東方見雲録

東方見雲録

2003.04.26
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カテゴリ: 2003
早起きは三文の得、ならいいが、三悶の苦だった。

4時過ぎ、目が覚めてしまった。
外は雨に強風らしい。ベランダで風のうなりが聞こえる。カーテンをあけると雨が吹き込んできたのか、窓は水滴で濡れている。

不安がよぎる。
水元の鯉のぼり、吹っ飛んでるのではないか。
支柱も折れてしまったんじゃないか。
いや、番線が切れかかって、朝、お客さんに迷惑をかけてしまうかも。などと、風のうなりに悶々の時を過ごす。

ネットで天気情報を確認。
東京、千葉東葛方面、強風注意報!


気を紛らわす慰みに、明日用の「クイズラリー」の問題を作成する。
6時すぎだったろうか、風はおさまった。
一気に問題を作り終え、水元の代表者の方に電話をいれる。
「鯉のぼりの点検をお願いします。未明、すごい風だったみたいなので・・・」
用件のみ伝え、職場に向かう。

駅までの途中にある小公園。入り口の園路はサクラの実でびっしり。マッチ棒のようなサクラの実で敷き詰められ、園路は江戸小紋だ。

半分以上は振るい落とされたであろう。風の摘実である。
次は鳥や虫の摘実。無事残った実がいのちをつなぐチャンスを与えられる。
大地に落とした後継も土壌、気温、水分、人為などの環境にさらされ、めでたく大地に根ざせるのは万分の1か。

今日の明け前の嵐、先ずは春から夏にむけての洗礼だ。

昼、水元の事務所に電話。鯉のぼりの具合を聞く。



被害が少なく一安心。明日のイベントは切り抜けられそう。後は、こどもの日に向けてこ入れだ。

帰り朝見た公園には江戸小紋は掃き清められなかった。
脇の歩道に残されるのみだった。

今日の百姓状句
明けの嵐小紋を残し去りにけり




​2022.05.08.イメージ画像追加​





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Last updated  2022.05.08 18:12:05
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