかにそうかもしれません。頭のなかに前もってある些細なイメージと観念があるにはあるのですが、「とどかぬ日射し」の場合は、不動産広告のなかに建築模型の写真があり、その土台部分を目にした時、この作品をおしすすめるインスピレーションがひらめきました。作品のなかで建物の上部になっているのは、じつは模型の土台部です。逆にして使用しています。そして、同じ形状がほしかったので、グラフィック・ソフトで縦横の比率を変えてプリントし、切り貼りしました。この部分ができあがって、そこから私の観念の具体化が押し進められてゆくわけですが、それはもうセンスの問題にすぎません。主題がセンスにまかせられているということです。つまりは自己確信があるからで、また、即興的なので作品が軽快になるのではないかと思っています。
-----
(Jan 16, 2007 04:46:34 AM)

山田維史の遊卵画廊

山田維史の遊卵画廊

PR

×

Freepage List

☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生


☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生2


☆Tadami Yamada's Paintings 無量寿経シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings「私は美しい」シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings りんご充満空間シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 花のマスクシリーズ


Tadami Yamada's Painting


Tadami Yamada's Painting


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 1


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 1


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 3


☆Tadami Yamada's 小さな絵日記より


☆Tadami Yamada's Still Life:静物画(1)


☆Tadami Yamada's Japanese style:「和」


☆Tadami Yamada's 素描(1)野菜シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(2)貝殻シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(3)はんなりシリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(4)人形シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part3


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part4


☆ディクスン・カーの為のブックカヴァー


part 2  早川書房版


☆Tadami Yamada's Poetry 詩画集「遊卵飛行」


☆Tadami Yamada's Works: ブック・カヴァー選集


☆Tadami Yamada's イギリス・ミステリ傑作選カバー


☆Tadami Yamada's サンリオSF文庫他


☆Tadami Yamada's 光瀬龍、宇能鴻一郎、泡坂妻夫、志水辰夫他カバー


☆Tadami Yamada's ハヤカワ・ノヴェルズ、他


☆Tadami Yamada's 絵のない装丁


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書


☆Tadami Yamada's Illusto., Part1『闇の国の子供』


☆Tadami Yamada's『妖怪博士ジョン・サイレンス』


☆Tadami Yamada's Part3『プラネタリウム』


☆Tadami Yamada's Part4『世の終わりのイヴ』


☆Tadami Yamada's Part5『洪水伝説』他


☆Tadami Yamada's Part6 児童書その他の挿画


☆Tadami Yamada's Part7 『心霊術入門』その他


☆Tadami Yamada's Part8『別冊宝島仕事の本』


☆Tadami Yamada's Part9 初期雑誌挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『ジャンビー』挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『幽霊狩人カーナッキ』


Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


■(13)英語訳論文「ムンクの『叫び』の設計と無意識」


■(14)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(14-2)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(15)英語訳論文『卵形の象徴と図像について』


■(16)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(1)


■(16-2)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(2)


■(17)英語訳論文『モンドリアンの自画像について』


■(18)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(1)


■(18-2)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(2)


■英語訳エッセー『柔らかい建築 Soft Architecture』


■(19-1)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(1)


■(19-2)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(2)


■(20)英語訳論文 『伊勢物語の「梓弓」について』


■(21)英語訳論文『C.G.ユングの風景画をめぐって』


■(22)論文『遠近法の思想と視線の哲学』


☆自画像日記


☆インタヴュー Vol.1


☆インタヴュー Vol.2


☆インタヴューVol.3


☆インタヴューVol.4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュ


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart2


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart3


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart5


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart6


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart7


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart8


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart9


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart10


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart11


★山田芝恵書道展


☆ Tadami Yamada's short story


Death Mask


That Man


The Infancy Lover's Suicide


★Poetry of Tadami Yamada(1)


Poetry of Tadami Yamada(2)


Poetry of Tadami Yamada(3)


Poetry of Tadami Yamada(4)


Poetry of Tadami Yamada(5)


Poetry of Tadami Yamada(6)


Poetry of Tadami Yamada(7)


Tadami Yamada's HAIKU


Tadami Yamada's HAIKU (2)


★山田維史の画集・年鑑


Free Poster (無料ポスター)


Free Poster 2 (無料ポスター)


Free Poster 3 (無料ポスター)


ウクライナ連帯の無料ポスター(1)


ウクライナ連帯の無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(3)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(1)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(4)


共存は美しい


難民の日ポスター


パンを!


撃つな!


DON'T SHOOT !


This is the world


命の尊厳:Sanctity of Life


政治の腐敗


Stop All Wars


核廃絶ポスター


World Now ポスター


✴️Tadami Yamada’s Brief Personal Record


✴️山田維史略歴


Jan 14, 2007
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 我家では7日夕方に門松を取り払った。東京はたいていこの日にそれを行なう。しかし昔は、江戸時代のころもふくめて、今日14日におこなったようだ。地方にはまだ昔ながらに14日に行なうところがあるかもしれない。なぜ7日に繰り上がったか、詳しいことを私は知らないが、もしかすると御用始めや勤務先の正月休みの終了に関連しているかもしれない。
 ところで明けて15日は「小正月」と呼ばれる。小豆粥を食したり、繭玉を飾ったりする。小正月はまた「女正月」と言われる。年末から門松払いまでのおよそ3週間、家の女性たちは働き詰めに働く。その慰労のために、この日は一日ゆっくり休んでもらおうというわけだ。しかし、どうも完全休養ができたかどうか。
 「細腰を柳でたたく十五日」という古い句がある。
 この意味、じつは粥杖と呼ばれた柳の枝で女の腰を叩くと男の子を懐妊するという信仰があった、そのことを指す句である。これ以上のことは述べなくてもお分かりだろう。
 柳と懐妊がなぜ結びついたかは不明ながら、おそらく家産を増やすというイメージがあったにちがいない。この日飾る繭玉というのは、柳の枝に繭の大きさほどの餅や団子をつけ、金紙でつくった模造の小判や稲穂やオカメの面などを結びつけるもの。養蚕家や商家ばかりでなく、一般家庭でも家内繁盛の願いをこめて飾った。東京では昔、神田明神社や亀戸天神、妙義神社の社前で売られていたという。明治時代の市井風俗を描いたものに、マントに鳥打帽をかむった男が繭玉を肩にかついでいる絵がある。
 銀座の柳は有名だが、これも単なる街路樹という以上の意味がこめられていたかもしれない、と私は考える。現在はほんの一部、すなわち柳通りに復活植樹されている。
 また、清酒のことを柳酒もしくは柳樽という。現在でも特別な祝事や結婚式などで、長い胴に長い柄のいわゆる角樽に朱漆をほどこした酒樽をみかけるが、これが柳樽である。酒を贈るかわりに、酒代を贈ることがある。この金を柳代(やなぎしろ)と言った時代があった。
 どうも、柳というのはやはり目出たさ、祝儀と結びついているようだ。後日、もうすこし古い文献などを探索してみるのも面白そうだ。
 ついでながら、卯の木の杖は魔を払うという信仰もあったようだ。昔の俳句に柳杖と卯杖と対で詠まれることがあった。そして唱歌『夏は来ぬ』でおなじみ、「卯の花の匂う垣根に」と歌われるこの垣根、もしかすると家の周りに魔除けのために廻らせたものかもしれない。


 我家へ伝来の由来はともかく、これが排されてしまったのは、私が中学に入ると同時に親許を離れてしまったからのようだ。柳の枝を探しに出かけたり、飾り付けをする者がいなくなってしまったわけである。
 繭玉飾りが取り払われると、紅白の小さな団子は砕いて、油で揚げてアラレにした。揚げ立てに砂糖をまぶして食べるそれは、子供のころの楽しいオヤツだった。

 明日は小豆粥ならぬ小豆善哉でもつくろうか。


kuro
山田維史 《とどかぬ日射し》 コラージュ 2007年1月14日





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jan 15, 2007 04:50:32 PM
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:女正月と柳(01/14)  
ちゃれ3  さん
私の地方山口は11日が鏡開きで、お飾りも11日に外しますが、家によっては今日15日まで飾っています。
15日にどこの神社もお飾りなどを燃やしてくれます。

土地それぞれに、違うんですね。

コラージュ どれもシーンとしてステキですが、
今日の作品が特に好きです。 (Jan 15, 2007 09:15:08 PM)

今日のコラージュは…  
好きです。こ~いうのはやっぱり直感とセンスですね。タイトルが秀逸です。 (Jan 16, 2007 01:46:56 AM)

Re[1]:ちゃれさんへ(01/14)  
AZURE0702  さん
ちゃれ3さん
>私の地方山口は11日が鏡開きで、お飾りも11日に外しますが、家によっては今日15日まで飾っています。
>15日にどこの神社もお飾りなどを燃やしてくれます。

山口はまだ昔ながらの日程が東京より色濃く残っているようですね。お飾りを燃やすことについても、地方によって呼び名がことなるようです。左義長とかドンド焼きとか。単なるイベントと化しているところもあれば、心からの祈りをこめて行なわれるところも。何でもかんでもすぐに平均化・同一化してゆく今の日本に、まだ地方性が見られるのは嬉しいことです。 (Jan 16, 2007 04:27:41 AM)

Re:シルフさんへ(01/14)  
AZURE0702  さん

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Comments

AZURE702 @ Re[1]:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) shiwashiwa1978さんへ  拙作をご覧くださ…
shiwashiwa1978@ Re:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) 素敵です。 作品集は無いのでしょうか。
AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
山田維史@ Re:[言葉の量化]と[数の言葉の量化](08/21) ヒフミヨは天岩戸の祝詞かなさんへ 書き込…
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: